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学校生活〜①〜
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「クロード嬢?」
「みんなに、ね。見てもらいたいの。」
視線が集まるのを感じる。
私の不安を感じ取ってか、女の子のぎゅっと上着を握る力が強まった気がした。
私はここで、学校で、街で、国で、この世界で、不条理な事を無くす為、平等な世界を作る為に晒さないといけない。
バサッ
「………」
「「「「「「「「…………」」」」」」」」
沈黙。
さらに、みんな石のように固まってる。
クイクイ
「ほんちょの、てんししゃまだったの?」
「違うよ。ただの人間。みんなと同じだよ?」
「きれー。てんししゃまだぁ。」
キラキラお目目が眩しいです。
「さわってみる?」
「うん!!」
しゃがむと、恐る恐る髪に手を伸ばす。
色を、感触を、確かめるようにサラサラと撫でて、「ほぉー」と歓喜の表情。楽しそうで何よりです。
「私にも触らせて。」
「えっ?あたちのかみ?」
「うん!キラキラしてて、綺麗だから。」
「きれー?」
「うん。とっても綺麗。」
お互いに髪を触り合い、エヘヘッと笑い合っていると、周りの石化が溶けたようです。
「マジ?」
「神…さま?」
「「「すげー!!」」」
「「「すごーい!!」」」
「いつ見ても麗しいです。」←
「「「きれー!!」」」
「私、天使様初めて見た!」
「俺も!てか、女神様じゃないのか?」
「そういや、神の使いって言ってなかったか?」
「えー?天使様だよ!?」
「いや、どう見ても神様だろ!!」
だから、人間ですって。しかもアリシアちゃん!?どさくさに紛れて一人違う反応!!
そりゃあ、元々知ってるから反応が違うのわかるけど、麗しいって何!?そんな大層な姿してませんが!?
「ク、クロード嬢?」
「んっ?」
「その色…」
「…うん。この色が、私が隠してる理由。天使でも、神の使いでも…ましてや神様でもない者が神の色を持って生まれた。至って普通の人間なのに、色によって身分が引き上げられた。私はそんな事、望んでないの。みんなと普通の生活が出来たら、それで良いの。でも、ね?嫌なの。」
「……嫌?」
「うん。みんな…ここにいるみんなも普通の生活が出来ないと嫌なの!だから、この色を最大限に生かす事にしたの。」
「生かすって、どうする気?」
「とりあえず、ここの孤児院は総官さんの意向と、これからは神のお導きにより保護されている施設って事で!!」
「はっ?へっ?」
「私の周りにいる人達には幸せになってもらいたいので、世の中がこの色で勘違いしてくれて結構。例えば、この姿で私が気にかけてたり、大切にしているのをみたら、それは神様のお導きだと思う人は少なからずいると思うの!!」
「あー、なるほど。でも、クロード嬢は良いの?」
「何が?」
「孤児院に関わるなんて…嫌じゃない?」
「何で?」
「何でって…」
「だって仲良し、だもん…」
「「ねぇー。」」
顔を見合わせて、タイミングぴったりに声を出して笑う。
「私はサリーナ。お名前聞いて良い?」
「ミーナ。しゃりーにゃしゃま?」
「うーん。サリーでいいよ?様は無しね!」
「…しゃりーちゃん。」
「うん!よろしくね!!」
「よろちく!!」
「みんなに、ね。見てもらいたいの。」
視線が集まるのを感じる。
私の不安を感じ取ってか、女の子のぎゅっと上着を握る力が強まった気がした。
私はここで、学校で、街で、国で、この世界で、不条理な事を無くす為、平等な世界を作る為に晒さないといけない。
バサッ
「………」
「「「「「「「「…………」」」」」」」」
沈黙。
さらに、みんな石のように固まってる。
クイクイ
「ほんちょの、てんししゃまだったの?」
「違うよ。ただの人間。みんなと同じだよ?」
「きれー。てんししゃまだぁ。」
キラキラお目目が眩しいです。
「さわってみる?」
「うん!!」
しゃがむと、恐る恐る髪に手を伸ばす。
色を、感触を、確かめるようにサラサラと撫でて、「ほぉー」と歓喜の表情。楽しそうで何よりです。
「私にも触らせて。」
「えっ?あたちのかみ?」
「うん!キラキラしてて、綺麗だから。」
「きれー?」
「うん。とっても綺麗。」
お互いに髪を触り合い、エヘヘッと笑い合っていると、周りの石化が溶けたようです。
「マジ?」
「神…さま?」
「「「すげー!!」」」
「「「すごーい!!」」」
「いつ見ても麗しいです。」←
「「「きれー!!」」」
「私、天使様初めて見た!」
「俺も!てか、女神様じゃないのか?」
「そういや、神の使いって言ってなかったか?」
「えー?天使様だよ!?」
「いや、どう見ても神様だろ!!」
だから、人間ですって。しかもアリシアちゃん!?どさくさに紛れて一人違う反応!!
そりゃあ、元々知ってるから反応が違うのわかるけど、麗しいって何!?そんな大層な姿してませんが!?
「ク、クロード嬢?」
「んっ?」
「その色…」
「…うん。この色が、私が隠してる理由。天使でも、神の使いでも…ましてや神様でもない者が神の色を持って生まれた。至って普通の人間なのに、色によって身分が引き上げられた。私はそんな事、望んでないの。みんなと普通の生活が出来たら、それで良いの。でも、ね?嫌なの。」
「……嫌?」
「うん。みんな…ここにいるみんなも普通の生活が出来ないと嫌なの!だから、この色を最大限に生かす事にしたの。」
「生かすって、どうする気?」
「とりあえず、ここの孤児院は総官さんの意向と、これからは神のお導きにより保護されている施設って事で!!」
「はっ?へっ?」
「私の周りにいる人達には幸せになってもらいたいので、世の中がこの色で勘違いしてくれて結構。例えば、この姿で私が気にかけてたり、大切にしているのをみたら、それは神様のお導きだと思う人は少なからずいると思うの!!」
「あー、なるほど。でも、クロード嬢は良いの?」
「何が?」
「孤児院に関わるなんて…嫌じゃない?」
「何で?」
「何でって…」
「だって仲良し、だもん…」
「「ねぇー。」」
顔を見合わせて、タイミングぴったりに声を出して笑う。
「私はサリーナ。お名前聞いて良い?」
「ミーナ。しゃりーにゃしゃま?」
「うーん。サリーでいいよ?様は無しね!」
「…しゃりーちゃん。」
「うん!よろしくね!!」
「よろちく!!」
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