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しおりを挟む「... ... ... ケーキ食べる?」
「食べる。」
「おいし?」
「あんまり。」
「そ。」
「この前食べたケーキ、の方が...美味しかった。」
「コンビニの?」
「うん。」
「明日行ってみる?」
「... ... ううん。」
「行かない?」
「行かなくて、も、いいかも。」
「良いの?」
「なんだろ、なんか急に。あんたが居てくれて、アタシとあんま美味しく無いケーキ食ってくれてる。これってしあわせだな、って気がして来た。」
「急に強気じゃん。」
「なんか、元気湧いてきた。」
「良かったじゃん。」
「ね、やっぱ行こう!コンビニ!今から!」
「今からぁ?寒いし夜中じゃん。」
「夜中だから良いんじゃん。地獄を元気いっぱい歩いてやろうよ。」
「マジかぁ。マジでぇ?面倒くさいよ。」
「めんどくさくないよ。元気出たじゃん!」
「あんたがね。もぉー良いよ。分かった行くよ。マジで考えただけでお腹空いたじゃん。私唐揚げと肉まんとカップ麺買うわ。」
「まじか。腹ぺこりんじゃん。アタシは美味しそうなバカ高いケーキ買うんだ。あと、アイス!チョコとバニラのソフトクリームの!」
「寒過ぎるだろ。」
「厚着してくわ!行こう!ほら!早く!行くよ!」
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