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5.昼休みのひととき
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昼休み。クラスメイト二人の粘っこい攻撃を、さざ波の如く躱して逃げ出した米斗は、裏庭へ直行した。
裏庭はフェンスに沿って植えられた桜並木が綺麗な、春には最高のスポットだ。何人かの生徒がお花見気分で満開の桜木の下に集まって昼食を楽しんでいる。実にのどかな光景だった。
「米斗くん、お待たせ!」
後ろから千具良がやって来た。手には大きな紙袋を提げている。朝からずっと重そうに持っていたものだ。少し気になっていたが、弁当だったとは。
「ごめんね、遅くなっちゃって」
「いや。俺も今、来たところだから」
素早く駆けてくる千具良。かなり急いで来たにもかかわらず、汗もかいていないし息も乱れていない。
何か体育会系の部活でもやって、鍛えているのだろうと、勝手に想像した。
「うわあ、すごい人」
人で溢れかえる桜の下を見て、千具良は唖然とする。米斗もふと、同じ場所を見て気付いた。さっきよりも人が増えている。人混みが好きではない米斗は、こんなむさくるしい場所で昼飯を食いたいとは思えなかった。
「もっと静かなところに行くか」
米斗は千具良を先導して、更に校舎の裏へと歩いていった。
進むにつれて人の数も、桜の本数も減ってくる。千具良は立ち入り禁止の看板を見つけ、米斗に知らせた。
「米斗くん、これ以上先は地盤が緩くなって、建物も老朽化しているから入っちゃダメだよ」
しかし、その程度で米斗は動じない。
「大丈夫さ。それに立ち入り禁止でも何人か入ってきてる」
向こうを見ると、二、三人のグループがすでに食事をとっていた。意外と看板なんて、無視する奴が多いものだ。
「でも、地震が来ると危ないよ?」
「いつもの揺れで程度で危ないなら、もうとっくに崩れてるさ」
米斗は、ずかずかと先へ進んでいく。物事には無頓着だが、意外と言い出したら頑固な性格だったりする。千具良も米斗の性格を理解してくれたらしく、黙って後をついて来た。
盛り上がった土の上に、一本だけ立つ桜。その木の下に、並んで腰掛けた。千具良が弁当を取り出して広げる。
こんな大きな紙袋に入っている弁当とは、どんなものぞやと、少し興味深そうに見た。
その期待は、まったく裏切られなかった。
弁当は、重箱に詰められていた。それも四段重ね。正月のおせち料理でも二段程度なのに、たかが一度の昼食でこんな大量の食事が出てくるとは思わなかった。少々、不意を突かれる。
「みんなの分の、残り物が多いんだけど、良かったら食べて」
「みんなって、家族か」
「……うん、まあ、そんなところ」
「ずいぶん多い家族なんだな」
それとも大食漢の身内でもいるのか。まあいいけどと、米斗は割り箸を割って構え、重箱の蓋を開けた。
中からは、出てくるわ出てくるわ。いったい何人分だと思える料理が、ぎっしり詰まっていた。上二段が巻き寿司とおにぎり、下二段がおかずになっていた。おかずのほとんどが、から揚げや豚カツなどの肉、もとい油料理。草食の米斗には、少し重そうだった。
「あの、あんまり好きなもの、入ってないかな?」
一般人なら好みそうな、栄養がたっぷりの豪華弁当だ。食べ盛りの高校男児なら、喜んでかぶりつきたくなるメニューには違いない。
だが、相手は一般人の常識とはかけ離れた、無関心人間だ。米斗の微妙な反応に、千具良は少し不安を覚えたか、表情を歪めた。
「いや、好き嫌いじゃなくて、あまり肉は食わないようにしてるから」
「どうして?」
「俺に食われた肉たちが、幸せだったのかどうか、俺には判らんからだ」
肉はもともと生き物。牛や鳥や豚や、その他のものにしても、別に人間に食われる権限など、自然の流れの上では持っていないはずだと米斗は考える。それでも家畜は、食べられるために人間に飼育されている生き物。ただ育てて肉を使用せずに腐らせて捨てるだけと言うのは、はっきり言って無駄以外の何物でもない。しかしながら、それを食うべきか食わないべきか、米斗には判断付けがたいし、判断していいものなのかも分からない。
消費者が肉を良く食う。商売になると思って酪農家は肉を育てて売る。そして生産量の増えた肉をさらに頑張って消費者が買って食う。何となく悪循環にも感じていた。昔、よくスーパーの肉や魚売り場に行って、パックに詰められた肉塊を見ては買うかどうか悩んだ挙句、頭がショートして倒れていたと北斗から聞かされていた。
だが、そう言うなら、植物だって同じだ。生きている。食べないと、人間や、他の生き物は生きていけない。
そんな説明をしてみせると、「とても難しい問題だね」と千具良は返してきた。でも、「米斗くんの平常心が出した答なら、いいと思う」と言ってくれた。
だが、言葉とは裏腹に、その表情は複雑そうだ。何やら余計な考え事をさせてしまっているなと感じ、米斗は少し反省した。
グラリ。突然、小さな余震が辺りを震えさせた。この程度の揺れなら、地盤の緩い場所でも大丈夫だろう。米斗や千具良にとっては大した問題ではなかった。
「考えても面倒くさいし、答えが出るもんでもないから、とりあえず俺は、極力食わないようにしているだけだ。別に、千具良が思いつめる必要はない」
千具良が落ち込んでいる姿を見て、米斗は宥めた。
「けど、既に料理された肉を食わずに捨てるなんて、一番やってはいけないと思う。だからして、俺はこの弁当を全部食う。千具良も食えよ」
「……うん」
二人は丁寧に手を合わせた。
「「いただきます。」」
千具良の料理は、文句なしに美味しかった。
いつも家で炊事をしているのか、とても慣れた手つきで作られた感が、この料理たちから伝わってきた。
これだけ美味しく作ってもらえれば、肉たちも満足だろう。
千具良も、ゆっくり食事の味を噛みしめる度に、嬉しそうな笑顔を見せた。いつもは、忙しさにかまけて、ほとんど噛まずに喉に流し込む乱れた食生活を送っていたらしく、良く味わって食べると、健康にも自然にも良いのだと実感して、感動していた。
「やっぱり、平常心をもった人の考えはすごいね。私も見習わなくっちゃ」
千具良は、しみじみと米斗を絶賛する。それを聞いて米斗は、忘れていた大事な話を、はたと思い出した。
「そうだ、今朝言ってた、平常心を身に付ける、とやらの件なんだが、俺はもう自覚したときにはこういう性格だったから、どうやったらこんな風になれるのかなんて、方法が分からないんだ」
弁当をたいらげ、満腹の腹に茶を流し込みながら説明する。
「生まれつきのものかもしれないし、なれる人となれない人だっているのかもしれない。だから、俺がお前に教えてやれそうなことは、今のところない」
「……そっか、そうだよね、やっぱり、私には無理なのかなあ」
千具良は、しょんぼりと肩を落とす。だが、解決策の心当たりがある米斗は話を続ける。
「兄貴に、聞いてみようかと思う。俺より十年近く早く生まれてるんだし、俺が生まれたときからずっと一緒にいるわけだから、俺がいつからこんな性格なのか、とか、何かきっかけがあったか、とか、詳しく分かるかもしれない」
「お兄さんって、北斗先生だよね?」
千具良が顔を上げた。米斗は頷く。
「ああ。今日は何か事件に巻き込まれたとかで学校に来ていないが、まあ、家に帰ったらいるだろうから、聞いてみるよ。何か方法があるといいけどな」
「……うん、ありがとう」
頬を桜色に染めて、千具良が笑う。春の暖かい風が、二人の間をすり抜けていった。
裏庭はフェンスに沿って植えられた桜並木が綺麗な、春には最高のスポットだ。何人かの生徒がお花見気分で満開の桜木の下に集まって昼食を楽しんでいる。実にのどかな光景だった。
「米斗くん、お待たせ!」
後ろから千具良がやって来た。手には大きな紙袋を提げている。朝からずっと重そうに持っていたものだ。少し気になっていたが、弁当だったとは。
「ごめんね、遅くなっちゃって」
「いや。俺も今、来たところだから」
素早く駆けてくる千具良。かなり急いで来たにもかかわらず、汗もかいていないし息も乱れていない。
何か体育会系の部活でもやって、鍛えているのだろうと、勝手に想像した。
「うわあ、すごい人」
人で溢れかえる桜の下を見て、千具良は唖然とする。米斗もふと、同じ場所を見て気付いた。さっきよりも人が増えている。人混みが好きではない米斗は、こんなむさくるしい場所で昼飯を食いたいとは思えなかった。
「もっと静かなところに行くか」
米斗は千具良を先導して、更に校舎の裏へと歩いていった。
進むにつれて人の数も、桜の本数も減ってくる。千具良は立ち入り禁止の看板を見つけ、米斗に知らせた。
「米斗くん、これ以上先は地盤が緩くなって、建物も老朽化しているから入っちゃダメだよ」
しかし、その程度で米斗は動じない。
「大丈夫さ。それに立ち入り禁止でも何人か入ってきてる」
向こうを見ると、二、三人のグループがすでに食事をとっていた。意外と看板なんて、無視する奴が多いものだ。
「でも、地震が来ると危ないよ?」
「いつもの揺れで程度で危ないなら、もうとっくに崩れてるさ」
米斗は、ずかずかと先へ進んでいく。物事には無頓着だが、意外と言い出したら頑固な性格だったりする。千具良も米斗の性格を理解してくれたらしく、黙って後をついて来た。
盛り上がった土の上に、一本だけ立つ桜。その木の下に、並んで腰掛けた。千具良が弁当を取り出して広げる。
こんな大きな紙袋に入っている弁当とは、どんなものぞやと、少し興味深そうに見た。
その期待は、まったく裏切られなかった。
弁当は、重箱に詰められていた。それも四段重ね。正月のおせち料理でも二段程度なのに、たかが一度の昼食でこんな大量の食事が出てくるとは思わなかった。少々、不意を突かれる。
「みんなの分の、残り物が多いんだけど、良かったら食べて」
「みんなって、家族か」
「……うん、まあ、そんなところ」
「ずいぶん多い家族なんだな」
それとも大食漢の身内でもいるのか。まあいいけどと、米斗は割り箸を割って構え、重箱の蓋を開けた。
中からは、出てくるわ出てくるわ。いったい何人分だと思える料理が、ぎっしり詰まっていた。上二段が巻き寿司とおにぎり、下二段がおかずになっていた。おかずのほとんどが、から揚げや豚カツなどの肉、もとい油料理。草食の米斗には、少し重そうだった。
「あの、あんまり好きなもの、入ってないかな?」
一般人なら好みそうな、栄養がたっぷりの豪華弁当だ。食べ盛りの高校男児なら、喜んでかぶりつきたくなるメニューには違いない。
だが、相手は一般人の常識とはかけ離れた、無関心人間だ。米斗の微妙な反応に、千具良は少し不安を覚えたか、表情を歪めた。
「いや、好き嫌いじゃなくて、あまり肉は食わないようにしてるから」
「どうして?」
「俺に食われた肉たちが、幸せだったのかどうか、俺には判らんからだ」
肉はもともと生き物。牛や鳥や豚や、その他のものにしても、別に人間に食われる権限など、自然の流れの上では持っていないはずだと米斗は考える。それでも家畜は、食べられるために人間に飼育されている生き物。ただ育てて肉を使用せずに腐らせて捨てるだけと言うのは、はっきり言って無駄以外の何物でもない。しかしながら、それを食うべきか食わないべきか、米斗には判断付けがたいし、判断していいものなのかも分からない。
消費者が肉を良く食う。商売になると思って酪農家は肉を育てて売る。そして生産量の増えた肉をさらに頑張って消費者が買って食う。何となく悪循環にも感じていた。昔、よくスーパーの肉や魚売り場に行って、パックに詰められた肉塊を見ては買うかどうか悩んだ挙句、頭がショートして倒れていたと北斗から聞かされていた。
だが、そう言うなら、植物だって同じだ。生きている。食べないと、人間や、他の生き物は生きていけない。
そんな説明をしてみせると、「とても難しい問題だね」と千具良は返してきた。でも、「米斗くんの平常心が出した答なら、いいと思う」と言ってくれた。
だが、言葉とは裏腹に、その表情は複雑そうだ。何やら余計な考え事をさせてしまっているなと感じ、米斗は少し反省した。
グラリ。突然、小さな余震が辺りを震えさせた。この程度の揺れなら、地盤の緩い場所でも大丈夫だろう。米斗や千具良にとっては大した問題ではなかった。
「考えても面倒くさいし、答えが出るもんでもないから、とりあえず俺は、極力食わないようにしているだけだ。別に、千具良が思いつめる必要はない」
千具良が落ち込んでいる姿を見て、米斗は宥めた。
「けど、既に料理された肉を食わずに捨てるなんて、一番やってはいけないと思う。だからして、俺はこの弁当を全部食う。千具良も食えよ」
「……うん」
二人は丁寧に手を合わせた。
「「いただきます。」」
千具良の料理は、文句なしに美味しかった。
いつも家で炊事をしているのか、とても慣れた手つきで作られた感が、この料理たちから伝わってきた。
これだけ美味しく作ってもらえれば、肉たちも満足だろう。
千具良も、ゆっくり食事の味を噛みしめる度に、嬉しそうな笑顔を見せた。いつもは、忙しさにかまけて、ほとんど噛まずに喉に流し込む乱れた食生活を送っていたらしく、良く味わって食べると、健康にも自然にも良いのだと実感して、感動していた。
「やっぱり、平常心をもった人の考えはすごいね。私も見習わなくっちゃ」
千具良は、しみじみと米斗を絶賛する。それを聞いて米斗は、忘れていた大事な話を、はたと思い出した。
「そうだ、今朝言ってた、平常心を身に付ける、とやらの件なんだが、俺はもう自覚したときにはこういう性格だったから、どうやったらこんな風になれるのかなんて、方法が分からないんだ」
弁当をたいらげ、満腹の腹に茶を流し込みながら説明する。
「生まれつきのものかもしれないし、なれる人となれない人だっているのかもしれない。だから、俺がお前に教えてやれそうなことは、今のところない」
「……そっか、そうだよね、やっぱり、私には無理なのかなあ」
千具良は、しょんぼりと肩を落とす。だが、解決策の心当たりがある米斗は話を続ける。
「兄貴に、聞いてみようかと思う。俺より十年近く早く生まれてるんだし、俺が生まれたときからずっと一緒にいるわけだから、俺がいつからこんな性格なのか、とか、何かきっかけがあったか、とか、詳しく分かるかもしれない」
「お兄さんって、北斗先生だよね?」
千具良が顔を上げた。米斗は頷く。
「ああ。今日は何か事件に巻き込まれたとかで学校に来ていないが、まあ、家に帰ったらいるだろうから、聞いてみるよ。何か方法があるといいけどな」
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