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1日目
ベッドへ
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デジャブだ。
前に、お風呂場から人が出てきてびっくりして転びそうになったのを支えてもらった時は、前から手を回されたが、今度は後ろからだ。
しかし、今回は前と違って二人ともほぼ真っ裸だ。
お兄さんは腰に小さいタオルを巻いているだけで、翔は逃げる時にバスタオルを風に取られて、本当に丸裸になってしまった。
「ふぅー危なかったぁ!」
お兄さんは翔のお腹を手で抱きしめたまま後ろに引っ張り、そのまま座りこんで膝に翔を乗せた。
こうやって抱えられるのは何度目だろうか…。
「翔は、そんなに外がいいわけ?
まあ、外でもいいけどさ…」
そう言うと、お兄さんは翔の体を少し前に出して翔の頭がお兄さんのお腹に寄っかかるぐらいにした。
下には階段が続いているので、下半身が不安定になってしまい、翔はヒヤッとした。
するとお兄さんは翔のおしりの穴を弄りだした。
指で穴の周りをなぞり始める。
翔は逃げようとした。
しかしお腹に手を回されており、体が不安定な分、その支えがないと下にそのまま転がり落ちてしまいそうで思い切って抵抗出来ない。
おしりの穴は普段、外に晒されない為、初めて感じる外の風にさらりと撫でられ、翔の体は震わせられる。
そこをお兄さんの指がさわさわと動き回る。それがくすぐったい。
指がおしりの中に入りそうで入らない。
翔は少し怖くなった。
知らない感覚をもうこれ以上は知りたくない。
「翔は今、外でおしりの穴丸出しなんだよ。
誰かに見られたら恥ずかしいねー。」
誰もいないことを知ってる上でお兄さんはそう煽ってきた。おしりの穴も、ペニスも丸見えで、誰かに見られる心配は無いはずなのに、翔は居心地が悪く、恥ずかしかった。
「ここでセックスしてもいいけど、興奮しすぎてもしかしたらうっかり翔を落としちゃうかもなぁ」
翔はそれを聞いて、お兄さんに支えられているからバランスを保てているだけの体の状況が心配になった。
ここから落ちたら、痛い。
「ベッドならここより優しくできるんだけどなぁ」
お兄さんは、指で翔のおしりの穴の周りをなぞりながら、にやにやしてそう言ってきた。
翔は誘導されているのが分かったが、このまま逃げるのは難しく、頃合いを見てからまた逃げる方が成功しやすいと考え、とりあえず今は誘導に乗る方がいいと考えた。
本当は絶対言う通りにしたくなかったが、そうせざるを得ない。
翔は部屋に入ったら、またお兄さんの隙を見て脱出しようと考えた。
今度はミスなく成功しよう。
そんなことを考えながら、お兄さんに言った。
「ベッドがいい」
前に、お風呂場から人が出てきてびっくりして転びそうになったのを支えてもらった時は、前から手を回されたが、今度は後ろからだ。
しかし、今回は前と違って二人ともほぼ真っ裸だ。
お兄さんは腰に小さいタオルを巻いているだけで、翔は逃げる時にバスタオルを風に取られて、本当に丸裸になってしまった。
「ふぅー危なかったぁ!」
お兄さんは翔のお腹を手で抱きしめたまま後ろに引っ張り、そのまま座りこんで膝に翔を乗せた。
こうやって抱えられるのは何度目だろうか…。
「翔は、そんなに外がいいわけ?
まあ、外でもいいけどさ…」
そう言うと、お兄さんは翔の体を少し前に出して翔の頭がお兄さんのお腹に寄っかかるぐらいにした。
下には階段が続いているので、下半身が不安定になってしまい、翔はヒヤッとした。
するとお兄さんは翔のおしりの穴を弄りだした。
指で穴の周りをなぞり始める。
翔は逃げようとした。
しかしお腹に手を回されており、体が不安定な分、その支えがないと下にそのまま転がり落ちてしまいそうで思い切って抵抗出来ない。
おしりの穴は普段、外に晒されない為、初めて感じる外の風にさらりと撫でられ、翔の体は震わせられる。
そこをお兄さんの指がさわさわと動き回る。それがくすぐったい。
指がおしりの中に入りそうで入らない。
翔は少し怖くなった。
知らない感覚をもうこれ以上は知りたくない。
「翔は今、外でおしりの穴丸出しなんだよ。
誰かに見られたら恥ずかしいねー。」
誰もいないことを知ってる上でお兄さんはそう煽ってきた。おしりの穴も、ペニスも丸見えで、誰かに見られる心配は無いはずなのに、翔は居心地が悪く、恥ずかしかった。
「ここでセックスしてもいいけど、興奮しすぎてもしかしたらうっかり翔を落としちゃうかもなぁ」
翔はそれを聞いて、お兄さんに支えられているからバランスを保てているだけの体の状況が心配になった。
ここから落ちたら、痛い。
「ベッドならここより優しくできるんだけどなぁ」
お兄さんは、指で翔のおしりの穴の周りをなぞりながら、にやにやしてそう言ってきた。
翔は誘導されているのが分かったが、このまま逃げるのは難しく、頃合いを見てからまた逃げる方が成功しやすいと考え、とりあえず今は誘導に乗る方がいいと考えた。
本当は絶対言う通りにしたくなかったが、そうせざるを得ない。
翔は部屋に入ったら、またお兄さんの隙を見て脱出しようと考えた。
今度はミスなく成功しよう。
そんなことを考えながら、お兄さんに言った。
「ベッドがいい」
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