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ダンジョン編
33 レバ刺し
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「む!?なんだコテツか。いきなり気配感じたから何事かと思ったぜ。どこかに出掛けて行って転移して来たのか?」
「ゴブさん倒してガチャんとこに転移して戻って来た。長距離転移はMP100だったぞ!2回連続したからもうあと1回分しかMP無くなった」
「へー、見えないとこにも移動可能か。ならば俺の部屋にも一瞬で行けそうだな」
「あーどうだろ?試したいけど転移1回分しかないんだよな」
100消費ってわかってたのに無駄使いしてしまった。
「2人同時転移が出来るのかもわかんない。手を繋げば行けそうな気もするけど」
「なるほど。どっちみち魔石集めたいから歩きで全然問題ないか。今度試そうぜ」
MP無いときに実験することもないか。・・・それはそうと腹減ってきたな。
「そろそろ腹減ってきたからアニキの部屋行こうぜ」
「そうだな。どれくらいの時間鑑定してたかわからんが腹は減っている」
「んじゃちょっと用意する」
料理道具入れた箱をマジックバッグに入れてと。職人道具も全部箱にまとめてバッグに入れとくか。どこで使うかわからんからな。
「よし準備出来た」
「OK、行くか」
・・・・・
とりあえず剣9本確保してからアニキの部屋に到着。剣はこまめに集めなきゃだ。
「皮はもう完成だな!バッグに仕舞っとくぞ」
「まあそうだな。それで防具作れば防御力高そうだけど、もう防具はガチャで手に入れたから必要あるまい。お蔵入りだ」
ってことで皮はバッグに入れた。
女神の泉を見ると肉とレバーが完全に清められているもよう。(見た目は変わらず)
「アニキ、完膚無きまでに清められたから生レバーいけるぞ!」
「フム。見た目変わらんがまあ聖水だしな。腹は壊さんだろう」
「レバーもだけど肉のほうも、ドラ刺しやってみる?」
「馬刺しとかあったからアリっちゃアリだろうけど、ただの生肉だぞ?まあレバ刺しのついでだから1度それで食ってみるか」
料理道具箱からまな板と、前に作った包丁5個を取り出す。
「おお!?いつの間に作ったんだ?おたまとか、何か色々全部あるじゃねえか」
「フハハハハハ。アニキが修行してる間に作りまくったぞ」
「見事だコテツ!料理作るのは任せとけ。包丁捌きには多少自身あるから、こんだけ道具ありゃ捗るぜ」
「ラーメン食いたい」
「それは無理だ」
「ドラ刺しだけじゃ何か生々すぎてアレだからステーキも作るぞ?」
「ステーキ2枚、あとはドラ刺しで!」
「オーケイ。まあ足りなかったらまた切って焼くだけだ」
何だろう?このワクワク感は。昨日散々食いまくったんだけどな。
「レバ刺しは、ごま油と塩のタレで食うのがベターだが、調味料色々あるし何種類か作って楽しむとするか」
なるほど・・・じゃあそれを基本として酢、醤油、酒らへん混ぜたりしてみよう。
「俺は肉切ったり焼いたりすっからタレは任せる」
「おっしゃー5種類くらい作るぞ」
ステーキを焼くいい匂いがしてきた。よし、最後に胡椒入りのタレで5種類完成だ。
「「いただきます!」」
最初はやはりレバ刺しだ!まずはノーマルのタレで一口。
「「うめえええええええええええ!!!」」
「やっべえなこりゃ・・・最近ドラゴン肉しか食ってねえが、ここ出た後に他の肉ではもう満足出来ないかもしれんぞ」
「どこかの王様が食ってそうな感じの肉だからなー」
「残念なのは野菜が皆無なことだ」
「俺は肉だけでも楽勝だぞ」
「あーそういや子供の頃って野菜とかまったく眼中になかったな。体の成長に必要なのはとにかく肉なのだろう。親がよく好き嫌いはダメと言うが、俺はそうは思わない。嫌いってことは体が拒絶してるわけだ。無理に食うほうが体に悪い可能性がある」
おーーやっぱアニキはそのへんの奴とは違うな!考え方が柔らかい。牛乳飲めない子に居残りさせて無理矢理飲ます先生とか頭おかしいよな。
「ドラ刺しもうめーな!でもやっぱこれはただの生肉って感じ」
「悪くはねーがやっぱ焼いた方が普通に美味い。レバーは焼くと全然違う食感になるから、新鮮なうちはやっぱレバ刺しにして食うほうがベストだな」
「よし、ステーキの2枚目焼くぞ。次は特上ヒレステーキだ」
「おぉ、あのトロトロの奴か!」
美味いけどアレごはんが食いたくなるんだよなー。・・・ん?
「アニキ、大変なこと忘れてた・・・」
「あ?」
「ごはん作ってねえ!」
「!!? しまった!そうだ、米あったのスッカリ忘れてたわ・・・」
ここまで食ったあとに、ごはん炊いてまた食おうって気にはさすがにならん。
「もう今更すぎるから次回の楽しみにしとくべ」
「だな。今日はもう手遅れだ。ホルモンも次回だ」
〆のヒレステーキもやっぱスゲー美味かった。肉だけでも十分満足なんだよな。
「竜素材も回収したし、そろそろコテツの部屋戻るか」
ここにはベッドも何もないからなー。あ、思い出した。
「アニキの部屋にもドア付けて鍵しめようぜ」
「んー、別に何も置いてないからいらんっちゃいらん気もするが」
「解体するのにたぶん何度もココ使うよね。となると清める時置きっぱなしになるからやっぱりドアあったほうがいいと思うんだ」
「なるほど。たしかにそれもそうだ。んじゃ腹ごなしにサクッと仕事すっか」
ってことでとりあえず木と剣集めからだな。
「ゴブさん倒してガチャんとこに転移して戻って来た。長距離転移はMP100だったぞ!2回連続したからもうあと1回分しかMP無くなった」
「へー、見えないとこにも移動可能か。ならば俺の部屋にも一瞬で行けそうだな」
「あーどうだろ?試したいけど転移1回分しかないんだよな」
100消費ってわかってたのに無駄使いしてしまった。
「2人同時転移が出来るのかもわかんない。手を繋げば行けそうな気もするけど」
「なるほど。どっちみち魔石集めたいから歩きで全然問題ないか。今度試そうぜ」
MP無いときに実験することもないか。・・・それはそうと腹減ってきたな。
「そろそろ腹減ってきたからアニキの部屋行こうぜ」
「そうだな。どれくらいの時間鑑定してたかわからんが腹は減っている」
「んじゃちょっと用意する」
料理道具入れた箱をマジックバッグに入れてと。職人道具も全部箱にまとめてバッグに入れとくか。どこで使うかわからんからな。
「よし準備出来た」
「OK、行くか」
・・・・・
とりあえず剣9本確保してからアニキの部屋に到着。剣はこまめに集めなきゃだ。
「皮はもう完成だな!バッグに仕舞っとくぞ」
「まあそうだな。それで防具作れば防御力高そうだけど、もう防具はガチャで手に入れたから必要あるまい。お蔵入りだ」
ってことで皮はバッグに入れた。
女神の泉を見ると肉とレバーが完全に清められているもよう。(見た目は変わらず)
「アニキ、完膚無きまでに清められたから生レバーいけるぞ!」
「フム。見た目変わらんがまあ聖水だしな。腹は壊さんだろう」
「レバーもだけど肉のほうも、ドラ刺しやってみる?」
「馬刺しとかあったからアリっちゃアリだろうけど、ただの生肉だぞ?まあレバ刺しのついでだから1度それで食ってみるか」
料理道具箱からまな板と、前に作った包丁5個を取り出す。
「おお!?いつの間に作ったんだ?おたまとか、何か色々全部あるじゃねえか」
「フハハハハハ。アニキが修行してる間に作りまくったぞ」
「見事だコテツ!料理作るのは任せとけ。包丁捌きには多少自身あるから、こんだけ道具ありゃ捗るぜ」
「ラーメン食いたい」
「それは無理だ」
「ドラ刺しだけじゃ何か生々すぎてアレだからステーキも作るぞ?」
「ステーキ2枚、あとはドラ刺しで!」
「オーケイ。まあ足りなかったらまた切って焼くだけだ」
何だろう?このワクワク感は。昨日散々食いまくったんだけどな。
「レバ刺しは、ごま油と塩のタレで食うのがベターだが、調味料色々あるし何種類か作って楽しむとするか」
なるほど・・・じゃあそれを基本として酢、醤油、酒らへん混ぜたりしてみよう。
「俺は肉切ったり焼いたりすっからタレは任せる」
「おっしゃー5種類くらい作るぞ」
ステーキを焼くいい匂いがしてきた。よし、最後に胡椒入りのタレで5種類完成だ。
「「いただきます!」」
最初はやはりレバ刺しだ!まずはノーマルのタレで一口。
「「うめえええええええええええ!!!」」
「やっべえなこりゃ・・・最近ドラゴン肉しか食ってねえが、ここ出た後に他の肉ではもう満足出来ないかもしれんぞ」
「どこかの王様が食ってそうな感じの肉だからなー」
「残念なのは野菜が皆無なことだ」
「俺は肉だけでも楽勝だぞ」
「あーそういや子供の頃って野菜とかまったく眼中になかったな。体の成長に必要なのはとにかく肉なのだろう。親がよく好き嫌いはダメと言うが、俺はそうは思わない。嫌いってことは体が拒絶してるわけだ。無理に食うほうが体に悪い可能性がある」
おーーやっぱアニキはそのへんの奴とは違うな!考え方が柔らかい。牛乳飲めない子に居残りさせて無理矢理飲ます先生とか頭おかしいよな。
「ドラ刺しもうめーな!でもやっぱこれはただの生肉って感じ」
「悪くはねーがやっぱ焼いた方が普通に美味い。レバーは焼くと全然違う食感になるから、新鮮なうちはやっぱレバ刺しにして食うほうがベストだな」
「よし、ステーキの2枚目焼くぞ。次は特上ヒレステーキだ」
「おぉ、あのトロトロの奴か!」
美味いけどアレごはんが食いたくなるんだよなー。・・・ん?
「アニキ、大変なこと忘れてた・・・」
「あ?」
「ごはん作ってねえ!」
「!!? しまった!そうだ、米あったのスッカリ忘れてたわ・・・」
ここまで食ったあとに、ごはん炊いてまた食おうって気にはさすがにならん。
「もう今更すぎるから次回の楽しみにしとくべ」
「だな。今日はもう手遅れだ。ホルモンも次回だ」
〆のヒレステーキもやっぱスゲー美味かった。肉だけでも十分満足なんだよな。
「竜素材も回収したし、そろそろコテツの部屋戻るか」
ここにはベッドも何もないからなー。あ、思い出した。
「アニキの部屋にもドア付けて鍵しめようぜ」
「んー、別に何も置いてないからいらんっちゃいらん気もするが」
「解体するのにたぶん何度もココ使うよね。となると清める時置きっぱなしになるからやっぱりドアあったほうがいいと思うんだ」
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