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1日目
シャワー
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お兄さんは翔が出し終わったあと、トイレを覗いて、
「さっき言ってたの本当だったらしいね」
と言った。
翔は出し終えてほっとしたが、少し疲れた。
トイレに座って少しぼーっとしていた間に、さっき脱がされた服は、お兄さんがお風呂場の外に出してしまったようだ。
翔は丸裸の自分を改めて意識させられた。
お兄さんは自分の服も脱いでお風呂場の外に放り投げると、裸になった。
そして翔をまた抱いて持ち上げようとした。
翔は抵抗した。いつも抱き抱えられるのは嫌だ。
それでもお兄さんが抵抗に構わずに抱き抱えようとするので、翔は恥ずかしがりながら、自分で歩けるから、と言った。
おにいさんは、翔に空になっている浴槽に入るように促し、シャワーを取ってシャワーヘッドを外した。
翔は黙って浴槽に入り、正座して座った。
お兄さんは翔を見て
「言うこと聞けて偉いな」
と微笑んだ。
翔はこれから自分がどうなるのだろうと思った。
逃げた方がいいんじゃないか、そう思っても腕が縛られていては何も出来ない。
翔の抵抗する気が失せ始めた。
お兄さんは浴槽の外側から翔と向き合うようにしゃがみ、翔に膝立ちをさせた。
お兄さんは左手を翔の背中にまわし、自分の方に翔の体を寄せた。そして肩の方に顔を近づけて、シャワーヘッドを取ったシャワーを右手に持ち、翔のおしりの穴に当てた。
左手でおしりの穴を広げて、シャワーを押し当て、お湯を出し始めた。
「ちょっと中洗うね」
おしりを掴まれ、上半身がお兄さんとくっつくような状態になった翔は、ただ、お兄さんの体温を感じながら、違和感と恥ずかしさをこらえた。
「変っ、変な感じするっ」
「うん、そうだねー」
さっきの液体とはまた違って勢いのあるお湯が直接おしりの中に入り込んでくるのがくすぐったくて、それが翔を変な気持ちにさせる。
二回ほどお湯を入れて出してを繰り返すと、おしりの中はいつもと違う感覚になった。
お湯が入っていた時の感覚が余韻で残った。
お兄さんは翔を立たせて、シャワーで体全体を流すように洗った。
お兄さんはふんふふーんと鼻歌を歌いながら、翔に声をかけた。
「はい、翔くん、よくできました~」
よくできました、なんてのは小学校低学年向けの褒め言葉だ、と翔は思っていたが、この時はなんだか単純にお兄さんのこの言葉を嬉しく感じてしまった。
頑張って我慢した分、褒められるとなんだか達成感がある。翔は嬉しいのを隠すように、返事をしないでそっぽを向いた。
「さっき言ってたの本当だったらしいね」
と言った。
翔は出し終えてほっとしたが、少し疲れた。
トイレに座って少しぼーっとしていた間に、さっき脱がされた服は、お兄さんがお風呂場の外に出してしまったようだ。
翔は丸裸の自分を改めて意識させられた。
お兄さんは自分の服も脱いでお風呂場の外に放り投げると、裸になった。
そして翔をまた抱いて持ち上げようとした。
翔は抵抗した。いつも抱き抱えられるのは嫌だ。
それでもお兄さんが抵抗に構わずに抱き抱えようとするので、翔は恥ずかしがりながら、自分で歩けるから、と言った。
おにいさんは、翔に空になっている浴槽に入るように促し、シャワーを取ってシャワーヘッドを外した。
翔は黙って浴槽に入り、正座して座った。
お兄さんは翔を見て
「言うこと聞けて偉いな」
と微笑んだ。
翔はこれから自分がどうなるのだろうと思った。
逃げた方がいいんじゃないか、そう思っても腕が縛られていては何も出来ない。
翔の抵抗する気が失せ始めた。
お兄さんは浴槽の外側から翔と向き合うようにしゃがみ、翔に膝立ちをさせた。
お兄さんは左手を翔の背中にまわし、自分の方に翔の体を寄せた。そして肩の方に顔を近づけて、シャワーヘッドを取ったシャワーを右手に持ち、翔のおしりの穴に当てた。
左手でおしりの穴を広げて、シャワーを押し当て、お湯を出し始めた。
「ちょっと中洗うね」
おしりを掴まれ、上半身がお兄さんとくっつくような状態になった翔は、ただ、お兄さんの体温を感じながら、違和感と恥ずかしさをこらえた。
「変っ、変な感じするっ」
「うん、そうだねー」
さっきの液体とはまた違って勢いのあるお湯が直接おしりの中に入り込んでくるのがくすぐったくて、それが翔を変な気持ちにさせる。
二回ほどお湯を入れて出してを繰り返すと、おしりの中はいつもと違う感覚になった。
お湯が入っていた時の感覚が余韻で残った。
お兄さんは翔を立たせて、シャワーで体全体を流すように洗った。
お兄さんはふんふふーんと鼻歌を歌いながら、翔に声をかけた。
「はい、翔くん、よくできました~」
よくできました、なんてのは小学校低学年向けの褒め言葉だ、と翔は思っていたが、この時はなんだか単純にお兄さんのこの言葉を嬉しく感じてしまった。
頑張って我慢した分、褒められるとなんだか達成感がある。翔は嬉しいのを隠すように、返事をしないでそっぽを向いた。
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