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793 ダンジョンメンバー総入れ替え
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琵琶湖のお魚大会は最高に楽しかった。
ただかなり長い時間釣りをしていたので、腹いっぱいになった頃にはもう18時になろうとしていた。
かなり目立つ壁ではあるが、ディグダム城に残った奴らは1000人もの兵士を壊滅させた俺達を恐れているだろうし、探す余裕も無いだろうということで、ケンちゃん達は清光さんが作った謎の壁の中に家を建てて一泊することになった。
翌日の朝レザルド軍の兵士に囲まれてる可能性はあるが、そうなったら皆殺しにして進むだけだし、無理そうなら転移でどこかに飛べばいいだけなので、深く考える必要も無いだろう。
家は清光さんがパッと建ててくれたので、『じゃあまた明日な~!』と、元メタルヒーローの四人は転移で帰還した。
もちろん俺はアリアダンジョン組を迎えに行かねばならないので、親父を連れてガチャ部屋に転移し、良いアイテムをゲットしてホクホク顔のピピン達を回収してから流星城に帰還した。
今のメンバーはダンジョン最終日だから、かなり無理して暴れまくって疲れていたようだが、誰もがやり切ったって表情でとても満足していたぞ!
************************************************************
身分上位者との嫁バトルを全て乗り越えた俺はもう無双状態で、当然のように睡眠時間をたっぷり確保し、新メンバーと共にアリアダンジョンにやって来た。
「ダンジョンかと思ったら部屋じゃねえか!」
「意味わかんない!どういうこと?」
「ココはどこにゃ?」
「もうアリアダンジョンだぞ。ダンジョンの中に虎徹さんが部屋を作ったんだ」
「なるほど。確かに壁がダンジョンっぽいな!」
「ダンジョンに部屋を作るとは面白いことをするのう!」
というわけで今回のメンバーは、ゴマちゃん、シャイナ、ニャルル、セレスティーナ、レムの5名だ。
残念ながらパメラは学校の教師見習いを鍛えるのに忙しいから、旅のメンバー全員集合とはならなかったが、本当に頑張ってくれているので、パメラとルルとマリアナを同じメンバーにし、身分の枠外であるチャミィ+メメ+メルティー様+ララの子供組4名を参加させていいって事にするつもり。
先生達の準備が整ったら開校するって流れなので、どこにダンジョン攻略を入れるか悩むとこなのだが、やっぱ学校が始まる前じゃなきゃダメだよな~。
ぶっちゃけると、ウチの子達に学校を仕切ってもらいたいと思ってるんで、開校前にレベル上げしておくのはアリなのだ。4階層なら子供達でも楽勝だから、耐性さえ上げてしまえば大暴れすることが出来るだろう。
ちなみに城主達は論功行賞が終わったばかりで非常に忙しいので、ユリやフィオリーナなんかは今回の参加を見送ったのだ。でも次回あたり参加できるように仕事を頑張ると張り切っていたぞ!
「ねえ小烏丸。やっぱ最初にゴブリンよね?」
「説明は全部終わったのか?」
「うん」
「じゃあゴブリンだ!そこからの流れは分かってると思うんで、あとは全てソフィアに任せる。俺はそろそろ行かねばならん」
「了解!そっちも頑張ってね!」
「おう!みんなアリアダンジョンとガチャを楽しんでくれな!」
「「アイアイサーーーーーーーーーー!!」」
今回のメンバーは全員強いし、引率のソフィアが付いていれば大丈夫だろう。
彼女はリーダーシップがあって頼もしい女性なのだ。
引率を誰に頼むか迷ったんだけど、お嬢は大和の国に行ってしまったし、ルシオは夜伽で生きる屍と化すだろうし、アイヴィーやボヤッキーはどうも隙があって、信頼できるかとなると少し怪しいので、ソフィアを選択したわけです。
ゴブリン通路から『うにゃあああああ!』とか聞こえてきたが、構わず琵琶湖ハウスに転移した。
「お、全員起きてるな」
「敵に囲まれてる様子はあるか?」
「無人だ。我らが街を去った事に気が付いていないようだ」
「んじゃオレらはダンジョンに戻るぞ!」
「清光さん、壁の撤去だけお願いします」
「家はどうする?」
「またここに戻って来るわけですし、残しておけば何かに使えるかも?」
「家があれば釣り人が寝泊りできますね!」
「残しておいて下さい!」
「わかった」
次の街まで遠いので、メタルヒーローが全員ついて行く必要は無いのだ。
なので今回は俺一人だけゼーレネイマス達と行動を共にし、清光さんと虎徹さんは労役デーだ。親父はすでに道路公団の仕事に向かった。サボり過ぎてグミの怒りが有頂天なので、『顔出すのが怖えよ!』と震えていたな。
「撤去完了だ。明日は俺とサイダーが近江を担当するってことでいいんだろ?」
「はい。でも転移係が一人同行する必要があるってだけで、スピルバーンは労役してて構いませんよ?」
「労役よりこっちの方がいいに決まってるだろ!魔石集めは二日に一回で十分だ」
「ギャラバーンは?」
「仕事をサボり過ぎてヤバイんで、イルミラに到着するまで仕事させときます」
「わはははははは!メタルヒーローの私生活が意外と忙しいのウケる!」
「こう見えて全員社畜だからな!」
「んじゃ今日も労役頑張りますか~」
「労役って、言うほど社畜か!?」
「細かいことは気にすんな!」
清光さんと虎徹さんが姿を消した。
普段から騒がしい人達なので、居なくなるとちょっと寂しいな。
「ピカピカが1人になった!」
「みんな色々と忙しいんだよ」
「でも確かに、次の街まで散歩するだけっスからね~」
「今日中に村が見つかればいいんだけど・・・」
「ああ、スピルバーンがいないと寝る場所に困るもんな」
「わっはっはっは!それなら俺に任せてくれ!」
セイヤに??どういうこっちゃ。
「京の都で大工でもやってたんか?」
「違いますよ!こう見えて土魔法が使えるんです!」
「本当に!?凄いじゃない!」
「へーーーー!そいつは知らなかった」
「それなら村が見つからなくても大丈夫だね!」
セイヤが土魔法使いだったとはな~。
ダンジョンでどれほど鍛えたのか見物だな。
「よし、そろそろ行くぞ」
「「ういっス!!」」
メタルヒーローは俺一人になってしまったが、同行者が五人いるし寂しいって程ではないな。北海道での旅を思い出すぜ・・・。
さて、一日中歩き続けるツアーの始まりだ!
ただかなり長い時間釣りをしていたので、腹いっぱいになった頃にはもう18時になろうとしていた。
かなり目立つ壁ではあるが、ディグダム城に残った奴らは1000人もの兵士を壊滅させた俺達を恐れているだろうし、探す余裕も無いだろうということで、ケンちゃん達は清光さんが作った謎の壁の中に家を建てて一泊することになった。
翌日の朝レザルド軍の兵士に囲まれてる可能性はあるが、そうなったら皆殺しにして進むだけだし、無理そうなら転移でどこかに飛べばいいだけなので、深く考える必要も無いだろう。
家は清光さんがパッと建ててくれたので、『じゃあまた明日な~!』と、元メタルヒーローの四人は転移で帰還した。
もちろん俺はアリアダンジョン組を迎えに行かねばならないので、親父を連れてガチャ部屋に転移し、良いアイテムをゲットしてホクホク顔のピピン達を回収してから流星城に帰還した。
今のメンバーはダンジョン最終日だから、かなり無理して暴れまくって疲れていたようだが、誰もがやり切ったって表情でとても満足していたぞ!
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身分上位者との嫁バトルを全て乗り越えた俺はもう無双状態で、当然のように睡眠時間をたっぷり確保し、新メンバーと共にアリアダンジョンにやって来た。
「ダンジョンかと思ったら部屋じゃねえか!」
「意味わかんない!どういうこと?」
「ココはどこにゃ?」
「もうアリアダンジョンだぞ。ダンジョンの中に虎徹さんが部屋を作ったんだ」
「なるほど。確かに壁がダンジョンっぽいな!」
「ダンジョンに部屋を作るとは面白いことをするのう!」
というわけで今回のメンバーは、ゴマちゃん、シャイナ、ニャルル、セレスティーナ、レムの5名だ。
残念ながらパメラは学校の教師見習いを鍛えるのに忙しいから、旅のメンバー全員集合とはならなかったが、本当に頑張ってくれているので、パメラとルルとマリアナを同じメンバーにし、身分の枠外であるチャミィ+メメ+メルティー様+ララの子供組4名を参加させていいって事にするつもり。
先生達の準備が整ったら開校するって流れなので、どこにダンジョン攻略を入れるか悩むとこなのだが、やっぱ学校が始まる前じゃなきゃダメだよな~。
ぶっちゃけると、ウチの子達に学校を仕切ってもらいたいと思ってるんで、開校前にレベル上げしておくのはアリなのだ。4階層なら子供達でも楽勝だから、耐性さえ上げてしまえば大暴れすることが出来るだろう。
ちなみに城主達は論功行賞が終わったばかりで非常に忙しいので、ユリやフィオリーナなんかは今回の参加を見送ったのだ。でも次回あたり参加できるように仕事を頑張ると張り切っていたぞ!
「ねえ小烏丸。やっぱ最初にゴブリンよね?」
「説明は全部終わったのか?」
「うん」
「じゃあゴブリンだ!そこからの流れは分かってると思うんで、あとは全てソフィアに任せる。俺はそろそろ行かねばならん」
「了解!そっちも頑張ってね!」
「おう!みんなアリアダンジョンとガチャを楽しんでくれな!」
「「アイアイサーーーーーーーーーー!!」」
今回のメンバーは全員強いし、引率のソフィアが付いていれば大丈夫だろう。
彼女はリーダーシップがあって頼もしい女性なのだ。
引率を誰に頼むか迷ったんだけど、お嬢は大和の国に行ってしまったし、ルシオは夜伽で生きる屍と化すだろうし、アイヴィーやボヤッキーはどうも隙があって、信頼できるかとなると少し怪しいので、ソフィアを選択したわけです。
ゴブリン通路から『うにゃあああああ!』とか聞こえてきたが、構わず琵琶湖ハウスに転移した。
「お、全員起きてるな」
「敵に囲まれてる様子はあるか?」
「無人だ。我らが街を去った事に気が付いていないようだ」
「んじゃオレらはダンジョンに戻るぞ!」
「清光さん、壁の撤去だけお願いします」
「家はどうする?」
「またここに戻って来るわけですし、残しておけば何かに使えるかも?」
「家があれば釣り人が寝泊りできますね!」
「残しておいて下さい!」
「わかった」
次の街まで遠いので、メタルヒーローが全員ついて行く必要は無いのだ。
なので今回は俺一人だけゼーレネイマス達と行動を共にし、清光さんと虎徹さんは労役デーだ。親父はすでに道路公団の仕事に向かった。サボり過ぎてグミの怒りが有頂天なので、『顔出すのが怖えよ!』と震えていたな。
「撤去完了だ。明日は俺とサイダーが近江を担当するってことでいいんだろ?」
「はい。でも転移係が一人同行する必要があるってだけで、スピルバーンは労役してて構いませんよ?」
「労役よりこっちの方がいいに決まってるだろ!魔石集めは二日に一回で十分だ」
「ギャラバーンは?」
「仕事をサボり過ぎてヤバイんで、イルミラに到着するまで仕事させときます」
「わはははははは!メタルヒーローの私生活が意外と忙しいのウケる!」
「こう見えて全員社畜だからな!」
「んじゃ今日も労役頑張りますか~」
「労役って、言うほど社畜か!?」
「細かいことは気にすんな!」
清光さんと虎徹さんが姿を消した。
普段から騒がしい人達なので、居なくなるとちょっと寂しいな。
「ピカピカが1人になった!」
「みんな色々と忙しいんだよ」
「でも確かに、次の街まで散歩するだけっスからね~」
「今日中に村が見つかればいいんだけど・・・」
「ああ、スピルバーンがいないと寝る場所に困るもんな」
「わっはっはっは!それなら俺に任せてくれ!」
セイヤに??どういうこっちゃ。
「京の都で大工でもやってたんか?」
「違いますよ!こう見えて土魔法が使えるんです!」
「本当に!?凄いじゃない!」
「へーーーー!そいつは知らなかった」
「それなら村が見つからなくても大丈夫だね!」
セイヤが土魔法使いだったとはな~。
ダンジョンでどれほど鍛えたのか見物だな。
「よし、そろそろ行くぞ」
「「ういっス!!」」
メタルヒーローは俺一人になってしまったが、同行者が五人いるし寂しいって程ではないな。北海道での旅を思い出すぜ・・・。
さて、一日中歩き続けるツアーの始まりだ!
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