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重要人物等

カレイド王国、マーゴット女王(夢見の女王)

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円環大陸、北方大国カレイド王国の女王。

カレイド王国はハイエルフの弓聖を祖とする国である。
また現在の王家は中興の祖の女勇者メルセデスの子孫でもある。

父は臣籍降下した王弟、オズ公爵ラズリス。
母は王家の遠縁でその妻、ヴァネッサ。
父方の伯父はダイアン国王。(前国王)

カレイド王国特有の血筋順位は第一位。

燃える炎のような赤毛と、ネオングリーンに輝く瞳を持つ、癖っ毛の女性。

良識のある善良な性格だが、やや優柔不断なところがあり頼りなく見えることも。
ただし、王族として一度決意したことへの責任感は強い。

アケロニア王国のグレイシア女王とは子供の頃からの文通友達、遠慮のない親友。女王仲間。

婚約者だった父方の従兄弟バルカス王子と婚姻を結ぶと同時に女王に即位するが、白い結婚の後に離縁。
血筋順位第七位のディアーズ伯爵令息シルヴィスと再婚した。
シルヴィスは弓祓い師及び冒険者ギルドのギルドマスター経験者であった。

王配シルヴィスとの間に二人の王女を儲ける。


前半生はカレイド王国に建国期から封じられていた〝アドローンの聖女の魔〟に翻弄された数奇な運命を辿る。

成人の年に、アドローンの聖女の魔の入った母王妃メイの悪影響を受けたバルカス王子によって、国の守護者である神人カーナが傷つけられ昏睡。
神人カーナを救うため、王家に伝わる夢見の秘儀を実行し、術に囚われるも最終的には神人カーナを救い、カレイド王国に封じられていたアドローンの聖女と胎児の魔の鎮魂、浄化に成功する。
ただし代償として、〝時を壊す〟を果たして五百年生き続けていた中興の祖の女勇者メルセデスを失った。


後に永遠の国から〝夢見の女王〟の名誉称号を下賜された。






※イメージモデルはインドのドゥルガー女神。当初はガチで本人が戦う構想でした……が😅
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