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本編
#4 いい方法
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「いい方法って? 」
「私達2人でドレスを作るの」
「えっ!? お嬢様どういう事?」
「だから、私達でドレスを作るのよ! サリーとっても良い案だと思わない? ほら、さいわい材料はここに沢山あるわ」
「我ながらすごく良い案だわ~」とにっこりと笑いながら言う私。心の声が抑えられない、くるくるここ回りたいわ。それほどまでに気持ちが高ぶっていた。
この案を思いついちゃったからには、大成功を目指して頑張らなきゃ。そのためにも絶対サリーには協力して貰わないと。
この3着のドレスをこのまま放置、放棄するなんて出来ないもの。ドレスを作った全ての関係者への冒涜よ。ドレス好きの誇りをかけてキレイな状態に戻さないとね!
「はぁーっお嬢様。こんなこと言いたくないけど、それは針子の仕事よ。お嬢様のような人がやることではないわ」
「針子の仕事とか関係ない、したいの! 」
「ダメよ」
「サリー、ねぇお願い」
「ダメったらダメ」
「じゃあサリー、他にいい案があるの?」
「それは......そこのクローゼットにある服を着ればいいじゃない」
「それじゃローズマリーに負けることになるわ。少しでも見返してやりたいの」
「それに作るって言ったって、このドレスからは無理よ。こんなに汚れているし、破けてるのよ」
「洗えばいいじゃない、刺繍とかで何とかなるわよ」
「あのねぇ、言うのは簡単だけど実際にやるのは難しいものよ」
どんどん熱がこもってくる会話。一歩間違えたらサリーは怒ってしまって、納得してくれなくなる。でも諦める気はさらさらない。コレだけは譲れない。ここまでしたい、やりたいって思ったことは人生で初めて。ぜーったいにおねだり成功させなくちゃ。
「サリー、そう思うのも仕方がないと思うわ。でも私は本当にやりたいの! ほら、自分でドレスを作るのが夢だったのは知ってるでしょう? 」
「知ってるけど、それとこれは別! このタイミングでやることではないでしょう!? 」
「え~じゃあサリー、刺繍のように趣味で作るのは? もし仮面舞踏会までに間に合って、申し分のない出来にだったら着ていってもいいかしら? 」
「だからっ......はぁ、その目。お嬢様どうしても諦めない気なのね。もういいわよ、時間がもったいないわ。分かった、やってやろうじゃない」
「サリー! いいの、本当に? 」
「えぇ。その代わりとってもいい最高のドレスを作るわよ」
「勿論よ! ありがとう、サリー」
「お礼はいいから。そもそも命令なら私は断れないのに、お嬢様は......」
「だって、本当にサリーが嫌がることはしたくないもの」
「お嬢様は優しすぎるわ。本当にあの人とは大違いね。あれで同じ時に生まれた双子とか信じられない」
☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆
そんなこんなで、私達は3着のドレスを洗濯した。はじめはサリーに「お嬢様、洗うのは私がやるから」って言われたけどどうしてもそこから自分の手でやってみたかったのだ。
思っていたよりもドレスの汚れは綺麗に取れた。きっとローズマリーが今日故意につけたばかりの汚ればっかりだったのだろう。その結果色も分からないようなドレスだったが、はっきりと色が分かるようになった。
「洗うと意外に綺麗になったわね。達成感があるわ。それにしてもドレスは薄い紫と水色、桃色だったのね」
「何を言っているの? サリー。どうみたって右からアイリス、アクアブルー、ピーチブロッサムのドレスじゃない」
「お嬢様のドレス馬鹿......」
「なんか言った? サリー」
「ドレス馬鹿って言ったのよ! 分かるわけないじゃない。色の違いとか、パッと見た感じだと同じ。いちいち名前なんか知らないし! もうまったく。で、次はお嬢様がデザイン画を描くんでしょう? 」
「そうよ」
色の違いが分からないなんて、サリーもまだまだね。私はドレスが好きになってからはすぐに色々調べて覚えた。私にはそういう才能があるみたい。勉強に生かせたら良いのだけど。まぁそれよりもデザイン画ね。
私はドレスが一目見た時から好きで、初めはドレスを着るのが好きだった。だけどローズマリーに奪われるようになってからはドレスの実物を見たり、色んな店のパンフレットを眺めるのが好きになったのだ。
最近では自分好みのドレスを考えて、デザイン画にして描くのにハマっている。デザイン帳はちょうど6冊を超えたところだ。だからこそ、力の見せどころ。これまでの知識を総動員して頑張らなくっちゃ。
「どんなドレスにするつもりなのか楽しみだわ」
「これまでで1番のデザインを目指すわ、サリー」
それから3日間ずっと悩み続けた。朝から晩までずっと。
あまりにも無口でいるから、ローズマリーはいまだにショックが抜けていないと思っているみたい。ふふっ、とっくに乗り越えて、今はデザインを考えるのが楽しくて堪らないっていうのに。
デザインを生み出すのは苦しいけど楽しい、やらずにはいられないのだ。
そして4日目。とうとうデザイン画を描きあげた。
「さぁドレスのデザインは決まったわ、あとは形にするだけね」
「私達2人でドレスを作るの」
「えっ!? お嬢様どういう事?」
「だから、私達でドレスを作るのよ! サリーとっても良い案だと思わない? ほら、さいわい材料はここに沢山あるわ」
「我ながらすごく良い案だわ~」とにっこりと笑いながら言う私。心の声が抑えられない、くるくるここ回りたいわ。それほどまでに気持ちが高ぶっていた。
この案を思いついちゃったからには、大成功を目指して頑張らなきゃ。そのためにも絶対サリーには協力して貰わないと。
この3着のドレスをこのまま放置、放棄するなんて出来ないもの。ドレスを作った全ての関係者への冒涜よ。ドレス好きの誇りをかけてキレイな状態に戻さないとね!
「はぁーっお嬢様。こんなこと言いたくないけど、それは針子の仕事よ。お嬢様のような人がやることではないわ」
「針子の仕事とか関係ない、したいの! 」
「ダメよ」
「サリー、ねぇお願い」
「ダメったらダメ」
「じゃあサリー、他にいい案があるの?」
「それは......そこのクローゼットにある服を着ればいいじゃない」
「それじゃローズマリーに負けることになるわ。少しでも見返してやりたいの」
「それに作るって言ったって、このドレスからは無理よ。こんなに汚れているし、破けてるのよ」
「洗えばいいじゃない、刺繍とかで何とかなるわよ」
「あのねぇ、言うのは簡単だけど実際にやるのは難しいものよ」
どんどん熱がこもってくる会話。一歩間違えたらサリーは怒ってしまって、納得してくれなくなる。でも諦める気はさらさらない。コレだけは譲れない。ここまでしたい、やりたいって思ったことは人生で初めて。ぜーったいにおねだり成功させなくちゃ。
「サリー、そう思うのも仕方がないと思うわ。でも私は本当にやりたいの! ほら、自分でドレスを作るのが夢だったのは知ってるでしょう? 」
「知ってるけど、それとこれは別! このタイミングでやることではないでしょう!? 」
「え~じゃあサリー、刺繍のように趣味で作るのは? もし仮面舞踏会までに間に合って、申し分のない出来にだったら着ていってもいいかしら? 」
「だからっ......はぁ、その目。お嬢様どうしても諦めない気なのね。もういいわよ、時間がもったいないわ。分かった、やってやろうじゃない」
「サリー! いいの、本当に? 」
「えぇ。その代わりとってもいい最高のドレスを作るわよ」
「勿論よ! ありがとう、サリー」
「お礼はいいから。そもそも命令なら私は断れないのに、お嬢様は......」
「だって、本当にサリーが嫌がることはしたくないもの」
「お嬢様は優しすぎるわ。本当にあの人とは大違いね。あれで同じ時に生まれた双子とか信じられない」
☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆
そんなこんなで、私達は3着のドレスを洗濯した。はじめはサリーに「お嬢様、洗うのは私がやるから」って言われたけどどうしてもそこから自分の手でやってみたかったのだ。
思っていたよりもドレスの汚れは綺麗に取れた。きっとローズマリーが今日故意につけたばかりの汚ればっかりだったのだろう。その結果色も分からないようなドレスだったが、はっきりと色が分かるようになった。
「洗うと意外に綺麗になったわね。達成感があるわ。それにしてもドレスは薄い紫と水色、桃色だったのね」
「何を言っているの? サリー。どうみたって右からアイリス、アクアブルー、ピーチブロッサムのドレスじゃない」
「お嬢様のドレス馬鹿......」
「なんか言った? サリー」
「ドレス馬鹿って言ったのよ! 分かるわけないじゃない。色の違いとか、パッと見た感じだと同じ。いちいち名前なんか知らないし! もうまったく。で、次はお嬢様がデザイン画を描くんでしょう? 」
「そうよ」
色の違いが分からないなんて、サリーもまだまだね。私はドレスが好きになってからはすぐに色々調べて覚えた。私にはそういう才能があるみたい。勉強に生かせたら良いのだけど。まぁそれよりもデザイン画ね。
私はドレスが一目見た時から好きで、初めはドレスを着るのが好きだった。だけどローズマリーに奪われるようになってからはドレスの実物を見たり、色んな店のパンフレットを眺めるのが好きになったのだ。
最近では自分好みのドレスを考えて、デザイン画にして描くのにハマっている。デザイン帳はちょうど6冊を超えたところだ。だからこそ、力の見せどころ。これまでの知識を総動員して頑張らなくっちゃ。
「どんなドレスにするつもりなのか楽しみだわ」
「これまでで1番のデザインを目指すわ、サリー」
それから3日間ずっと悩み続けた。朝から晩までずっと。
あまりにも無口でいるから、ローズマリーはいまだにショックが抜けていないと思っているみたい。ふふっ、とっくに乗り越えて、今はデザインを考えるのが楽しくて堪らないっていうのに。
デザインを生み出すのは苦しいけど楽しい、やらずにはいられないのだ。
そして4日目。とうとうデザイン画を描きあげた。
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