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番外編
Trick or Treat:ハロウィンの一日
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Trick or Treat ①
金髪、金色のイヤリング、ライオンの尻尾を生やしたトキが現れた。
「お菓子くれないと悪戯するんだからなーっ!」
張り切って魔法を掛けてもらったのに、
ストン。
エルの金色の瞳がキラッと光って膝からカクンッと崩れ落ちた。
ちゃんと膝が痛い思いをする前に、エルは抱き抱えてくれて。
行き先は言うまでもない。
寝室に決まってる。
子供達が仮装しておやつを貰いにくる。
持ってない大人には容赦ない擽りの刑が待っている。
エルだって今日はずっとお菓子の瓶を側に置いて仕事をしてた。
でも、家の中じゃそうはいかない。
俺だって、大統領にイタズラがしたいっ!
楽しいに決まってる!
なのに、実際は悪戯はされる方だった訳だ。
尻尾の付け根まで暴かれて、その反対側も。
そこでやっと気が付いた。
「ここも私の色になっているのか。可愛い事をする。」
「えっ!?嘘っ、!?」
ガバッと起き上がって見たのは、エルが俺のを咥えようとでっかい口を開けてる所だった。
「あーー~っ、ひ、んっ。♡」
ばくり、と咥えられて熱い口の中で同じくらい熱い舌が這う。
見慣れない自分の下腹部の色に動揺しながら、腰を揺らしてエルを呼ぶ。
「え、る…っ、えるっ。」
じゅるっ、と出した物を飲み干されてエルが自分の口を指で拭いながら言う。
「甘いな。」
「俺は、お菓子じゃない…っ。」
お菓子なら、ゼフと作ったのが有るのに。
でも、こうされたかった。断られる訳がない。
だってエルは俺の"左腕"だろ。
どれもこれも補佐官様の計画通り
ーーーーー
Trick or Treat ②
家に帰ると僕の軍帽と制服を羽織るユディール君が居た。
その髪が補佐官殿と同じ黒色で黒い猫耳と黒い尻尾が生えていて、僕は混乱した。
「ゆ、ディールくん?」
今までどんなに頼んでもやってくれなかったのにっ、どうして、!?
「トキ君に勧めたら、僕も道連れにされた。」
「ふふっ、懲りないね。自分で掛けたの?」
「グルーエントさん。」
「ああ、良く出来てる。流石だね。」
そう難しい魔法ではない。
学校の先生から一般人まで使える様な魔法なんだけど、これはちょっと手が込んでるね。
ちゃんと感触がするようになってる。
「まさかこんな高度な物を掛けられるとは思わなかった、」
「どんな感じ?」
「音がうるさい。それに、匂いも。」
だから僕の軍帽で耳を塞いで、制服の匂いで鼻を慣らしてたの?
可愛いね、ユディールくん。
「他には?」
僕の予想だけど、もしかすると身体の方も熱くなったり敏感になったりしてるんじゃないかな。
「これ…ロイとお揃い。」
そう言うと、ユディール君は視線を後ろへ流した。
そこにはゆらゆらする真っ黒の尻尾が有る。
「そうだね、」
「触り心地も結構似てる。」
どうしたの、ユディール君。
そんなに猫の尻尾が気に入ってたの、知らなかったな僕。
「春まで見られないだろ。」
「それって、どう言うこと」
「分からないなら別に良いよ。」
そう言って、また自分の尻尾を撫でてる。
「でも、分かれよ頓珍漢?」
ハッとした。
そうだ。
春は、僕の発情期が有る。
ここ数年、発情を慣らしてきたお陰で理性が保てる様になって来ている。
もしかして、君も僕の発情期を楽しみにしてくれているのユディール君、
僕は、あんなに酷い抱き方をしてきたのに。
「ロイ、お菓子無い?」
「あー…うん、持ってない、な全部配っちゃったから」
「じゃあ僕が悪戯する。」
「えっ。」
僕はドキドキした。
期待したんだ。
僕のユディール君が一体どんな悪戯を仕掛けてくれるんだろうって。
「… なんで、効かないんだよ。」
だから。
まさか本当に擽られるだけ、なんて思いもしなかったんだ。
これは、僕は悪く無いと思うよユディール君。
そんな格好で、僕を期待させて、発情期の話まで持ち出したんだ。
「悪戯は失敗かなディー?」
「ま、まだ終わってない、」
「今度は僕の番だよね。」
僕に悪戯しようと頑張った指を捕まえて、
逃げようと仰反る背中を抱き込んでソファに落とした。
「僕のじゃない魔法を付けてくるなんて、少し気に入らないな。少し流し込んでも良いかな?」
魔力を流し込んで上書きする。
彼の魔法は素晴らしいけど、僕だってこれくらいの事は出来るよ。
凍らすだけじゃ無い。
それに、魔力を流し込むの好きでょ。
「良いユディール君?」
僕の可愛い黒猫さんは、拒まなかった。
魔力を流し込んで、同じ様に僕にも送り込んでくれる。
舌先から、触れる指や掌から。
そうやって毛繕いしてたら夜が明けてたー…
あれ。いつの間に?
何が起きたのかな、?
僕の腕の中には、ぜぇぜぇ息を喘がせるユディール君が居た。
僕の制服を握り締めてたせいでぐしゃぐしゃになってるね。
すごいな。君の匂いがべったり付いてそうだ。
嗚呼、それ持って行ったらダメかなぁ。
その頃、ユディールはやっと正気になった頓珍漢を自慢の足で蹴り飛ばした。
ソファからドテッと落ちるのを良い気味だと睨んで、怒鳴る。
「こんな事、二度と…しないからなっ、!!」
世間で持て囃される警察庁長官がなんだっ、
家では番をこんなぐしゃぐしゃにする男だぞっ、!
ギャンギャン鳴いて文句を垂れた。
ーーーーー
Trick or Treat③
トキが魔法を掛けてくれ、なんて言うから何事かと思えば。
政府職員もハロウィンなんてするんだ。
道連れにされた秘書の彼にも同じ物を掛ける。
長官なら自分で掛けられると思うんだけど。
良いのかな、僕で。
「じゃあ、準備は良い?」
折角だから幾つか掛けてみた。
大統領の色に染める前に、僕もトキに羽を生やしてみたくなって僕と同じ蒼色の羽を想像して指を振る。
「凄いな…本物みたいだ」
その辺のよりちょっとだけ手間を掛けてみたんだけど。
トキには分からないか。
秘書の彼は、凄い顰めっ面だけど。
口には出さない辺り、トキの部下は躾が良いね。
「飛べそう?」
でも、大きな翼を持ったトキは何処かへ飛んで行きそうだから、外バネの数枚に切れ込みを入れて切り落とさないと。
「え、飛べるの、!?」
「トキが飛びたいなら。」
「いや、いい…流石に怖い。」
「そう?」
嗚呼、トキに羽が無くて良かった。
ーーーーー
Trick or Treat④
「ラジィ。」
「どうしたのかなヴィンス。」
「やる、」
寝て起きたら羽が落ちてた。
この家にはわたしとこいつしか居ない。
なら、恐らくこれはわたし物だと考えて良いのか分からないが。
他に思い当たることが無い。
またカラスがわたしを叱りに来たのか。
それは考えにくい。
もし、この羽がわたしの羽なのだとしたら。
あげる相手がひとりだけ居る。
まさか、化け物に仮装する日に、わたしはカラスになったのか。
皮肉だな。
「ヴィンス...これ、くれるのかいっ?」
「ああ。要らないなら捨てる。」
「そんな訳ないだろ。ありがとうヴィンス。綺麗な羽だ。」
こいつは、わたしの事をわたしより知っている。
ならば、わたしが羽を渡す意味も知っているのか。
ーーそんな風には見えないが。
ヴィンスが僕を訝しげに睨んでいる。
求愛行動が上手く伝わっているのか不安なんだろう。
君のことは何でも知ってる。
分からない訳が無いだろう、全く不器用で捻くれてるね。
「僕の雛鳥。」
「なんだ、」
「愛してるよヴィンス。」
「…そんなこと、言われなくても分かっている。」
完。
金髪、金色のイヤリング、ライオンの尻尾を生やしたトキが現れた。
「お菓子くれないと悪戯するんだからなーっ!」
張り切って魔法を掛けてもらったのに、
ストン。
エルの金色の瞳がキラッと光って膝からカクンッと崩れ落ちた。
ちゃんと膝が痛い思いをする前に、エルは抱き抱えてくれて。
行き先は言うまでもない。
寝室に決まってる。
子供達が仮装しておやつを貰いにくる。
持ってない大人には容赦ない擽りの刑が待っている。
エルだって今日はずっとお菓子の瓶を側に置いて仕事をしてた。
でも、家の中じゃそうはいかない。
俺だって、大統領にイタズラがしたいっ!
楽しいに決まってる!
なのに、実際は悪戯はされる方だった訳だ。
尻尾の付け根まで暴かれて、その反対側も。
そこでやっと気が付いた。
「ここも私の色になっているのか。可愛い事をする。」
「えっ!?嘘っ、!?」
ガバッと起き上がって見たのは、エルが俺のを咥えようとでっかい口を開けてる所だった。
「あーー~っ、ひ、んっ。♡」
ばくり、と咥えられて熱い口の中で同じくらい熱い舌が這う。
見慣れない自分の下腹部の色に動揺しながら、腰を揺らしてエルを呼ぶ。
「え、る…っ、えるっ。」
じゅるっ、と出した物を飲み干されてエルが自分の口を指で拭いながら言う。
「甘いな。」
「俺は、お菓子じゃない…っ。」
お菓子なら、ゼフと作ったのが有るのに。
でも、こうされたかった。断られる訳がない。
だってエルは俺の"左腕"だろ。
どれもこれも補佐官様の計画通り
ーーーーー
Trick or Treat ②
家に帰ると僕の軍帽と制服を羽織るユディール君が居た。
その髪が補佐官殿と同じ黒色で黒い猫耳と黒い尻尾が生えていて、僕は混乱した。
「ゆ、ディールくん?」
今までどんなに頼んでもやってくれなかったのにっ、どうして、!?
「トキ君に勧めたら、僕も道連れにされた。」
「ふふっ、懲りないね。自分で掛けたの?」
「グルーエントさん。」
「ああ、良く出来てる。流石だね。」
そう難しい魔法ではない。
学校の先生から一般人まで使える様な魔法なんだけど、これはちょっと手が込んでるね。
ちゃんと感触がするようになってる。
「まさかこんな高度な物を掛けられるとは思わなかった、」
「どんな感じ?」
「音がうるさい。それに、匂いも。」
だから僕の軍帽で耳を塞いで、制服の匂いで鼻を慣らしてたの?
可愛いね、ユディールくん。
「他には?」
僕の予想だけど、もしかすると身体の方も熱くなったり敏感になったりしてるんじゃないかな。
「これ…ロイとお揃い。」
そう言うと、ユディール君は視線を後ろへ流した。
そこにはゆらゆらする真っ黒の尻尾が有る。
「そうだね、」
「触り心地も結構似てる。」
どうしたの、ユディール君。
そんなに猫の尻尾が気に入ってたの、知らなかったな僕。
「春まで見られないだろ。」
「それって、どう言うこと」
「分からないなら別に良いよ。」
そう言って、また自分の尻尾を撫でてる。
「でも、分かれよ頓珍漢?」
ハッとした。
そうだ。
春は、僕の発情期が有る。
ここ数年、発情を慣らしてきたお陰で理性が保てる様になって来ている。
もしかして、君も僕の発情期を楽しみにしてくれているのユディール君、
僕は、あんなに酷い抱き方をしてきたのに。
「ロイ、お菓子無い?」
「あー…うん、持ってない、な全部配っちゃったから」
「じゃあ僕が悪戯する。」
「えっ。」
僕はドキドキした。
期待したんだ。
僕のユディール君が一体どんな悪戯を仕掛けてくれるんだろうって。
「… なんで、効かないんだよ。」
だから。
まさか本当に擽られるだけ、なんて思いもしなかったんだ。
これは、僕は悪く無いと思うよユディール君。
そんな格好で、僕を期待させて、発情期の話まで持ち出したんだ。
「悪戯は失敗かなディー?」
「ま、まだ終わってない、」
「今度は僕の番だよね。」
僕に悪戯しようと頑張った指を捕まえて、
逃げようと仰反る背中を抱き込んでソファに落とした。
「僕のじゃない魔法を付けてくるなんて、少し気に入らないな。少し流し込んでも良いかな?」
魔力を流し込んで上書きする。
彼の魔法は素晴らしいけど、僕だってこれくらいの事は出来るよ。
凍らすだけじゃ無い。
それに、魔力を流し込むの好きでょ。
「良いユディール君?」
僕の可愛い黒猫さんは、拒まなかった。
魔力を流し込んで、同じ様に僕にも送り込んでくれる。
舌先から、触れる指や掌から。
そうやって毛繕いしてたら夜が明けてたー…
あれ。いつの間に?
何が起きたのかな、?
僕の腕の中には、ぜぇぜぇ息を喘がせるユディール君が居た。
僕の制服を握り締めてたせいでぐしゃぐしゃになってるね。
すごいな。君の匂いがべったり付いてそうだ。
嗚呼、それ持って行ったらダメかなぁ。
その頃、ユディールはやっと正気になった頓珍漢を自慢の足で蹴り飛ばした。
ソファからドテッと落ちるのを良い気味だと睨んで、怒鳴る。
「こんな事、二度と…しないからなっ、!!」
世間で持て囃される警察庁長官がなんだっ、
家では番をこんなぐしゃぐしゃにする男だぞっ、!
ギャンギャン鳴いて文句を垂れた。
ーーーーー
Trick or Treat③
トキが魔法を掛けてくれ、なんて言うから何事かと思えば。
政府職員もハロウィンなんてするんだ。
道連れにされた秘書の彼にも同じ物を掛ける。
長官なら自分で掛けられると思うんだけど。
良いのかな、僕で。
「じゃあ、準備は良い?」
折角だから幾つか掛けてみた。
大統領の色に染める前に、僕もトキに羽を生やしてみたくなって僕と同じ蒼色の羽を想像して指を振る。
「凄いな…本物みたいだ」
その辺のよりちょっとだけ手間を掛けてみたんだけど。
トキには分からないか。
秘書の彼は、凄い顰めっ面だけど。
口には出さない辺り、トキの部下は躾が良いね。
「飛べそう?」
でも、大きな翼を持ったトキは何処かへ飛んで行きそうだから、外バネの数枚に切れ込みを入れて切り落とさないと。
「え、飛べるの、!?」
「トキが飛びたいなら。」
「いや、いい…流石に怖い。」
「そう?」
嗚呼、トキに羽が無くて良かった。
ーーーーー
Trick or Treat④
「ラジィ。」
「どうしたのかなヴィンス。」
「やる、」
寝て起きたら羽が落ちてた。
この家にはわたしとこいつしか居ない。
なら、恐らくこれはわたし物だと考えて良いのか分からないが。
他に思い当たることが無い。
またカラスがわたしを叱りに来たのか。
それは考えにくい。
もし、この羽がわたしの羽なのだとしたら。
あげる相手がひとりだけ居る。
まさか、化け物に仮装する日に、わたしはカラスになったのか。
皮肉だな。
「ヴィンス...これ、くれるのかいっ?」
「ああ。要らないなら捨てる。」
「そんな訳ないだろ。ありがとうヴィンス。綺麗な羽だ。」
こいつは、わたしの事をわたしより知っている。
ならば、わたしが羽を渡す意味も知っているのか。
ーーそんな風には見えないが。
ヴィンスが僕を訝しげに睨んでいる。
求愛行動が上手く伝わっているのか不安なんだろう。
君のことは何でも知ってる。
分からない訳が無いだろう、全く不器用で捻くれてるね。
「僕の雛鳥。」
「なんだ、」
「愛してるよヴィンス。」
「…そんなこと、言われなくても分かっている。」
完。
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