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1日目
赤面
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「なんだよこれ、取れよ!」
後ろにある手はガムテープで縛られている。
さらに、後ろからお腹に手を回されてぎゅっと抱き寄せられているため、動けない。
翔はできるだけ上半身をねじってお兄さんの顔を見た。
お兄さんの機嫌は悪くなっているようだった。
そしてぼそっとこう呟いた。
「はぁあ、女だと従順すぎてつまんなかったけど、男だと逆に反抗的すぎてめんどいんだなーーーーー」
翔は自分の手の方に視線を向けた。
何とかして手を自由にできないかと思い、精一杯の力で腕を外側に引っ張ろうとするが、結束バンドが親指に食い込むので、痛くてこれ以上はどうもできない。
その精一杯の奮闘が通用しないで、翔が落ち込んでいる所を見てお兄さんは少し機嫌を直した。
また、ニコニコしながらこう質問してきた。
「君の名前はなんて言うの?」
翔はお兄さんのことを敵と認識したので、こう答えた。
「教えるわけねーだろ」
「口が悪いなぁ、」
お兄さんは翔の顔を右手で掴んで、自分の方に向けさせた。
「これから翔くんをちゃんと目上の人に敬語が使えるように、いい子にしてあげよう」
「!?」
お兄さんは何故か翔の名前を知っていた。
翔は友達の家に遊びに行く時は何も持たずに手ぶらで行く。
だから、名前が分かるものなど何も持っていないし、このお兄さんが自分の名前を知っているはずがない。
翔が顔を掴まれたまま、なんで、と言いたげな顔でお兄さんのことを見ると、お兄さんはもう耐えられないといったように、くくく、と笑った。
「バカだなぁ、
名札服についたままだったよ?」
翔は直ぐに、脱がされた後、側の床に置かれていた自分の服を見た。
名札がついたままだった。今日はたまたま学校で外してくるのを忘れていたようだ。
自分の失態を知って、翔はお兄さんの方から顔を背けて顔を赤くした。
そのすきにお兄さんは翔のズボンと、さらにパンツまで下ろしてしまった。
ちょうど顔を下に向けて赤面していた翔は、自分のペニスがあらわになるのを見た。
慌ててパンツとズボンを引き上げようとした。しかし腕は後ろで縛られていて動かない。
無理に暴れたらそのまま体のバランスが崩れ、下に倒れてしまった。
なんという不幸か、翔は丸出しのおしりをお兄さんの方に突き出すような形で転んでしまった。顔は床に叩きつけられ、翔の目には床しか映らなくなった。
お兄さんからは、おしりと一緒に翔のまだ小さいペニスも見えた。
肌はすべすべで、ペニスの方にもまだ毛は生えていない。太ももの肉も程よくついていて、少し日に焼けた健康的な体だ。
翔は泣きそうになった。
後ろにある手はガムテープで縛られている。
さらに、後ろからお腹に手を回されてぎゅっと抱き寄せられているため、動けない。
翔はできるだけ上半身をねじってお兄さんの顔を見た。
お兄さんの機嫌は悪くなっているようだった。
そしてぼそっとこう呟いた。
「はぁあ、女だと従順すぎてつまんなかったけど、男だと逆に反抗的すぎてめんどいんだなーーーーー」
翔は自分の手の方に視線を向けた。
何とかして手を自由にできないかと思い、精一杯の力で腕を外側に引っ張ろうとするが、結束バンドが親指に食い込むので、痛くてこれ以上はどうもできない。
その精一杯の奮闘が通用しないで、翔が落ち込んでいる所を見てお兄さんは少し機嫌を直した。
また、ニコニコしながらこう質問してきた。
「君の名前はなんて言うの?」
翔はお兄さんのことを敵と認識したので、こう答えた。
「教えるわけねーだろ」
「口が悪いなぁ、」
お兄さんは翔の顔を右手で掴んで、自分の方に向けさせた。
「これから翔くんをちゃんと目上の人に敬語が使えるように、いい子にしてあげよう」
「!?」
お兄さんは何故か翔の名前を知っていた。
翔は友達の家に遊びに行く時は何も持たずに手ぶらで行く。
だから、名前が分かるものなど何も持っていないし、このお兄さんが自分の名前を知っているはずがない。
翔が顔を掴まれたまま、なんで、と言いたげな顔でお兄さんのことを見ると、お兄さんはもう耐えられないといったように、くくく、と笑った。
「バカだなぁ、
名札服についたままだったよ?」
翔は直ぐに、脱がされた後、側の床に置かれていた自分の服を見た。
名札がついたままだった。今日はたまたま学校で外してくるのを忘れていたようだ。
自分の失態を知って、翔はお兄さんの方から顔を背けて顔を赤くした。
そのすきにお兄さんは翔のズボンと、さらにパンツまで下ろしてしまった。
ちょうど顔を下に向けて赤面していた翔は、自分のペニスがあらわになるのを見た。
慌ててパンツとズボンを引き上げようとした。しかし腕は後ろで縛られていて動かない。
無理に暴れたらそのまま体のバランスが崩れ、下に倒れてしまった。
なんという不幸か、翔は丸出しのおしりをお兄さんの方に突き出すような形で転んでしまった。顔は床に叩きつけられ、翔の目には床しか映らなくなった。
お兄さんからは、おしりと一緒に翔のまだ小さいペニスも見えた。
肌はすべすべで、ペニスの方にもまだ毛は生えていない。太ももの肉も程よくついていて、少し日に焼けた健康的な体だ。
翔は泣きそうになった。
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