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学校生活〜①〜

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えーっと…どちら様でしょう?

「はじめまして、ユミリア・ローレンと申します。いつも、主人と息子がお世話になっております。」

まさかの奥様!?お母様!??
どう見ても13、4歳にしか見えな…
はっ!!もしかして、カインさんってロリコ…

ガシッ

「サリーナ嬢?今、物凄く俺に失礼な事を考えてなかったか?」

「め、滅相も無いです!!」

頭を鷲掴みにされましたー!このままでは、殺されちゃうよー!!幼女愛好家だなんて言ってないよー!!(←あっ)

「まぁまぁ。しょうがないよ、カイン。ユミリアさんは見た目若いから、昔から一緒にいれば良くて親子。ひどい時は誘拐犯に間違えられてたじゃないか。」

誘拐、犯…

「憐れむ目で見ないでくれ。」

あらっ、これは失礼。
ようやく鷲掴みから頭を解放して頂き、改めてユミリアさんに挨拶をする。

「はじめまして、サリーナ・クロードです。こちらこそ、いつもカインさんとルーお兄様に助けて頂いております。」

「まぁ、お話の通り、幼いのにしっかりされているのね。将来、娘になってもらうのが楽しみだわ!!」

むす、め…娘?

「な、何言ってるんだよ!?母さん!!」

「あらっ?愛する旦那様と可愛い息子が口を揃えて気に入っている子よ?これは、嫁に来て貰わないと!!」

よ、嫁!?

「ねぇ、サリーナちゃん。嫁と姑は仲良しの方が良いと思うの!だから、これから仲良くしてね!!」

「は、はい…?」

「まったく、サリーナ嬢が困ってるだろ?いい加減にしなさい!」

おぉー、カインさんが怒ってる!
そりゃあ、私だって急に言われて困るというかビックリだけど…ルーお兄様のお嫁さん、あー、なんていい響き!良いなぁ。しかも親公認だなんて、嬉しい!!

「うー。そんなに怒らなくたっていいじゃない。カインの意地悪。…怒った顔も素敵だけど、笑った優しい顔の方が好きだわ。ねぇ?機嫌を直して笑って頂戴。」

「はぁー。全く反省の色の無い奴だな、お前は。せっかくお呼ばれしたというに。」

「ごめんなさい。愛してるわ。」

「まったく。」

ナデナデ

最終的にイチャイチャしてる。うん、ラブラブだねぇ。どっからどう見ても、夫婦には見えないけど。

「じゃあ、食事としようか?みんな移動しよう。」

ユミリアさんの実年齢も気になる所だけど、せっかくみんな集まっているんだから、楽しい夕食としましょう!!
ウキウキとしていると、隣にお父様が来て…

「…ああ見えてユミリアさん。カインより年上だよ?見えないよねー。」

……!!!?
とんでも無い事を言い放っていった。
カインさんより年上…嘘だぁ。




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