異世界転生〜色いろあって世界最強！？〜

学校生活〜②〜

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その後スムーズに決まる中、中々決まらなかったのが…コンテスト、と借り物競走。

コンテストへの参加希望者が多く、借り物競走は、なんと私しか希望がいなかったという…
まっ、そのおかげで希望通りの種目参加となりました。他の3人も希望通り。良かった。

結局、どうしたかというと…

「だーかーらー、コンテストには美しい色の方が良いに決まってる！」

「いいや、ここは由緒正しい家柄の方が…」

「要は、どれだけアピール、熱弁が出来るかだろ？だったら、俺が！」

「それだったら、俺だって！！」

「おまえら、さっさと決めろ。あ～ジャンケンだ、ジャンケン！勝ったらコンテスト！！負けたら借り物な！！」

「「「「「えー！？」」」」」

「えー、じゃない！いつまで経っても決まりそうにないんだから、諦めろ！」

先生の提案でジャンケンで決める事に。この世界にも、ジャンケンってあったんだね。
そして、ようやく決まったのは、設けられた時間ギリギリでした。

「よし！これで決定とする。はぁー、やっと決まった。何で他のクラスよりも人数少ないのに、こんなに時間かかったんだ…」

先生、お疲れ様です。
運動会までは、特に練習とかもないらしく、練習するとしたら自主練でとのこと。
今から走ったり練習しても、劇的に変わる訳じゃないし、私の参加種目は運もあるから、練習よりも当日の運勢が良くなるように祈ってる方がいいかも。

「ねぇ、運動会に参加するのは、全校生徒？」

「あぁ。と言っても、特級クラスと一般クラスは別々なはずだ。」

「別々？」

「そっ。違う日にちに行われるし、一般クラスは家族参加型だが、特級クラスは生徒だけだ。」

つまり…？
一般クラスにいるお兄様やお姉様、ルーお兄様とは別の日に運動会…しかも、お父様達もいない。えー、知り合い？なんて、このクラスの子しかいないのに…

「一般クラスの運動会の日は、特級クラス休みだから、サリーナ嬢も家族として参加したらいいじゃねぇか。そしたら、俺も参加出来るし。」

あっ！そっか。一般クラスの運動会に私も家族として参加出来るんだ！！特級クラスのは、それなりに楽しむとして、一般クラスのでは、お兄様達の勇姿を拝めるって訳だね。

どちらかといえば、一般クラスの運動会の方が楽しみのメインになってるけど…。日程的には、特級クラスの運動会が先で次の週に一般クラスの運動会があるんだって。お家に帰ったら、お兄様とお姉様に参加種目聞かないと！！

「カインさん。ルーお兄様の参加種目、聞いておいて下さいね！」

「ああ。わかった。ちなみに、父兄参加で綱引きとかも一般クラスの方はあるから、楽しみにしててな！多分、ライアンさんも俺も参加するから。」

綱引き！！お父様も参加するの！？わーい！！楽しみ！！しっかり、応援しなきゃ。