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【完結】ユキレラとご主人様はずっとずっと片想い
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ご主人様ルシウスからは、今後は王都の男爵邸から子爵邸に通うよう言われて、ユキレラは断固拒否した。
「ルシウス様が恋人かお嫁様を連れて来られるまでは、このユキレラ、ルシウス様のお側を離れません!」
散歩に出た飼い犬が、まだ帰りたくない! と決して曲げぬ強い意志を示して抵抗するかの如く。
いや、それよりも、よそのおうちに預けられることを断固拒否する忠犬の気分のほうが近い。
ユキレラもそこだけは譲れなかった。
むしろ、ここだけはリードを握る飼い主様に歯向かう頑固犬以上の強いこだわりを見せたのだ。
そんなユキレラに男爵は笑っていた。
「ルシウス様、これは仕方がないですね。我が家はたまに顔を見せてくれるだけでも構いませんから。次に家族が集まるときは参加させてください」
「まったく、この駄犬は」
それで子爵邸に戻ったら、さっそくご主人様のお説教だ。
「まったく、お前という奴は!」
だがユキレラにとってはお説教など右から左へするーり流れていってそのままだ。
大事なものはもう定まっているので、譲れないものは譲らない。
そんなユキレラに、さすがのルシウスも徒労を悟って、最後には呆れて笑っていた。
「……リースト一族とは、愛する者や忠誠を捧げられる者を見出さねばやる気を出さない人間の集まりだからな」
そう言うルシウスは最愛の兄と身内、ごく一部の親しい人々にしか心を動かさない。
出会った頃からユキレラには人当たり良く見えていたが、それはあくまで処世術に過ぎないという。
彼の兄伯爵のカイルは、とにかく嫁命だそうな。
父親の前伯爵のご老公メガエリスは亡くなった妻と、息子兄弟のカイルとルシウス、それに初孫のヨシュアをこよなく愛している。
「お前は私か。……もっと他に良い人もいただろうに」
「そのお言葉、そのままそっくりお返ししますよ。……お兄様より素敵な方、他に見つけられたんですか?」
「!」
虚を突かれたようにルシウスが湖面の水色の目を見開いた。
そして苦く切なく笑った。
「はは、そうか……そうだな。同じことか。うん、ならば仕方ない」
「永遠の片想い同士、仲良くやりましょうや」
想いのベクトルが重ならない者同士、傷を舐め合うように酒を酌み交わせる仲も乙なものではなかろうか。
現在、ユキレラは24歳、ご主人様ルシウスは21歳。
その後もふたりを取り巻く周囲にはたくさんの物事が起こるのだが、基本的にユキレラがルシウスから離れることはなかった。
何せお仕事の秘書ですし、側使えの従僕ですし、何より忠犬なので。
翌年、ユキレラ25歳、ルシウス22歳のときに前伯爵でルシウスの父メガエリスが老衰で亡くなった。
この世界の平均寿命は60歳前後なので、70歳以上生きた彼は長生きの部類だった。
その2年後、今度は伯爵カイルのブリジット夫人が冬に風邪を拗らせて弱り死去。
まだ嫡男ヨシュアは僅か10歳。
伯爵は葬儀の後、塞ぎ込むことが多くなり、魔法の大家であったはずのリースト伯爵家の国内での影響力は落ちていくことになる。
そして8年後。
今度は悪意ある他者によって、ルシウス最愛の兄伯爵カイル自身が命を落とすことになる。
享年は39歳。
弟ルシウスは32歳。従者ユキレラは35歳のときのことだった。
(わかっちゃいたけど、兄上様がおらなぐなっでも、ルシウス様のお心がオレに向くことナッシング。はあ~辛かっぺ……)
ルシウスは残された18歳の甥っ子ヨシュアの後見人となり、若年ながらリースト伯爵家の当主の座と伯爵位を継承した彼を全力でサポートすると決めた。
ついでに、兄に抱いていた想いはそのまま、忘れ形見のヨシュアを一人前の男に育てるという情熱に転化されたらしい。
同年、邪悪な魔力使いによって王弟カズンの父、先王ヴァシレウスが凶刃に倒れ死亡。
その場にいたカズンやユーグレン王子を庇っていたヨシュアまで倒れ、その後数年間の寝たきり生活に入る。
カズンは王弟として数少ない王族でありながら、そのまま父親の仇を追って出奔してしまった。
子爵ルシウスは既に当主で伯爵となっていた甥っ子ヨシュアの代理として、かつてないほど忙しい日々を送ることになる。
そこから5年後。
リースト伯爵家は5年前の凶事で王族二人を守り通した功績をもって、伯爵から侯爵に陞爵。
当主のヨシュアが侯爵位を拝受し、元の伯爵位はそのままリースト一族が保持することを許される。
ルシウスはその恩恵に与り、子爵からリースト伯爵となった。
この年は出来事が盛りだくさんだった。
だが何といっても、前年には何とか床上げして動けるようになっていたヨシュアが、いつまで経っても帰還しないカズンを待ちきれず自らもまた出奔してしまったのが大きい。
ユキレラはこの年、40の大台を迎えた。
ご主人様の伯爵ルシウスは37歳だ。
ふたりとも立派な中年オヤジとなったが、どちらも魔力や体力があるので、まあまあ若く見えるほうだ。
そして残念なことに、ふたり揃って独身のままだった。
ユキレラが少しずつセフレの皆さんとの関係を精算して、友人関係に落ち着かせていったのもこの頃から。
少し遅れて、ご主人様ルシウスは魔力使いの師匠とやらの依頼を受けて、西部の小国カーナ王国へ向かうと言い出した。
現地で虐げられていた聖女様の保護と指導を頼まれたそうで。
「ルシウス様! オレを置いて行かないでくださいー!!!」
現当主ヨシュアの後見人としての残務整理が終わらず、残った仕事をユキレラに押し付けてご主人様は馬車5台を引き連れてカーナ王国へ出立してしまった。
「あら、置いてきぼりなのね。かわいそう」
ルシウスに侯爵家となったリースト家を託された本家筋の少女や家人たちは、必死で仕事を片付けるユキレラの姿にくすくすと笑っていた。
「ここまで、ここまで終わったらもうあとはやりません! 残りはお嬢様にお任せしますからね!」
結局、ユキレラがカーナ王国のルシウスの後を追えたのは、それから2ヶ月以上も経ってからだった。
「オレとルシウス様が戻ってくるまでの間も、ちゃんとお仕事して余計な書類を溜め込まないでくださいよね」
それだけ言い残してアケロニア王国を出立したユキレラが、ルシウスを故郷に連れ帰ることは結局なかったのだが。
ルシウスはカーナ王国で聖剣を振るったとき、うっかり地下にダンジョンを掘り出してしまい、その管理のためカーナ王国に留まることを決めたのだ。
(生身の人間がダンジョン作るって一体どうなってるんだっぺー!???)
この年になってまだ秘密のあるご主人様にびっくりである。
その後のユキレラはご主人様の命令でカーナ王国とアケロニア王国を往復することになるが、何だかんだいって最愛のルシウスに生涯お仕えし続けることになる。
どこまでいっても永遠の片想いだったし、相変わらずご主人様は秘密が盛り盛りのお人だったけれども。
最愛を見つけて共に長い時間を過ごせたこの人生を、ユキレラは誰より幸せなものだと思っている。
--
ユキレラ完。最後までお付き合いいただきありがとうございました!
ルシウス君14歳の「家出少年ルシウスNEXT」のほうはまだもうちょっと続きそうです。
そっちも終わったら今度はルシウスおじさん37歳の聖女投稿第三章をば。
いつの間にかルシウス君様ばっかり書いてますなあ……
「ルシウス様が恋人かお嫁様を連れて来られるまでは、このユキレラ、ルシウス様のお側を離れません!」
散歩に出た飼い犬が、まだ帰りたくない! と決して曲げぬ強い意志を示して抵抗するかの如く。
いや、それよりも、よそのおうちに預けられることを断固拒否する忠犬の気分のほうが近い。
ユキレラもそこだけは譲れなかった。
むしろ、ここだけはリードを握る飼い主様に歯向かう頑固犬以上の強いこだわりを見せたのだ。
そんなユキレラに男爵は笑っていた。
「ルシウス様、これは仕方がないですね。我が家はたまに顔を見せてくれるだけでも構いませんから。次に家族が集まるときは参加させてください」
「まったく、この駄犬は」
それで子爵邸に戻ったら、さっそくご主人様のお説教だ。
「まったく、お前という奴は!」
だがユキレラにとってはお説教など右から左へするーり流れていってそのままだ。
大事なものはもう定まっているので、譲れないものは譲らない。
そんなユキレラに、さすがのルシウスも徒労を悟って、最後には呆れて笑っていた。
「……リースト一族とは、愛する者や忠誠を捧げられる者を見出さねばやる気を出さない人間の集まりだからな」
そう言うルシウスは最愛の兄と身内、ごく一部の親しい人々にしか心を動かさない。
出会った頃からユキレラには人当たり良く見えていたが、それはあくまで処世術に過ぎないという。
彼の兄伯爵のカイルは、とにかく嫁命だそうな。
父親の前伯爵のご老公メガエリスは亡くなった妻と、息子兄弟のカイルとルシウス、それに初孫のヨシュアをこよなく愛している。
「お前は私か。……もっと他に良い人もいただろうに」
「そのお言葉、そのままそっくりお返ししますよ。……お兄様より素敵な方、他に見つけられたんですか?」
「!」
虚を突かれたようにルシウスが湖面の水色の目を見開いた。
そして苦く切なく笑った。
「はは、そうか……そうだな。同じことか。うん、ならば仕方ない」
「永遠の片想い同士、仲良くやりましょうや」
想いのベクトルが重ならない者同士、傷を舐め合うように酒を酌み交わせる仲も乙なものではなかろうか。
現在、ユキレラは24歳、ご主人様ルシウスは21歳。
その後もふたりを取り巻く周囲にはたくさんの物事が起こるのだが、基本的にユキレラがルシウスから離れることはなかった。
何せお仕事の秘書ですし、側使えの従僕ですし、何より忠犬なので。
翌年、ユキレラ25歳、ルシウス22歳のときに前伯爵でルシウスの父メガエリスが老衰で亡くなった。
この世界の平均寿命は60歳前後なので、70歳以上生きた彼は長生きの部類だった。
その2年後、今度は伯爵カイルのブリジット夫人が冬に風邪を拗らせて弱り死去。
まだ嫡男ヨシュアは僅か10歳。
伯爵は葬儀の後、塞ぎ込むことが多くなり、魔法の大家であったはずのリースト伯爵家の国内での影響力は落ちていくことになる。
そして8年後。
今度は悪意ある他者によって、ルシウス最愛の兄伯爵カイル自身が命を落とすことになる。
享年は39歳。
弟ルシウスは32歳。従者ユキレラは35歳のときのことだった。
(わかっちゃいたけど、兄上様がおらなぐなっでも、ルシウス様のお心がオレに向くことナッシング。はあ~辛かっぺ……)
ルシウスは残された18歳の甥っ子ヨシュアの後見人となり、若年ながらリースト伯爵家の当主の座と伯爵位を継承した彼を全力でサポートすると決めた。
ついでに、兄に抱いていた想いはそのまま、忘れ形見のヨシュアを一人前の男に育てるという情熱に転化されたらしい。
同年、邪悪な魔力使いによって王弟カズンの父、先王ヴァシレウスが凶刃に倒れ死亡。
その場にいたカズンやユーグレン王子を庇っていたヨシュアまで倒れ、その後数年間の寝たきり生活に入る。
カズンは王弟として数少ない王族でありながら、そのまま父親の仇を追って出奔してしまった。
子爵ルシウスは既に当主で伯爵となっていた甥っ子ヨシュアの代理として、かつてないほど忙しい日々を送ることになる。
そこから5年後。
リースト伯爵家は5年前の凶事で王族二人を守り通した功績をもって、伯爵から侯爵に陞爵。
当主のヨシュアが侯爵位を拝受し、元の伯爵位はそのままリースト一族が保持することを許される。
ルシウスはその恩恵に与り、子爵からリースト伯爵となった。
この年は出来事が盛りだくさんだった。
だが何といっても、前年には何とか床上げして動けるようになっていたヨシュアが、いつまで経っても帰還しないカズンを待ちきれず自らもまた出奔してしまったのが大きい。
ユキレラはこの年、40の大台を迎えた。
ご主人様の伯爵ルシウスは37歳だ。
ふたりとも立派な中年オヤジとなったが、どちらも魔力や体力があるので、まあまあ若く見えるほうだ。
そして残念なことに、ふたり揃って独身のままだった。
ユキレラが少しずつセフレの皆さんとの関係を精算して、友人関係に落ち着かせていったのもこの頃から。
少し遅れて、ご主人様ルシウスは魔力使いの師匠とやらの依頼を受けて、西部の小国カーナ王国へ向かうと言い出した。
現地で虐げられていた聖女様の保護と指導を頼まれたそうで。
「ルシウス様! オレを置いて行かないでくださいー!!!」
現当主ヨシュアの後見人としての残務整理が終わらず、残った仕事をユキレラに押し付けてご主人様は馬車5台を引き連れてカーナ王国へ出立してしまった。
「あら、置いてきぼりなのね。かわいそう」
ルシウスに侯爵家となったリースト家を託された本家筋の少女や家人たちは、必死で仕事を片付けるユキレラの姿にくすくすと笑っていた。
「ここまで、ここまで終わったらもうあとはやりません! 残りはお嬢様にお任せしますからね!」
結局、ユキレラがカーナ王国のルシウスの後を追えたのは、それから2ヶ月以上も経ってからだった。
「オレとルシウス様が戻ってくるまでの間も、ちゃんとお仕事して余計な書類を溜め込まないでくださいよね」
それだけ言い残してアケロニア王国を出立したユキレラが、ルシウスを故郷に連れ帰ることは結局なかったのだが。
ルシウスはカーナ王国で聖剣を振るったとき、うっかり地下にダンジョンを掘り出してしまい、その管理のためカーナ王国に留まることを決めたのだ。
(生身の人間がダンジョン作るって一体どうなってるんだっぺー!???)
この年になってまだ秘密のあるご主人様にびっくりである。
その後のユキレラはご主人様の命令でカーナ王国とアケロニア王国を往復することになるが、何だかんだいって最愛のルシウスに生涯お仕えし続けることになる。
どこまでいっても永遠の片想いだったし、相変わらずご主人様は秘密が盛り盛りのお人だったけれども。
最愛を見つけて共に長い時間を過ごせたこの人生を、ユキレラは誰より幸せなものだと思っている。
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ユキレラ完。最後までお付き合いいただきありがとうございました!
ルシウス君14歳の「家出少年ルシウスNEXT」のほうはまだもうちょっと続きそうです。
そっちも終わったら今度はルシウスおじさん37歳の聖女投稿第三章をば。
いつの間にかルシウス君様ばっかり書いてますなあ……
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