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第三部 四季姫革命の巻

第二十六章 夏姫革命 10

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 十
 榎たちが戦線離脱してから、十数分といったところだろうが、戻ってくると、激しい戦いはまだ続いていた。
 それでも多くの妖怪や悪鬼、陰陽師たちが息絶え、室内は陰惨たる様相を呈していた。充満する血や体液の悪臭が鼻を突き、嘔吐を催しそうになる。
「くっ、なんて凶暴な童でおじゃるか!」
 今も尚、活発に動き回っている者は限られている。一部の悪鬼や夏、語、そして意外にも月麿が奮闘していた。
 月麿が相手にしているのは、語だった。
 とはいっても、その実力は歴然だ。戦っているというより、語に遊ばれているといった状況だろう。
「おじちゃんに恨みはないけどさ、あの女の肩を持つなら、ただじゃ済まさないよ」
 語も、時を渡って現代に来た月麿には、同じ時間を共にして懐いていた様子だった。逆行時渡りを行うための知恵の多くを授けてくれた相手でもあるし、できれば相手にしたくない相手なのかもしれない。だから本気で戦ってはいなかった。
 だが、それでも月麿が紬姫に味方する立場を変えなければ、いずれは語もその命を本気で奪いにかかるつもりだ。
 丁度、語が動いた。月麿に生まれた一瞬の隙を突いて、急所を狙いにいく。
 その攻撃をはじき返したのは、夏の剣だった。
 尻餅をつき、体を震わせて怯えを露にしながらも、月麿は夏の背中に向かって声を張り上げた。
「なぜ、麿を助けた!? 情けでも、かけたつもりでおじゃるか!」
「其方にかける情けなど、持ち合わせてはおらぬ。伝師の弱く浅ましき犬よ」
 吠えかかってくる月麿に、夏は横目に睨みを飛ばした。月麿は怯えて、身を竦ませる。その姿は、まさしく気弱な犬そのものだった。
「――だが、其方の忠誠心には感服する。紬姫のためにも、ぜひ、無事に生き抜いてもらわねばならぬ。其方は、未来の四季姫たちの幸福のために、欠かせぬ男なのだから」
「何を、わけの分からぬことを!」
「分からずとも良い。ともかく生きよ、月麿殿。其方の使命は、ここで終わりではないのだ」
 夏の言葉の意味がさっぱり理解できず、月麿は表情を顰め続けていた。
 そのやり取りの合間にも、語は容赦なく攻撃を繰り出そうとする。
 だが、その語の動きが、宙に浮かんだまま、突然止まった。
「何だこれ、体が……」
「今度こそ、捕らえた」
 何が起こったのか分からず困惑していると、榎の側で紬姫の声がした。素早い細やかな動きで空中に陣を描き、呪文を唱えている。
 まるで、見えない板に張り付けにでもされたみたいに、語は動かなくなった。手足の先や首から上を必死で動かしてもがいているが、胴体はピクリとも動かせない。
「語くん! どうなったんだ?」
「動きを止めただけだ。邪魔が入らぬよう、しばらく大人しくしていてもらう」
「くそっ、離せ! 離せよ!」
「やかましい。口も閉じてやろう」
 紬姫が指を軽く動かすと、喚いていた語の口が閉じて、声も出せなくなった。
 語の動きが封じられたことによって、語が呼び出した妖怪や悪鬼たちも力を失い、姿を消した。
 途端に、賑やかだった室内に静寂が訪れる。
 その場に生き残った月麿と一部の陰陽師、そして部屋の隅で小さくなって震えていた守親が、我に返って部屋の中心に視線を向けた。
 その場に立つ、夏と紬姫の様子を、食い入るように見つめていた。
「すいません、夏さん。紬姫を、説得できなかった」
 その側で、榎は歯を食いしばり、夏に詫びた。結局、榎の力では、紬姫の強固な意志は切り崩せなかった。
「ありがとう、榎。再び、紬姫の目の前に立てたのだ。それで充分だ」
 情けなさに項垂れる榎に、夏は優しい言葉をかけてくる。
「さあ、これで邪魔者はいなくなったぞ、夏よ」
 舞台を整えた紬姫は、邪悪な笑みを浮かべて、夏を見上げていた。
 悪鬼の特性がむき出しになっている、といった感じの笑みだった。紬姫の表情からは、さっきまでの冷静さが失われつつある。
 表面を覆う感情は、破壊と相手の死のみを快楽として受け入れる、悪鬼の本質を象徴するものに変貌していた。
 榎が以前、萩の中から垣間見た、あの悍ましい残酷な感情を再び目の当たりにした気がして、全身から汗が噴き出す。
 そんな紬姫の姿を見てもなお、夏は平然と前を見据えていた。
「歌でも詠むか。貴様に対する恨みと憎しみに満ちた、呪いの和歌でも」
「歌は詠まぬ。私は苦手だから。代わりに、話をしたい」
 夏は冷静に、気持ちの昂る紬姫を気拍で抑えつけ、静かに口を開いた。
「私は、この馬鹿げた一族に、愛する者たちを奪われていくのが嫌だった。姉も救えなかった、親も、友も、何もかも、私のちっぽけな力では、救うことはできなかったのだ。だからせめて、心から愛した其方だけは、伝師の呪縛から解き放ちたかったのだ」
「黙れ! この呪われた血は、妾をこの一族から逃がしてはくれぬ。それに、ここで逃げて路頭に迷えば、腹の子はどうなる。呪われた身に宿る子もまた、呪われた者ぞ。伝師の蚊帳の外で、生きていけると思うか!?」
 夏の心からの言葉を受け、紬姫は激しく声を荒げた。
 やっぱり、夏の声でさえ、もう紬姫には届かないのだろうか。このまま、紬姫の望むがまま、夏の死を受け入れるしかないのか。
 そう思った刹那。
 不意に、紬姫の放つ気配の色が変わった。
 肩を震わせ、声も震え、嗚咽に似た吐息が口から吐き出される。
 紬姫が、泣いている。その表情から悪鬼の形相は姿を消し、幼い人間の少女のものに戻っていた。
「妾は、解放など望んでいなかった。願わくば、共に歩んでほしかった。全てが、終わるまで――」
 声を震わせながら、紬姫が吐き出した言葉は、きっと心からの本音だったに違いない。
 その言葉を意図を酌んだのか、夏の表情に驚愕が広がる。
「其方となら、禁忌の道に踏み込んでも、我を忘れずに歩んでいけると思うておった。なのに其方は、妾を一人、道の外に追いやり、勝手に満足して……! なぜ、この忌まわしい家を、共に変えようと、手を差し伸べてくれなんだ。其方と力を合わせれば叶うと、信じておったのに……」
 紬姫は、泣き崩れた。思いのたけを全てぶつけて、力が抜けたのだろう。
 顔を両手で覆い、肩を震わせて鳴き声を上げる。そんな紬姫の側に夏が歩み寄り、膝を折って手を伸ばした。
「そうか、共に、か。逃げるのではなく、内側から支える。そんな考え、及びもしなかった」
 夏は柔らかな身振りで紬姫の体を抱き寄せ、両腕で包み込んだ。紬姫も拒むことなく、身を委ねていた。
「その願い、今からでも叶えることはできるだろうか? 蚊帳の外で、二人で一から――」
 夏の囁くような言葉に、紬姫は大きく体を震わせた。続いて、諦めた様子で、首を横に振った。
「きっと、無理だ。其方を愛すれば愛するほど、憎くなる。この想いはもう、変えられぬ……」
「ならば、憎め。其方が私を殺して救われるならば、私は喜んで殺されよう」
 紬姫は顔から手を放し、涙に濡れた青白い顔を、夏の胸元に押し込んだ。
「もう、良い。今一度、この胸に抱かれることができたのだから」
 幸せそうな表情だった。紬姫の、夏の、満たされた姿。
 遠目から見ていた榎が恥ずかしさを覚え、ここにいることが場違いだと思えるほどに、目の前には二人の完全な世界が確立されていた。紬姫を慕う月麿や、紬姫の本当の夫である守親でさえも口を挟めない、真摯な愛情に満ちた空間。
 本物の、恋人同士みたいだ。
 そんな、永遠に続きそうなその空間は、突如としてぶち壊された。
「油断しすぎだよ、あまり僕を嘗めるな」
 紬姫の集中が乱れたせいか、語を封じていた陣の力が弱まったらしい。動けるようになった語は、すかさず無防備な二人に攻撃を繰り出す。
 邪気が濃縮された鋭い刃が飛んだ。気付いた夏が紬姫を庇い、その刃を肩に受けた。邪気の塊は夏の着物を切り裂き、肩の肉を切り裂いて飛んでいった。夏の左肩から血が溢れ、着物を濡らす。
 榎が慌てて駆け寄ると同時に、紬姫が再び悪鬼の形相を浮かべて、語を睨み付けた。
「命だけはとらずに置いてやろうと、情けを懸けたのが間違いであったな」
 目にも止まらない速さで空中に陣を描いたかと思うと、突然、語が全身から血を噴き出した。
 何が起こったのか、榎たちだけでなく、語自身にさえ分からなかったはずだ。
 語は微動だにできず、そのまま後ろに向かって倒れ、地面に落ちた。
 紬姫は更なる攻撃を繰り出そうと、陣を結ぶ。榎は制止しようとしたが、間に合わない。
 紬姫の続いての攻撃が、語に直撃したように見えた。
 だが、語の倒れていた場所には、紬姫の攻撃によって空いた大穴だけが残り、語の姿はなかった。
 ふと、頭上に気配を感じて見上げると、いつのまにか姿を消していた隠形鬼が姿を現し、負傷した語を腕に抱いて浮かんでいた。
「さすがに、これ以上の傷は我が主の命を脅かす。一旦、引かせてもらいましょうぞ」
 隠形鬼はそう告げて、また姿をくらませた。
「逃がすか!」
 紬姫が怒鳴りつけて追いかけようとしたが、夏の痛々しい呻き声を耳にした途端、我に返った。
 呆然と、脱力したような表情で立ち尽くす紬姫を脇目に、榎は倒れる夏を支えた。
「夏さん、しっかり!」
「案ずるな、深い傷ではない」
 確かに、出血は多いが、傷口はそれほど酷いものではない。しっかりと適切な処置を施せば、命に関わる重症にはならないだろう。
「じっとして、止血しますから」
 榎は着物の袖を引き千切り、細く裂いて包帯を作り始めた。
「春姫がいてくれたら、すぐに治してくれるけれど、あたしにはこれくらいしかできないから……」
 傷口を縛ろうと、着物を脱がせる。
 その直後、榎は思わず、体の動きを止めた。
 夏の体は、女性のそれではない。華奢ではあるが、この体つきは、どこからどうみても、男だった。
「別に、隠すつもりはなかったのだが、言い出し難くてね」
 ばつの悪そうな夏の声に我に返って、榎は再び、手を動かし始めた。
 初めて会った時から、心の奥底では、何となくそうではないかと感じる時は、度々あった気がする。
 ただ、〝夏姫〟という先入観から、単純に男勝りで果敢な女性なのだと、必死で思いこもうとしていた。
 榎みたいに、女性的な面が少ない女性なのだと、勝手に判断していただけで。
 でも、夏の本当の姿を垣間見た瞬間、ずっと抱いていた違和感が消えて、すべての事象がしっくりきた。
「馬鹿げた話さ。宝剣は姉ではなく、男である私を、わざわざ夏姫に選んだ。それでも、それが天命であるならと素性を隠して、四季姫を演じてきた。他の四季姫たちには、とうに見破られていたけれどね。そして、紬姫にも……」
 止血をすませると、夏は着物を着直して、腕の動きを確認していた。肩の傷とは関係なく、普通に腕が動かせることを確認して、再び深く息を吐いた。
「四季姫は、長である紬姫を守り、共に京の守護を務めることが使命。陰陽師として、夏姫として紬姫を守ることは当然の役割であった。――だが私は、男として紬姫を守りたい、この呪われた家から救い出したいと、望んでしまったのだよ。たとえ、それが其方の歩む道を阻むものであったとしても、私にとってはそれだけが叶えるべき夢だったのだ」
 夏はゆっくりと、紬姫に語り掛ける。紬姫は切ない表情を浮かべながら、しきりに膨らんだ腹部に手を差し伸べていた。
 その落ち着かない動作を見ていると、ふと、榎は気付いた。
「じゃあ、まさか、紬姫の相手は……。綴さんの父親は、夏さん……?」
 夏は、困った表情を浮かべて、微かに笑った。肯定するには、充分な反応だった。
 夏が男であるなら、別に紬姫の相手であっても、おかしくない。
 妙に納得できた。守親が綴の父親だと聞かされた時には、素直に納得できない感覚が残っていたが、夏ではないかと悟った瞬間、何の疑いもなく受け入れられた。
 夏の飄々とした言動や、賢いのか抜けているのか分からない独特な雰囲気。何より、側にいるととても落ち着くあの感覚は、今思えば綴にとてもよく似ている。
 それほどまでに愛した人だからこそ、紬姫は裏切られて憎んだ。憎んでもなお、愛し続けている。
 そんな複雑な心境も、そういった裏側の事情が見えることで、より事態が鮮明になったと思えた。
 今の紬姫からは、最早、夏を殺そうという意志は見られない。きちんと向かい合って対峙した結果、すれ違った心がうまく、噛み合ったのかもしれない。
 この二人は、もう大丈夫だ。たとえ最後には離れ離れになる運命だとしても、最悪に悲しい結末は、迎えなくても済みそうだった。
 榎の中に、安堵が生まれた。
 その直後。
 夏の心臓部から、剣の切っ先が飛び出した。
 また、周囲の空気が凍り付く。榎だけでなく、紬姫も、微動だにしない。
 夏は口から血を吐き、剣の突き刺さった胸からも滲み出た鮮血が、着物をじわじわと濡らし始めた。
 夏の背後には、激しく息を乱れさせた守親が立っていた。その手には、辺りに転がっていた直刃の剣が握られ、その切っ先が、真っ直ぐに夏の背中を貫いていた。
「許さぬ、許さぬぞ! 伝師の高貴な血を、分家の汚らわしい血で汚すなど!」
 守親は唾と共に、底知れぬ呪いの言葉を吐き散らかし始めた。

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