142 / 306
第三章 カーナ王国の混迷
教会関係者への断罪スタート
しおりを挟む
翌日、カーナ王国の教会関係者たちとの会談は紛糾するかと思われたが、静かだった。
というより、今年二月の『聖女投稿事件』以降、いつ自分たちにも罰が下されるかと皆が戦々恐々としていて十ヶ月が経過し、既に十二月の下旬だ。誰もが緊張で疲労しきっていた。
そこに聖者ビクトリノを連れてアイシャがやってきたものだから、関係者一同は悲壮な覚悟を決めた顔でアイシャたちを出迎えたのである。
教会敷地内の職員棟の会議室に、王都や国内各地の支部の司祭たち責任者が集まっている。
数はそう多くない。カーナ王国はとても小さな国なので町や村すべてに教会があるわけではなく、司祭クラスは二十名弱といったところだ。
アイシャはビクトリノと並んで上座へ。
ルシウスは己も聖者として、事態の行方を見守る立場として参加している。
トオンはその隣にひっそりと、できるだけ存在感を薄くして座っていた。その代わりアイシャの目が届かないところまで参加者たちの様子を窺うつもりでいる。
あらかじめ教会側に対しては、今回の話し合いはカーナ王国に神殿を誘致する件についてと伝えてあった。
今のカーナ王国の教会をどうするかについては、あえて事前に教えていない。
円環大陸には元々、人々を教え導く組織は神殿しかなかったと言われている。
神殿は世界の理を神官たちが専門的に研究し、その成果を国や人々に伝えている機関だ。
特有の信仰対象は持たない。ただし、永遠の国にある神殿本部の長は神人なので、ハイヒューマンや更に進化した神人を崇める者は多い。
神殿はその国においては文化の一部として邪気祓いの儀式を主導することでも知られている。
人が集まるところには穢れが溜まりやすく、一定量を超えると土地や人々に被害を及ぼし、魔物や魔獣を呼び寄せてしまう。
国が滅びるときはこの手の邪気穢れが人心を乱れさせたときだ。
今のところ王政国家には必ず王都に神殿がある。各王家は神殿の指示で国家行事として邪気祓いを行う。
もっとも、『邪気祓い』の名称をそのまま使うケースは少なく、一般国民は普通の祭などの年間行事として認識していることが多い。
なお、カーナ王国は王政国家ではあったが、建国時の経緯が経緯だ。国内に、世界の理の出先機関ともいえる神殿は一ヶ所もない。
対する教会は、神殿が研究した世界の理を、人間社会の文脈に噛み砕いて、倫理や道徳の形で教え諭すための機関となっている。
こちらも神殿と同じく特定の信仰対象は持たないが、設置された国や地域の聖賢や偉人を崇拝することがある。
例えばカーナ王国では初代聖女エイリーや、その夫の初代国王などだ。国内の教会には彼らの絵姿やモニュメントがある。
今の円環大陸では教会の数や信徒のほうが圧倒的に多かった。
何か信徒が悩みを抱いたときには、大局的な世界の理を語られるより、心に寄り添って話を聞いてくれて慰めの得られる教会のほうが親しみを感じやすいためだろう。
それに教会は主にその国における福祉機能を担うような変遷を辿ってきている。
孤児院や救貧院など、社会におけるセーフティネットは各地の教会支部が担当していた。ゆえに大都市はもちろん、町や小さな村でも大抵は教会がある。
神殿も教会も、国や民間からの献金や寄付を受け付けているが、社会のセーフティネット機能を持つ教会のほうに人や資金が集まりやすいのは必然といえた。
そしてカーナ王国の教会は、構成員に王族の親戚や貴族、平民でも有力者たちが集まっている。
結果、王家と癒着していた。
とはいえ、賄賂の贈り合いなど悪質な行為を行なっていたわけではない。
ただ教会側が王家に対して忖度して、王家にとって都合の良いように歴代の聖女や聖者たちを管理していた。
それだけとも言えるが、それこそがまさに、円環大陸におけるタブーなのだ。
教会関係者との話し合いで、聖者ビクトリノはまずそこを指摘し攻めた。
王家の指示とはいえ、本来なら国家で縛ることのできない聖女や聖者たちを国に帰属させ、魔物や魔獣退治に従事させたこと。
本来、戦いに向かず、戦わせてはならない者たちに攻撃手段を教え込んで、心身に強い負担をかけさせたこと。
「で、ですがビクトリノ様のように棒術の達人の聖者もおられるではありませんか」
「俺は元が槍兵だもんよ。聖者に覚醒したから刃のない棒切れに持ち替えたけど」
「で、では聖剣の聖者ルシウス様は如何か!?」
ルシウスは『こっちに話を振るな』と言わんばかりにその麗しの顔の眉間に深い皺を刻んで、迷惑そうな表情になった。
だが渋々と立ち上がって、両手の中に魔法樹脂で両刃の剣を作り出した。
そこにルシウスのネオンブルーの聖なる魔力を流し込むと、剣は白く光り輝く聖剣となった。
「私はアケロニア王国の魔法剣士の家であるリースト侯爵家の出身だ。聖女ロータスによって聖者に覚醒したが、聖者となった後に剣士としての技を身につけたわけではない」
ルシウスは環使いとして、環開発者の魔術師フリーダヤと、そのパートナーの聖女ロータスの直弟子だ。
故郷にいた頃は貴族として生きていたから、自分が聖者であることも環使いであることも隠していたが、カーナ王国に来てアイシャたちの師匠となってからは自分の立場や称号、師弟関係なども含めてほぼ明らかにしている。
もちろん、教会関係者たちに対しても。
「お前さんたちカーナ王国の教会は、聖女を戦士にしちまったんだ。本当なら聖女ってのは地域の浄化や、人々を天命に導くものなのに歪めちまった。これは大きな問題だぜ」
そもそも聖なる魔力を持つ戦闘特化型なら、それこそ剣聖や拳聖、国に属するなら聖騎士などがいるわけで。
「ですが、最も著名な聖女のロータス様とて、最強聖女と呼ばれるお方だとか。我が国の聖女アイシャが戦って何が悪いというのですか」
「ああ、うん。お前たちがそういう考えでいることに何で俺は早く気づけなかったんだろうなあ」
短い白髪頭を掻いてビクトリノが嘆息する。
代わりにルシウスが鋭く言った。
「貴様ら、円環大陸の国際法を知らんのか! 聖なる魔力を持つ者を、国家権力が縛ることは禁じられている!」
「しかし、当の本人が望むなら特定の国や団体に所属することに制限はなかったはず」
「いや、だからそれはさ」
大人しく空気になっていようと思っていたはずのトオンは、さすがに黙っていられなかった。
※作中でも庶民の間では「教会への断罪は?」としょっちゅう話題になっていたと思われます。
というより、今年二月の『聖女投稿事件』以降、いつ自分たちにも罰が下されるかと皆が戦々恐々としていて十ヶ月が経過し、既に十二月の下旬だ。誰もが緊張で疲労しきっていた。
そこに聖者ビクトリノを連れてアイシャがやってきたものだから、関係者一同は悲壮な覚悟を決めた顔でアイシャたちを出迎えたのである。
教会敷地内の職員棟の会議室に、王都や国内各地の支部の司祭たち責任者が集まっている。
数はそう多くない。カーナ王国はとても小さな国なので町や村すべてに教会があるわけではなく、司祭クラスは二十名弱といったところだ。
アイシャはビクトリノと並んで上座へ。
ルシウスは己も聖者として、事態の行方を見守る立場として参加している。
トオンはその隣にひっそりと、できるだけ存在感を薄くして座っていた。その代わりアイシャの目が届かないところまで参加者たちの様子を窺うつもりでいる。
あらかじめ教会側に対しては、今回の話し合いはカーナ王国に神殿を誘致する件についてと伝えてあった。
今のカーナ王国の教会をどうするかについては、あえて事前に教えていない。
円環大陸には元々、人々を教え導く組織は神殿しかなかったと言われている。
神殿は世界の理を神官たちが専門的に研究し、その成果を国や人々に伝えている機関だ。
特有の信仰対象は持たない。ただし、永遠の国にある神殿本部の長は神人なので、ハイヒューマンや更に進化した神人を崇める者は多い。
神殿はその国においては文化の一部として邪気祓いの儀式を主導することでも知られている。
人が集まるところには穢れが溜まりやすく、一定量を超えると土地や人々に被害を及ぼし、魔物や魔獣を呼び寄せてしまう。
国が滅びるときはこの手の邪気穢れが人心を乱れさせたときだ。
今のところ王政国家には必ず王都に神殿がある。各王家は神殿の指示で国家行事として邪気祓いを行う。
もっとも、『邪気祓い』の名称をそのまま使うケースは少なく、一般国民は普通の祭などの年間行事として認識していることが多い。
なお、カーナ王国は王政国家ではあったが、建国時の経緯が経緯だ。国内に、世界の理の出先機関ともいえる神殿は一ヶ所もない。
対する教会は、神殿が研究した世界の理を、人間社会の文脈に噛み砕いて、倫理や道徳の形で教え諭すための機関となっている。
こちらも神殿と同じく特定の信仰対象は持たないが、設置された国や地域の聖賢や偉人を崇拝することがある。
例えばカーナ王国では初代聖女エイリーや、その夫の初代国王などだ。国内の教会には彼らの絵姿やモニュメントがある。
今の円環大陸では教会の数や信徒のほうが圧倒的に多かった。
何か信徒が悩みを抱いたときには、大局的な世界の理を語られるより、心に寄り添って話を聞いてくれて慰めの得られる教会のほうが親しみを感じやすいためだろう。
それに教会は主にその国における福祉機能を担うような変遷を辿ってきている。
孤児院や救貧院など、社会におけるセーフティネットは各地の教会支部が担当していた。ゆえに大都市はもちろん、町や小さな村でも大抵は教会がある。
神殿も教会も、国や民間からの献金や寄付を受け付けているが、社会のセーフティネット機能を持つ教会のほうに人や資金が集まりやすいのは必然といえた。
そしてカーナ王国の教会は、構成員に王族の親戚や貴族、平民でも有力者たちが集まっている。
結果、王家と癒着していた。
とはいえ、賄賂の贈り合いなど悪質な行為を行なっていたわけではない。
ただ教会側が王家に対して忖度して、王家にとって都合の良いように歴代の聖女や聖者たちを管理していた。
それだけとも言えるが、それこそがまさに、円環大陸におけるタブーなのだ。
教会関係者との話し合いで、聖者ビクトリノはまずそこを指摘し攻めた。
王家の指示とはいえ、本来なら国家で縛ることのできない聖女や聖者たちを国に帰属させ、魔物や魔獣退治に従事させたこと。
本来、戦いに向かず、戦わせてはならない者たちに攻撃手段を教え込んで、心身に強い負担をかけさせたこと。
「で、ですがビクトリノ様のように棒術の達人の聖者もおられるではありませんか」
「俺は元が槍兵だもんよ。聖者に覚醒したから刃のない棒切れに持ち替えたけど」
「で、では聖剣の聖者ルシウス様は如何か!?」
ルシウスは『こっちに話を振るな』と言わんばかりにその麗しの顔の眉間に深い皺を刻んで、迷惑そうな表情になった。
だが渋々と立ち上がって、両手の中に魔法樹脂で両刃の剣を作り出した。
そこにルシウスのネオンブルーの聖なる魔力を流し込むと、剣は白く光り輝く聖剣となった。
「私はアケロニア王国の魔法剣士の家であるリースト侯爵家の出身だ。聖女ロータスによって聖者に覚醒したが、聖者となった後に剣士としての技を身につけたわけではない」
ルシウスは環使いとして、環開発者の魔術師フリーダヤと、そのパートナーの聖女ロータスの直弟子だ。
故郷にいた頃は貴族として生きていたから、自分が聖者であることも環使いであることも隠していたが、カーナ王国に来てアイシャたちの師匠となってからは自分の立場や称号、師弟関係なども含めてほぼ明らかにしている。
もちろん、教会関係者たちに対しても。
「お前さんたちカーナ王国の教会は、聖女を戦士にしちまったんだ。本当なら聖女ってのは地域の浄化や、人々を天命に導くものなのに歪めちまった。これは大きな問題だぜ」
そもそも聖なる魔力を持つ戦闘特化型なら、それこそ剣聖や拳聖、国に属するなら聖騎士などがいるわけで。
「ですが、最も著名な聖女のロータス様とて、最強聖女と呼ばれるお方だとか。我が国の聖女アイシャが戦って何が悪いというのですか」
「ああ、うん。お前たちがそういう考えでいることに何で俺は早く気づけなかったんだろうなあ」
短い白髪頭を掻いてビクトリノが嘆息する。
代わりにルシウスが鋭く言った。
「貴様ら、円環大陸の国際法を知らんのか! 聖なる魔力を持つ者を、国家権力が縛ることは禁じられている!」
「しかし、当の本人が望むなら特定の国や団体に所属することに制限はなかったはず」
「いや、だからそれはさ」
大人しく空気になっていようと思っていたはずのトオンは、さすがに黙っていられなかった。
※作中でも庶民の間では「教会への断罪は?」としょっちゅう話題になっていたと思われます。
21
あなたにおすすめの小説
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
存在感のない聖女が姿を消した後 [完]
風龍佳乃
恋愛
聖女であるディアターナは
永く仕えた国を捨てた。
何故って?
それは新たに現れた聖女が
ヒロインだったから。
ディアターナは
いつの日からか新聖女と比べられ
人々の心が離れていった事を悟った。
もう私の役目は終わったわ…
神託を受けたディアターナは
手紙を残して消えた。
残された国は天災に見舞われ
てしまった。
しかし聖女は戻る事はなかった。
ディアターナは西帝国にて
初代聖女のコリーアンナに出会い
運命を切り開いて
自分自身の幸せをみつけるのだった。
『白い結婚だったので、勝手に離婚しました。何か問題あります?』
夢窓(ゆめまど)
恋愛
「――離婚届、受理されました。お疲れさまでした」
教会の事務官がそう言ったとき、私は心の底からこう思った。
ああ、これでようやく三年分の無視に終止符を打てるわ。
王命による“形式結婚”。
夫の顔も知らず、手紙もなし、戦地から帰ってきたという噂すらない。
だから、はい、離婚。勝手に。
白い結婚だったので、勝手に離婚しました。
何か問題あります?
夫と息子に邪険にされたので王太子妃の座を譲ります~死に戻ってから溺愛されても今更遅い
青の雀
恋愛
夫婦喧嘩の末に置き去りにされた妻は、旦那が若い愛人とイチャついている間に盗賊に襲われ、命を落とした。
神様の温情により、10日間だけこの世に戻った妻と護衛の騎士は、その10日間の間に心残りを処分する。それは、娘の行く末と……もし、来世があるならば、今度は政略といえども夫以外の人の妻になるということ。
もう二度と夫と出会いたくない彼女は、彼女を蔑ろにしてきた息子とも縁を切ることを決意する。
生まれかわった妻は、新しい人生を強く生きることを決意。
過去世と同じ轍を踏みたくない……
身代わりで呪いの公爵に嫁ぎましたが、聖女の力で浄化したら離縁どころか国一番の溺愛妻になりました〜実家が泣きついてももう遅い〜
しょくぱん
恋愛
「お前のような無能は、死神の生贄にでもなっていろ」
魔力なしの無能と蔑まれ、家族に虐げられてきた伯爵令嬢レティシア。 彼女に命じられたのは、近づく者すべてを病ませるという『呪いの公爵』アレクシスへの身代わり結婚だった。
鉄格子の馬車で運ばれ、たどり着いたのは瘴気に満ちた死の城。 恐ろしい怪物のような男に殺される――。 そう覚悟していたレティシアだったが、目の前の光景に絶望よりも先に別の感情が湧き上がる。
(な、何これ……汚すぎるわ! 雑巾とブラシはどこ!?)
実は、彼女が「無能」と言われていたのは、その力が『洗浄』と『浄化』に特化した特殊な聖女の魔力だったから。
レティシアが掃除をすれば、呪いの瘴気は消え去り、枯れた大地には花が咲き、不気味だった公爵城はまたたく間にピカピカの聖域に塗り替えられていく。 さらには、呪いで苦しんでいたアレクシスの素顔は、見惚れるほどの美青年で――。
「レティシア、君は一体何者なんだ……? 体が、こんなに軽いのは初めてだ」
冷酷だったはずの公爵様から、まさかの執着と溺愛。 さらには、呪いが解けたことで領地は国一番の豊かさを取り戻していく。
一方で、レティシアを捨てた実家は、彼女の『浄化』を失ったことで災厄に見舞われ、今さら「戻ってきてくれ」と泣きついてくるが……。
「私は今、お城の掃除と旦那様のお世話で忙しいんです。お引き取りくださいませ」
これは、掃除を愛する薄幸令嬢が、その愛と魔力で死神公爵を救い、最高に幸せな居場所を手に入れるまでのお話。
〖完結〗旦那様には出て行っていただきます。どうか平民の愛人とお幸せに·····
藍川みいな
恋愛
「セリアさん、単刀直入に言いますね。ルーカス様と別れてください。」
……これは一体、どういう事でしょう?
いきなり現れたルーカスの愛人に、別れて欲しいと言われたセリア。
ルーカスはセリアと結婚し、スペクター侯爵家に婿入りしたが、セリアとの結婚前から愛人がいて、その愛人と侯爵家を乗っ取るつもりだと愛人は話した……
設定ゆるゆるの、架空の世界のお話です。
全6話で完結になります。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。