【R18】 二人の主人と三人の家族

mimimi456/都古

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本編

2月23日 (3*

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俺の自室は、リビングにある。
客間代わりに作った小上がりで、仕切りもないし、二人の部屋よりだいぶ小さいけど、俺の好きなものしかない。

正方形の畳と、部屋に沿って作られた据え置きの棚と。
ちゃぶ台と、座布団と数冊の本に、少しの飾り物。

たった30センチ四方の障子窓が好きなんだ。

俺の服や他の荷物なんかは陸也の部屋にある。
パジャマと仕事服はリビングの籠に入れてある。
ダイヤモンドアートもその道具も、陸也の部屋だ。
引きこもりと刺激対策で、こうする事にした。

今の所効果的だ。
お陰でご飯も、こうしてリビングで食べられる。
そうじゃなかったら、自室に引きこもって何かを食べる気力さえ湧かなかった筈だ。

パジャマを取りに行く気にはなれない。
代わりに陸也が放ったらかしたパジャマを着る。
洗濯機に入れろって言ったのに。

まぁ、良いや。

春雨スープ、たまに食べると美味しい。
お世話になってる中華スープの素に、卵を落として混ぜただけだ。
ごまとごま油も、ちょっと入れた。

かまぼこしか入れるの無かった。
春雨にかまぼこって、どうなんだ。

まぁ、美味いような。悪くない様な。うーん。

とりあえず。
本気で抱かない奴に、抱かれる気は無い。
タバコ吸う程余裕の無い陸也は魅力的だし、少し強引な和己も好ましい。
むしろ。
この前、自分の部屋に連れ込んでソファで犯した癖に。
今更何を倫理ぶってるのか分からない。

誰かひとりでも着いて来れないなら、俺達の関係は成り立たない。
イカれ具合をちゃんと証明して欲しい。
俺がもし仕事を辞めて。
二人が言う様に飼われるようになったとしたら。

それに安心して、抱かなくなる様な男にはなってほしく無い。
毎日可愛がってこそのペットだ。
手抜きなんか要らない。

とりあえず。
二人も食べるだろうし、オムレツでも作るか。

そしたら不貞寝しよ。

ーーーーー

「凄い背徳感。」

「本気でやらないとな。」

「ああー道徳心歪む...っ♡」

「今更だな。」

なんか声がする。
陸也と和己が。

「なんの、はなし?」

「あ。起きた♡おはよ良悟」

「おは、よ。」

陸也はどこだろ。

「陸也?」

「此処だ。」

「何してるの?」

「鎖を壁に繋いでる。」

「壁...っ、!?」

俺は、慌てて起き上がろっとしたが、何かが首に巻き付いて阻まれた。
ジャラッと音がした。
首だけじゃ無い、手も、足も、どっかに繋がれてる。

「なにこれ」

「本気を出す事にした。怖いか?」

「怖いに決まってる、!」

「んーそれは俺が何とかするね良悟。♡」

壁からフックが出てる。
何で?
寝室にそんな物無かったよな。

「あそこカバーが有ったじゃん。」

「電気配線のカバー、?」

「そう。あれね、電気配線のカバーなんかじゃ無かったんだよ。ごめんね。去年、良悟を囲おうと思って付けた奴なんだー。」

見えないだろうけど、と続けて説明してくれたのは。
もし逃げないなら今繋いでる首と両腕の拘束を外して、足枷の鎖を180センチの長い物に変えてくれるらしい。

因みに180センチと言うのは。
ベッドの足に鎖を繋いだとしても、寝室のドアまでは届かない絶妙な距離らしい。

何の説明にもなってない。

「何で急に。」

「急では無いな。」

鎖を繋ぎ終えた陸也が、ベッドに全身を固定された俺を見下ろして言う。

「ハーネスと鎖を着けて歩くお前を見た時から、こうしたかった。」

「こっちは紐パンかレースブラかで悩んでたって言うのに。」

「今まで物で拘束はしても、固定はして来なかったが。変に我慢して拗らせたからな。実行する事にした。」

手を抜いてすまなかった、と額にキスをされる。

「こんな雁字柄にして、どうやって抱くの。」

「大丈夫。ヤれば分かるよ。俺も、緩い事してごめんね良悟。」

ごめんねと言う癖に、身動きの取れない身体にのし掛かって、胸元にキスをする。

「怖い良悟?今から腕も足も首も動かせないまま犯されるのは。」

「ぁ、ぅ...っ」

舌がつぅっ、と胸を這い、乳首を一口ぺろっと舐めた。

「でもね俺も考えたんだ。確かに最近、良悟を甘やかし過ぎてたなって。だからね良悟。もう一回、俺達を試して欲しい。」

「俺達は良い飼い主になれる。」

「良悟が全身で甘えられる飼い主になるよ。」

頬を撫でる陸也の手がゾッとするほど熱く、今度は反対の乳首を舐める和己の声も甘い。

「分かった。新しいセーフワードは、"狐の小豆飯"。」

ーーーーー

身動きが取れない事は今までも有った。
この前だって、リクに外れる筈が全く外れない拘束をされたけど。
少なくとも、あれにも自由があったんだなと霞む頭で考えたりする。

ひどい格好だと思う。

半分も起こせない上半身は、リクがのしかかる事で全く動けなくなった。
顔の横にデカい男に膝を着かれ、俺に出来る事はいよいよ無くなった。

「あーん。」

「んぁーーンうぐっ。」

言われるまま口を開け、喉を開け、犯された。
少しえずいたら、その後からは完璧にタイミングを測られて。
喉を使う深さ、ピストンの回数が只気持ちの良い行為にすり替えられていく。

さりさり、髪を撫でられて嬉しいと思ってたら、喉の奥までリクのチンコが入ってて。
もそっと口に下生えが当たる。
リクの濃い匂いがするする。

更に下半身をカズが弄っている。
殆ど動かない下半身の、尻の下に掌を這わせ、指を挿れられた。

「うぐっ、」

カズの指もフェラもとにかくしつこい。
同じタイミングで鬼頭の先と、しこりをトントンされ。
同じ長さで吸われて、しこりをグゥも押される。

もう逃げ場も無い拘束のせいで、他所へ流す事も出来ないまま身体はどんどん解されていく。

俺が二度イッた所でリクが漸く喉から引き抜いた。

「良悟っ、」

やっと解放されて。
てっきり口に出すと思った熱は、お腹に掛けられた。

「あ...ぅ。」

しかも まぜてる。
リクの先っぽが、ぬるぬる混ぜてる。

「いゃ...っ」

「嫌?そんな風には見えないな良悟。」

分かってる。
自分でも口角が歪むのが分かった。

「いゃ...っ、もっとシて...♡」

「逃げないと約束するか。」

「する...♡逃げない。」

「絶対だな。」

「ん。♡逃げない。約束する♡」

良い子だって、大きい手が撫でてくれて。
そのせいでまた、ぴゅって出た。

「よし、繋ぎ直すから待ってくれるか。」

待つも何も力が入らない。

全く動かせなかった手と足の鎖は予想に反して全部が外された。
代わりに、上半身が半分も起こせない鎖は、今度はベッドの上なら何処でも行ける長さになった。

さっきの約束は何だったんだ。

「逃げないって言ったのに。」

「逃すつもりは無い。」

「約束したのにっ。」

「だからもっとシてやる。何か誤解があるようだな良悟?」

あれ?
勘違い、?

「足枷にして欲しかったなら、俺と約束すべきだったね良悟?」

さっきまで俺の中に指を突っ込んで、口に含んでた男がニコニコ笑って近付いてくる。

「そしたら首の鎖は外してあげられたのに。残念♡」

「おれ、だまされた?」

「いいや。騙されてない。」

手枷と足枷をチェストに放り投げたリクが、俺の身体を起こす。
そもそも、その手枷達はバスルームに置いてきた筈だし、俺は不貞寝してた筈。

その間に運んで、付け直して、拘束するって。
いくら何でも目を覚さないか。

「甘やかした結果だな。」

「良悟♡」

「ん。」

「さっさと足を開いてくれる?」

「ひっ♡」

「ほら、急いだほうが良いぞ。」

背もたれになってくれたリクにも急かされ、俺は慌てて自分の立場を思い出した。

「んーー。やり直して。足を開いて見せてくれる良悟。」

「はい♡」

失敗した。間違えたっ。言い直されるまで気付けなかった、
えっちに見せ付けながら足を開けって事だ。

えっと、えっと、
手を、左手を左の乳首へ。
右手は孔へ。

さっきまで弄ってもらった場所だ。
くぱっと開いて、乳首をきゅって摘んで、自由になった足を大きく開く。

「これで良い...っ、ふ、?」

ちゃんと、孔もひくひくさせてるしチンポもだらだら漏らしてる。
ちゃんとえっちに見える筈。

「良いよ。ご褒美は何が良い?」

「あ...っ♡」

思わず腰がゆらぁっと、動いた。

「此処におチンポ挿れて、♡」

「はぁ。」

「ぇ。」

「やっぱり甘やかした過ぎたのかなぁ、俺。リク、俺も偶にはバックでヤりたくなった。変えてくれる。」

「残念だったな良悟。」

「ちゃんと着いてきてくれないと困るんだよ良悟。本気出せって言うから、応えてる筈なんだけど。良悟はどうなの?応える気ない?」

リクが俺をぐるっと身体ごと回転させた。
よしよし、と頭を撫でてくれるけど助けてくれる様子は無い。

「良悟の此処は、なんてお名前だったかな。」

「ぅあ...っ♡」

ぬぽぬぽする。
何これ、親指?

何で親指?欲しいのとちがうっ
ぎゅーっと、リクの首にしがみつく。

「良悟。ご褒美がお仕置きになっちゃうよ?」

もうなってる。
これお仕置きだ。

「早く言い直した方が良いぞ良悟。お仕置きは嫌だろ?」

耳元で笑う声が囁いてくれる。
言い直す?
それだけで許されると思う?
そもそも、言い間違えた時点でカズは俺を減点してる。

言い直すだけじゃ駄目だ。
本気...っ、ちゃんとして欲しい事、してあげたい事を言わなきゃ。

「お?頑張れ...っんむ。」

「ちょっと、何でリクとちゅーしてるの良悟。」

吸い付いて、ぬるっと自分から舌を差し込んで大きく口を開けて、擦り付ける。
序でに左手で自分のペニスを握って、オナホで練習した通りに腰を振る。
残った右手は解れた孔へ。

さっきカズが押してた所を重点的に、刺激するっ、

「はぁ、は...っ、」

「もう良いのか?」

「うん、ありがとリク」

「良いキスだった。オナニーも上手だ。」

「ん。♡」

限界寸前まで高めた身体を。
これをカズにあげる。
だから、ちゃんと言わなくちゃ...っ、♡

俺はもっと着いていけるって証明する。

力の入りづらい身体をリクに手伝って貰いながら、正面に向き直した。
カズが怒ってるみたいに見える。

「カズ、カズ...っ」

「何。」

「謝る、ちゃんとこのえっちな孔をアナルって言わなかった。」

「それで?」

「お詫びに、即イキアナル用意したから...っ何処でも好きにして良いよ♡」

「詳しく説明してくれる?」

胸を張って、足を開いて、アナルもちゃんと見せ付けながら説明する。

「多分、乳首抓ったらイクし、ちんぽはちょっと撫でたらお射精出来るし、あ...アナルは、直ぐナカイキ出来ると思うっ♡」

「へぇ。お詫びの品って事?」

「ん...っ、ごめんなさい♡」

「それなら遠慮なく貰おうかな。良いよって言うまでイクの我慢出来たら許してあげる。無理ならお仕置きするけど良い?」

「良いっ、分かった。」

「じゃあ、今からカリ高チンポ挿れるけど良いって言うまでイカないでね良悟。」

「ん、分かった...っ、あうっ、おちんぽ当たる♡」

グッと足を押し広げられ、身体はリクの腕に沈む。
自分とは温度の違う熱が、アナルに当たって、グッと入ってきた...。

「はーー…っ、ふ、ふっ、はぁっ、ひっ♡」

「おぉ、イかなかったな。」

「へぇ偉いね良悟。じゃあこれはどうかな?」

「んぁあ...っ、あっ、だめ、だめ、やめて...っ♡」

「何で?摘んでるだけだよ。まだ抓ってないけどイキそう?」

「んぅうう、♡」

「言って良悟。」

今の、指示だ。
【言って】【SAY】
言わなきゃ。

「アナルにっ、おちんぽ入って気持ち良いから、おっぱい摘むと我慢できない、イッちゃう...っ、イキそうっ、♡」

「それってお射精も出来るの?」

「できぅ、でき、る♡」

「じゃあ、イッて良いよ良悟...っ、♡」

「ヒッ、んぁあ、ああー…イっク、!?♡ひっうぅっ、や、だ、やだ...っ、や♡いゃ♡またイクっ、!イク!?♡なんでとまんなぃの、ぉ、お♡うぐっ♡」

「ああーー凄っ、吸い付くね。もっとイッて?♡もっと締めて良悟。」

待ち侘びて媚びてたアナルは完璧に応えた。
カズの激重ピストンは、バチュバチュ音を立てて俺がナカイキする間は勿論、お射精する間も小刻みにゴスゴス打ち付けられた。

それでも止まないから、カズが言う通りギューギュー締め付けてまたイッてる。

「休んで良いなんて俺、言ってないんだけど。おっぱいは俺が潰してやるから、チンポは自分でシコシコして、ほら。謝罪セックスでしょ?♡」

休んでないっ、イキ過ぎて体が反ってるんだ。
でも、これは謝罪セックス♡

「ふ、ふぅ、ごめ、んなさっ、イックぅー…っ、あぁあっ♡!」

だめ、だ。
頑張って謝ってるのに、途中でイッて。
只のえっち報告になってる、♡

「イクイク言えて偉いね良悟。」

「ごめなさ、ぃ...うぅぐっ、♡」

「あぁ、食いしばっても言えないのか。」

「ナカ凄っいもん、これ以上ヤると喋れなくなるかな。」

「俺も抱きたい。そしたら休憩序でにゆっくり飯食おう。」

「賛成。聞いてた良悟?こら、喘いで無いでお返事して。」

じゃあピストンやめて、とも言えない唇は声も無く返事をした。
ちゃんと"はい"って言えた筈だ。

「遅かったな。目が溶けてきてる。」

「ごめんね、マジ腰が止まらないっ、ああー出すっ、出すよ良悟♡」

ビューと出てるのが分かる。
序でに奥へ奥へ突き込んで来られたせいで、おちんぽがお潮吹いた♡

「うぅーー…きもち、いぉ♡」

「リク、変わる。流石にバックは無理でしょ。」

「寝バックで落とした方が良く無いか?」

「いや、水飲ませたい。」

「ふっ、どうせ落ちると思うが。聞いてみるか。」

ぺちぺち。
リクが足の付け根を、カズが肩を叩いてくる。

「ぅ...ふ、?♡」

「ゆっくり抱くから起きててくれるか良悟。」

「リク、」

「寝ばっくら、むり...リクのチンポつよすぎる」

「ふっ、ちゃんと聞いてたんだ?残念だったな。♡」

「仕方ないな、」

思わず謝ったけど、身体を寄せるリクは挿入しながらキスしてくれた。

「謝らなくて良い。可愛いイキ顔見せてくれるか良悟?」

「んぅ♡つよいおチンポ...すき♡イー…ッ、くる!?」

「うわ。エグ。」

「ひ、ひ...んっ、♡あ、やら、や、みないで」

つよいおチンポが、結腸までごちゅってきて
アナルきゅうってなったら、へこへこ止まらなくなった...ぁあ♡きもちいい♡

「えっちにゃよ、みて♡」

「ああ、見てるぞ。アナルも上手だ。ずっとイッてるのか?♡」

「んっ、じ、とイクイクしゆ...っ♡じょうず?♡」

「ああ、上手だ。このまま出して、いいか。」

リクはあんまり動いてなかった。
おれが、結腸ちゅーされてへこへこしてぎゅーぎゅーするから動かなくてもお射精してもらえる♡

おれ、偉い♡
アナルじょうずだ♡

「いや♡いやだコツコツして、♡おれのアナルコツコツしよ?♡リク♡」

へこへこして、ぎゅーぎゅーしておねだりする。
腕も上げられないのに、腰だけ動くなんておれ、変態さんだ。

「ぐっ、分かった...っ、あぁ、クソ良過ぎる!」

「うぅーーーっ、コツコツきもちぃ♡♡♡」

「出る、早過ぎるだろ、ああ良悟っ、」

「んむっ♡あ、♡あ♡いく、いく、イクっ♡」

ベッドがギシギシ鳴ってる。
呼ばれて目を向けたら、キスが降ってきた。
でっかい身体が覆い被さってきて、背中と腰をグッと持ち上げられた。

リクは可能な限り最奥へ、精液を注ぎ込んだ。

「はぁ、はぁ、はっ、偶の正常位でこれはヤバかったな。」

「お前はそのチンコがエグいわ。良悟、起きてる?」

俺は、意外にも起きてたし。
ちゃんと聞こえてる。

「ん、♡起きてるの、すごい」

先にご飯食べたのが良かったのか。
そもそも意識が毎度飛ぶ様なセックスをやめた方が良いのか。

「ご飯食べよ良悟♡お昼とっくに過ぎてる。」

「おむれ、つ有るよっ、ん♡」

「作ったのか?」

「ん。食べるかと思って。食べないの。」

「愛してる。」

「あ、ズルい。俺も。愛してる良悟。俺らが怒らせたのにごめんね。」

こんなセックスしておいて、まだそんな事言うのか。

「愛しててもけんかくらいするだろ、」

残念だけどキスを強請ろうにも、腕が上がらない。
だから、目を閉じてくちをパカっと開けた。

キスして♡
お願い。

「あー可愛い♡キスのおねだりしてる。」

「勃ちそう、だ。」

だめだ。
それは我慢しろ。
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