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ダンジョン編
92 もうひとつの激闘
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「っしゃーーーーーーーーッ!!!」
ネクロマンサーの討伐に成功だ!レベルが上がったのでちゃんと倒せているハズ。
一応確認してみるが、うん。大丈夫だろう。
アニキのほうが気になって見てみるとまだデスナイトとやり合っていた。
すぐ応援に行かなきゃ!
周りはゾンビの死体だらけで酷い有様だ。いや、動いてるゾンビもまだけっこういやがる。だがそれよりもデスナイトからなんとかせんと。
ゾンビは放置してアニキの所に向かう。
「アニキ!ネクロ倒したからこっち手伝うぞ!」
デスナイトの大剣とアニキの魔剣がぶつかり合って火花が散っている。
こっちもヤベー戦いだったようだ。
「ハアッッ!コテツは手を出さないでくれ!」
「なぬっ!?」
「見つけたんだよ!剣の師匠をな!」
なるほど!確かにデスナイトは凄まじい剛剣使いだ。
闇ゴブリンが短剣使いだったからこの相手で修行するわけか。
「コテツはネクロの回収とゾンビの殲滅をしてくれ!」
「結界はどうする?」
「うおらッッ!もうちょい後でいい!まずはゾンビで!」
「任せろ!」
というわけでゾンビ共の殲滅開始だ。
棺桶2号からヒシャクで聖水をすくってゾンビにかけまくる。
あれっ?思えば棺桶出しっぱなしだったのに地面に吸い込まれてないな。もしかするとボスとの戦闘中は置いた物とか消えないのかもしれんぞコレ。そういや倒したモンスターもすぐ消えないもんな。何か法則がありそうだ。
アニキの邪魔させるわけにはイカンから近くのゾンビから順に処分していく。
面白いように消滅していくな。ちょっと気分いいぞ。
そして残るはネクロマンサー。
ローブを脱がさなきゃ魔石を取り出せないのでそのまま斬り裂こうと思ったけど、よく見ると非常に価値のありそうなローブだと気付き、ローブを傷付けず普通に脱がして魔石を回収。
レジェンド魔石ゲットだぜ!
ちなみにローブの中の人は漆黒ってくらい真っ黒で、人間とは呼べない生き物だった。
魔石だけじゃなくローブと杖も中の人も全部アイテムボックスに回収した。
こっちもゾンビがいっぱい転がってるので、棺桶を運びながら聖水で浄化していく。
ゾンビ全部で何体いたのか数えておけば良かったな。
全て片付いたところでアニキの近くに向かう。
「アニキ流血してるじゃん!いったん代わるから棺桶にダイブしなよ」
話かけながら近くに棺桶を出す。
「くっ!確かにこれ以上血が流れるとマズイな」
「コッチは準備OKだからいつチェンジしてもいいぞ」
剣と剣がぶつかり合い少し距離が開いたところで交代する。
「んじゃ少しの間まかせる!」
速攻アニキが棺桶にダイブした。
そしてデスナイトの重い攻撃を黒槍で防ぎつつ時間を稼ぐ。
このデスナイトってゴブさんよか強いかも!?
大剣の振り下ろしが重いのなんの!
アニキこんな相手とずっとやり合ってたのか!!!
試しにカウンターを狙うが、超高速の突きを簡単に弾かれる。
デスナイトは防御も一流な模様。アニキの言う通りこれはいい師匠だ。
「回復し終わったぞ!MP大丈夫なら赤結界を頼む」
「マジつえーなデスナイト!んじゃ剣弾いたらチェンジで」
アニキと交代し赤結界をかけた。
「コイツとはこれから先っもッ!そう簡単には出会えないと思うから限界まで修行したい」
「んじゃラストのマジックポーションも使って、赤結界が使えなくなるまで修行だな!」
「待たせて悪いがそれで頼む!」
そうしてアニキの長い修行が始まった。
・・・・・
定期的に赤結界切れてないかチェックしなきゃだけど、アニキの修行を見てるだけだとちょっと暇だなー。
というわけでネクロのローブを鑑定してみることにした。
[ネクロマンサーのローブ]
:ネクロマンサー愛用の漆黒のローブ。評価S
:知力10%アップ
:斬撃耐性 衝撃耐性 魔法耐性+ 火耐性 熱耐性 冷気耐性 汚れ耐性
:自動修復(大)サイズ自動調節
おーっ、こりゃつえーな!魔法使いならみんな欲しがるんじゃね?ちゃっかり魔法耐性に+付いてるのがミソだな。防水とか防臭付いてないんで特攻服クラスか。
よし、杖も見てみよう。
[ネクロマンサーの杖]
:ネクロマンサー愛用の杖。素材は不明。評価S
:知力10%アップ
:全属性魔法強化
:自動修復(中)衝撃耐性 精神耐性
やっぱりコッチもつえーー!!
ローブと杖装備で知力20%アップだし、全属性魔法強化ってヤバくね?
結界キャンセルされた状態で魔法くらってたらやられてたかも・・・。
オレは黒衣あるから着ないと思うけど、魔法使い装備も見ててワクワクするな!
あーでも強烈な魔法が必要な時だけ装備ってのもアリかもしんないな。
・・・・・
そうしてコテツのMPが無くなるギリギリまでアニキの修行は続き、結界が使えなくなっても多少無理して引き延ばしたらアニキが負傷したので、コテツも手伝いデスナイトを討伐した。
「ふーーーっ。本当に素晴らしい時間だった。まさかのボス戦で大剣の師匠に出会えるとはな」
「アニキ頑張りすぎ!最後に斬られたときは冷や汗出たぞ!」
「ハハッ!それは悪かった!このチャンスをすぐ終わらせるのが惜しくてなー」
「さて、んじゃデスナイトもアイテムボックスに入れるぞ。魔石は取った?」
「あ、まだ回収してねーわ」
そしてデスナイトから出た魔石は、なんとレジェンドの(大)魔石だった。
ネクロマンサーの討伐に成功だ!レベルが上がったのでちゃんと倒せているハズ。
一応確認してみるが、うん。大丈夫だろう。
アニキのほうが気になって見てみるとまだデスナイトとやり合っていた。
すぐ応援に行かなきゃ!
周りはゾンビの死体だらけで酷い有様だ。いや、動いてるゾンビもまだけっこういやがる。だがそれよりもデスナイトからなんとかせんと。
ゾンビは放置してアニキの所に向かう。
「アニキ!ネクロ倒したからこっち手伝うぞ!」
デスナイトの大剣とアニキの魔剣がぶつかり合って火花が散っている。
こっちもヤベー戦いだったようだ。
「ハアッッ!コテツは手を出さないでくれ!」
「なぬっ!?」
「見つけたんだよ!剣の師匠をな!」
なるほど!確かにデスナイトは凄まじい剛剣使いだ。
闇ゴブリンが短剣使いだったからこの相手で修行するわけか。
「コテツはネクロの回収とゾンビの殲滅をしてくれ!」
「結界はどうする?」
「うおらッッ!もうちょい後でいい!まずはゾンビで!」
「任せろ!」
というわけでゾンビ共の殲滅開始だ。
棺桶2号からヒシャクで聖水をすくってゾンビにかけまくる。
あれっ?思えば棺桶出しっぱなしだったのに地面に吸い込まれてないな。もしかするとボスとの戦闘中は置いた物とか消えないのかもしれんぞコレ。そういや倒したモンスターもすぐ消えないもんな。何か法則がありそうだ。
アニキの邪魔させるわけにはイカンから近くのゾンビから順に処分していく。
面白いように消滅していくな。ちょっと気分いいぞ。
そして残るはネクロマンサー。
ローブを脱がさなきゃ魔石を取り出せないのでそのまま斬り裂こうと思ったけど、よく見ると非常に価値のありそうなローブだと気付き、ローブを傷付けず普通に脱がして魔石を回収。
レジェンド魔石ゲットだぜ!
ちなみにローブの中の人は漆黒ってくらい真っ黒で、人間とは呼べない生き物だった。
魔石だけじゃなくローブと杖も中の人も全部アイテムボックスに回収した。
こっちもゾンビがいっぱい転がってるので、棺桶を運びながら聖水で浄化していく。
ゾンビ全部で何体いたのか数えておけば良かったな。
全て片付いたところでアニキの近くに向かう。
「アニキ流血してるじゃん!いったん代わるから棺桶にダイブしなよ」
話かけながら近くに棺桶を出す。
「くっ!確かにこれ以上血が流れるとマズイな」
「コッチは準備OKだからいつチェンジしてもいいぞ」
剣と剣がぶつかり合い少し距離が開いたところで交代する。
「んじゃ少しの間まかせる!」
速攻アニキが棺桶にダイブした。
そしてデスナイトの重い攻撃を黒槍で防ぎつつ時間を稼ぐ。
このデスナイトってゴブさんよか強いかも!?
大剣の振り下ろしが重いのなんの!
アニキこんな相手とずっとやり合ってたのか!!!
試しにカウンターを狙うが、超高速の突きを簡単に弾かれる。
デスナイトは防御も一流な模様。アニキの言う通りこれはいい師匠だ。
「回復し終わったぞ!MP大丈夫なら赤結界を頼む」
「マジつえーなデスナイト!んじゃ剣弾いたらチェンジで」
アニキと交代し赤結界をかけた。
「コイツとはこれから先っもッ!そう簡単には出会えないと思うから限界まで修行したい」
「んじゃラストのマジックポーションも使って、赤結界が使えなくなるまで修行だな!」
「待たせて悪いがそれで頼む!」
そうしてアニキの長い修行が始まった。
・・・・・
定期的に赤結界切れてないかチェックしなきゃだけど、アニキの修行を見てるだけだとちょっと暇だなー。
というわけでネクロのローブを鑑定してみることにした。
[ネクロマンサーのローブ]
:ネクロマンサー愛用の漆黒のローブ。評価S
:知力10%アップ
:斬撃耐性 衝撃耐性 魔法耐性+ 火耐性 熱耐性 冷気耐性 汚れ耐性
:自動修復(大)サイズ自動調節
おーっ、こりゃつえーな!魔法使いならみんな欲しがるんじゃね?ちゃっかり魔法耐性に+付いてるのがミソだな。防水とか防臭付いてないんで特攻服クラスか。
よし、杖も見てみよう。
[ネクロマンサーの杖]
:ネクロマンサー愛用の杖。素材は不明。評価S
:知力10%アップ
:全属性魔法強化
:自動修復(中)衝撃耐性 精神耐性
やっぱりコッチもつえーー!!
ローブと杖装備で知力20%アップだし、全属性魔法強化ってヤバくね?
結界キャンセルされた状態で魔法くらってたらやられてたかも・・・。
オレは黒衣あるから着ないと思うけど、魔法使い装備も見ててワクワクするな!
あーでも強烈な魔法が必要な時だけ装備ってのもアリかもしんないな。
・・・・・
そうしてコテツのMPが無くなるギリギリまでアニキの修行は続き、結界が使えなくなっても多少無理して引き延ばしたらアニキが負傷したので、コテツも手伝いデスナイトを討伐した。
「ふーーーっ。本当に素晴らしい時間だった。まさかのボス戦で大剣の師匠に出会えるとはな」
「アニキ頑張りすぎ!最後に斬られたときは冷や汗出たぞ!」
「ハハッ!それは悪かった!このチャンスをすぐ終わらせるのが惜しくてなー」
「さて、んじゃデスナイトもアイテムボックスに入れるぞ。魔石は取った?」
「あ、まだ回収してねーわ」
そしてデスナイトから出た魔石は、なんとレジェンドの(大)魔石だった。
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