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1日目
射精
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お兄さんは翔をベッドに連れていき、仰向けに寝させた。
翔は抵抗しなかった。
お兄さんは翔の胸に手を乗せた。
「っ…」
くすぐったかったので、顔を横に背けて、声を殺そうとする。
お兄さんは、「顔はこっち」と翔にお兄さんの方を向けさせた。
翔はお兄さんの顔を見る。
先ほどのキスで気持ちいい感覚を知った翔は、またそれを期待した。
すると、その視線を受け取ったのか、お兄さんは翔の口に、ちゅっ、と軽く口づけをした。
すぐ離れた唇に、物足りないと感じた翔をよそに、お兄さんは翔の乳首を親指ですりすりと触り始めた。
翔は変な気持ちがして、お兄さんに
「そ、そんなとこなんで触るの」
と言った。
お兄さんは何も言わずに翔の乳首を舐め始めた。
とてもくすぐったい。
「やめてっ…くすぐったい」
また顔を背けようとすると、お兄さんに止められる。
「いいじゃん、触らせてよ」
お兄さんは今度は、はむはむと乳首を甘噛みする。
翔はむずむずするくすぐったさを我慢できなくて、
「もう、やだっ」
とお兄さんの顔を手で押して離そうとした。
お兄さんはそれを避けて、少し離れて、横にあった液体が入った容器のようなものを取り出した。
翔はそれを何に使うのかわからなかった。
お兄さんはその蓋を外し、何やら液体を手に乗せた。
そしてそのままその手を翔のお尻に当てて塗りつけてきた。
「ひっ」
お尻を使うんだ…。
翔はさっきのキスのせいで、その後のことをすっかり忘れていた。
お兄さんは外でやったみたいに翔のお尻の穴の周りをぐにぐにと押していく。
そして人差し指の先端を、つぷり、と差し込む。
翔はすぐに
「こ、こわい……っ」
と訴えた。
やはり物体が自分の中に入ってくるのは怖い。
しかしお兄さんは「大丈夫だよ」と言ってぬぷ、ぬぷ、と指を挿れてくる。
翔は一人で我慢するしかなかった。
その場にあったまくらを抱きしめ、顔に押し当てて、お尻の中に指が入ってくる感覚に堪える。
お兄さんは翔が顔を隠すのを嫌って、まくらを取り上げた。翔は不安そうな顔をしていた。
お兄さんが一旦手を止めて、翔を安心させるように唇を重ね合わせる。翔はその感覚に安心感を覚えて、とろん、と力を抜いた。翔の唇からは力が抜けて、口はぽかんと開いてしまった。
お兄さんは舌を翔の口の中に入れ込み、翔の舌と絡み合わせた。先程は受け身だった翔も、自分から舌を差し出す。
お兄さんが翔の舌を舐めると、翔もお兄さんの舌を舐め返すようになった。
お兄さんはその翔の頑張りに応えるように、たっぷり唾液を絡めて翔の舌の感覚が麻痺するぐらい、ぐちゅぐちゅと翔の舌をとろけさせてやった。
長いキスが終わると、お兄さんが翔のペニスが大きくなっていることに気づいた。
お兄さんは翔のそのペニスを手で撫でて、
「気持ちよかったんだ?」
と翔に話しかけた。
翔は少し放心していたが、ペニスにお兄さんの手が触れた瞬間にびくっとなり、お兄さんの方を向いた。
自分の性器が大きくなり起ち上がっているのを見る。
翔はびっくりした。
「えっ、え???」
お兄さんはその様子を見て何か気づいたことがあるようで、ペニスを握った手をそのまま上下に動かし、擦ってやる。
「いたいっ!」
刺激が強かったようで翔は叫んだ。
お兄さんがニヤニヤしているのが見えた。
「翔、勃起したのはじめて?」
翔は初めてその言葉を聞いた。
翔の小学校では、五年生の二学期に初めて性教育の授業がある。
今は一学期なので、まだ性知識を授業でちゃんと習っていない状態だった。
「???」
翔は分からなかった。
初めて自分の性器が大きくなり、見たことがないものになっているのに驚いて、自分の手で確かめてどうにかしたい気持ちでいっぱいだった。
いつもより大きくなって、上を向いている性器に恐る恐る触る。
お兄さんは、翔のその手の上から大きい左手を重ねて今度は優しく上下に動かした。
「こうやるんだよ」
翔のペニスがビクビクしている。
お兄さんは、左手をペニスの先端でぐりぐりと動かした。
翔はむずむずした気持ちよさを感じた。
そして一人で自分の手を動かし始めた。
お兄さんは「そうそう」と言って、満足そうに翔を眺めた。
翔は夢中で自分の手を上下に動かしたり、擦ったり、ぐりぐりと回したりして、自分のペニスに刺激を与え、少しずつ自分の気持ちいいところを見つけていった。
お兄さんは翔が夢中になっている様子を見ながら、
「じゃあ、こっちも気持ちよくしようね~」
と言ってお尻の穴にまた指を挿れてくる。
翔はお尻の穴の中に異物感を感じたが、それよりも自分のペニスのことが気になって、気持ちいいところを探し当てるために手を動かし続ける。
「人の前で自分のおちんぽ夢中でごしごしして、
恥ずかしくないのかなぁ??」
お兄さんは右手で翔のお尻の穴を広げながら、暇なのか、翔に話しかけてくる。
翔はふとお兄さんが目の前にいることを思い出して、自分の性器を見るのに夢中だった顔を上げてお兄さんの顔を見上げる。
「かわいいなぁ、いいんだよ?お兄さんが見てても自分の勃起ちんぽ弄るのに夢中になってくれて」
お兄さんがニヤニヤしながら、ちんぽちんぽと下ネタを使いまくるせいで、翔の顔はカッと赤くなった。
しかし顔は赤くなったまま、手は無造作に快楽を求めて動き続ける。
翔は上半身を、支えられなくなってまた仰向けになる。ペニスが見えなくなったが、見えなくても気持ちいいように触る感覚は掴めてきた。
お兄さんはいつのまにか指の二本目を挿入していた。
お兄さんは翔の足を曲げて、翔の腰を少し上げ、お尻の穴が見やすくなるようにした。
そして、お尻の中を二本指でぐりぐりと広げながら、何かを探し当てたのか、ぐいっ、と強く一箇所を押した。
その瞬間翔はがくんっ、と強い気持ちよさを感じるのと同時に、ペニスの奥の方、お腹の下の方から何かが押し出されるような感じがした。
(あ、やばい!おしっこでるっ)
しかし漏れ出したのは白い液体だった。
勃っているペニスの先端が、びくんっ、と震え、白い液体がぴゅっーと飛び出した。
出る瞬間、翔の腰が揺れたせいで、ペニスも左右上下に弾かれるように揺れて、その液体は翔の足とお腹、そしてお尻に指を挿れているお兄さんの手にもかかった。
翔は初めての感覚に、ぶるっとした。
さっきのキスの甘い気持ちよさとは違って、一瞬でかけぬけた強い快感を味わった翔はしばらくその初めての感覚を味わっていた。
翔は抵抗しなかった。
お兄さんは翔の胸に手を乗せた。
「っ…」
くすぐったかったので、顔を横に背けて、声を殺そうとする。
お兄さんは、「顔はこっち」と翔にお兄さんの方を向けさせた。
翔はお兄さんの顔を見る。
先ほどのキスで気持ちいい感覚を知った翔は、またそれを期待した。
すると、その視線を受け取ったのか、お兄さんは翔の口に、ちゅっ、と軽く口づけをした。
すぐ離れた唇に、物足りないと感じた翔をよそに、お兄さんは翔の乳首を親指ですりすりと触り始めた。
翔は変な気持ちがして、お兄さんに
「そ、そんなとこなんで触るの」
と言った。
お兄さんは何も言わずに翔の乳首を舐め始めた。
とてもくすぐったい。
「やめてっ…くすぐったい」
また顔を背けようとすると、お兄さんに止められる。
「いいじゃん、触らせてよ」
お兄さんは今度は、はむはむと乳首を甘噛みする。
翔はむずむずするくすぐったさを我慢できなくて、
「もう、やだっ」
とお兄さんの顔を手で押して離そうとした。
お兄さんはそれを避けて、少し離れて、横にあった液体が入った容器のようなものを取り出した。
翔はそれを何に使うのかわからなかった。
お兄さんはその蓋を外し、何やら液体を手に乗せた。
そしてそのままその手を翔のお尻に当てて塗りつけてきた。
「ひっ」
お尻を使うんだ…。
翔はさっきのキスのせいで、その後のことをすっかり忘れていた。
お兄さんは外でやったみたいに翔のお尻の穴の周りをぐにぐにと押していく。
そして人差し指の先端を、つぷり、と差し込む。
翔はすぐに
「こ、こわい……っ」
と訴えた。
やはり物体が自分の中に入ってくるのは怖い。
しかしお兄さんは「大丈夫だよ」と言ってぬぷ、ぬぷ、と指を挿れてくる。
翔は一人で我慢するしかなかった。
その場にあったまくらを抱きしめ、顔に押し当てて、お尻の中に指が入ってくる感覚に堪える。
お兄さんは翔が顔を隠すのを嫌って、まくらを取り上げた。翔は不安そうな顔をしていた。
お兄さんが一旦手を止めて、翔を安心させるように唇を重ね合わせる。翔はその感覚に安心感を覚えて、とろん、と力を抜いた。翔の唇からは力が抜けて、口はぽかんと開いてしまった。
お兄さんは舌を翔の口の中に入れ込み、翔の舌と絡み合わせた。先程は受け身だった翔も、自分から舌を差し出す。
お兄さんが翔の舌を舐めると、翔もお兄さんの舌を舐め返すようになった。
お兄さんはその翔の頑張りに応えるように、たっぷり唾液を絡めて翔の舌の感覚が麻痺するぐらい、ぐちゅぐちゅと翔の舌をとろけさせてやった。
長いキスが終わると、お兄さんが翔のペニスが大きくなっていることに気づいた。
お兄さんは翔のそのペニスを手で撫でて、
「気持ちよかったんだ?」
と翔に話しかけた。
翔は少し放心していたが、ペニスにお兄さんの手が触れた瞬間にびくっとなり、お兄さんの方を向いた。
自分の性器が大きくなり起ち上がっているのを見る。
翔はびっくりした。
「えっ、え???」
お兄さんはその様子を見て何か気づいたことがあるようで、ペニスを握った手をそのまま上下に動かし、擦ってやる。
「いたいっ!」
刺激が強かったようで翔は叫んだ。
お兄さんがニヤニヤしているのが見えた。
「翔、勃起したのはじめて?」
翔は初めてその言葉を聞いた。
翔の小学校では、五年生の二学期に初めて性教育の授業がある。
今は一学期なので、まだ性知識を授業でちゃんと習っていない状態だった。
「???」
翔は分からなかった。
初めて自分の性器が大きくなり、見たことがないものになっているのに驚いて、自分の手で確かめてどうにかしたい気持ちでいっぱいだった。
いつもより大きくなって、上を向いている性器に恐る恐る触る。
お兄さんは、翔のその手の上から大きい左手を重ねて今度は優しく上下に動かした。
「こうやるんだよ」
翔のペニスがビクビクしている。
お兄さんは、左手をペニスの先端でぐりぐりと動かした。
翔はむずむずした気持ちよさを感じた。
そして一人で自分の手を動かし始めた。
お兄さんは「そうそう」と言って、満足そうに翔を眺めた。
翔は夢中で自分の手を上下に動かしたり、擦ったり、ぐりぐりと回したりして、自分のペニスに刺激を与え、少しずつ自分の気持ちいいところを見つけていった。
お兄さんは翔が夢中になっている様子を見ながら、
「じゃあ、こっちも気持ちよくしようね~」
と言ってお尻の穴にまた指を挿れてくる。
翔はお尻の穴の中に異物感を感じたが、それよりも自分のペニスのことが気になって、気持ちいいところを探し当てるために手を動かし続ける。
「人の前で自分のおちんぽ夢中でごしごしして、
恥ずかしくないのかなぁ??」
お兄さんは右手で翔のお尻の穴を広げながら、暇なのか、翔に話しかけてくる。
翔はふとお兄さんが目の前にいることを思い出して、自分の性器を見るのに夢中だった顔を上げてお兄さんの顔を見上げる。
「かわいいなぁ、いいんだよ?お兄さんが見てても自分の勃起ちんぽ弄るのに夢中になってくれて」
お兄さんがニヤニヤしながら、ちんぽちんぽと下ネタを使いまくるせいで、翔の顔はカッと赤くなった。
しかし顔は赤くなったまま、手は無造作に快楽を求めて動き続ける。
翔は上半身を、支えられなくなってまた仰向けになる。ペニスが見えなくなったが、見えなくても気持ちいいように触る感覚は掴めてきた。
お兄さんはいつのまにか指の二本目を挿入していた。
お兄さんは翔の足を曲げて、翔の腰を少し上げ、お尻の穴が見やすくなるようにした。
そして、お尻の中を二本指でぐりぐりと広げながら、何かを探し当てたのか、ぐいっ、と強く一箇所を押した。
その瞬間翔はがくんっ、と強い気持ちよさを感じるのと同時に、ペニスの奥の方、お腹の下の方から何かが押し出されるような感じがした。
(あ、やばい!おしっこでるっ)
しかし漏れ出したのは白い液体だった。
勃っているペニスの先端が、びくんっ、と震え、白い液体がぴゅっーと飛び出した。
出る瞬間、翔の腰が揺れたせいで、ペニスも左右上下に弾かれるように揺れて、その液体は翔の足とお腹、そしてお尻に指を挿れているお兄さんの手にもかかった。
翔は初めての感覚に、ぶるっとした。
さっきのキスの甘い気持ちよさとは違って、一瞬でかけぬけた強い快感を味わった翔はしばらくその初めての感覚を味わっていた。
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