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675 真相に迫る会心の読み
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チョロイ先輩でもある虎徹さんの修行は、正直メチャメチャ楽しかった。
もしかすると虎徹さんって、先生に向いているのかもしれんな・・・。
臨時教員として学校に来てもらうことも考えておこう。
MPが0になると意識不明になるのは知っていたので、ギリギリまで粘ってから本日の修行は終了とし、虎徹さんの部屋に戻って来た。
「んじゃオレは一旦遠江に帰るぞ!迎えの時間は昨日と同じでいいんだろ?」
「はい。今日はありがとうございました。明日もよろしくお願いします!」
「おう!」
用事が済んだ虎徹さんは一瞬にしていなくなった。
俺が自力で転移して来れるようになれば、こうやって毎回虎徹さんの手を煩わせる必要も無くなるんだが・・・。
何にしても、今日の修行で時空魔法のレベルが2になったことだし、こればっかりはコツコツとレベル上げしていくしかあるまいよ。
明日は宇宙人結界を教えてくれるって言ってたな。
それをマスターしたら、宇宙人一号と宇宙人二号で親父達を驚かせてやろう!
さてと・・・。
昨日みたいに食材をゲットしながら魔石を集めるのもいいんだが、やっぱり教科書作りを頑張ろうかな?
教科書さえ完成すれば、学校の先生となる予定のミスフィートさん達をサクッと仕上げて、すぐにでも開校することが出来るようになるのだ。
っていうか、俺がモタモタしていたら子供達が大人になっちまうからな。
チャミィやメメはピッタリの年齢なんだけど、ララやメルティー様はもう小学生の高学年って年齢なんだよね。
年長者だからってすぐに卒業させるわけじゃないけど、やっぱりまだ子供のうちに学校を体験させてあげたいわけですよ俺は。
おっと、考えてる暇なんかねえ!教科書作りに集中だ!
************************************************************
「あ、小烏丸がいた!」
「今日は魔石集めに行かないの?」
グミとチェリンが狩りから帰って来た。
「魔石はともかく食材なら昨日集めたしな。あ、そうそう!朝から虎徹さんに時空魔法を教えてもらって、レベルが2に上がったぞ!」
「おめでとーーーーー!でも魔法のレベルってなかなか上がらないよね~」
「時空魔法のレベル上げって大変そうよね。絶対普通の魔法と違うでしょ?」
「結構MPが回復したから、成果を見せてやろう!」
椅子から立ち上がった。
「チビ結界・青!」
ポコン
グミの目の前に、青くて四角い箱を出現させた。
「なにこれーーーーーーーーーー!?」
「空中に意味不明な青い箱が出たわ!」
「上に乗っても大丈夫だぞ」
「乗れるの!?」
グミがチビ結界に飛び乗った。
「あははははははは!面白いかも!!」
「チェリンの分も出してやろう。チビ結界・青!」
ポコン
「あっ!グミよりも高い位置に作ったわね!」
だがしかし流石の運動神経で、チェリンがチビ結界に飛び乗った。
「もういっちょ行くぞ!」
自分の足場も作ってそれに飛び乗ってから、グミとチェリンの1メートル斜め上にチビ結界を一つずつ作った。
「ちょっと高いよ!でも行ける!」
「あははははは!面白いわねこれ!」
二人とも、次のチビ結界へ飛び乗ることに成功した。
「ハハハッ!面白いだろ?でも時間が経つとどんどん透明になっていくんで、完全に透明になったら下に落ちるからな」
「「エーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」」
「何だ??すげー面白そうなことやってんな」
親父が狩りから帰って来た。
「今日の特訓の成果だ。親父も乗ってみるか?」
トコトコとこっちに歩いて来た親父が、最初に作ったチビ結界に触れた。
「硬いな。しかし何でこっちは色が薄いんだ?」
「時間が経つと透明になって消えるんだ。乗るなら急いで飛び乗ってくれ」
「消えたら落ちるのだろう?」
とか言いつつ飛び乗ったが、10秒ほどで下に落ちた。
「なるほど・・・。嬢ちゃんらの足場も消えそうだぞ?」
ストン
グミとチェリンも下に落ちた。
「面白かった!」
「あまり高い所に上るのは危険ね~。箱が消えるまでが早すぎるわ」
「MPをたくさん注ぎ込めば長持ちする箱も作れるぞ!ただ今日の修行でMPを使い過ぎたから、それはまた今度な」
「明日も特訓するの?」
「もちろん!転移でこのダンジョンまで来れるようになるのが目標だからな」
「虎徹くんに頼らないでもよくなったら、気兼ねなくガチャを回しに来れるのは大きいぞ!」
「そうだ、早く今日の分のガチャを回さないと!!」
「その前に手と顔を洗ってスッキリしたいわ」
「だな!」
大勝負の前に、身嗜みを整えて完璧なコンディションにしておくのは、いわば最低限のマナーみたいなもんだからな。
当然俺も、顔を洗ってスッキリしてからガチャに挑むつもりだ。
「もうそろそろ、このダンジョンに通用するほど強くなった気がするな」
タオルで顔を拭きながらこっちに歩いて来た親父がそう呟いた。
「じゃあ明日は2階層を攻めてみっか?」
「それとも、あのゴブリンを撃破してから先へ進んだ方がいいのか?」
「可能そうなら、そっちの方がいいと思うぞ」
「ふむ・・・」
目線が俺に向いていないので、ステータス画面をチェックしているらしい。
「おおっ!?」
「・・・ん?どうした?」
「画面の一番下に、『女神シャルロットの加護』ってのが出現しているぞ!!」
「な、なんだってーーーーーーーーーー!?」
「ん?」
「二人で何を騒いでるの?」
「親父に加護が生えた!」
「「な、なんですってーーーーーーーーーー!?」」
・・・しかし、突然親父に加護が生えた理由は何だ?
俺の時も、和泉の時も、結局何が原因だったか分からなかったんだよな~。
確か俺の時は、刀を作って魔物でレベル上げを頑張ってただけだと思うんだけど、そういや『赤い流星セット』を手に入れてすぐだったような気がする・・・。
和泉の時はどうだったっけ?
思い出せるのは『鬼っ娘セット』を着て、ガチャで騒いでいた光景だ。
んで親父は、・・・そういや昨日は『大バカ殿様の衣装』を着ていたな。
「・・・・・・・・・・・・・・・」
・・・まさか!
いや、待て待て待て待て!・・・はあ?嘘だろ??
もしかして、コスプレをすると加護が貰えるんじゃないだろうな!?
もしかすると虎徹さんって、先生に向いているのかもしれんな・・・。
臨時教員として学校に来てもらうことも考えておこう。
MPが0になると意識不明になるのは知っていたので、ギリギリまで粘ってから本日の修行は終了とし、虎徹さんの部屋に戻って来た。
「んじゃオレは一旦遠江に帰るぞ!迎えの時間は昨日と同じでいいんだろ?」
「はい。今日はありがとうございました。明日もよろしくお願いします!」
「おう!」
用事が済んだ虎徹さんは一瞬にしていなくなった。
俺が自力で転移して来れるようになれば、こうやって毎回虎徹さんの手を煩わせる必要も無くなるんだが・・・。
何にしても、今日の修行で時空魔法のレベルが2になったことだし、こればっかりはコツコツとレベル上げしていくしかあるまいよ。
明日は宇宙人結界を教えてくれるって言ってたな。
それをマスターしたら、宇宙人一号と宇宙人二号で親父達を驚かせてやろう!
さてと・・・。
昨日みたいに食材をゲットしながら魔石を集めるのもいいんだが、やっぱり教科書作りを頑張ろうかな?
教科書さえ完成すれば、学校の先生となる予定のミスフィートさん達をサクッと仕上げて、すぐにでも開校することが出来るようになるのだ。
っていうか、俺がモタモタしていたら子供達が大人になっちまうからな。
チャミィやメメはピッタリの年齢なんだけど、ララやメルティー様はもう小学生の高学年って年齢なんだよね。
年長者だからってすぐに卒業させるわけじゃないけど、やっぱりまだ子供のうちに学校を体験させてあげたいわけですよ俺は。
おっと、考えてる暇なんかねえ!教科書作りに集中だ!
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「あ、小烏丸がいた!」
「今日は魔石集めに行かないの?」
グミとチェリンが狩りから帰って来た。
「魔石はともかく食材なら昨日集めたしな。あ、そうそう!朝から虎徹さんに時空魔法を教えてもらって、レベルが2に上がったぞ!」
「おめでとーーーーー!でも魔法のレベルってなかなか上がらないよね~」
「時空魔法のレベル上げって大変そうよね。絶対普通の魔法と違うでしょ?」
「結構MPが回復したから、成果を見せてやろう!」
椅子から立ち上がった。
「チビ結界・青!」
ポコン
グミの目の前に、青くて四角い箱を出現させた。
「なにこれーーーーーーーーーー!?」
「空中に意味不明な青い箱が出たわ!」
「上に乗っても大丈夫だぞ」
「乗れるの!?」
グミがチビ結界に飛び乗った。
「あははははははは!面白いかも!!」
「チェリンの分も出してやろう。チビ結界・青!」
ポコン
「あっ!グミよりも高い位置に作ったわね!」
だがしかし流石の運動神経で、チェリンがチビ結界に飛び乗った。
「もういっちょ行くぞ!」
自分の足場も作ってそれに飛び乗ってから、グミとチェリンの1メートル斜め上にチビ結界を一つずつ作った。
「ちょっと高いよ!でも行ける!」
「あははははは!面白いわねこれ!」
二人とも、次のチビ結界へ飛び乗ることに成功した。
「ハハハッ!面白いだろ?でも時間が経つとどんどん透明になっていくんで、完全に透明になったら下に落ちるからな」
「「エーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」」
「何だ??すげー面白そうなことやってんな」
親父が狩りから帰って来た。
「今日の特訓の成果だ。親父も乗ってみるか?」
トコトコとこっちに歩いて来た親父が、最初に作ったチビ結界に触れた。
「硬いな。しかし何でこっちは色が薄いんだ?」
「時間が経つと透明になって消えるんだ。乗るなら急いで飛び乗ってくれ」
「消えたら落ちるのだろう?」
とか言いつつ飛び乗ったが、10秒ほどで下に落ちた。
「なるほど・・・。嬢ちゃんらの足場も消えそうだぞ?」
ストン
グミとチェリンも下に落ちた。
「面白かった!」
「あまり高い所に上るのは危険ね~。箱が消えるまでが早すぎるわ」
「MPをたくさん注ぎ込めば長持ちする箱も作れるぞ!ただ今日の修行でMPを使い過ぎたから、それはまた今度な」
「明日も特訓するの?」
「もちろん!転移でこのダンジョンまで来れるようになるのが目標だからな」
「虎徹くんに頼らないでもよくなったら、気兼ねなくガチャを回しに来れるのは大きいぞ!」
「そうだ、早く今日の分のガチャを回さないと!!」
「その前に手と顔を洗ってスッキリしたいわ」
「だな!」
大勝負の前に、身嗜みを整えて完璧なコンディションにしておくのは、いわば最低限のマナーみたいなもんだからな。
当然俺も、顔を洗ってスッキリしてからガチャに挑むつもりだ。
「もうそろそろ、このダンジョンに通用するほど強くなった気がするな」
タオルで顔を拭きながらこっちに歩いて来た親父がそう呟いた。
「じゃあ明日は2階層を攻めてみっか?」
「それとも、あのゴブリンを撃破してから先へ進んだ方がいいのか?」
「可能そうなら、そっちの方がいいと思うぞ」
「ふむ・・・」
目線が俺に向いていないので、ステータス画面をチェックしているらしい。
「おおっ!?」
「・・・ん?どうした?」
「画面の一番下に、『女神シャルロットの加護』ってのが出現しているぞ!!」
「な、なんだってーーーーーーーーーー!?」
「ん?」
「二人で何を騒いでるの?」
「親父に加護が生えた!」
「「な、なんですってーーーーーーーーーー!?」」
・・・しかし、突然親父に加護が生えた理由は何だ?
俺の時も、和泉の時も、結局何が原因だったか分からなかったんだよな~。
確か俺の時は、刀を作って魔物でレベル上げを頑張ってただけだと思うんだけど、そういや『赤い流星セット』を手に入れてすぐだったような気がする・・・。
和泉の時はどうだったっけ?
思い出せるのは『鬼っ娘セット』を着て、ガチャで騒いでいた光景だ。
んで親父は、・・・そういや昨日は『大バカ殿様の衣装』を着ていたな。
「・・・・・・・・・・・・・・・」
・・・まさか!
いや、待て待て待て待て!・・・はあ?嘘だろ??
もしかして、コスプレをすると加護が貰えるんじゃないだろうな!?
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