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Legend 12. ハルの戦い
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「いい!ハル!魔物だとバレないようにね!召喚とかしちゃダメよ!」
「分かってます!」
「それと攻撃魔法を使う時は相手を倒さないように気をつけて...」
「分かってます!そうしたら失格になるんですよね!」
まもなくハルの第一試合。
ハルを心配したツィアはさっきからずっとこんな感じだった。
(この子、天然だからちゃんと言っとかないと何するか分からないのよね!...負けることはないと思うけど...)
ツィアは参加者を見渡す。
強そうな人は誰もいなかった。
(後はハルが変なことさえしなければ...)
試合はトーナメント方式で行われる。
参加者が16人なので4回勝てば優勝だ。
「次!ハル対アックス!」
審判の呼び出しの声が聞こえた。
「はい!」
大きな声で応え、対戦場へと歩き出すハル。
「頑張って!」
ツィアはそんなハルを応援した。
にっこりと笑い返して対戦場に立ったハル。
そんなハルに対する周りの反応は、
「あんな小さい女の子が出場するの?」
「大丈夫か?」
「魔法で戦うのかなぁ...」
観客は心配しているようだった。
対する相手は、
「お嬢ちゃんが俺の相手かい?...まあ、怪我しないように場外に出してやるぜ!」
大きな斧を持った、いかつい大男が、明らかに見下した態度をとっていた。
そんな対戦相手、アックスに対して、
(...ガタイの割に弱そうですね...私の魔法では倒してしまうかもしれません...どうしましょう...)
ハルはどう戦うべきか迷っていた。
「ハル...お願いだから倒してしまわないでね...」
ツィアも観客とは別の心配をしている。
そして開始の合図がなされた。
「始め!!」
その声と共にハルに近づくアックス。
「大人しくしてりゃ怪我しないぜ!このまま場外に出してやる!」
そう言って、ハルを抱えようとする。
そんなアックスに対して、
<バシッ!>
ハルは自分を抱えようとした腕を振り払った。
「私に触らないでください!!私を触っていいのはツィアさんだけです!!」
そう言って、アックスを睨みつける。
「もう!ハルったら...」
みんなの前でそんなことを言われ、ツィアが恥ずかしそうに頬を染めているが、
「こいつ...」
アックスは驚いていた。
(なんて力だ!この俺が腕ごと吹っ飛ばされるかと思ったぜ!)
アックスは侮っていた認識を改め、斧を構えて油断なく睨みつける。そして、
「おりゃ~~~~!!」
渾身の力を込めて斧で横なぎに吹き飛ばそうとするが、
<ガンッ!>
「えっ!」
まるで鉄の壁にでも当たったかのような感覚にアックスは愕然となる。
ハルは顔色一つ変えず、その場に立っており、逆にアックスの腕に痺れが走る。
「くっ!」
アックスが顔をしかめていると、ハルが斧の柄をつかむ。
「えいっ!」
あまり気合の入っていない声と共にハルが斧を振り回すと、アックスが放り投げられた。
「わぁぁぁ~~~~~!!」
空中を飛んでいくアックスの声。そして、
<ズシ~~~~~~ン!!>
大きな地鳴りが響いた。
「場外!勝者、ハル!」
「「わぁぁぁ~~~~~~~!!」」
審判の判定と共に観客が歓声を上げる。
「見たか?今の?」
「ちっちゃいのになんて力だ!」
「すごいわ!尊敬しちゃう!」
会場は騒然としていた。
「「ハ~~~ル!ハ~~~ル!」」
観客の声に包まれ、ツィアのもとに引き揚げてくるハル。
「よくやったわ!」
そんなハルをツィアは笑顔で迎える。
「へへへ...」
恥ずかしそうにはにかむハル。
「この調子で後3回、お願いね!」
そういうツィアにハルは何か言いたそうだ。
口を開いては閉じを繰り返している。
「どうしたの?何かお願いでもあるの?」
ツィアが聞くと、
「あ、あの...だ、抱きしめて...もらっても...」
ハルは耳まで真っ赤にするとそう言った。
「えっ?!」
一瞬、躊躇したツィアだったが、
「...いえ、イヤならいいです...あっ!」
そう口にしたハルをギュッと抱きしめた。
「ツィアさん...」
うれしそうに目を閉じて腕を回すハル。
しばらく後、
「ご褒美よ!これからも頑張ってね!」
ハルから離れるとにっこり笑って頭を撫でてあげるツィア。
「はい!頑張ります!」
ハルは最高の笑顔で応えたのだった。
(むふふ。ハルの胸、柔らかい...『私の』ご褒美だわ!)
後ろを向いて頬を緩めているツィアのだらしない顔をハルは知らなかった。
☆彡彡彡
2回戦。
「ファイアボール!」
対戦相手は女性の魔法使いだった。
そこそこの大きさの火の玉がハルを襲う。
(魔法には耐性がありそうですね!なら...)
相手の情報を察知したハルは同じ魔法を使う。
「ファイアボール!」
相手の2倍はありそうな大きな玉が生まれ、相手の玉とぶつかった。
相手の玉を消し去って少し小さくなった火の玉だが、そのまま、まっすぐに魔法使いに向かう。
「キャ~~~~~!!」
魔法使いはひどいダメージを受けてしまった。
「参り...ました...」
相手の魔法使いがあっさり降参する。
肩で息をしており、苦しそうだ。
(ちょっとやりすぎたでしょうか?...でもあれ以上、小さい玉は私のコントロール能力では出せません...ツィアさんなら...)
ハルは心配そうに相手を見ていたが、すぐに僧侶がやってきて癒やす。
運営側が雇っているのだろう。
「ハイ・ヒール!」
魔法使いは完全に癒やされた。
(良かったです...)
対戦場を引き揚げていくハル。
「すげぇ!力だけじゃねぇ!魔法の威力も別格だ!」
「あんなすごい子がいたなんて!」
「俺、ファンになっちゃったぜ!」
会場は1回戦にもまして大きな歓声に包まれた。
しかしハルは、
「ツィアさん...」
「よしよし!」
ただ、ツィアの抱擁に酔いしれているのだった。
☆彡彡彡
そして迎えた3回戦。
「ふふふ。なかなかやるようだが、僕の動きについてこられるかな?」
細身の剣士の男がそう言うと共に、その姿が消える。
気づけばハルのすぐ後ろに来ていた。
「えいっ!」
至近距離から剣を振り下ろすが、
<スカッ!>
空振りをしてしまう。
剣を振り下ろした場所には確かにハルがいたはずなのに、どこにもその姿は見えなかった。
「??」
何が起こったのか分からない剣士が戸惑っていると、真後ろから声が聞こえた。
「スキだらけですね!」
剣士は振り向こうとしたが、背中に強い衝撃を感じる。
<ドン!!>
気づくと対戦場の外まで飛ばされていた。
「場外!勝者、ハル!」
「「うぉぉぉ~~~~~~~!!」」
会場は大盛り上がりだ。
「あの子、マジですごくない?」
「力、魔法、敏捷性...全てがトップクラス...あんな冒険者見たことないぜ!」
「あんな子がいたなんて...ビックリだわ!」
「ハル!決勝進出!」
審判の声が響く。
「やったわね!ハル!」
「はい!私、頑張りました!」
ツィアの胸に甘えながら、ハルはうれしそうな声を上げるのだった。
(ふふふ。可愛い!)
そんなハルを微笑ましく見ていたツィア。そんな中、
「決勝進出!ドラムスコ・シェスター様!」
審判の声がツィアの耳に届いた。
(『シェスター』ってまさか名門貴族の?!)
ツィアが驚いて対戦場を見ると、そこには豪華な衣装で細身の剣を誇らしげに振り上げている一人の青年がいた。
(なんでシェスター家の子息がこんな街にいるのよ!今頃、王都で社交に忙しいはずじゃない!!)
勇者一行の魔王討伐を受け、王都では貴族が集められ、お披露目に参列していた。
貴族が一堂に会するのは珍しいので、今頃は社交に忙しいはずだ。
そんな貴族の子息がここにいるということは、
(もしかして、あれが有名なシェスター家のダメ息子?)
シェスター家には3人の子息がいるが、有能なのは2人で残る1人はどうしようもないとの噂だった。
(まさか王都を抜け出してこんなところに?...嫌な予感しかしない...)
楽勝と思われたハルの優勝だったが、一筋の暗雲が立ち込めたのだった。
「分かってます!」
「それと攻撃魔法を使う時は相手を倒さないように気をつけて...」
「分かってます!そうしたら失格になるんですよね!」
まもなくハルの第一試合。
ハルを心配したツィアはさっきからずっとこんな感じだった。
(この子、天然だからちゃんと言っとかないと何するか分からないのよね!...負けることはないと思うけど...)
ツィアは参加者を見渡す。
強そうな人は誰もいなかった。
(後はハルが変なことさえしなければ...)
試合はトーナメント方式で行われる。
参加者が16人なので4回勝てば優勝だ。
「次!ハル対アックス!」
審判の呼び出しの声が聞こえた。
「はい!」
大きな声で応え、対戦場へと歩き出すハル。
「頑張って!」
ツィアはそんなハルを応援した。
にっこりと笑い返して対戦場に立ったハル。
そんなハルに対する周りの反応は、
「あんな小さい女の子が出場するの?」
「大丈夫か?」
「魔法で戦うのかなぁ...」
観客は心配しているようだった。
対する相手は、
「お嬢ちゃんが俺の相手かい?...まあ、怪我しないように場外に出してやるぜ!」
大きな斧を持った、いかつい大男が、明らかに見下した態度をとっていた。
そんな対戦相手、アックスに対して、
(...ガタイの割に弱そうですね...私の魔法では倒してしまうかもしれません...どうしましょう...)
ハルはどう戦うべきか迷っていた。
「ハル...お願いだから倒してしまわないでね...」
ツィアも観客とは別の心配をしている。
そして開始の合図がなされた。
「始め!!」
その声と共にハルに近づくアックス。
「大人しくしてりゃ怪我しないぜ!このまま場外に出してやる!」
そう言って、ハルを抱えようとする。
そんなアックスに対して、
<バシッ!>
ハルは自分を抱えようとした腕を振り払った。
「私に触らないでください!!私を触っていいのはツィアさんだけです!!」
そう言って、アックスを睨みつける。
「もう!ハルったら...」
みんなの前でそんなことを言われ、ツィアが恥ずかしそうに頬を染めているが、
「こいつ...」
アックスは驚いていた。
(なんて力だ!この俺が腕ごと吹っ飛ばされるかと思ったぜ!)
アックスは侮っていた認識を改め、斧を構えて油断なく睨みつける。そして、
「おりゃ~~~~!!」
渾身の力を込めて斧で横なぎに吹き飛ばそうとするが、
<ガンッ!>
「えっ!」
まるで鉄の壁にでも当たったかのような感覚にアックスは愕然となる。
ハルは顔色一つ変えず、その場に立っており、逆にアックスの腕に痺れが走る。
「くっ!」
アックスが顔をしかめていると、ハルが斧の柄をつかむ。
「えいっ!」
あまり気合の入っていない声と共にハルが斧を振り回すと、アックスが放り投げられた。
「わぁぁぁ~~~~~!!」
空中を飛んでいくアックスの声。そして、
<ズシ~~~~~~ン!!>
大きな地鳴りが響いた。
「場外!勝者、ハル!」
「「わぁぁぁ~~~~~~~!!」」
審判の判定と共に観客が歓声を上げる。
「見たか?今の?」
「ちっちゃいのになんて力だ!」
「すごいわ!尊敬しちゃう!」
会場は騒然としていた。
「「ハ~~~ル!ハ~~~ル!」」
観客の声に包まれ、ツィアのもとに引き揚げてくるハル。
「よくやったわ!」
そんなハルをツィアは笑顔で迎える。
「へへへ...」
恥ずかしそうにはにかむハル。
「この調子で後3回、お願いね!」
そういうツィアにハルは何か言いたそうだ。
口を開いては閉じを繰り返している。
「どうしたの?何かお願いでもあるの?」
ツィアが聞くと、
「あ、あの...だ、抱きしめて...もらっても...」
ハルは耳まで真っ赤にするとそう言った。
「えっ?!」
一瞬、躊躇したツィアだったが、
「...いえ、イヤならいいです...あっ!」
そう口にしたハルをギュッと抱きしめた。
「ツィアさん...」
うれしそうに目を閉じて腕を回すハル。
しばらく後、
「ご褒美よ!これからも頑張ってね!」
ハルから離れるとにっこり笑って頭を撫でてあげるツィア。
「はい!頑張ります!」
ハルは最高の笑顔で応えたのだった。
(むふふ。ハルの胸、柔らかい...『私の』ご褒美だわ!)
後ろを向いて頬を緩めているツィアのだらしない顔をハルは知らなかった。
☆彡彡彡
2回戦。
「ファイアボール!」
対戦相手は女性の魔法使いだった。
そこそこの大きさの火の玉がハルを襲う。
(魔法には耐性がありそうですね!なら...)
相手の情報を察知したハルは同じ魔法を使う。
「ファイアボール!」
相手の2倍はありそうな大きな玉が生まれ、相手の玉とぶつかった。
相手の玉を消し去って少し小さくなった火の玉だが、そのまま、まっすぐに魔法使いに向かう。
「キャ~~~~~!!」
魔法使いはひどいダメージを受けてしまった。
「参り...ました...」
相手の魔法使いがあっさり降参する。
肩で息をしており、苦しそうだ。
(ちょっとやりすぎたでしょうか?...でもあれ以上、小さい玉は私のコントロール能力では出せません...ツィアさんなら...)
ハルは心配そうに相手を見ていたが、すぐに僧侶がやってきて癒やす。
運営側が雇っているのだろう。
「ハイ・ヒール!」
魔法使いは完全に癒やされた。
(良かったです...)
対戦場を引き揚げていくハル。
「すげぇ!力だけじゃねぇ!魔法の威力も別格だ!」
「あんなすごい子がいたなんて!」
「俺、ファンになっちゃったぜ!」
会場は1回戦にもまして大きな歓声に包まれた。
しかしハルは、
「ツィアさん...」
「よしよし!」
ただ、ツィアの抱擁に酔いしれているのだった。
☆彡彡彡
そして迎えた3回戦。
「ふふふ。なかなかやるようだが、僕の動きについてこられるかな?」
細身の剣士の男がそう言うと共に、その姿が消える。
気づけばハルのすぐ後ろに来ていた。
「えいっ!」
至近距離から剣を振り下ろすが、
<スカッ!>
空振りをしてしまう。
剣を振り下ろした場所には確かにハルがいたはずなのに、どこにもその姿は見えなかった。
「??」
何が起こったのか分からない剣士が戸惑っていると、真後ろから声が聞こえた。
「スキだらけですね!」
剣士は振り向こうとしたが、背中に強い衝撃を感じる。
<ドン!!>
気づくと対戦場の外まで飛ばされていた。
「場外!勝者、ハル!」
「「うぉぉぉ~~~~~~~!!」」
会場は大盛り上がりだ。
「あの子、マジですごくない?」
「力、魔法、敏捷性...全てがトップクラス...あんな冒険者見たことないぜ!」
「あんな子がいたなんて...ビックリだわ!」
「ハル!決勝進出!」
審判の声が響く。
「やったわね!ハル!」
「はい!私、頑張りました!」
ツィアの胸に甘えながら、ハルはうれしそうな声を上げるのだった。
(ふふふ。可愛い!)
そんなハルを微笑ましく見ていたツィア。そんな中、
「決勝進出!ドラムスコ・シェスター様!」
審判の声がツィアの耳に届いた。
(『シェスター』ってまさか名門貴族の?!)
ツィアが驚いて対戦場を見ると、そこには豪華な衣装で細身の剣を誇らしげに振り上げている一人の青年がいた。
(なんでシェスター家の子息がこんな街にいるのよ!今頃、王都で社交に忙しいはずじゃない!!)
勇者一行の魔王討伐を受け、王都では貴族が集められ、お披露目に参列していた。
貴族が一堂に会するのは珍しいので、今頃は社交に忙しいはずだ。
そんな貴族の子息がここにいるということは、
(もしかして、あれが有名なシェスター家のダメ息子?)
シェスター家には3人の子息がいるが、有能なのは2人で残る1人はどうしようもないとの噂だった。
(まさか王都を抜け出してこんなところに?...嫌な予感しかしない...)
楽勝と思われたハルの優勝だったが、一筋の暗雲が立ち込めたのだった。
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