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本編
#1 はじまり
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私、クリスフォート・リリアナの一日はドレスで埋め尽くされている。
ふわふわなフリル、細やかで繊細なレース。
リボンいっぱいの可愛いドレスから艶やかな美しいドレスまで、とにかくドレスが好き。大好き。めちゃくちゃ好きなのだ。
もちろん他のお洋服も好き。上にまとったりするものや普段よく着るワンピースとか。
これは私のドレス好きから始まる物語ーーー
「うふふっ、ふふっ、ふふふっうふふふ...」
「お嬢様起きてちょうだい、時間よ...お嬢様っ!」
「ふふっうふふふっ...」
「お嬢様! 今日はドレスのデザイン画を書くのでしょう? 時間が無くなるわよ」
「うーん......ふぁぁ! おはよう、サリー」
「えぇおはよう。5分オーバーよ。もう休日だからって気を緩めないでよね」
「え~だってね、今日はたくさんのドレスに囲まれる夢を見ていたのよ、仕方がないと思わない?」
「はぁ、また変な夢を見ていたのね。ドレス馬鹿もいい加減にしてよ」
ふわぁ眠いわ。いい夢見たわね、夢の中に戻りたい。あんなに沢山のドレスがあったらどれだけ素敵なことでしょう。私の理想の場所そのものだったわ。
どれでも選び放題、見放題、触り放題なんだから!
それにしても、サリーったらまた毒舌が出てる。
私の専属侍女のサリーとは生まれてから、16年の付き合いだ。幼い頃はよく一緒に遊んでいて、貴族と平民だけど上下関係がない唯一無二の親友である。サリーが言うにはこんな関係珍しいらしいけど。でも親友としか言えない仲よね。
平民とか貴族とか関係なく仲良しじゃダメなのかしら?
「で、今日はどのドレスにする?」
「サリー、今日は...右からそうね、2番目のワンピースに、編んだ小花柄のストールにして」
「若草色のね、いいと思うけど⋯⋯。最近このワンピース着すぎじゃない?」
「いいじゃない。だってそれしかないのだもの。今日のイメージに合うのは。休日だしゆるゆるしたワンピースが着たいの」
毎朝決める服は、季節などを考えて決めている。しかし選べる服、ドレスの数は決して多くない。夢のように選び放題とはいかないのだ。それには訳がある。
私はクリスフォート侯爵家の長女リリアナ。
双子の姉で、妹にローズマリーがいる。
そして私はその妹に全てを持っていかれているのだ。お母様からの愛、ドレス、宝飾類、etc⋯⋯。
数え上げたらキリがないわ。幼い頃はこんなんじゃなかったのに。ワガママな子になってしまった。溺愛していらっしゃるお母様のせいかしら。最近は近づいてもあまりいいことがないから、できるだけ避けるようにしている。本当にもう嫌い。
そして唯一私と妹を平等に扱ってくださるお父様は、お仕事の関係で諸外国を走り回っている。
いつもお忙しそうでなかなか会えないの。
年に2、3回帰ってきたら良い方。
でもたまにお話する時には、色んなお話を聞いてくださるのよ。
そんな訳で私の家ではお母様がお父様の分も含めて、全てを取り仕切ってる。だからお母様に溺愛されているローズマリーは贅沢し放題、わがまま言い放題。
侯爵家だし、お金はそれなりにあって裕福なのだけれど、私の為のお金までローズマリーのものになっている。だから私はドレス、アクセサリーは勿論、全てのものが必要最低限しかないのだ。
「お嬢様も、もっと強く言ってやったらいいじゃない。さすがに侯爵家令嬢としてこの服の数は少な過ぎるわよ。もう少しワガママになっても罰は当たらないと思うわ」
「そうね、でも私には欲しいものがないし」
「ドレスは欲しくないの? 一時期すごく言っていたじゃない、ドレスいっぱい着たいって」
「あ~そうね、でもきっとローズマリーの方が似合うし。どうせまたローズマリーに奪われるもの」
ずっと前にお気に入りだったドレス一式をローズマリーに奪われてからはもう諦めている。
ローズマリーは昔から色んなものを沢山持っているのに、私のものばかりどんどん奪っていくのだ。ほんの些細なものでも。やめて欲しいけど私には力がないから、なにかした所でより酷くなるのは目に見えている。だから反論も出来ない。
「いいえ、お嬢様の方が似合うわ。魅力に気づいていないだけよっ! いつも言ってるでしょう。あーあのワガママ娘は」
「ありがとうサリー、でもいいのよ。だって私はドレスそのものが好きなだけだし、近くで見れるだけで十分。高望みはしないわ。それに最近はドレスの絵を書くことがとっても楽しいもの」
「本当にお嬢様はいい人ね。人生損しているわよ」
「そんなことはないわ、サリー。だって信頼出来る友人がいるでしょう、好きなドレスに関われるし、それに美味しいスイーツだってたまに食べられる。ほらねとても充実してるわ。あと...もう出来るだけローズマリーには近づきたくないのよ。面倒くさいことには巻き込まれたくないから」
「そうね、ややこしくなっちゃうもんね」
朝からため息をついた私たちは身支度を整えていく。
若葉のように軽やかに、サラサラと流れるラインの美しいワンピースを身にまとうとドロドロした感情はどこかに流されていった。
ふわふわなフリル、細やかで繊細なレース。
リボンいっぱいの可愛いドレスから艶やかな美しいドレスまで、とにかくドレスが好き。大好き。めちゃくちゃ好きなのだ。
もちろん他のお洋服も好き。上にまとったりするものや普段よく着るワンピースとか。
これは私のドレス好きから始まる物語ーーー
「うふふっ、ふふっ、ふふふっうふふふ...」
「お嬢様起きてちょうだい、時間よ...お嬢様っ!」
「ふふっうふふふっ...」
「お嬢様! 今日はドレスのデザイン画を書くのでしょう? 時間が無くなるわよ」
「うーん......ふぁぁ! おはよう、サリー」
「えぇおはよう。5分オーバーよ。もう休日だからって気を緩めないでよね」
「え~だってね、今日はたくさんのドレスに囲まれる夢を見ていたのよ、仕方がないと思わない?」
「はぁ、また変な夢を見ていたのね。ドレス馬鹿もいい加減にしてよ」
ふわぁ眠いわ。いい夢見たわね、夢の中に戻りたい。あんなに沢山のドレスがあったらどれだけ素敵なことでしょう。私の理想の場所そのものだったわ。
どれでも選び放題、見放題、触り放題なんだから!
それにしても、サリーったらまた毒舌が出てる。
私の専属侍女のサリーとは生まれてから、16年の付き合いだ。幼い頃はよく一緒に遊んでいて、貴族と平民だけど上下関係がない唯一無二の親友である。サリーが言うにはこんな関係珍しいらしいけど。でも親友としか言えない仲よね。
平民とか貴族とか関係なく仲良しじゃダメなのかしら?
「で、今日はどのドレスにする?」
「サリー、今日は...右からそうね、2番目のワンピースに、編んだ小花柄のストールにして」
「若草色のね、いいと思うけど⋯⋯。最近このワンピース着すぎじゃない?」
「いいじゃない。だってそれしかないのだもの。今日のイメージに合うのは。休日だしゆるゆるしたワンピースが着たいの」
毎朝決める服は、季節などを考えて決めている。しかし選べる服、ドレスの数は決して多くない。夢のように選び放題とはいかないのだ。それには訳がある。
私はクリスフォート侯爵家の長女リリアナ。
双子の姉で、妹にローズマリーがいる。
そして私はその妹に全てを持っていかれているのだ。お母様からの愛、ドレス、宝飾類、etc⋯⋯。
数え上げたらキリがないわ。幼い頃はこんなんじゃなかったのに。ワガママな子になってしまった。溺愛していらっしゃるお母様のせいかしら。最近は近づいてもあまりいいことがないから、できるだけ避けるようにしている。本当にもう嫌い。
そして唯一私と妹を平等に扱ってくださるお父様は、お仕事の関係で諸外国を走り回っている。
いつもお忙しそうでなかなか会えないの。
年に2、3回帰ってきたら良い方。
でもたまにお話する時には、色んなお話を聞いてくださるのよ。
そんな訳で私の家ではお母様がお父様の分も含めて、全てを取り仕切ってる。だからお母様に溺愛されているローズマリーは贅沢し放題、わがまま言い放題。
侯爵家だし、お金はそれなりにあって裕福なのだけれど、私の為のお金までローズマリーのものになっている。だから私はドレス、アクセサリーは勿論、全てのものが必要最低限しかないのだ。
「お嬢様も、もっと強く言ってやったらいいじゃない。さすがに侯爵家令嬢としてこの服の数は少な過ぎるわよ。もう少しワガママになっても罰は当たらないと思うわ」
「そうね、でも私には欲しいものがないし」
「ドレスは欲しくないの? 一時期すごく言っていたじゃない、ドレスいっぱい着たいって」
「あ~そうね、でもきっとローズマリーの方が似合うし。どうせまたローズマリーに奪われるもの」
ずっと前にお気に入りだったドレス一式をローズマリーに奪われてからはもう諦めている。
ローズマリーは昔から色んなものを沢山持っているのに、私のものばかりどんどん奪っていくのだ。ほんの些細なものでも。やめて欲しいけど私には力がないから、なにかした所でより酷くなるのは目に見えている。だから反論も出来ない。
「いいえ、お嬢様の方が似合うわ。魅力に気づいていないだけよっ! いつも言ってるでしょう。あーあのワガママ娘は」
「ありがとうサリー、でもいいのよ。だって私はドレスそのものが好きなだけだし、近くで見れるだけで十分。高望みはしないわ。それに最近はドレスの絵を書くことがとっても楽しいもの」
「本当にお嬢様はいい人ね。人生損しているわよ」
「そんなことはないわ、サリー。だって信頼出来る友人がいるでしょう、好きなドレスに関われるし、それに美味しいスイーツだってたまに食べられる。ほらねとても充実してるわ。あと...もう出来るだけローズマリーには近づきたくないのよ。面倒くさいことには巻き込まれたくないから」
「そうね、ややこしくなっちゃうもんね」
朝からため息をついた私たちは身支度を整えていく。
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