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教えて小谷崎さん2
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もはや言葉も出なかった。唖然とする俺の布団の中へ、小谷崎さんは急に手を入れてくる。中は見えないはずなのに、まるで透けているように真っ直ぐパジャマの腹を捕らえられた。
「っ♡♡ こ、こや……っ♡」
「ほら。ここ。……亀頭。先っぽくすぐられるだけでスイッチ入るでしょ。大浦さんは昨日の夕方までオスだったからメス発情に気づかなかったんですよ。……自分の状態に気づかないで風邪だと思いこんで寝てるところ、おもしろ可愛くて放っておいちゃった。ごめんなさい」
「おもし……っんん……♡ ま、待って、待って……っ♡♡」
「タオル」
落ちる、と言外に指摘されて抵抗が止まる。
布一枚が何だと思うのと同じだけ、小谷崎さんに載せられたものだ、と考えてしまう自分がいる。彼の行いを自分が無駄にする。それは布一つのことでも重罪だと、そう感じるよう昨夜躾けられてしまった。
掛け布団の中の、寝間着の中の、下着の中。小谷崎さんは慣れたように俺のものを根本から扱いた。彼の言う通り勃起もしないのに信じられないほど気持ちいい。
飲み込めず漏れる声、跳ねる肌を、彼から背けた視界の端でちらりと笑われた気配がする。笑われるのが恥ずかしいのに気持ちいい。
「は……♡ は……っ♡♡ 小谷崎さん……っ♡」
「可愛い声出して。昨日のオス声忘れましたか? でも大きい図体して甘えた声出して、萎えちんぽ好き勝手いじられてるのも可愛いですよ。体と同じく大きいこのちんぽ、このまま勃たなくなったらどうします? 女も男も抱けなくなる。昨日夢中でオナニーした穴で気持ちよくなるしかないですね。犯してくださいって、俺みたいにオフパコ相手探してみる?」
「や、やだ、しません……っ♡ そんなのしな、っあ、ぁ……ッ♡♡」
「じゃあどうするんです? ほら、萎えたままカウパー漏らし始めた。こんなのもう普通のオナニーはできないってわかりますよね。相手を探さないんだったらどうする?」
「ぁ、あ♡♡ あっ♡♡ あっ♡♡」
小谷崎さんの言う通り、冷えた手の中、俺のものは勃ち上がる気配もないのにねとねとの先走りを漏らし始めていた。意外と骨っぽい手のひらに包まれ、亀頭全体へ広げるように濡れた手で先だけ責められる。
指で作った輪が段差を扱き、濡れた手で亀頭をぐちゅぐちゅと揉まれ、指先が時々奥を撫でる。嫌がってるのか欲しがってるのか、そこにぎゅっと力が入る理由が自分自身でもわからない。
俺の体のことはもう、俺より小谷崎さんが詳しいのかもしれない。そう感じるほど彼の思うままに反応してしまう。
「っん、ぅ、う……っ♡ なん、っ、なんで、勃たない……っ♡♡ へ、変です、へん……っんん♡♡」
「ドライでイキまくってましたからね。もうここ以外が気持ちいいって覚えたんです。……どこが気持ちいいか覚えてます?」
「覚えてないっ! 覚えてないですっ♡♡ ぁあ♡♡ あっ♡ お……っ♡♡ そこやだ、そこ、ぉ……っ♡♡♡」
「覚えてない? 昨日自分でかき回してたここ、もう忘れちゃったんですか?」
「んぅ……っ♡♡ はいっ、入る、ぅ……っ♡♡ あ♡ あ……っ♡♡ んんん……っ♡ 入っちゃ、入る、指が入る……っ♡♡」
「入りませんよ」
「っ♡♡ こ、こや……っ♡」
「ほら。ここ。……亀頭。先っぽくすぐられるだけでスイッチ入るでしょ。大浦さんは昨日の夕方までオスだったからメス発情に気づかなかったんですよ。……自分の状態に気づかないで風邪だと思いこんで寝てるところ、おもしろ可愛くて放っておいちゃった。ごめんなさい」
「おもし……っんん……♡ ま、待って、待って……っ♡♡」
「タオル」
落ちる、と言外に指摘されて抵抗が止まる。
布一枚が何だと思うのと同じだけ、小谷崎さんに載せられたものだ、と考えてしまう自分がいる。彼の行いを自分が無駄にする。それは布一つのことでも重罪だと、そう感じるよう昨夜躾けられてしまった。
掛け布団の中の、寝間着の中の、下着の中。小谷崎さんは慣れたように俺のものを根本から扱いた。彼の言う通り勃起もしないのに信じられないほど気持ちいい。
飲み込めず漏れる声、跳ねる肌を、彼から背けた視界の端でちらりと笑われた気配がする。笑われるのが恥ずかしいのに気持ちいい。
「は……♡ は……っ♡♡ 小谷崎さん……っ♡」
「可愛い声出して。昨日のオス声忘れましたか? でも大きい図体して甘えた声出して、萎えちんぽ好き勝手いじられてるのも可愛いですよ。体と同じく大きいこのちんぽ、このまま勃たなくなったらどうします? 女も男も抱けなくなる。昨日夢中でオナニーした穴で気持ちよくなるしかないですね。犯してくださいって、俺みたいにオフパコ相手探してみる?」
「や、やだ、しません……っ♡ そんなのしな、っあ、ぁ……ッ♡♡」
「じゃあどうするんです? ほら、萎えたままカウパー漏らし始めた。こんなのもう普通のオナニーはできないってわかりますよね。相手を探さないんだったらどうする?」
「ぁ、あ♡♡ あっ♡♡ あっ♡♡」
小谷崎さんの言う通り、冷えた手の中、俺のものは勃ち上がる気配もないのにねとねとの先走りを漏らし始めていた。意外と骨っぽい手のひらに包まれ、亀頭全体へ広げるように濡れた手で先だけ責められる。
指で作った輪が段差を扱き、濡れた手で亀頭をぐちゅぐちゅと揉まれ、指先が時々奥を撫でる。嫌がってるのか欲しがってるのか、そこにぎゅっと力が入る理由が自分自身でもわからない。
俺の体のことはもう、俺より小谷崎さんが詳しいのかもしれない。そう感じるほど彼の思うままに反応してしまう。
「っん、ぅ、う……っ♡ なん、っ、なんで、勃たない……っ♡♡ へ、変です、へん……っんん♡♡」
「ドライでイキまくってましたからね。もうここ以外が気持ちいいって覚えたんです。……どこが気持ちいいか覚えてます?」
「覚えてないっ! 覚えてないですっ♡♡ ぁあ♡♡ あっ♡ お……っ♡♡ そこやだ、そこ、ぉ……っ♡♡♡」
「覚えてない? 昨日自分でかき回してたここ、もう忘れちゃったんですか?」
「んぅ……っ♡♡ はいっ、入る、ぅ……っ♡♡ あ♡ あ……っ♡♡ んんん……っ♡ 入っちゃ、入る、指が入る……っ♡♡」
「入りませんよ」
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