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Burst45. 未来への旅立ち
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「マリアちゃん、ここ、気持ちいい?」
「あっあっ!...恥ずかしいです...オトメさんの前でこんな声...」
「そんなことないよ!とっても可愛い!もっと可愛い声を聞かせて!もっと可愛い顔を見せて!」
オーパイから帰還して数日後、オトメとマリアは相変わらず同じ夢をエンジョイしていた。
というのも、その日の昼。
「オ、オトメさん!オーパイへの旅が終わりましたね!」
「そ、そうだね!終わったね!」
「あ、あの...約束...覚えていますか...」
「も、もちろん!約束は守るよ!で、でも、まず何をしたら...」
「や、やはり、お互いの家族に紹介するところからでしょうか...」
「そ、そうだよね!勝手に...って訳にはいかないよね!」
「そ、そうですね。それまでおあずけでしょうか...」
「し、仕方ないよ!それまでは夢で我慢しよう!それにすぐだよ!家族に紹介して、段取りを決めて、そして...し...式を...」
「そうですね。その後はどうします?私はこのヤクーザ村で暮らすのも悪くないと思うのですが...」
「それ、いいかも!家を作って二人で暮らそう!」
「そうですね。オトメさんは山へしば刈りに、私は川へ洗濯に行き、オトメさんの下着を洗うのです」
「えっ!なんで下着を...」
「やはり下着は清潔にしておかないと!あのような汚れやにおいがあるようではダメです!」
「そ、そんなにひどくないよぉ!マリアちゃんのが綺麗すぎるんだよ!...ところで、マリアちゃんの下着は誰が洗うの?」
「もちろん、それは私です!」
「...不公平だ...」
「とにかく、洗濯は私の仕事です。そしたら川から桃が流れてきて、二人の間に子供が授かるのです!」
「...二人で楽しい将来の話をしているところ悪いのだが、それってネタだよな?」
グレースは空気を読んで黙っていたが、ついに我慢できなくなって口を挟んだ。
「えっ!グレースちゃん、どうやって子供ができるか知らないの?お子様だなぁ...」
「いや、何と答えるべきだろうか...」
「そして、その子供は将来、悪い鬼を退治し、鬼が奪った財宝の一割をお礼として受け取るのです!」
「それで、みんなで裕福な暮らしをするんだよね!」
「はい!将来設計は完璧です!」
「頼む...ネタであってくれ...漫才ならそれなりに面白い...」
グレースはオトメとマリアの思考回路がここまで常識外れだとは思いたくないようだった。
「ところで、グレースちゃんはこれからどうするの?」
オトメがグレースの予定を聞く。
「ああ、まだ私は未熟だからな!修行の旅を続け、十分、力を付けたところでこの村で剣道の道場を開くつもりだ!」
「グレースちゃんもこの村に戻ってくるつもりなんだね!うれしい!」
「師匠を守る約束をしているからな!キンリンの街にも近いし、オシャレもできる。ただ、修行の間は師匠と離れてしまうが...」
「あの...それなのですが、よかったら私たちも旅を続けませんか?」
マリアがオトメに提案した。
「うん!私もそうしたいと思ってた!マリアちゃんとグレースちゃんともっと冒険がしたい!!」
「よかった...」
マリアがうれしそうな顔をする。
「いいのか?二人はこれから忙しくなるのだろう?」
「それはそれ、これはこれだよ!私、まだまだ冒険し足りない!そうだよね!マリアちゃん!」
「はい!私、オトメさんとグレースさんと会って、ここまで冒険をしてきて...『人生ってこんなに楽しいんだ』って感動しているんです!これで終わりにしたくない!!」
「じゃあ、これからも『ドリーミング・ガールズ』なんだな!」
「「もちろん!!」」
こうしてオトメたちは、まだ旅を続けることを決めたのだった。
簡単に言うと今まで通り!という訳で今まで通り、夢で痴態を演じているオトメたちだった。
・・・
そして次の日、オトメたちは首領とサユリに挨拶に来ていた。
「そうか、まだ旅を続けるのか。寂しくなるが、また戻ってきてくれると聞いて安心した。思いっきり楽しんで来い!」
「ふふふ。その気持ち、私も分かります!もうちょっと若ければ私もダーリンと一緒に...」
「おいおい。これから村は忙しくなるぞ!あの婆さんたちの力を使えば、村はもっと発展するはずだ!それにオトメたちという有望な後進が育っているからな!」
「えっ!私たち?!」
「ああ、期待しているぞ!この村の将来はお前たちにかかっている。これからの旅でいろんな経験を積んできてくれ!」
「経験!!...そ、そ、それは...結婚してから...で、でも先か後かの問題ですし...」
マリアが赤くなって慌てだす。
「いや、別にそっちの経験も積んでもらっていいんだが...」
首領はあきれたように言うが、
「ふふふ。やはりお二人は面白いですね!何なら出発前にいろいろお教えしましょうか?」
サユリは楽し気だ。
「ど、どうしよう...やっぱり教えてもらった方が...」
「そ、そうですね!私たちには知識が必要です!」
「止めとけ。どうせ、ろくなこと教えないに決まってる...」
グレースは乗り気の二人を止めた。
「それはそうと、お三方は胸のサイズを変えたいのでしたね?そちらはいいのですか?」
サユリはオトメたちをからかい終わると、三人の元の目的について指摘する。すると、
「私はこの男の子みたいな胸が本当に嫌いだった...でも今は感謝してる!だってこの胸のおかげでバースト・ボールでマリアちゃんを守れるから!!...それに...マリアちゃんはこの胸が好きなんでしょ...」
オトメが恥ずかしそうに下を向く。
「はい!私はオトメさんのお淑やかな胸が大好きです!」
「ならいい!でも、マリアちゃんは小さくしたくないの?前に海でも恥ずかしがってたし...」
「確かに他の人の注目を集めるのは恥ずかしいです...でも...オトメさんが喜んでくれるなら...平気です!毎日、夢で見るオトメさんの幸せそうな顔!それだけで私はこの胸で良かったと思います!」
「そ、そんなに喜んでないよ!ただ...形も綺麗だし、弾力もあるし、何より顔をうずめたときの...って夢の話だからね!夢の!」
「いや、別に師匠が嫌がっていないんだから、そんなムキになって反論しなくても...」
「そういうグレースちゃんはどうなの!胸のせいで剣の道の壁を越えられないんでしょ!」
「ああ、それなんだが、サユリ殿に稽古をつけてもらったときにたしなめられた...私は言い訳をしていただけなんだ。サユリ殿の話を聞いて、私は自分で壁を作っていたことに気がついた。この壁は必ず破ってみせる!胸など関係ない!むしろこのくらいのサイズがないと旅で師匠を守れないしな!」
「『このくらい』って...別に今の胸が嫌なわけじゃないけどなんか腹立つ!」
オトメがグレースの言葉に食ってかかる。
その様子を微笑ましく見ていたサユリは、
「そう考えると胸のサイズは、後で考えてみると神様が与えてくれた大事な個性だったんですね!小さくても、大きくても!」
と言った。
「そうだね!小さくても...」
「大きくても...」
「それは私たちの大事な個性...」
三人は自分の胸を見ながらしみじみと言う。
「でも、自分の胸にコンプレックスが無かったらマリアちゃんたちに出会えなかったんだよね?」
「そうですね。私も家出することもなく、オトメさんたちの存在を知らないままでした...」
「だとしたら、コンプレックスにも意味がある?...何かややこしい!こういうのは苦手だ!」
「ほっ、ほっ、ほっ。わしらは結局、神様の手のひらで転がされているだけなのかもの!」
そこへトリ―たち、四人もやってきた。
「あっ、トリーさんたち!どう?この村での暮らしは」
「まだ来たばかりじゃから何とも言えぬが、村人も優しいし気に入っておる。最後にこのような地にたどり着けたのもお主たちのおかげじゃ!ありがとう...」
「そんなお礼を言われることはしてません。私たちは結局、自分たちの好きな冒険を楽しんだだけですから...」
「それに、長年、暮らしていたオーパイをぶっ壊してしまったからな!それで帳消しだ!」
「そう言ってもらえると安心するの。お主らも気をつけて旅を続けられよ。ミリ―もたまに見ているでの!」
「まあ!私も一緒に見させてもらうことはできないのでしょうか!オトメさんたちの痴態をもっと見たい...」
サユリも興味津々のようだ。
「「えっ!!」」
嫌がるオトメとマリア。
「うむ、可能じゃぞ!わしの体の一部に触れれば遠視を共有できる」
ミリーが言うと、
「まあ!これから毎晩、楽しませてもらいますね!昨夜も素敵でしたよ!」
「「いつの間に!絶対やめて~~~!!」」
楽しそうに話すサユリに対し、真っ赤になりながら頼み込むオトメとマリアだった...
・・・
そして村の入り口では、
「じゃあ、私たち、もう行くね!」
オトメが手を振りながら歩き出す。
「ではまた会う日を楽しみにしています!長生きしてくださいね!」
マリアが続く、
「それでは私たちの未来に向けてダッシュだ!!」
グレースが全速力で走り出す。
「待ってよ!グレースちゃん!」
「オ、オトメさん...私...体力が...」
「二人とも修行が足りんぞ!」
その様子を笑って見送る年寄りたち。
「未来はあいつらの手に...」
・・・おしまい!
「あっあっ!...恥ずかしいです...オトメさんの前でこんな声...」
「そんなことないよ!とっても可愛い!もっと可愛い声を聞かせて!もっと可愛い顔を見せて!」
オーパイから帰還して数日後、オトメとマリアは相変わらず同じ夢をエンジョイしていた。
というのも、その日の昼。
「オ、オトメさん!オーパイへの旅が終わりましたね!」
「そ、そうだね!終わったね!」
「あ、あの...約束...覚えていますか...」
「も、もちろん!約束は守るよ!で、でも、まず何をしたら...」
「や、やはり、お互いの家族に紹介するところからでしょうか...」
「そ、そうだよね!勝手に...って訳にはいかないよね!」
「そ、そうですね。それまでおあずけでしょうか...」
「し、仕方ないよ!それまでは夢で我慢しよう!それにすぐだよ!家族に紹介して、段取りを決めて、そして...し...式を...」
「そうですね。その後はどうします?私はこのヤクーザ村で暮らすのも悪くないと思うのですが...」
「それ、いいかも!家を作って二人で暮らそう!」
「そうですね。オトメさんは山へしば刈りに、私は川へ洗濯に行き、オトメさんの下着を洗うのです」
「えっ!なんで下着を...」
「やはり下着は清潔にしておかないと!あのような汚れやにおいがあるようではダメです!」
「そ、そんなにひどくないよぉ!マリアちゃんのが綺麗すぎるんだよ!...ところで、マリアちゃんの下着は誰が洗うの?」
「もちろん、それは私です!」
「...不公平だ...」
「とにかく、洗濯は私の仕事です。そしたら川から桃が流れてきて、二人の間に子供が授かるのです!」
「...二人で楽しい将来の話をしているところ悪いのだが、それってネタだよな?」
グレースは空気を読んで黙っていたが、ついに我慢できなくなって口を挟んだ。
「えっ!グレースちゃん、どうやって子供ができるか知らないの?お子様だなぁ...」
「いや、何と答えるべきだろうか...」
「そして、その子供は将来、悪い鬼を退治し、鬼が奪った財宝の一割をお礼として受け取るのです!」
「それで、みんなで裕福な暮らしをするんだよね!」
「はい!将来設計は完璧です!」
「頼む...ネタであってくれ...漫才ならそれなりに面白い...」
グレースはオトメとマリアの思考回路がここまで常識外れだとは思いたくないようだった。
「ところで、グレースちゃんはこれからどうするの?」
オトメがグレースの予定を聞く。
「ああ、まだ私は未熟だからな!修行の旅を続け、十分、力を付けたところでこの村で剣道の道場を開くつもりだ!」
「グレースちゃんもこの村に戻ってくるつもりなんだね!うれしい!」
「師匠を守る約束をしているからな!キンリンの街にも近いし、オシャレもできる。ただ、修行の間は師匠と離れてしまうが...」
「あの...それなのですが、よかったら私たちも旅を続けませんか?」
マリアがオトメに提案した。
「うん!私もそうしたいと思ってた!マリアちゃんとグレースちゃんともっと冒険がしたい!!」
「よかった...」
マリアがうれしそうな顔をする。
「いいのか?二人はこれから忙しくなるのだろう?」
「それはそれ、これはこれだよ!私、まだまだ冒険し足りない!そうだよね!マリアちゃん!」
「はい!私、オトメさんとグレースさんと会って、ここまで冒険をしてきて...『人生ってこんなに楽しいんだ』って感動しているんです!これで終わりにしたくない!!」
「じゃあ、これからも『ドリーミング・ガールズ』なんだな!」
「「もちろん!!」」
こうしてオトメたちは、まだ旅を続けることを決めたのだった。
簡単に言うと今まで通り!という訳で今まで通り、夢で痴態を演じているオトメたちだった。
・・・
そして次の日、オトメたちは首領とサユリに挨拶に来ていた。
「そうか、まだ旅を続けるのか。寂しくなるが、また戻ってきてくれると聞いて安心した。思いっきり楽しんで来い!」
「ふふふ。その気持ち、私も分かります!もうちょっと若ければ私もダーリンと一緒に...」
「おいおい。これから村は忙しくなるぞ!あの婆さんたちの力を使えば、村はもっと発展するはずだ!それにオトメたちという有望な後進が育っているからな!」
「えっ!私たち?!」
「ああ、期待しているぞ!この村の将来はお前たちにかかっている。これからの旅でいろんな経験を積んできてくれ!」
「経験!!...そ、そ、それは...結婚してから...で、でも先か後かの問題ですし...」
マリアが赤くなって慌てだす。
「いや、別にそっちの経験も積んでもらっていいんだが...」
首領はあきれたように言うが、
「ふふふ。やはりお二人は面白いですね!何なら出発前にいろいろお教えしましょうか?」
サユリは楽し気だ。
「ど、どうしよう...やっぱり教えてもらった方が...」
「そ、そうですね!私たちには知識が必要です!」
「止めとけ。どうせ、ろくなこと教えないに決まってる...」
グレースは乗り気の二人を止めた。
「それはそうと、お三方は胸のサイズを変えたいのでしたね?そちらはいいのですか?」
サユリはオトメたちをからかい終わると、三人の元の目的について指摘する。すると、
「私はこの男の子みたいな胸が本当に嫌いだった...でも今は感謝してる!だってこの胸のおかげでバースト・ボールでマリアちゃんを守れるから!!...それに...マリアちゃんはこの胸が好きなんでしょ...」
オトメが恥ずかしそうに下を向く。
「はい!私はオトメさんのお淑やかな胸が大好きです!」
「ならいい!でも、マリアちゃんは小さくしたくないの?前に海でも恥ずかしがってたし...」
「確かに他の人の注目を集めるのは恥ずかしいです...でも...オトメさんが喜んでくれるなら...平気です!毎日、夢で見るオトメさんの幸せそうな顔!それだけで私はこの胸で良かったと思います!」
「そ、そんなに喜んでないよ!ただ...形も綺麗だし、弾力もあるし、何より顔をうずめたときの...って夢の話だからね!夢の!」
「いや、別に師匠が嫌がっていないんだから、そんなムキになって反論しなくても...」
「そういうグレースちゃんはどうなの!胸のせいで剣の道の壁を越えられないんでしょ!」
「ああ、それなんだが、サユリ殿に稽古をつけてもらったときにたしなめられた...私は言い訳をしていただけなんだ。サユリ殿の話を聞いて、私は自分で壁を作っていたことに気がついた。この壁は必ず破ってみせる!胸など関係ない!むしろこのくらいのサイズがないと旅で師匠を守れないしな!」
「『このくらい』って...別に今の胸が嫌なわけじゃないけどなんか腹立つ!」
オトメがグレースの言葉に食ってかかる。
その様子を微笑ましく見ていたサユリは、
「そう考えると胸のサイズは、後で考えてみると神様が与えてくれた大事な個性だったんですね!小さくても、大きくても!」
と言った。
「そうだね!小さくても...」
「大きくても...」
「それは私たちの大事な個性...」
三人は自分の胸を見ながらしみじみと言う。
「でも、自分の胸にコンプレックスが無かったらマリアちゃんたちに出会えなかったんだよね?」
「そうですね。私も家出することもなく、オトメさんたちの存在を知らないままでした...」
「だとしたら、コンプレックスにも意味がある?...何かややこしい!こういうのは苦手だ!」
「ほっ、ほっ、ほっ。わしらは結局、神様の手のひらで転がされているだけなのかもの!」
そこへトリ―たち、四人もやってきた。
「あっ、トリーさんたち!どう?この村での暮らしは」
「まだ来たばかりじゃから何とも言えぬが、村人も優しいし気に入っておる。最後にこのような地にたどり着けたのもお主たちのおかげじゃ!ありがとう...」
「そんなお礼を言われることはしてません。私たちは結局、自分たちの好きな冒険を楽しんだだけですから...」
「それに、長年、暮らしていたオーパイをぶっ壊してしまったからな!それで帳消しだ!」
「そう言ってもらえると安心するの。お主らも気をつけて旅を続けられよ。ミリ―もたまに見ているでの!」
「まあ!私も一緒に見させてもらうことはできないのでしょうか!オトメさんたちの痴態をもっと見たい...」
サユリも興味津々のようだ。
「「えっ!!」」
嫌がるオトメとマリア。
「うむ、可能じゃぞ!わしの体の一部に触れれば遠視を共有できる」
ミリーが言うと、
「まあ!これから毎晩、楽しませてもらいますね!昨夜も素敵でしたよ!」
「「いつの間に!絶対やめて~~~!!」」
楽しそうに話すサユリに対し、真っ赤になりながら頼み込むオトメとマリアだった...
・・・
そして村の入り口では、
「じゃあ、私たち、もう行くね!」
オトメが手を振りながら歩き出す。
「ではまた会う日を楽しみにしています!長生きしてくださいね!」
マリアが続く、
「それでは私たちの未来に向けてダッシュだ!!」
グレースが全速力で走り出す。
「待ってよ!グレースちゃん!」
「オ、オトメさん...私...体力が...」
「二人とも修行が足りんぞ!」
その様子を笑って見送る年寄りたち。
「未来はあいつらの手に...」
・・・おしまい!
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