2 / 3
血塗られた少女メアリー
儀式
しおりを挟む
バーを出た2人はAの家に向かった。道中コンビニにより酒とつまみを買いAの家に着いたのは12時頃だった。
部屋につくと早速乾杯をした。話題はすぐにバーにいた女性の話になった。
「どうだったんだよ?名前ぐらいは聞けたのか?」
「いや、飲んでる酒がブラッディー・メアリーっていう名前だったってことぐらいしか聞けなかった。」
「なんだよ。せっかくチャンスを作ってやったのに」「そういえばあの子がトイレに行った後マスターと何話してたんだよ?」
「あー、あれか。ブラッディー・メアリーってどんなカクテルなのかな?って名前も見た目も不気味じゃん?うまいのかな?って」
「なるほどな、それだけ?」
その後ブラッディー・メアリーの都市伝説をマスターから聞かせれたことをBに話した。
「面白そうだな!やってみようぜ。」Bはこの手の都市伝説が大好きだった。『言うんじゃなかった』と内心思いながらも2人で唯一鏡のある洗面所に行った。
「部屋の電気を消して鏡の前に立って、ブラッディー・メアリーと3回と唱えるんだったな」
「どっちがやる?」
「お前の家だしお前がやれよ」
この手の儀式は何かしらの理由をつけていつもAがやることになる。部屋の電気を消して、鏡の前に立つ。
「ブラッディー・メアリー、ブラッディー・メアリー、ブラッディー・メアリィ~!!」
3回目を唱え終わる寸前Bに驚かされる。電気をつけると鏡には自分たち2人以外誰も映っていなかった。
「やっぱり、ただの都市伝説か。てか、お前めっちゃビビってたなw」
「マジでやめろよ。本気で死んだと思ったじゃねーかw」
と言いながら2人で笑っていた。
次の瞬間、突然Bの携帯が鳴る。ポケットから携帯を取り出し画面を見る。さっきまで笑っていたBは急に顔が青ざめ「悪い、俺帰らないといけなくなった」と言い荷物を持って一目散に部屋を出て行った。
『なんだよ急に』と思いつつ先ほどまで飲んでいた部屋に戻る。まだ、酒もあるしもう少し飲もうとベッドに腰掛けると急に睡魔に襲われた。「飲みすぎたかな?」とつぶやくと横になるA。Aが眠りにつくのにそう時間はかからなかった。
部屋につくと早速乾杯をした。話題はすぐにバーにいた女性の話になった。
「どうだったんだよ?名前ぐらいは聞けたのか?」
「いや、飲んでる酒がブラッディー・メアリーっていう名前だったってことぐらいしか聞けなかった。」
「なんだよ。せっかくチャンスを作ってやったのに」「そういえばあの子がトイレに行った後マスターと何話してたんだよ?」
「あー、あれか。ブラッディー・メアリーってどんなカクテルなのかな?って名前も見た目も不気味じゃん?うまいのかな?って」
「なるほどな、それだけ?」
その後ブラッディー・メアリーの都市伝説をマスターから聞かせれたことをBに話した。
「面白そうだな!やってみようぜ。」Bはこの手の都市伝説が大好きだった。『言うんじゃなかった』と内心思いながらも2人で唯一鏡のある洗面所に行った。
「部屋の電気を消して鏡の前に立って、ブラッディー・メアリーと3回と唱えるんだったな」
「どっちがやる?」
「お前の家だしお前がやれよ」
この手の儀式は何かしらの理由をつけていつもAがやることになる。部屋の電気を消して、鏡の前に立つ。
「ブラッディー・メアリー、ブラッディー・メアリー、ブラッディー・メアリィ~!!」
3回目を唱え終わる寸前Bに驚かされる。電気をつけると鏡には自分たち2人以外誰も映っていなかった。
「やっぱり、ただの都市伝説か。てか、お前めっちゃビビってたなw」
「マジでやめろよ。本気で死んだと思ったじゃねーかw」
と言いながら2人で笑っていた。
次の瞬間、突然Bの携帯が鳴る。ポケットから携帯を取り出し画面を見る。さっきまで笑っていたBは急に顔が青ざめ「悪い、俺帰らないといけなくなった」と言い荷物を持って一目散に部屋を出て行った。
『なんだよ急に』と思いつつ先ほどまで飲んでいた部屋に戻る。まだ、酒もあるしもう少し飲もうとベッドに腰掛けると急に睡魔に襲われた。「飲みすぎたかな?」とつぶやくと横になるA。Aが眠りにつくのにそう時間はかからなかった。
0
お気に入りに追加
3
あなたにおすすめの小説
【短編】怖い話のけいじばん【体験談】
松本うみ(意味怖ちゃん)
ホラー
1分で読める、様々な怖い体験談が書き込まれていく掲示板です。全て1話で完結するように書き込むので、どこから読み始めても大丈夫。
スキマ時間にも読める、シンプルなプチホラーとしてどうぞ。
視える棺―この世とあの世の狭間で起こる12の奇譚
中岡 始
ホラー
この短編集に登場するのは、「気づいてしまった者たち」 である。
誰もいないはずの部屋に届く手紙。
鏡の中で先に笑う「もうひとりの自分」。
数え間違えたはずの足音。
夜のバスで揺れる「灰色の手」。
撮ったはずのない「3枚目の写真」。
どの話にも共通するのは、「この世に残るべきでない存在」 の気配。
それは時に、死者の残した痕跡であり、時に、境界を越えてしまった者の行き場のない魂でもある。
だが、"それ"に気づいた者は、もう後戻りができない。
見てはいけないものを見た者は、見られる側に回るのだから。
そして、最終話「最期のページ」。
読み進めることで、読者は気づくことになる。
なぜ、この短編集のタイトルが『視える棺』なのか。
なぜ、彼らは"見えてしまった"のか。
そして、最後のページに書かれていたのは——
「そして、彼が振り返った瞬間——」
その瞬間、あなたは気づくだろう。
この物語の本当の意味に。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる