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ダンジョン編
49 復活の職人
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さて、ミスリルだ。
鉄の時は元が剣だったから、大剣作る時は骨の剣を2本3本と合体させる感じでやってたんだけど、インゴットから剣作る場合、高温から形整えるだけじゃ弱い剣出来そうじゃない?
アニメとかで見る鍛冶職人は、熱した鉄をハンマーでガンガン叩いてたけど、アレを真似すりゃいいんだろかね?オレは高温の魔法使うから、普通の鍛冶職人より苦労しないハズではあるんだが。
ウーム・・・、強い剣の作り方なんてわかんねーよ。
まあ失敗しても高温して作り直せばいいだけか。まあ気軽にやってみんべ。
「高温!」
泉の横に小さいコテツ工房を作り、いつものように高温魔法で赤くなるのを待つ。
・・・赤くならんな?なんでだ?
「うお!熱っちぃ!」
ミスリルを触るとクッソ熱くて火傷した。泉に手を突っ込んで回復する。
どういうこっちゃ!?熱いのに変化しねーのか。
ハンマーで叩いてみる。・・・が、硬くてびくともしない。
ミスリル強敵すぎるぞ。どうしたらいいんだ?
・・・もしかすっと温度が足りてないのか?
これ以上の高温かー、まあやってみっか。
「超高温!」
・・・お!?キタキタ!!
ハンマーで叩こうと手を振り上げる。
「熱っちいわ!」
アカン!近くにいるだけで火傷しそうだ。まいったなこりゃ。
ウーーーーム、柄の長いハンマー作るか・・・。
・・・閃いた!
そうだ!宇宙人結界で防御すりゃいい。
「宇宙人マークⅡ!」
よし、熱くない!ちょっと息苦しいけど。
ミスリルをつついてみる。お?触れるぞ。
持ってみる。手から浮いてるのが気になるけど熱くないな。
これなら左手にミスリル持って右手で叩くことも可能だ。
ミスリルソードの完成形を思い浮かべると、これじゃ量が足りないと気付いた。
ってことでインゴットを3つとも合体させよう。
コンキンコンキン
よし、こんなもんだろう。後は剣の形にして、握る部分を両手持ちに出来るくらい広くして、鍔の所も格好良さげに仕上げる必要があるな。
アニキの魔剣は青、いや蒼っぽい刀身だったけど、ミスリルは白っぽい銀色だ。
目指すは聖剣!美しさを求めて作るしかあるまい。
ツーハンデッドソードやバスタードソードは、正直武骨で飾り気なんか無かった。
前にテレビで見た綺麗な剣の姿を思い浮かべる。
目指すはあの形!実用性だけじゃなく、見るものを感動させる美しさだ!
精神集中。
大丈夫、行けるハズだ。剣なら前に作った経験がある。
失敗を恐れるな!迷わず行けよ!ありがとー!!!
ッシャーーー!やってやんぜ!!!
************************************************************
「完成だ・・・」
会心の出来と言っていいだろう。攻撃力はどんなもんかさっぱりわからんけど、見映えだけなら文句なしの完成度だ。ただグリップに不安あるから柄の部分に何か皮とか貼り付けたい。
皮貼ったせいで見映え悪くなったら台無しだから、そこは吟味して選ぶ必要があるな。
[ミスリルソード]
:総ミスリルで作られた、片手でも両手でも扱える美しい剣。 評価A
ふむ・・・。評価はAだけど斬撃強化とかそういうのは付かないなあ。
なんか付け方とかあるのかもしれない。
魔法かな?付与魔法とか絶対あるよな。きっとそういう加護持ちの人が付けるのだろう。
ただこうも出来がいいと壊れるのが怖い。衝撃耐性とかあればよかったのにさ。
硬そうなモンスターにはこれじゃ使えないな。結局メイスの出番が一番ありそうじゃん。
あ、鞘のこと完全に忘れてた。
ミスリルちょっと残ってるけど鞘作るほどは無いわ。
いや、でも鉄の鞘だと重いよな?ミスリルなら軽くていい感じなんだけど。
残ったミスリルと木を組み合わせて作ってみるか。後でアニキの魔剣の鞘見せてもらおう。
「っしゃああああああああああああああ!!!来たーーーーーーーーーー!!!!」
なんだ?
「鑑定のレベルアップだ!詳細全部見えるぜ!」
「おおっ!やったな、アニキ」
「いやーマジで苦戦したわ。俺もう何日くらい鑑定してたんだ?前にも1日中やってたし、それ以外にも暇を見てはしょっちゅうやってたから相当だぞ」
「ほへーー、オレはなぜか苦労しなかったからホント意味不明だな」
「何なんだろな?やっぱ向き不向きとかあんのかもしれん。・・・よし、待望の特攻服を鑑定だ!」
[特攻服(白)]
:謎の化学繊維で作られた服。様々な付与魔法が込められている。評価A
:精神力10%アップ
:斬撃耐性 衝撃耐性 火魔法耐性 熱耐性 冷気耐性 汚れ耐性
:自動修復(中)サイズ自動調節
「おおおおおおお!!!結構すげーぞこれ!精神力アップに、耐性も大量だ。暑さや寒さからも守ってくれて自動修復も(中)が付いてやがる!完璧じゃねえか」
「へーーー!!すげーな、特攻服!普通の服にも耐性とか付くのかー」
そういや特攻服って鑑定してなかったっけね。良かったなアニキ!
鉄の時は元が剣だったから、大剣作る時は骨の剣を2本3本と合体させる感じでやってたんだけど、インゴットから剣作る場合、高温から形整えるだけじゃ弱い剣出来そうじゃない?
アニメとかで見る鍛冶職人は、熱した鉄をハンマーでガンガン叩いてたけど、アレを真似すりゃいいんだろかね?オレは高温の魔法使うから、普通の鍛冶職人より苦労しないハズではあるんだが。
ウーム・・・、強い剣の作り方なんてわかんねーよ。
まあ失敗しても高温して作り直せばいいだけか。まあ気軽にやってみんべ。
「高温!」
泉の横に小さいコテツ工房を作り、いつものように高温魔法で赤くなるのを待つ。
・・・赤くならんな?なんでだ?
「うお!熱っちぃ!」
ミスリルを触るとクッソ熱くて火傷した。泉に手を突っ込んで回復する。
どういうこっちゃ!?熱いのに変化しねーのか。
ハンマーで叩いてみる。・・・が、硬くてびくともしない。
ミスリル強敵すぎるぞ。どうしたらいいんだ?
・・・もしかすっと温度が足りてないのか?
これ以上の高温かー、まあやってみっか。
「超高温!」
・・・お!?キタキタ!!
ハンマーで叩こうと手を振り上げる。
「熱っちいわ!」
アカン!近くにいるだけで火傷しそうだ。まいったなこりゃ。
ウーーーーム、柄の長いハンマー作るか・・・。
・・・閃いた!
そうだ!宇宙人結界で防御すりゃいい。
「宇宙人マークⅡ!」
よし、熱くない!ちょっと息苦しいけど。
ミスリルをつついてみる。お?触れるぞ。
持ってみる。手から浮いてるのが気になるけど熱くないな。
これなら左手にミスリル持って右手で叩くことも可能だ。
ミスリルソードの完成形を思い浮かべると、これじゃ量が足りないと気付いた。
ってことでインゴットを3つとも合体させよう。
コンキンコンキン
よし、こんなもんだろう。後は剣の形にして、握る部分を両手持ちに出来るくらい広くして、鍔の所も格好良さげに仕上げる必要があるな。
アニキの魔剣は青、いや蒼っぽい刀身だったけど、ミスリルは白っぽい銀色だ。
目指すは聖剣!美しさを求めて作るしかあるまい。
ツーハンデッドソードやバスタードソードは、正直武骨で飾り気なんか無かった。
前にテレビで見た綺麗な剣の姿を思い浮かべる。
目指すはあの形!実用性だけじゃなく、見るものを感動させる美しさだ!
精神集中。
大丈夫、行けるハズだ。剣なら前に作った経験がある。
失敗を恐れるな!迷わず行けよ!ありがとー!!!
ッシャーーー!やってやんぜ!!!
************************************************************
「完成だ・・・」
会心の出来と言っていいだろう。攻撃力はどんなもんかさっぱりわからんけど、見映えだけなら文句なしの完成度だ。ただグリップに不安あるから柄の部分に何か皮とか貼り付けたい。
皮貼ったせいで見映え悪くなったら台無しだから、そこは吟味して選ぶ必要があるな。
[ミスリルソード]
:総ミスリルで作られた、片手でも両手でも扱える美しい剣。 評価A
ふむ・・・。評価はAだけど斬撃強化とかそういうのは付かないなあ。
なんか付け方とかあるのかもしれない。
魔法かな?付与魔法とか絶対あるよな。きっとそういう加護持ちの人が付けるのだろう。
ただこうも出来がいいと壊れるのが怖い。衝撃耐性とかあればよかったのにさ。
硬そうなモンスターにはこれじゃ使えないな。結局メイスの出番が一番ありそうじゃん。
あ、鞘のこと完全に忘れてた。
ミスリルちょっと残ってるけど鞘作るほどは無いわ。
いや、でも鉄の鞘だと重いよな?ミスリルなら軽くていい感じなんだけど。
残ったミスリルと木を組み合わせて作ってみるか。後でアニキの魔剣の鞘見せてもらおう。
「っしゃああああああああああああああ!!!来たーーーーーーーーーー!!!!」
なんだ?
「鑑定のレベルアップだ!詳細全部見えるぜ!」
「おおっ!やったな、アニキ」
「いやーマジで苦戦したわ。俺もう何日くらい鑑定してたんだ?前にも1日中やってたし、それ以外にも暇を見てはしょっちゅうやってたから相当だぞ」
「ほへーー、オレはなぜか苦労しなかったからホント意味不明だな」
「何なんだろな?やっぱ向き不向きとかあんのかもしれん。・・・よし、待望の特攻服を鑑定だ!」
[特攻服(白)]
:謎の化学繊維で作られた服。様々な付与魔法が込められている。評価A
:精神力10%アップ
:斬撃耐性 衝撃耐性 火魔法耐性 熱耐性 冷気耐性 汚れ耐性
:自動修復(中)サイズ自動調節
「おおおおおおお!!!結構すげーぞこれ!精神力アップに、耐性も大量だ。暑さや寒さからも守ってくれて自動修復も(中)が付いてやがる!完璧じゃねえか」
「へーーー!!すげーな、特攻服!普通の服にも耐性とか付くのかー」
そういや特攻服って鑑定してなかったっけね。良かったなアニキ!
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