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番外編
番外編 秋の始まりに2*
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床に転がされて犯される、そんな風にされるなんて思いもしなかった。
ふかふかの絨毯でネクタイと靴下を散らかして、袖を通しただけのシャツを着て、ズボンはさっきエルに剥ぎ取られた。
足首を握られたと思ったらエルの肩に踵を乗せられて、そのままズルッと引き抜かれた。
部屋の中は眩しいくらいの照明が点いてるのに。
パンツまで脱がされた。
そして、ジジッと音がした。
「ぁゔ、」
孔にエルの熱が押しつけられた。
入って来ようとしてる。
「ぇる、えるまって、いたぃ?」
「痛くない。お前がこれからここを濡らして私を誘うんだ。」
「んぇ、ぁ、あっぅそ、ぅ。」
俺の身体は俺以上にエルを知ってるらしい。
ヒク付いて、俺の身体がエルを飲み込もうとしてる。
嘘、だ。
まだなんの愛撫もされてないのに。
「これも愛撫だトキアキ。さぁ、前を触って見せろ。私はこの孔にうっかり突き立てない様に我慢している。」
「嗚呼、そんなっ。」
「ほら、お前がナカを濡らさないならこのまま犯すぞ。痛いのは嫌だろうトキアキ。」
「ぁ、あ。あ、やるっやるからぁ、」
本気で、ぐぅと入り込んで来ようとするエルにちょっとだけ興奮する。ほんとはこのまま突き立てられてもいいと思ってる。
痛いのは嫌だけど、ひどいのは興味ある。
だから、もっとエルを興奮させてひどくしてもらおう。
俺は、指によだれをぐちゅぐちゅ塗る。
エルのを舐めるみたいにベロを動かすと、ピクッと熱が反応した。
嬉しい。
その指を先端に絡める。
全体も握って、エルのを慰めるみたいに。
「私のもやろう。」
「ぁりがとっ。」
それを見ていたエルが上から俺のによだれを垂らした。
ぺとりと垂れるそれがエロくて興奮する。
ぬりぬりして、気づいたら腰を振ってた。
孔に押し当てられてるエルを、俺はちょっとずつ自分で飲み込んでた。
「まだ、?」
「まだだ、」
カリが入ったなら、あとはこのまま突き立てられないのか。
欲しい。欲しいのに。なんでくれない。
「痛むぞ。お前の奥はまだ潤んで無い。」
「いやだぁっ、」
「では濡らせ。ほら、これで感じてみせろ。」
「ぅ、ふっぅうぁ、あ。」
ひどい、ひどい。
カリが入ったり、出たりするのは、ひどいっ。
気持ちいいのに、やらしい。
ぬぽぬぽするの、やめてほしいっ、のに。
ナカから蜜が溢れるのが分かる。
先走りも溢れてる。
「いいぞ、濡れて来た。もう少しで当たりそうだろ?」
「うん、あとちょっと待って」
あとちょっと、気持ち良くなって濡らしたらエルの熱いのが前立腺に当たりそうなんだ。
もう、時々掠めてる。
ゆさゆさと腰を振って、招き入れる。
気持ちいい所まであと少しだったのにっ、!
「痛ったぁ、いっ、!」
最悪、クソっ、嘘ついた。
あとちょっとだったのに急に前立腺押し潰した!
気持ちいいのにジンジンして痛い!
「痛いだけか?嘘は良くない。」
「痛く無いって言ったじゃんか!」
「痛くても欲しがったのはお前だ。」
「意地悪だ。」
「そうだ。犯すと言っただろう。私はお前の意思に反したい。」
そうだった。
エルは、俺を床に転がして犯したいんだった。
俺も。俺も。エルの思う様にされてみたい。
「犯すの?」
「そうだ。」
「俺は優しく抱いて欲しいと思っても?」
「そうだ。今日はお前を感じさせて嫌だと言う程に犯したい。」
「無理矢理?」
「いいや、お前が望むように犯すのだから無理矢理ではない。」
「そうなの?」
「そうだ。お前はさっき、痛くても入れて欲しいと思った。私は応えたぞトキアキ。お前に快感も与えただろう?」
「うん、」
「お前が望む様に犯してやろう。お前が思うより深く。」
「わかった、ぁ、あっああっ。」
まだ半分しか入ってないエルの熱が、また暴れ出した。
前立腺を小刻みに突いてくる。
今度は痛く無い。気持ち良くてたっぷり蜜が溢れたから。
エルが俺を"犯す"と紡ぐ度に期待してしまう。
今度は前立腺でまた意地悪をされる。
「ひぃ、きたぁ、あ」
グリッと押し上げる、のはいやだ、
腰が勝手にカクカクするっ、
それに、出るっ、
「い、いくっ、出るっ、出るっ」
このまま、出したら恥ずかしい事になる。
エルに見られる。
エルに掛かるかも。
エルが興奮するかも。
じゃあお願いしなきゃ。
「み、てっ、見てエル。俺がしゃせするとこ見てほしいっ」
「そうなのか?」
「ぅううっ、見てほしいっ、」
「それは知らなかった。恥ずかしく無いのかトキ?射精を私に見られるのは。」
「ぁ、あっでちゃう、から、早くっ見てよ、恥ずかしいのあんたに見て欲しいんだっ」
グリグリ突かれて俺はエルが見てる前で派手にイッた。
「キスを。」
「く、ふぅっ、」
身を屈めて口付けに来る夫を受け止めてたら、ナカの熱が角度を付けて抉って来た。
それに愛おしむ様に囁かれて頬の熱が上がる。
「可愛い射精だった。」
「んあぁ。なんで抜くの?」
「いやらしいものを見せてくれた礼をしたい。少し待てるか。」
「わかった。」
スタスタと歩いて書斎の引き出しから何かを取り出した。
「それは?」
「潤滑剤。栄養剤入りでこのまま吸収しても構わない。」
「媚薬とか、入ってる?」
「いいや。そんなものは不要だ。ただ、お前のナカを傷付けずひどく愛したいだけだ。」
どうだ、と問うてくる。
そこに駆け引きは無い。圧力もない。
ただ、お互いの為に確認を取っている。
「安全に抱いてくれるって事だよな。」
「そうだ。傷付けず、お前を満たしたい。」
「良いよ。」
もう一度、口付けて今度は舌を絡め合う。
さぁ、もう一度愛し合おう。
「良いか?」
「良いよ。俺を犯して大統領。」
「ふっ、後ろを向け"私の右腕"。」
_____
「あぁ...っ、これいやだ...」
最悪。
エルにこんな趣味が有ったなんて。
さすが年の功、エロおやじめ。
もふもふの絨毯にうつ伏せになって、姿勢まで指示された。
両足の間に両腕を仕舞った。
肩を付けて尻を上げてエルに孔を見せ付けたら、そこに潤滑剤が流し込まれた。
じゅぶじゅぶ、注ぎ込まれたジェルに呻いた所でエルの熱が、杭が遠慮無しに侵入して来た。
「んぁあ"あ"ーーー」
「んふ、ふっ、ふぐっ、ぁ、あぐぅ」
ひどい、ひどい、
やばい、きもちいいっ、
いやらしいのに、きもちいい、!
腰をガッチリ掴まれてるせいで、俺は逃げられもしない。
それなのに、俺の孔からはやらしい音がして、流し込まれた潤滑剤が激しい挿入で垂れてるのが分かる。
「やだぁ、やだぁ、これやだぁ」
恥ずかしいのに感じてる。
恥ずかしいのに、エルがいつも以上に興奮してるのが分かる。
俺もいつもよりぶっ飛んで、ぎゅうぎゅう締め付けてるのが分かる。
もう3回はイッた。
ナカがバカになった。
ずっとイキっぱなしだ。
「はぁ、はぁっはぁ、嗚呼。」
身体が転がされた。
ぬぽっ、と杭が抜かれるのにも感じてしまう。
「ふふっ、可愛いなトキ。乳首も勃ちきって、ここもトロトロと蜜を溢し続けるだけだ。足も閉じられないか?」
「ん、むり。」
「どうだ、思う様犯され床に転がされた感想は?」
エルの手が頭を撫で、頬を擦り、首と肩をやんわり揉む。
「激しくて、気持ち良くて、初めてだった、あんな。」
「あんな?」
「服従、みたいな感情を覚えたのは。」
「私も少し張り切り過ぎた。」
「でも、1つ問題がある。」
「どこか痛めたか、?」
「慰めて。エルムディン。俺は床に転がされてひどく犯されたんだ。今度は優しくして欲しい。」
頼むよ、とままならない身体で首を傾げて言う。
エルは勿論だ、と俺を汚れた身体のまま抱き上げた。
「ベッドでもう一度。愛させてくれ。」
「俺も愛して欲しい。」
____
「おかえり、エル。」
「ただいまトキ。身体は大丈夫か?」
「まぁ、明日にはなんとかなるよ。」
ならなくても、マーキングだからしょうがない。
ふかふかの絨毯でネクタイと靴下を散らかして、袖を通しただけのシャツを着て、ズボンはさっきエルに剥ぎ取られた。
足首を握られたと思ったらエルの肩に踵を乗せられて、そのままズルッと引き抜かれた。
部屋の中は眩しいくらいの照明が点いてるのに。
パンツまで脱がされた。
そして、ジジッと音がした。
「ぁゔ、」
孔にエルの熱が押しつけられた。
入って来ようとしてる。
「ぇる、えるまって、いたぃ?」
「痛くない。お前がこれからここを濡らして私を誘うんだ。」
「んぇ、ぁ、あっぅそ、ぅ。」
俺の身体は俺以上にエルを知ってるらしい。
ヒク付いて、俺の身体がエルを飲み込もうとしてる。
嘘、だ。
まだなんの愛撫もされてないのに。
「これも愛撫だトキアキ。さぁ、前を触って見せろ。私はこの孔にうっかり突き立てない様に我慢している。」
「嗚呼、そんなっ。」
「ほら、お前がナカを濡らさないならこのまま犯すぞ。痛いのは嫌だろうトキアキ。」
「ぁ、あ。あ、やるっやるからぁ、」
本気で、ぐぅと入り込んで来ようとするエルにちょっとだけ興奮する。ほんとはこのまま突き立てられてもいいと思ってる。
痛いのは嫌だけど、ひどいのは興味ある。
だから、もっとエルを興奮させてひどくしてもらおう。
俺は、指によだれをぐちゅぐちゅ塗る。
エルのを舐めるみたいにベロを動かすと、ピクッと熱が反応した。
嬉しい。
その指を先端に絡める。
全体も握って、エルのを慰めるみたいに。
「私のもやろう。」
「ぁりがとっ。」
それを見ていたエルが上から俺のによだれを垂らした。
ぺとりと垂れるそれがエロくて興奮する。
ぬりぬりして、気づいたら腰を振ってた。
孔に押し当てられてるエルを、俺はちょっとずつ自分で飲み込んでた。
「まだ、?」
「まだだ、」
カリが入ったなら、あとはこのまま突き立てられないのか。
欲しい。欲しいのに。なんでくれない。
「痛むぞ。お前の奥はまだ潤んで無い。」
「いやだぁっ、」
「では濡らせ。ほら、これで感じてみせろ。」
「ぅ、ふっぅうぁ、あ。」
ひどい、ひどい。
カリが入ったり、出たりするのは、ひどいっ。
気持ちいいのに、やらしい。
ぬぽぬぽするの、やめてほしいっ、のに。
ナカから蜜が溢れるのが分かる。
先走りも溢れてる。
「いいぞ、濡れて来た。もう少しで当たりそうだろ?」
「うん、あとちょっと待って」
あとちょっと、気持ち良くなって濡らしたらエルの熱いのが前立腺に当たりそうなんだ。
もう、時々掠めてる。
ゆさゆさと腰を振って、招き入れる。
気持ちいい所まであと少しだったのにっ、!
「痛ったぁ、いっ、!」
最悪、クソっ、嘘ついた。
あとちょっとだったのに急に前立腺押し潰した!
気持ちいいのにジンジンして痛い!
「痛いだけか?嘘は良くない。」
「痛く無いって言ったじゃんか!」
「痛くても欲しがったのはお前だ。」
「意地悪だ。」
「そうだ。犯すと言っただろう。私はお前の意思に反したい。」
そうだった。
エルは、俺を床に転がして犯したいんだった。
俺も。俺も。エルの思う様にされてみたい。
「犯すの?」
「そうだ。」
「俺は優しく抱いて欲しいと思っても?」
「そうだ。今日はお前を感じさせて嫌だと言う程に犯したい。」
「無理矢理?」
「いいや、お前が望むように犯すのだから無理矢理ではない。」
「そうなの?」
「そうだ。お前はさっき、痛くても入れて欲しいと思った。私は応えたぞトキアキ。お前に快感も与えただろう?」
「うん、」
「お前が望む様に犯してやろう。お前が思うより深く。」
「わかった、ぁ、あっああっ。」
まだ半分しか入ってないエルの熱が、また暴れ出した。
前立腺を小刻みに突いてくる。
今度は痛く無い。気持ち良くてたっぷり蜜が溢れたから。
エルが俺を"犯す"と紡ぐ度に期待してしまう。
今度は前立腺でまた意地悪をされる。
「ひぃ、きたぁ、あ」
グリッと押し上げる、のはいやだ、
腰が勝手にカクカクするっ、
それに、出るっ、
「い、いくっ、出るっ、出るっ」
このまま、出したら恥ずかしい事になる。
エルに見られる。
エルに掛かるかも。
エルが興奮するかも。
じゃあお願いしなきゃ。
「み、てっ、見てエル。俺がしゃせするとこ見てほしいっ」
「そうなのか?」
「ぅううっ、見てほしいっ、」
「それは知らなかった。恥ずかしく無いのかトキ?射精を私に見られるのは。」
「ぁ、あっでちゃう、から、早くっ見てよ、恥ずかしいのあんたに見て欲しいんだっ」
グリグリ突かれて俺はエルが見てる前で派手にイッた。
「キスを。」
「く、ふぅっ、」
身を屈めて口付けに来る夫を受け止めてたら、ナカの熱が角度を付けて抉って来た。
それに愛おしむ様に囁かれて頬の熱が上がる。
「可愛い射精だった。」
「んあぁ。なんで抜くの?」
「いやらしいものを見せてくれた礼をしたい。少し待てるか。」
「わかった。」
スタスタと歩いて書斎の引き出しから何かを取り出した。
「それは?」
「潤滑剤。栄養剤入りでこのまま吸収しても構わない。」
「媚薬とか、入ってる?」
「いいや。そんなものは不要だ。ただ、お前のナカを傷付けずひどく愛したいだけだ。」
どうだ、と問うてくる。
そこに駆け引きは無い。圧力もない。
ただ、お互いの為に確認を取っている。
「安全に抱いてくれるって事だよな。」
「そうだ。傷付けず、お前を満たしたい。」
「良いよ。」
もう一度、口付けて今度は舌を絡め合う。
さぁ、もう一度愛し合おう。
「良いか?」
「良いよ。俺を犯して大統領。」
「ふっ、後ろを向け"私の右腕"。」
_____
「あぁ...っ、これいやだ...」
最悪。
エルにこんな趣味が有ったなんて。
さすが年の功、エロおやじめ。
もふもふの絨毯にうつ伏せになって、姿勢まで指示された。
両足の間に両腕を仕舞った。
肩を付けて尻を上げてエルに孔を見せ付けたら、そこに潤滑剤が流し込まれた。
じゅぶじゅぶ、注ぎ込まれたジェルに呻いた所でエルの熱が、杭が遠慮無しに侵入して来た。
「んぁあ"あ"ーーー」
「んふ、ふっ、ふぐっ、ぁ、あぐぅ」
ひどい、ひどい、
やばい、きもちいいっ、
いやらしいのに、きもちいい、!
腰をガッチリ掴まれてるせいで、俺は逃げられもしない。
それなのに、俺の孔からはやらしい音がして、流し込まれた潤滑剤が激しい挿入で垂れてるのが分かる。
「やだぁ、やだぁ、これやだぁ」
恥ずかしいのに感じてる。
恥ずかしいのに、エルがいつも以上に興奮してるのが分かる。
俺もいつもよりぶっ飛んで、ぎゅうぎゅう締め付けてるのが分かる。
もう3回はイッた。
ナカがバカになった。
ずっとイキっぱなしだ。
「はぁ、はぁっはぁ、嗚呼。」
身体が転がされた。
ぬぽっ、と杭が抜かれるのにも感じてしまう。
「ふふっ、可愛いなトキ。乳首も勃ちきって、ここもトロトロと蜜を溢し続けるだけだ。足も閉じられないか?」
「ん、むり。」
「どうだ、思う様犯され床に転がされた感想は?」
エルの手が頭を撫で、頬を擦り、首と肩をやんわり揉む。
「激しくて、気持ち良くて、初めてだった、あんな。」
「あんな?」
「服従、みたいな感情を覚えたのは。」
「私も少し張り切り過ぎた。」
「でも、1つ問題がある。」
「どこか痛めたか、?」
「慰めて。エルムディン。俺は床に転がされてひどく犯されたんだ。今度は優しくして欲しい。」
頼むよ、とままならない身体で首を傾げて言う。
エルは勿論だ、と俺を汚れた身体のまま抱き上げた。
「ベッドでもう一度。愛させてくれ。」
「俺も愛して欲しい。」
____
「おかえり、エル。」
「ただいまトキ。身体は大丈夫か?」
「まぁ、明日にはなんとかなるよ。」
ならなくても、マーキングだからしょうがない。
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