13 / 21
13*
しおりを挟む入れているだけで耐えられないほどの激しい痙攣。絶頂をこらえる必死の内部に揉みくちゃにされ、俺は動いていないのに射精しそうだった。
そうとは認めてもらえなくても、せっかくセックスして射精するなら一番満足できるものを味わいたい。伊勢田にだってそうだ。俺が与えられる最高の快感の中で射精してほしい。認めなかったことを責めて物足りなく終わらせるのも作戦かもしれないが、どうしてもそれは選べない。
「っ、がまんして、えらいね、伊勢田。気持ちいいのするからね」
目隠しを解きながら囁やけば、もう喋る余裕もないのだろう、伊勢田はガクガクと頷くだけだった。枕に埋まった横顔がまぶしげに目を細めながら俺を見る。
「いぐ……っ♡♡♡ いぐ……ッ♡♡♡ もっ、もうむり、いぐ……ッ♡♡♡」
「うん。俺も、っ伊勢田の中に、出すから……♡」
「うん、うん……っ♡ ……っうあ、あ、あ~~~ッ♡♡♡ おくっ♡♡♡ 結腸口っ♡♡♡ 奥ごちゅごちゅ、っ、う、ん! おっ♡♡♡ おっ♡♡♡ すきっ♡♡♡ おくっ、奥っ♡♡♡ ぅあ! あ! かりかりすきッ♡♡♡ イグッ♡♡ イグッ♡♡ イグッ♡♡ イグッ♡♡♡ かりかりいぐッ♡♡♡ 結腸口ごつごつ、これっ♡♡ これ好きッ♡♡♡ イグッいぐっいぐッ♡♡♡ おッ♡♡♡ おッ♡♡♡ おッ♡♡♡ イグッ♡♡♡ イグッ♡♡♡ おッ♡♡♡ おッ♡♡♡ おッ♡♡♡ おッ♡♡♡ おおッ♡♡♡ おおッ♡♡♡ おおッ♡♡♡ おおッ♡♡♡」
「ッ、すっご……! 伊勢田、っ、……中に出していい? ここ、っ、この小さいところに押し付けて、結腸の中に射精していい?」
「っうん! なかッ、なかだし、本真の精液中出しッ♡♡♡ まぞまんこにご褒美のなかだしッ♡♡♡ イグッ♡♡♡ いぐッ♡♡♡ がま、我慢まんこに、精液、本真の精液……ッ♡♡♡ ッうあ! あ! おッ♡♡♡ おッ♡♡♡ おッ♡♡♡ おッ♡♡♡ おうぅうッ♡♡♡ イグうッ♡♡♡ イグうッ♡♡♡ ほんまッ♡♡♡ いぐッいぐッいぐッ♡♡♡ じゅんばんっ♡♡♡ ほっ、本真のちんぽが、イクまで、我慢……ッ♡♡♡ はやっ、はやくッ、イグッ♡♡ もうイグッ♡♡♡ はやくッ♡♡♡ イグイグイグイグイグ……ッ♡♡♡」
「この、ッ、マゾ……っ!」
気まぐれの口約束を忠実に守られ、作り物の上下関係を遵守され、俺はその徹底がものすごく嬉しくてものすごく興奮した。
覆いかぶさり骨を感じるほど密着し、欲しがる内部にしゃぶられると何より征服欲が満たされる。我を忘れての射精は信じられないほど気持ちよかった。俺の気配で察するのか熱や脈打つものを感じるのか、伊勢田はまるで射精許可をもらったように太い声で喜んだ。
「ぅあ~~~ッ♡♡♡ あ゙~~~ッ♡♡♡ イグイグイグイグッ♡♡♡ マゾいぐッ♡♡♡ まぞいぐッ♡♡♡」
「……ん……ッ♡」
「だ、だらしない、しゃせ、見て……っ♡♡♡ ほん、っ本真あっ♡♡♡ おれのっ♡♡ オス失格ッ♡♡♡ おもらし射精見てっ♡♡♡ 見てッ♡♡♡ おッ♡♡♡ おッ♡♡♡」
「っ片足上げて、射精公開、っまでするんだ……ッ♡ 可愛い……♡ ほら、どろどろ落ちて、なにこれ? これ射精?」
「あ♡♡♡ あっ♡♡♡ おぉ♡♡♡ お、お……ッ♡♡♡ へたっ、へたくそな、射精、ダメな射精……ッ♡♡♡ きっ、気持ちいい、どろどろ射精気持ちいい……ッぉお、おお……っ♡♡♡ おうっ♡♡♡ おうっ♡♡♡」
「しごいても本当に出ないんだ……あ~……♡ ぎゅっぎゅって締まって、俺は気持ち良いけど……っ♡ 伊勢田はぼたぼた精液漏らすしか、っ、できないんだねえ……♡」
「うん……うん……ッ♡♡♡ 本真、みっ、見て……っ♡♡♡ おれの、なさけ、情けないところ……っ♡♡♡ おれのだめなところ、おれの、失格の、だめなところ全部……っ♡♡♡」
「見てるよ。可愛い伊勢田、全部見てる。可愛いダメ射精全部見てる……♡」
「うん、うん……っ♡♡♡」
「かわいい。本当に可愛い……」
オス犬のように上げられた足を支えながら、俺は夢中で伊勢田の勃起をいじって遊ぶ。しごけばそれらしく跳ねるくせに精液はとろとろ伝い落ちるだけだ。尿道口にとぷっと溜まる程度漏れるそれは全然男らしくなくて、だから可愛い。全部可愛い。
勢いがないから伊勢田の絶頂は長い。伊勢田は蕩けきった瞳で俺を振り返っている。
「おれのこと、ぜ、全部見て……♡♡♡ 本真……俺の駄目なところ全部見て……っ♡♡♡」
9
お気に入りに追加
74
あなたにおすすめの小説

飼われる側って案外良いらしい。
なつ
BL
20XX年。人間と人外は共存することとなった。そう、僕は朝のニュースで見て知った。
なんでも、向こうが地球の平和と引き換えに、僕達の中から選んで1匹につき1人、人間を飼うとかいう巫山戯た法を提案したようだけれど。
「まあ何も変わらない、はず…」
ちょっと視界に映る生き物の種類が増えるだけ。そう思ってた。
ほんとに。ほんとうに。
紫ヶ崎 那津(しがさき なつ)(22)
ブラック企業で働く最下層の男。悪くない顔立ちをしているが、不摂生で見る影もない。
変化を嫌い、現状維持を好む。
タルア=ミース(347)
職業不詳の人外、Swis(スウィズ)。お金持ち。
最初は可愛いペットとしか見ていなかったものの…?


被虐趣味のオメガはドSなアルファ様にいじめられたい。
かとらり。
BL
セシリオ・ド・ジューンはこの国で一番尊いとされる公爵家の末っ子だ。
オメガなのもあり、蝶よ花よと育てられ、何不自由なく育ったセシリオには悩みがあった。
それは……重度の被虐趣味だ。
虐げられたい、手ひどく抱かれたい…そう思うのに、自分の身分が高いのといつのまにかついてしまった高潔なイメージのせいで、被虐心を満たすことができない。
だれか、だれか僕を虐げてくれるドSはいないの…?
そう悩んでいたある日、セシリオは学舎の隅で見つけてしまった。
ご主人様と呼ぶべき、最高のドSを…
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。



王道学園の冷徹生徒会長、裏の顔がバレて総受けルート突入しちゃいました!え?逃げ場無しですか?
名無しのナナ氏
BL
王道学園に入学して1ヶ月でトップに君臨した冷徹生徒会長、有栖川 誠(ありすがわ まこと)。常に冷静で無表情、そして無言の誠を生徒達からは尊敬の眼差しで見られていた。
そんな彼のもう1つの姿は… どの企業にも属さないにも関わらず、VTuber界で人気を博した個人VTuber〈〈 アイリス 〉〉!? 本性は寂しがり屋の泣き虫。色々あって周りから誤解されまくってしまった結果アイリスとして素を出していた。そんなある日、生徒会の仕事を1人で黙々とやっている内に疲れてしまい__________
※
・非王道気味
・固定カプ予定は無い
・悲しい過去🐜のたまにシリアス
・話の流れが遅い
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる