393 / 798
393 本州上陸
しおりを挟む
良い感じの崖を見つけたので、慎重に船を寄せて上陸した。
コーヒーの苗木をそっと地面に置き、船をマジックバッグに収納する。
うーむ・・・、コーヒーの栽培は俺の使命でもあるが、クッソ嵩張るなコイツは。
コーヒーの苗木を持って日本縦断とか、なんの新企画だよ!?
それはさて置きだ。
さっきの警告もあってか、みんな上陸の達成感など皆無で緊張感に包まれてしまっている。
「あーー、さっきの警告は最悪の事態にならんよう心構えを説いた感じであって、出会う人全員悪者ってわけではないからな?治安の悪い国もあれば、治安の良い国だって当然ある。まあ、危険な奴ってのは大抵見ただけですぐわかるから、気楽に行こうや!」
「そ、それもそうね。最初から緊張しっぱなしじゃ疲れちゃうわ!」
「だな!少なくとも街に入るまでは安全だろ!」
「にゃはははは!悪者にゃんてやっつければいいだけにゃ!怖がることにゃんてにゃいにゃ!」
「ねえ、そこって街じゃない?」
シャイナの一言で、緩くなりかけていた空気が一瞬で張りつめた。
「たしかに建物が見えるな。いきなり街に入る必要があるのか・・・、いや、俺らってすでに街の中にいるんじゃねえのか?なんせ海から来たしな」
「いきなり安全じゃなくなったじゃねえか!!」
「うにゃーーー!!良い街であることを祈るにゃ・・・」
パメラはチャミィをぐっと抱き寄せていた。
「しゃーねえ、どうせ何の情報もねえんだ。行き当たりばったりで普通に歩いてくぞ!何かあったら俺が何とかするから、皆は自分らの身を守ることだけを考えろ」
「「アイアイサー!」」
「いや、もう海じゃないからその掛け声じゃなくていいんだぞ?」
今の一言で少し緩んでしまったが、気を引き締め直して慎重に進んで行く。
・・・・・
「やっぱりココはもう街の中だな。活気の無い寂れた街のようだが・・・」
どうも雰囲気の良い街ではなく、非常に辛気臭いのもあって俺達も口数が少なくなっていく。建物一つ見ても廃墟同然の有様で、昔の嫌な記憶が蘇って来る。
その時、俺のすぐ横を男が通り過ぎて行った。
服はボロボロ。一瞬しか顔が見えなかったが、死にそうなほど痩せていたように感じた。
緊張感に包まれている仲間達に気を取られていると、その向かい側から鎧を着た男が三人歩いて来ていた。
「ん?」
どこかで見たような光景だ。
俺は青森になんか来たことないハズなんだが・・・。
「ぎゃあああああああっっ!!」
ボロの男が、革の鎧を来た大男に剣でバッサリ斬られて倒れた。
地面に血溜まりが出来ていく。
「あっ!」
すべて思い出した!!!
俺がこの世界に来た当時の、尾張の光景そのモノじゃねえか!
「剣が汚れちまったじゃねえか、糞野郎が!」
狼藉者が血溜まりの中に倒れている男に蹴りを入れる。
俺、タイムスリップしたとかじゃねえよな?
心配になって自分の服装を見てみると、いつもの赤い流星コスだった。
うん・・・、タイムスリップとかではない、たぶん。
「オイ!そこのお前らだ!何見てんだコラ!!!」
傭兵みたいな恰好をした三人の狼藉者が、俺たちの方に駆け寄って来た。
モヒカンとハゲではないが、短髪の男二人に長髪の男が一人、全員無精ヒゲを生やして薄汚れている。少なくともコイツらの髪型だけで、ここが昔の尾張ではないと判断出来るな。
「ウヒョーーーーーッ!!獣人か?良い女が4人もいるぞ!!!」
「ちっこいのもいるから5人だな!大漁だぜ!!」
「この赤いマスクの奴は、男・・・だよな?」
「男は必要ねえ!死ねや!!!」
ザンッ
「ゴヘアッ!?」
いきなり斬りかかって来た大男を、抜刀術でぶった斬った。
残った狼藉者2人が呆気に取られている。
「・・・なっ!?お、おい、ジャニス!!」
「うっ、駄目だ、死んでるぜ・・・」
「てっ、てめえ!」
「お前らは青森の、いや、陸奥の兵士か?」
確か青森県は戦国時代で言うと、縦長になっている陸奥の国の一部のハズだ。
「よくもジャニスをやりやがったな!この野郎!!!」
シュッ
「お、オごっ・・・」
ドサッ
「で?お前らは、いや、お前は陸奥の兵士なのか?ロン毛」
短髪の2人は肉片となってしまったので、もうロン毛しか残っていない。
「ヒ、ヒイィィィィィ!!!」
ロン毛が慌てて逃げ出した。
「逃がすわけねえだろ」
タンッ! ザシュッ
「あガアアァッッっ!!!」
長髪の男の左足を斬り落として、逃げられないようにした。
「うあああああああああッッッ!いでェ、いでえよおおおお!!!」
「黙れ!!俺の質問が聞こえなかったのか?次無視しやがったら右足もぶった斬るぞ!」
「・・・ぅぅ、うぎッ」
よし、大人しくなったな。
「お前は陸奥の国の兵士か?」
「あ、ああ!いや、ハイ」
「いやとか、ハイとか、どっちなんだよ!?」
「ヒ、ひぃぃぃぃ!!む、陸奥の、ゼネトス軍の兵士だ、です!そ、そうだ!俺達に逆らったことがゼネトス様に知られたら、テ、テメー殺されるぞ!!」
やはり陸奥の兵士だったか。んでゼネトスってのが大名の名前ね?
なんだか昔の尾張と色々共通しすぎてて、ジャバルグの顔しか思い浮かばねえぞ。
「お前は馬鹿なのか?知られたら殺されるのならば、俺は知られないようにするしかないわけだ。さてここで問題です!ゼネトスに知られないようにするには、俺はどうするのが最善でしょう?」
「・・・・・・あ」
ザンッ
ロン毛の首を跳ねた。
「ハイ時間切れ。正解は『目撃者を全員消す』でしたー!」
まあコイツらを消したところで、街の住人に見られてるだろうから、一瞬でお尋ね者だろうけどな。
思い出したように振り返ると、一部始終を見ていたパメラやシャイナが顔を青くさせているのがわかった。
「まあそんなわけで、この国はハズレだな。とっとと別の国を目指した方が良いかもしれん」
不意にゴマちゃんが飛びついて来た。
「うおおおおおおおーーー!こがっちカッケエ!!あの容赦の無さ!最高じゃねえか!!!」
・・・え?と思った瞬間、ニャルルも飛びついて来た。
「すごくカッコ良かったにゃ!!さすがこがにゃんにゃ!!!」
いや、もっとこう、俺の暗黒面にドン引きしてるのかと思ってたんだけど・・・。
え?今のでいいの?
コーヒーの苗木をそっと地面に置き、船をマジックバッグに収納する。
うーむ・・・、コーヒーの栽培は俺の使命でもあるが、クッソ嵩張るなコイツは。
コーヒーの苗木を持って日本縦断とか、なんの新企画だよ!?
それはさて置きだ。
さっきの警告もあってか、みんな上陸の達成感など皆無で緊張感に包まれてしまっている。
「あーー、さっきの警告は最悪の事態にならんよう心構えを説いた感じであって、出会う人全員悪者ってわけではないからな?治安の悪い国もあれば、治安の良い国だって当然ある。まあ、危険な奴ってのは大抵見ただけですぐわかるから、気楽に行こうや!」
「そ、それもそうね。最初から緊張しっぱなしじゃ疲れちゃうわ!」
「だな!少なくとも街に入るまでは安全だろ!」
「にゃはははは!悪者にゃんてやっつければいいだけにゃ!怖がることにゃんてにゃいにゃ!」
「ねえ、そこって街じゃない?」
シャイナの一言で、緩くなりかけていた空気が一瞬で張りつめた。
「たしかに建物が見えるな。いきなり街に入る必要があるのか・・・、いや、俺らってすでに街の中にいるんじゃねえのか?なんせ海から来たしな」
「いきなり安全じゃなくなったじゃねえか!!」
「うにゃーーー!!良い街であることを祈るにゃ・・・」
パメラはチャミィをぐっと抱き寄せていた。
「しゃーねえ、どうせ何の情報もねえんだ。行き当たりばったりで普通に歩いてくぞ!何かあったら俺が何とかするから、皆は自分らの身を守ることだけを考えろ」
「「アイアイサー!」」
「いや、もう海じゃないからその掛け声じゃなくていいんだぞ?」
今の一言で少し緩んでしまったが、気を引き締め直して慎重に進んで行く。
・・・・・
「やっぱりココはもう街の中だな。活気の無い寂れた街のようだが・・・」
どうも雰囲気の良い街ではなく、非常に辛気臭いのもあって俺達も口数が少なくなっていく。建物一つ見ても廃墟同然の有様で、昔の嫌な記憶が蘇って来る。
その時、俺のすぐ横を男が通り過ぎて行った。
服はボロボロ。一瞬しか顔が見えなかったが、死にそうなほど痩せていたように感じた。
緊張感に包まれている仲間達に気を取られていると、その向かい側から鎧を着た男が三人歩いて来ていた。
「ん?」
どこかで見たような光景だ。
俺は青森になんか来たことないハズなんだが・・・。
「ぎゃあああああああっっ!!」
ボロの男が、革の鎧を来た大男に剣でバッサリ斬られて倒れた。
地面に血溜まりが出来ていく。
「あっ!」
すべて思い出した!!!
俺がこの世界に来た当時の、尾張の光景そのモノじゃねえか!
「剣が汚れちまったじゃねえか、糞野郎が!」
狼藉者が血溜まりの中に倒れている男に蹴りを入れる。
俺、タイムスリップしたとかじゃねえよな?
心配になって自分の服装を見てみると、いつもの赤い流星コスだった。
うん・・・、タイムスリップとかではない、たぶん。
「オイ!そこのお前らだ!何見てんだコラ!!!」
傭兵みたいな恰好をした三人の狼藉者が、俺たちの方に駆け寄って来た。
モヒカンとハゲではないが、短髪の男二人に長髪の男が一人、全員無精ヒゲを生やして薄汚れている。少なくともコイツらの髪型だけで、ここが昔の尾張ではないと判断出来るな。
「ウヒョーーーーーッ!!獣人か?良い女が4人もいるぞ!!!」
「ちっこいのもいるから5人だな!大漁だぜ!!」
「この赤いマスクの奴は、男・・・だよな?」
「男は必要ねえ!死ねや!!!」
ザンッ
「ゴヘアッ!?」
いきなり斬りかかって来た大男を、抜刀術でぶった斬った。
残った狼藉者2人が呆気に取られている。
「・・・なっ!?お、おい、ジャニス!!」
「うっ、駄目だ、死んでるぜ・・・」
「てっ、てめえ!」
「お前らは青森の、いや、陸奥の兵士か?」
確か青森県は戦国時代で言うと、縦長になっている陸奥の国の一部のハズだ。
「よくもジャニスをやりやがったな!この野郎!!!」
シュッ
「お、オごっ・・・」
ドサッ
「で?お前らは、いや、お前は陸奥の兵士なのか?ロン毛」
短髪の2人は肉片となってしまったので、もうロン毛しか残っていない。
「ヒ、ヒイィィィィィ!!!」
ロン毛が慌てて逃げ出した。
「逃がすわけねえだろ」
タンッ! ザシュッ
「あガアアァッッっ!!!」
長髪の男の左足を斬り落として、逃げられないようにした。
「うあああああああああッッッ!いでェ、いでえよおおおお!!!」
「黙れ!!俺の質問が聞こえなかったのか?次無視しやがったら右足もぶった斬るぞ!」
「・・・ぅぅ、うぎッ」
よし、大人しくなったな。
「お前は陸奥の国の兵士か?」
「あ、ああ!いや、ハイ」
「いやとか、ハイとか、どっちなんだよ!?」
「ヒ、ひぃぃぃぃ!!む、陸奥の、ゼネトス軍の兵士だ、です!そ、そうだ!俺達に逆らったことがゼネトス様に知られたら、テ、テメー殺されるぞ!!」
やはり陸奥の兵士だったか。んでゼネトスってのが大名の名前ね?
なんだか昔の尾張と色々共通しすぎてて、ジャバルグの顔しか思い浮かばねえぞ。
「お前は馬鹿なのか?知られたら殺されるのならば、俺は知られないようにするしかないわけだ。さてここで問題です!ゼネトスに知られないようにするには、俺はどうするのが最善でしょう?」
「・・・・・・あ」
ザンッ
ロン毛の首を跳ねた。
「ハイ時間切れ。正解は『目撃者を全員消す』でしたー!」
まあコイツらを消したところで、街の住人に見られてるだろうから、一瞬でお尋ね者だろうけどな。
思い出したように振り返ると、一部始終を見ていたパメラやシャイナが顔を青くさせているのがわかった。
「まあそんなわけで、この国はハズレだな。とっとと別の国を目指した方が良いかもしれん」
不意にゴマちゃんが飛びついて来た。
「うおおおおおおおーーー!こがっちカッケエ!!あの容赦の無さ!最高じゃねえか!!!」
・・・え?と思った瞬間、ニャルルも飛びついて来た。
「すごくカッコ良かったにゃ!!さすがこがにゃんにゃ!!!」
いや、もっとこう、俺の暗黒面にドン引きしてるのかと思ってたんだけど・・・。
え?今のでいいの?
5
お気に入りに追加
1,225
あなたにおすすめの小説
ド底辺から始める下克上! 〜神に嫌われ無能力となった男。街を追放された末、理を外れた【超越】魔法に覚醒し、一大領主へ成り上がる。
たかたちひろ【令嬢節約ごはん23日発売】
ファンタジー
この世界では、18の歳になると、創造神・ミーネより皆に魔力が授けられる。
捨て子だったハイネは教会に拾われたこともあり、どれだけ辛いことがあっても、ミーネを信奉し日々拝んできたが………
魔力付与式当日。
なぜかハイネにだけ、魔力が与えられることはなかった。日々の努力や信仰は全く報われなかったのだ。
ハイネは、大人たちの都合により、身体に『悪魔』を封印された忌み子でもあった。
そのため、
「能力を与えられなかったのは、呪われているからだ」
と決めつけられ、領主であるマルテ伯爵に街を追放されてしまう。
その夜、山で魔物に襲われ死にかけるハイネ。
そのとき、『悪魔』を封印していた首輪が切れ、身体に眠る力が目覚めた。
実は、封印されていたのは悪魔ではなく、別世界を司る女神だったのだ。
今は、ハイネと完全に同化していると言う。
ハイネはその女神の力を使い、この世には本来存在しない魔法・『超越』魔法で窮地を切り抜ける。
さらに、この『超越』魔法の規格外っぷりは恐ろしく……
戦闘で並外れた魔法を発動できるのはもちろん、生産面でも、この世の常識を飛び越えたアイテムを量産できるのだ。
この力を使い、まずは小さな村を悪徳代官たちから救うハイネ。
本人は気づくよしもない。
それが、元底辺聖職者の一大両者は成り上がる第一歩だとは。
◇
一方、そんなハイネを追放した街では……。
領主であるマルテ伯爵が、窮地に追い込まれていた。
彼は、ハイネを『呪われた底辺聖職者』と厄介者扱いしていたが、実はそのハイネの作る護符により街は魔物の侵略を免れていたのだ。
また、マルテ伯爵の娘は、ハイネに密かな思いを寄せており……
父に愛想を尽かし、家を出奔し、ハイネを探す旅に出てしまう。
そうして、民や娘からの信頼を失い続けた伯爵は、人生崩壊の一途を辿るのであった。
レベルが上がらずパーティから捨てられましたが、実は成長曲線が「勇者」でした
桐山じゃろ
ファンタジー
同い年の幼馴染で作ったパーティの中で、ラウトだけがレベル10から上がらなくなってしまった。パーティリーダーのセルパンはラウトに頼り切っている現状に気づかないまま、レベルが低いという理由だけでラウトをパーティから追放する。しかしその後、仲間のひとりはラウトについてきてくれたし、弱い魔物を倒しただけでレベルが上がり始めた。やがてラウトは精霊に寵愛されし最強の勇者となる。一方でラウトを捨てた元仲間たちは自業自得によるざまぁに遭ったりします。※小説家になろう、カクヨムにも同じものを公開しています。
母親に家を追い出されたので、勝手に生きる!!(泣きついて来ても、助けてやらない)
いくみ
ファンタジー
実母に家を追い出された。
全く親父の奴!勝手に消えやがって!
親父が帰ってこなくなったから、実母が再婚したが……。その再婚相手は働きもせずに好き勝手する男だった。
俺は消えた親父から母と頼むと、言われて。
母を守ったつもりだったが……出て行けと言われた……。
なんだこれ!俺よりもその男とできた子供の味方なんだな?
なら、出ていくよ!
俺が居なくても食って行けるなら勝手にしろよ!
これは、のんびり気ままに冒険をする男の話です。
カクヨム様にて先行掲載中です。
不定期更新です。
俺だけに効くエリクサー。飲んで戦って気が付けば異世界最強に⁉
まるせい
ファンタジー
異世界に召喚された熱海 湊(あたみ みなと)が得たのは(自分だけにしか効果のない)エリクサーを作り出す能力だった。『外れ異世界人』認定された湊は神殿から追放されてしまう。
貰った手切れ金を元手に装備を整え、湊はこの世界で生きることを決意する。
雑用係の回復術士、【魔力無限】なのに専属ギルドから戦力外通告を受けて追放される〜ケモ耳少女とエルフでダンジョン攻略始めたら『伝説』になった〜
霞杏檎
ファンタジー
「使えん者はいらん……よって、正式にお前には戦力外通告を申し立てる。即刻、このギルドから立ち去って貰おう!! 」
回復術士なのにギルド内で雑用係に成り下がっていたフールは自身が専属で働いていたギルドから、何も活躍がないと言う理由で戦力外通告を受けて、追放されてしまう。
フールは回復術士でありながら自己主張の低さ、そして『単体回復魔法しか使えない』と言う能力上の理由からギルドメンバーからは舐められ、S級ギルドパーティのリーダーであるダレンからも馬鹿にされる存在だった。
しかし、奴らは知らない、フールが【魔力無限】の能力を持っていることを……
途方に暮れている道中で見つけたダンジョン。そこで傷ついた”ケモ耳銀髪美少女”セシリアを助けたことによって彼女はフールの能力を知ることになる。
フールに助けてもらったセシリアはフールの事を気に入り、パーティの前衛として共に冒険することを決めるのであった。
フールとセシリアは共にダンジョン攻略をしながら自由に生きていくことを始めた一方で、フールのダンジョン攻略の噂を聞いたギルドをはじめ、ダレンはフールを引き戻そうとするが、フールの意思が変わることはなかった……
これは雑用係に成り下がった【最強】回復術士フールと"ケモ耳美少女"達が『伝説』のパーティだと語られるまでを描いた冒険の物語である!
(160話で完結予定)
元タイトル
「雑用係の回復術士、【魔力無限】なのに専属ギルドから戦力外通告を受けて追放される〜でも、ケモ耳少女とエルフでダンジョン攻略始めたら『伝説』になった。噂を聞いたギルドが戻ってこいと言ってるがお断りします〜」
フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!
全能で楽しく公爵家!!
山椒
ファンタジー
平凡な人生であることを自負し、それを受け入れていた二十四歳の男性が交通事故で若くして死んでしまった。
未練はあれど死を受け入れた男性は、転生できるのであれば二度目の人生も平凡でモブキャラのような人生を送りたいと思ったところ、魔神によって全能の力を与えられてしまう!
転生した先は望んだ地位とは程遠い公爵家の長男、アーサー・ランスロットとして生まれてしまった。
スローライフをしようにも公爵家でできるかどうかも怪しいが、のんびりと全能の力を発揮していく転生者の物語。
※少しだけ設定を変えているため、書き直し、設定を加えているリメイク版になっています。
※リメイク前まで投稿しているところまで書き直せたので、二章はかなりの速度で投稿していきます。
死んだのに異世界に転生しました!
drop
ファンタジー
友人が車に引かれそうになったところを助けて引かれ死んでしまった夜乃 凪(よるの なぎ)。死ぬはずの夜乃は神様により別の世界に転生することになった。
この物語は異世界テンプレ要素が多いです。
主人公最強&チートですね
主人公のキャラ崩壊具合はそうゆうものだと思ってください!
初めて書くので
読みづらい部分や誤字が沢山あると思います。
それでもいいという方はどうぞ!
(本編は完結しました)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる