【完結】教えて小谷崎さん/淫語調教シェアハウス

17*

「っん、ん……！」

　小谷崎が息を詰めた、と同時に、熱く柔らかいものが頬に触れた。抜いたオナホールごと顔を掴まれ引き寄せられ、顔面を硬い勃起に押し付けられる。
　脈打つ熱に合わせ、顔中に重たい粘液が飛んだ。嫌悪感なんてなかった。気持ちよくなったんだという安心感と、次は自分だという期待だけがあった。
　だから勃起を踏みつけられても、してもらえたという喜びしかなかった。

「っあ、あぁああああッ！！　っいぐ、いぐ、いぐいぐいぐッ♡♡♡　ちんぽいぐ、ぅッ♡♡♡　めすしゃせ、っんう、んん、んんッ！！　はッ、はッ♡♡♡　埋まる、うまる、バイブ奥、っう、ううぅ、うッ♡♡♡　おまんこ、っ、おまんこ、おまんこ、おまんこ……ッ！　っいく、めすいく、もっと踏んでください、っあ、あ、あ～～～ッ！！」
「目を逸らさない！　メスイキ顔上げて！」
「いっで、る、イッてる！！　ぁあ、ああ、ああッ♡♡♡　あ～～～ッ♡♡♡　いっでる、ぅ、うっ！！　小谷崎さん、小谷崎さん、おまんこいってる、おまんこ、ぉ、お……ッ♡♡♡」

　急所を踏みつけられた体は自然と逃げるように、足から遠ざかるように動いていた。当然のことだ。柄が出ているのに腰を引いたらフローリングでバイブを埋めてしまう。
　大浦は首輪を引かれたまま、だらしない顔を晒しながら小谷崎の足裏に射精していた。それどころかバイブを味わうように腰をくねらせてしまうのだ。

「っんぉ、おお、おお……っ♡♡♡　あっ、あたま、きもちい、っお、ぉ……♡♡　頭、っおお、おお……っ♡♡♡　っま、まだ気持ちいい、ずっと、っん、お……お……っ♡♡♡」
「おまんこイキだよ。メスまんこも一緒にイッたから、幸せで頭がずっとぼうっとする」
「しあ、しあわせ、っお、お……♡♡♡　おなか、っ、しあわせ、メスイキきもちい、っおお！　おッ♡♡♡」

　ぎゅうっと強く踏みつけられ、大浦は絞り出すように残りの精子を吐き出していた。
　もう何も出ない。なのにずっと腹の奥が気持ちいい。
　柄をフローリングに押し付け味わう卑猥な腰も彼の足には知られていただろう。精液まみれの顔を、あの熱っぽい手が撫で回す。褒めながら顔中を汚される。

「上手にできてたよ、大浦さん」

　甘い声。優しく熱っぽい声はしかし、いつもの落ち着いた響きを取り戻していた。他でもない小谷崎とこんなことをしてしまったのだと実感すると、羞恥心で息ができないほどになって、そしてそのせいでまた絶頂してしまうのだ。

「っん、ぅう……う～……っ♡♡♡」

　動いたままのバイブから逃げるのを、小谷崎は止めなかった。
　腰を上げ力を入れどうにかバイブを吐き出すが、それが限界で大浦は床に崩れ落ちてしまう。腰を上げたまま額が床につく惨めな姿勢になってしまったが、もう指一本動かせない。
　小谷崎はしゃがみ、バイブのサイズに開いたままのそこを撫で回した。気持ちよくさせるというより味わうような手付きの中、彼は静かに言う。その声が遠い。貧血に似た感覚で音がすべて遠くに聞こえる。

「大浦さん、メスオナニー上手だね。これからもっと気持ちよくなれる。片付けは俺がしておくから大丈夫、ゆっくり休んで。……失神してる間、何もわからないうちに処女まんこ追加開発するから、アナルイキの感覚睡眠学習で頭に刻もうね」

　聞こえない。わからない。大浦は余韻の中朦朧と訴える。

「小谷崎っ、小谷崎、さん……♡♡♡　おなか、きもちいい、し、しあわせ……っ♡♡♡　……まっ、また、オナニー、見てほしい……っ♡♡♡　上手にできるまで、おっ、教えて、小谷崎さん……っ♡♡♡」