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第二章:大統領補佐官
大統領とブランデーサワー1
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今日だけは、
なんとしても今日だけは18時までに上がる。
その為に皆の年末進行をかなり早くから掛けた。
準備も改革もかなりやった。
だから今年はもう仕事はしなくて良い!
結果、話題になる程やり過ぎたとしてもだ。
俺が補佐官になって、会議が増えた、仕事が増えた、それから。
廊下を走るヤツが増えたと聞くようになった。
最後のは、一瞬考えたよな。
廊下のど真ん中に黄色いビニールテープでも貼るか、って。
常々思ってたんだ。
真ん中を広がって歩く奴が邪魔で、何度イラっとした事か。
流石に補佐官になってからは、向こうが気付いて道を譲ってくれるようになった。
けど、それじゃ意味が無い。
「走るの禁止、と会議で申し付けては?」
「それがさ。どうも、下まで辿り着いてないみたいなんだよな。」
「何故、分かるんです?」
「この前の...」
一部、一定数居る会議に出るだけ、議事録を回すだけの奴が居る。
周知徹底をさせて欲しいんだが。
「あぁ、成程。それでわざわざあそこに寄ったんですね。」
「そう。あそこに来た子達はあの時間、あそこが封鎖されるって知らなかった。おかしいよなぁ。俺、5回も会議に挙げたんだけどな。」
最初の3回は会議終了前に、後の2回は会議始まって真っ先に言ったんだよ。
「掲示場所に貼ってみ、るのも無駄ですね。」
「そう。誰も見やしない。俺だってわざわざ見に行こうとは思わないよ。」
「それより、他の所は大丈夫そう?」
「この半年で、平均してトキ様が終わる1時間半後には大体、皆終わるという統計が出てますよ。」
「なんで俺基準なの?」
「貴方の仕切りで動いてるからですよ大統領補佐官殿。」
ニコッと笑うユディール君は俺に甘い。
俺の仕切り、というのも間違いじゃない。
これくらいの猶予があれば、ここまで終わるだろうという目測で指示を出してる。
確かに、俺の仕切りだけど。
「なんか悪い組織を牛耳ってるみたいだな。」
「ふっ、その時は優秀な秘書も連れて行って下さいね。」
「それは良い案だけど、お互い夫の居る身だろ?」
「そうでした。ふふっ、懐かしいですね。」
顔の綺麗なイケメンが笑うと、空気が浄化される気がする。
仕事中は敬語を維持してる癖に、退勤するとすぐタメ口になるんだよ。
俺知ってる。これ、ギャップ萌えって奴だ。
そして閃いた。
やっぱりヤろう。
今、ヤろう。
「よし、ちょっとごめん。あそこの部署に絵が上手い子居たよね。ちょっとこれ45分で描けるだけ描いてもらって。断っても良いよって言ってね。流石に急過ぎるから。」
「え、承知しました。」
「何か仕事してたら他に割り振って。デスク居ずらかったらここに呼んで良いからさ。命令。至急の。」
「あと15分でユディールはこっちを手配。出来そう?」
「勿論。」
ーーーーー
「あ、の、補佐官殿。何をなさっておいでなのですか。」
恐る恐ると言った感じで声を掛けてくれたのは、この前閉鎖区画を通りかかった子達だった。
新卒で今日までよく頑張ってる。偉いなぁ。まだスーツに着られてるのが初々しいなぁ。
「シール貼ってる。どう?可愛い?」
「可愛いです。」
「可愛いです、柄が違うのもありますね!」
「この矢印は何ですか?」
おや、なかなか目敏い。
「ちょっと向こうから歩いてみて。好きな様にね。」
フレッシュマンは素直に返事をして、廊下の端からこちらへ歩いて来る。
三人がそれぞれ、壁に貼った猫のシールを見ながら。
「良いね。」
側に戻るなりそう言われてポカンとする三人が可愛過ぎて、ついネタバラシをしてしまう。
ごめんね、上司の話に付き合わせちゃって。
「君は二人とは反対の壁を見てたね。」
「はいっ!」
「それで視線と肩が、後ろを向いた。」
「はいっ!」
「そして君たち二人はこの壁の矢印通りにこっちを歩いて来た。」
「はい。」
「それは何故?」
「猫が、可愛かったからです。」
「矢印が有ったからです。」
「正解。」
三人が三人とも同じタイミングで首を傾げた。
可愛いな。新人。
「視線誘導だ。君たちはこの可愛い猫の上に描かれた矢印に釣られて、視線、そして身体を誘導された。俺たちは無意識に沢山の情報を拾って、処理してる。誰かの機嫌や、気温、周囲のちょっとした変化等だ。」
「これに一体、何の意味が有るんですか。」
「最近、廊下を走るひとが増えてるって聞いて。事故防止だよ。駄目ならもっと無骨な手を考えてるんだけど、これなら可愛いだろ?他に、質問がある人。」
「はいっ!」
「何かなフレッシュマン。」
「失礼ながら、効果は一時的の様に思われますが如何でしょうかっ。」
尤もな意見だ。
それを言える所が凄いぞ。元気だな。良いなー。
「なにをやっても万人にウケる策は無いが、手始めにデータを取る。この猫シールで改善が見えればそれを踏まえて廊下は走らない様にと、周知させるネタになる。それでも改善しなければ、あるいは一時的だった場合にはそれを理由に再度周知、更に別の策を試す予定だけど。どうかな、答えになってる?」
「なって、ますっ。」
手伝います、と三人組がワンフロア左右の壁に猫を貼る手伝いをしてくれた。
お陰で30分で終わった。
「仕事は終わり?もう帰る?」
「はいっ!」
「ご飯食べてく?」
「い、良いんですか!?」
「他に予定が無ければ食べて欲しいな。シール貼りの手伝いとお手本になってくれたお礼。」
「やった!補佐官殿のご飯、食べてみたかったんです!」
「い、いつも上役の方が沢山居て、とてもじゃないけど俺達が行ける雰囲気じゃなくて。」
「ありがとうございますっ!」
なんとしても今日だけは18時までに上がる。
その為に皆の年末進行をかなり早くから掛けた。
準備も改革もかなりやった。
だから今年はもう仕事はしなくて良い!
結果、話題になる程やり過ぎたとしてもだ。
俺が補佐官になって、会議が増えた、仕事が増えた、それから。
廊下を走るヤツが増えたと聞くようになった。
最後のは、一瞬考えたよな。
廊下のど真ん中に黄色いビニールテープでも貼るか、って。
常々思ってたんだ。
真ん中を広がって歩く奴が邪魔で、何度イラっとした事か。
流石に補佐官になってからは、向こうが気付いて道を譲ってくれるようになった。
けど、それじゃ意味が無い。
「走るの禁止、と会議で申し付けては?」
「それがさ。どうも、下まで辿り着いてないみたいなんだよな。」
「何故、分かるんです?」
「この前の...」
一部、一定数居る会議に出るだけ、議事録を回すだけの奴が居る。
周知徹底をさせて欲しいんだが。
「あぁ、成程。それでわざわざあそこに寄ったんですね。」
「そう。あそこに来た子達はあの時間、あそこが封鎖されるって知らなかった。おかしいよなぁ。俺、5回も会議に挙げたんだけどな。」
最初の3回は会議終了前に、後の2回は会議始まって真っ先に言ったんだよ。
「掲示場所に貼ってみ、るのも無駄ですね。」
「そう。誰も見やしない。俺だってわざわざ見に行こうとは思わないよ。」
「それより、他の所は大丈夫そう?」
「この半年で、平均してトキ様が終わる1時間半後には大体、皆終わるという統計が出てますよ。」
「なんで俺基準なの?」
「貴方の仕切りで動いてるからですよ大統領補佐官殿。」
ニコッと笑うユディール君は俺に甘い。
俺の仕切り、というのも間違いじゃない。
これくらいの猶予があれば、ここまで終わるだろうという目測で指示を出してる。
確かに、俺の仕切りだけど。
「なんか悪い組織を牛耳ってるみたいだな。」
「ふっ、その時は優秀な秘書も連れて行って下さいね。」
「それは良い案だけど、お互い夫の居る身だろ?」
「そうでした。ふふっ、懐かしいですね。」
顔の綺麗なイケメンが笑うと、空気が浄化される気がする。
仕事中は敬語を維持してる癖に、退勤するとすぐタメ口になるんだよ。
俺知ってる。これ、ギャップ萌えって奴だ。
そして閃いた。
やっぱりヤろう。
今、ヤろう。
「よし、ちょっとごめん。あそこの部署に絵が上手い子居たよね。ちょっとこれ45分で描けるだけ描いてもらって。断っても良いよって言ってね。流石に急過ぎるから。」
「え、承知しました。」
「何か仕事してたら他に割り振って。デスク居ずらかったらここに呼んで良いからさ。命令。至急の。」
「あと15分でユディールはこっちを手配。出来そう?」
「勿論。」
ーーーーー
「あ、の、補佐官殿。何をなさっておいでなのですか。」
恐る恐ると言った感じで声を掛けてくれたのは、この前閉鎖区画を通りかかった子達だった。
新卒で今日までよく頑張ってる。偉いなぁ。まだスーツに着られてるのが初々しいなぁ。
「シール貼ってる。どう?可愛い?」
「可愛いです。」
「可愛いです、柄が違うのもありますね!」
「この矢印は何ですか?」
おや、なかなか目敏い。
「ちょっと向こうから歩いてみて。好きな様にね。」
フレッシュマンは素直に返事をして、廊下の端からこちらへ歩いて来る。
三人がそれぞれ、壁に貼った猫のシールを見ながら。
「良いね。」
側に戻るなりそう言われてポカンとする三人が可愛過ぎて、ついネタバラシをしてしまう。
ごめんね、上司の話に付き合わせちゃって。
「君は二人とは反対の壁を見てたね。」
「はいっ!」
「それで視線と肩が、後ろを向いた。」
「はいっ!」
「そして君たち二人はこの壁の矢印通りにこっちを歩いて来た。」
「はい。」
「それは何故?」
「猫が、可愛かったからです。」
「矢印が有ったからです。」
「正解。」
三人が三人とも同じタイミングで首を傾げた。
可愛いな。新人。
「視線誘導だ。君たちはこの可愛い猫の上に描かれた矢印に釣られて、視線、そして身体を誘導された。俺たちは無意識に沢山の情報を拾って、処理してる。誰かの機嫌や、気温、周囲のちょっとした変化等だ。」
「これに一体、何の意味が有るんですか。」
「最近、廊下を走るひとが増えてるって聞いて。事故防止だよ。駄目ならもっと無骨な手を考えてるんだけど、これなら可愛いだろ?他に、質問がある人。」
「はいっ!」
「何かなフレッシュマン。」
「失礼ながら、効果は一時的の様に思われますが如何でしょうかっ。」
尤もな意見だ。
それを言える所が凄いぞ。元気だな。良いなー。
「なにをやっても万人にウケる策は無いが、手始めにデータを取る。この猫シールで改善が見えればそれを踏まえて廊下は走らない様にと、周知させるネタになる。それでも改善しなければ、あるいは一時的だった場合にはそれを理由に再度周知、更に別の策を試す予定だけど。どうかな、答えになってる?」
「なって、ますっ。」
手伝います、と三人組がワンフロア左右の壁に猫を貼る手伝いをしてくれた。
お陰で30分で終わった。
「仕事は終わり?もう帰る?」
「はいっ!」
「ご飯食べてく?」
「い、良いんですか!?」
「他に予定が無ければ食べて欲しいな。シール貼りの手伝いとお手本になってくれたお礼。」
「やった!補佐官殿のご飯、食べてみたかったんです!」
「い、いつも上役の方が沢山居て、とてもじゃないけど俺達が行ける雰囲気じゃなくて。」
「ありがとうございますっ!」
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