28 / 53
Legend 28. ツィアの夢
しおりを挟む
「あれ?私、なにを...」
ふとツィアが気が付くと、頭の中が真っ白だった。
自分が今まで何をしていたのか思い出せない。
「ここは...」
<ガヤガヤ!>
周りを見るとそこは王都。
多くの人で賑わっていた。
そして、近くには見覚えのある人物が。
「エリザ!」
ツィアは笑顔になる。
(私の...好きな...人...)
そしてその隣には、
「サヨコも!」
パーティ仲間、サヨコの姿もあった。
「あっ、そっか!...私たち、ついに魔王を倒して...」
ツィアはようやく思い出す。
「どうしたんだ?ツィア」
そんなツィアに、エリザが不思議そうに問いかけてきた。
「なんでもない!ちょっとボ~~~ッとしちゃって!」
ツィアが照れ笑いをすると、
「ふふふ!ツィアったら!...でもこれから謁見なんだから...」
サヨコにも遠回しに注意されてしまった。
「そうよね!シャンとしないと!」
ツィアは気合を入れ直すと、二人と一緒に王城に入っていった。
〇〇〇
<ガヤガヤ>
その夜、王宮では祝いの宴が催されていた。
その席で、
「ツィア!ちょっといいかい?」
エリザに声をかけられる。
「なに?」
ツィアが答えると、
「少し、酔ったみたいだ...中庭まで一緒に来てくれないか?」
エリザの言葉に、
「うん...いいけど...」
(なんで私?...いつもこういう時はサヨコに頼むのに...)
ツィアは少し、戸惑いながらも、一緒に部屋を後にした。
「・・・」
中庭まで二人は無言で歩いていく。
ツィアは、
(ドキドキして...ない?...なんで?エリザと二人っきりなのに...)
妙に冷静な自分に戸惑っていた。
やがて中庭に着く。
すると徐にエリザが口を開いた。
「ツィアに好きな人はいるのかい?」
「えっ?!...別に...いないけど...」
そう答えながらもツィアは頭のどこかで引っかかるものを感じていた。
(何か...大切なことを忘れてるような...)
「私にはいる!」
そんな思考はエリザの言葉で遮られる。
「分かってるわ!サヨコでしょ!」
ツィアはそう言うが、
「...違うよ...ツィア...君だ...」
エリザは切れ長の凛々しい目でじっと見つめながらそんなセリフをはく。
「また!冗談ばっかり!」
ツィアは恥ずかしそうに目を逸らすが、エリザはツィアの肩をつかみ、自分の方を向かせると言った。
「ウソじゃない!...ずっと...君が好きだった...」
甘い、心の中まで響くような声がツィアの感情をくすぐる。しかし、
「...でも、旅の間だって、サヨコばっかり...」
そんな感情を振り払うかのように、そう口にするツィアだったが、
「サヨコはただの幼馴染だ!話しやすいからそうしていただけ...本当に...好きなのは...」
エリザの顔が近づいてくる。
「エリザ...」
そっと目を閉じるツィア。しかし、
(ツィアさん!)
誰かの可愛い声が頭に響いた。その瞬間、
「イヤ!!」
ツィアがエリザを突き放す。
「どうしたんだい?君だって私のことが...」
エリザは当惑しているようだ。そんなエリザにツィアは話し出す。
「確かにそうだった...でも今なら分かる!...それは恋に憧れていただけ!...私が...本当に好きなのは...」
(誰?忘れちゃいけない人が私にはいる!!...思い出さなきゃ!!...私が...好きなのは...)
☆彡彡彡
「ハル!!」
ツィアが大きな声を出して起き上がる。
見るとそこは宴が開かれていた空間だった。
しかし、今は誰もいない。
「ハル!...ハル!」
ツィアはハルを捜し回る。
しかし、どこにもいなかった。
「みんな外に!!」
広間の入口から外に出たツィア。しかし、
<ゴボッ!>
思いっきり水を吸い込んでしまった。
「ゲホッ!...ゲホッ!...」
広間に戻り、咳き込む。
「はぁ...はぁ...」
しばらくして落ち着いたツィアは、
「マスク!!」
大事なことを思い出した。
水中用マスクがないと溺れ死んでしまう。
「確か、自分の席に...」
一生懸命、捜すが、どこにもない。
「持ってかれた?...どうしよう...」
ツィアは途方に暮れてしまう。
「ハル!...ハル!」
ツィアはハルの名を呼び続けながら、意味もなく広間を歩き回る。
何かしていないと不安で仕方がないのだ。
(いない...なんで?今まで私から離れたことなんてなかったのに...私が嫌いになったの?...せっかく...本当の気持ちに気づいたのに!!)
「ハル!...ハル!...お願いだから戻ってきて!」
ツィアがそう叫んでいると、ふと人の気配を感じる。
「ハル!」
ツィアが急いで振り向くと、
「キャッ!」
その勢いに驚いていたのは、陸上で助けた人魚だった。
「あっ!ゴメン!...あなた、ハル...私と一緒にいた春の精霊を見なかった?」
ツィアは少し焦っていたのを反省し、一つ深呼吸をすると、そう尋ねた。
「春の精霊様なら...大丈夫です!...それよりこれを...」
人魚が水中用マスクを差し出す。
「あ、ありがとう...なんであなたがこれを?」
ツィアが聞くと、
「うちは代々、魔道具を扱う家系ですので...それより、逃げましょう!」
人魚はそう言ってくる。
「なんで?それよりハルはどこにいるの?」
ツィアが人魚に詰め寄るが、
「セイレーン様はあなたをここから一生、出さないつもりです!だから今のうちに早く!」
人魚はその質問には答えず、ひたすらツィアを急かす。
「逃げるってどこへ?」
ツィアがとりあえず、人魚の話に乗ると、
「陸上です!そこまで行けば私たちの手は届きません!私が案内しますので早く!」
人魚はそう答えた。
「あなた、体はもういいの?」
ツィアは人魚が衰弱していたことを思い出し、心配するが、
「大丈夫です!水中で休んだので完全とはいきませんが、普通に動けます!だから急いで!」
人魚はそう言って更にツィアを急かした。しかし、
「...あなたは私たちの味方のようね...なんで?あなたは人魚族でしょう?」
ツィアに動く気配はなく、そんなことを質問してきた。
「それはあなたたちが私の命の恩人だからです!それに...あなたをここに連れてきてしまったのは私のせいですし...」
人魚はその問いに、申し訳なさそうにつぶやいた。
「どういうこと?」
ツィアが聞くと、
「この住処の住人は、ここを人間に知られることを極度に恐れています!迷い込んだ人間は決して帰さないでしょう...それを分かっていながら、あなたをここに連れてきてしまった...」
人魚が後悔の表情を浮かべる。
「でも、それは私が魔物だと偽ったからで...」
ツィアはそう言うが、
「そうです...ですが冷静になって考えれば、あなたが人間なのは分かり切ったことだったはず...それに気づかなかったなんて...」
人魚は相変わらず自分を責めていた。
「あれだけ弱っていたんだもの...仕方ないわ!...それよりハルはどこ?!教えて!!」
そんな人魚を弁護しつつも、ツィアは強い調子でハルの居場所を聞いた。
「そこに行けば、あなたはきっと死んでしまいます...それでも?」
ツィアの真剣な表情に人魚はそう口にしてしまう。しかしツィアは、
「私が死ぬ?...そんなわけないでしょう?...私はハルを助けて一緒に陸上に帰る!!...それだけよ!」
不敵な顔で自信たっぷりにそう言うのだった。
ふとツィアが気が付くと、頭の中が真っ白だった。
自分が今まで何をしていたのか思い出せない。
「ここは...」
<ガヤガヤ!>
周りを見るとそこは王都。
多くの人で賑わっていた。
そして、近くには見覚えのある人物が。
「エリザ!」
ツィアは笑顔になる。
(私の...好きな...人...)
そしてその隣には、
「サヨコも!」
パーティ仲間、サヨコの姿もあった。
「あっ、そっか!...私たち、ついに魔王を倒して...」
ツィアはようやく思い出す。
「どうしたんだ?ツィア」
そんなツィアに、エリザが不思議そうに問いかけてきた。
「なんでもない!ちょっとボ~~~ッとしちゃって!」
ツィアが照れ笑いをすると、
「ふふふ!ツィアったら!...でもこれから謁見なんだから...」
サヨコにも遠回しに注意されてしまった。
「そうよね!シャンとしないと!」
ツィアは気合を入れ直すと、二人と一緒に王城に入っていった。
〇〇〇
<ガヤガヤ>
その夜、王宮では祝いの宴が催されていた。
その席で、
「ツィア!ちょっといいかい?」
エリザに声をかけられる。
「なに?」
ツィアが答えると、
「少し、酔ったみたいだ...中庭まで一緒に来てくれないか?」
エリザの言葉に、
「うん...いいけど...」
(なんで私?...いつもこういう時はサヨコに頼むのに...)
ツィアは少し、戸惑いながらも、一緒に部屋を後にした。
「・・・」
中庭まで二人は無言で歩いていく。
ツィアは、
(ドキドキして...ない?...なんで?エリザと二人っきりなのに...)
妙に冷静な自分に戸惑っていた。
やがて中庭に着く。
すると徐にエリザが口を開いた。
「ツィアに好きな人はいるのかい?」
「えっ?!...別に...いないけど...」
そう答えながらもツィアは頭のどこかで引っかかるものを感じていた。
(何か...大切なことを忘れてるような...)
「私にはいる!」
そんな思考はエリザの言葉で遮られる。
「分かってるわ!サヨコでしょ!」
ツィアはそう言うが、
「...違うよ...ツィア...君だ...」
エリザは切れ長の凛々しい目でじっと見つめながらそんなセリフをはく。
「また!冗談ばっかり!」
ツィアは恥ずかしそうに目を逸らすが、エリザはツィアの肩をつかみ、自分の方を向かせると言った。
「ウソじゃない!...ずっと...君が好きだった...」
甘い、心の中まで響くような声がツィアの感情をくすぐる。しかし、
「...でも、旅の間だって、サヨコばっかり...」
そんな感情を振り払うかのように、そう口にするツィアだったが、
「サヨコはただの幼馴染だ!話しやすいからそうしていただけ...本当に...好きなのは...」
エリザの顔が近づいてくる。
「エリザ...」
そっと目を閉じるツィア。しかし、
(ツィアさん!)
誰かの可愛い声が頭に響いた。その瞬間、
「イヤ!!」
ツィアがエリザを突き放す。
「どうしたんだい?君だって私のことが...」
エリザは当惑しているようだ。そんなエリザにツィアは話し出す。
「確かにそうだった...でも今なら分かる!...それは恋に憧れていただけ!...私が...本当に好きなのは...」
(誰?忘れちゃいけない人が私にはいる!!...思い出さなきゃ!!...私が...好きなのは...)
☆彡彡彡
「ハル!!」
ツィアが大きな声を出して起き上がる。
見るとそこは宴が開かれていた空間だった。
しかし、今は誰もいない。
「ハル!...ハル!」
ツィアはハルを捜し回る。
しかし、どこにもいなかった。
「みんな外に!!」
広間の入口から外に出たツィア。しかし、
<ゴボッ!>
思いっきり水を吸い込んでしまった。
「ゲホッ!...ゲホッ!...」
広間に戻り、咳き込む。
「はぁ...はぁ...」
しばらくして落ち着いたツィアは、
「マスク!!」
大事なことを思い出した。
水中用マスクがないと溺れ死んでしまう。
「確か、自分の席に...」
一生懸命、捜すが、どこにもない。
「持ってかれた?...どうしよう...」
ツィアは途方に暮れてしまう。
「ハル!...ハル!」
ツィアはハルの名を呼び続けながら、意味もなく広間を歩き回る。
何かしていないと不安で仕方がないのだ。
(いない...なんで?今まで私から離れたことなんてなかったのに...私が嫌いになったの?...せっかく...本当の気持ちに気づいたのに!!)
「ハル!...ハル!...お願いだから戻ってきて!」
ツィアがそう叫んでいると、ふと人の気配を感じる。
「ハル!」
ツィアが急いで振り向くと、
「キャッ!」
その勢いに驚いていたのは、陸上で助けた人魚だった。
「あっ!ゴメン!...あなた、ハル...私と一緒にいた春の精霊を見なかった?」
ツィアは少し焦っていたのを反省し、一つ深呼吸をすると、そう尋ねた。
「春の精霊様なら...大丈夫です!...それよりこれを...」
人魚が水中用マスクを差し出す。
「あ、ありがとう...なんであなたがこれを?」
ツィアが聞くと、
「うちは代々、魔道具を扱う家系ですので...それより、逃げましょう!」
人魚はそう言ってくる。
「なんで?それよりハルはどこにいるの?」
ツィアが人魚に詰め寄るが、
「セイレーン様はあなたをここから一生、出さないつもりです!だから今のうちに早く!」
人魚はその質問には答えず、ひたすらツィアを急かす。
「逃げるってどこへ?」
ツィアがとりあえず、人魚の話に乗ると、
「陸上です!そこまで行けば私たちの手は届きません!私が案内しますので早く!」
人魚はそう答えた。
「あなた、体はもういいの?」
ツィアは人魚が衰弱していたことを思い出し、心配するが、
「大丈夫です!水中で休んだので完全とはいきませんが、普通に動けます!だから急いで!」
人魚はそう言って更にツィアを急かした。しかし、
「...あなたは私たちの味方のようね...なんで?あなたは人魚族でしょう?」
ツィアに動く気配はなく、そんなことを質問してきた。
「それはあなたたちが私の命の恩人だからです!それに...あなたをここに連れてきてしまったのは私のせいですし...」
人魚はその問いに、申し訳なさそうにつぶやいた。
「どういうこと?」
ツィアが聞くと、
「この住処の住人は、ここを人間に知られることを極度に恐れています!迷い込んだ人間は決して帰さないでしょう...それを分かっていながら、あなたをここに連れてきてしまった...」
人魚が後悔の表情を浮かべる。
「でも、それは私が魔物だと偽ったからで...」
ツィアはそう言うが、
「そうです...ですが冷静になって考えれば、あなたが人間なのは分かり切ったことだったはず...それに気づかなかったなんて...」
人魚は相変わらず自分を責めていた。
「あれだけ弱っていたんだもの...仕方ないわ!...それよりハルはどこ?!教えて!!」
そんな人魚を弁護しつつも、ツィアは強い調子でハルの居場所を聞いた。
「そこに行けば、あなたはきっと死んでしまいます...それでも?」
ツィアの真剣な表情に人魚はそう口にしてしまう。しかしツィアは、
「私が死ぬ?...そんなわけないでしょう?...私はハルを助けて一緒に陸上に帰る!!...それだけよ!」
不敵な顔で自信たっぷりにそう言うのだった。
0
お気に入りに追加
8
あなたにおすすめの小説
流美と清華の下着に関するエトセトラ
世々良木夜風
恋愛
流美は可愛い女子高生。
幼馴染の清華とは大の仲良しです。
しかし、流美には秘めた思いが。
美人でいつも自分を守ってくれる清華のことが大好きでたまらないのです!
そんな流美には大事な思い出が。
幼い時に清華に助けてもらった時に言った言葉。
「大人になったらお嫁さんになってあげるね!!」
当然、清華は忘れていると思っていたのですが...
これはそんな二人が、下着姿を見せ合ったり、お互いに下着のにおいを嗅ぎ合ったりしながら絆を深めていく物語。
二人は無事「両想い」というゴールに辿り着けるのでしょうか?
えっ?!順序が逆?!
そんな細かいことは放っておいて、走り出してしまったちょっとアブノーマルな恋愛列車。
無事、幸せという終着駅に到着することを祈りましょう!!
※全16話の短めの連載です。お気軽にどうぞ。
〇小説家になろう様にも掲載しています。
バスト・バースト!
世々良木夜風
ファンタジー
オトメ・アイリンは可愛いものが大好きな女の子!
毎日、おしゃれには気を使っています。
しかし、もうすぐ16になるのに、女の子必須のあのアイテムを持っていないのです。
なんで、買ってくれないの~~~!
その理由を知り、意気消沈したオトメ。
しかし、伝説の街・オーパイに行けばその問題が解決することを知ります。
しかし、オーパイはどこにあるかも分からず、長い旅路の果てにようやくたどり着ける場所。
そこでオトメは冒険者になって、オーパイを目指すことにしますが...
その過程でも問題は山積み。
果たして、オトメは旅に出ることができるのか?
仮に旅に出れたとして、まともな冒険者生活を送れるのか?
マイペースキャラからいじられキャラに変貌していくオトメの受難劇。
是非、ご覧ください!
〇小説家になろう様にも掲載しています。
ハナノカオリ
桜庭かなめ
恋愛
女子高に進学した坂井遥香は入学式当日、校舎の中で迷っているところをクラスメイトの原田絢に助けられ一目惚れをする。ただ、絢は「王子様」と称されるほどの人気者であり、彼女に恋をする生徒は数知れず。
そんな絢とまずはどうにか接したいと思った遥香は、絢に入学式の日に助けてくれたお礼のクッキーを渡す。絢が人気者であるため、遥香は2人きりの場で絢との交流を深めていく。そして、遥香は絢からの誘いで初めてのデートをすることに。
しかし、デートの直前、遥香の元に絢が「悪魔」であると告発する手紙と見知らぬ女の子の写真が届く。
絢が「悪魔」と称されてしまう理由は何なのか。写真の女の子とは誰か。そして、遥香の想いは成就するのか。
女子高に通う女の子達を中心に繰り広げられる青春ガールズラブストーリーシリーズ! 泣いたり。笑ったり。そして、恋をしたり。彼女達の物語をお楽しみください。
※全話公開しました(2020.12.21)
※Fragranceは本編で、Short Fragranceは短編です。Short Fragranceについては読まなくても本編を読むのに支障を来さないようにしています。
※Fragrance 8-タビノカオリ-は『ルピナス』という作品の主要キャラクターが登場しております。
※お気に入り登録や感想お待ちしています。
💚催眠ハーレムとの日常 - マインドコントロールされた女性たちとの日常生活
XD
恋愛
誰からも拒絶される内気で不細工な少年エドクは、人の心を操り、催眠術と精神支配下に置く不思議な能力を手に入れる。彼はこの力を使って、夢の中でずっと欲しかったもの、彼がずっと愛してきた美しい女性たちのHAREMを作り上げる。
学園の美人三姉妹に告白して断られたけど、わたしが義妹になったら溺愛してくるようになった
白藍まこと
恋愛
主人公の花野明莉は、学園のアイドル 月森三姉妹を崇拝していた。
クールな長女の月森千夜、おっとり系な二女の月森日和、ポジティブ三女の月森華凛。
明莉は遠くからその姿を見守ることが出来れば満足だった。
しかし、その情熱を恋愛感情と捉えられたクラスメイトによって、明莉は月森三姉妹に告白を強いられてしまう。結果フラれて、クラスの居場所すらも失うことに。
そんな絶望に拍車をかけるように、親の再婚により明莉は月森三姉妹と一つ屋根の下で暮らす事になってしまう。義妹としてスタートした新生活は最悪な展開になると思われたが、徐々に明莉は三姉妹との距離を縮めていく。
三姉妹に溺愛されていく共同生活が始まろうとしていた。
※他サイトでも掲載中です。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる