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第428話 大掃除が終わると?大掃除が始まるのだ
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埃の中に手を突っ込んで盲牌してみるという、プリンお姉ちゃん発案の廃墟でしかできない遊びをしていたら、とんでもないものをツモってしまいました。
なんと埃の中から、キラキラと輝く宝石が出てきたのです!
「凄いのツモった」
「ボクのは満貫でタマねえのは跳満くらい?プリンお姉ちゃんなんか役満だよ!」
「いえ、大きさは役満って感じですが、宝石の質の方が重要ですね。むしろ小さな宝石の方が価値のある宝石かもしれません」
「宝石の値段なんか知らない」
「ボクも全然わかんない。店の中も少し暗いし」
「とりあえず他の台も調べてみましょう!」
最初は長いテーブルかと思ったんだけど、中を触るとなんか変な形をしていて、正体を知った今だからわかるんだけど、宝石を飾るための台だったんだね~。
でもまだ宝石屋と確定したわけじゃないので、それぞれ違う台に積もった埃に手を突っ込んで盲牌してみる。
「この硬さ・・・、そしてこの大きさ・・・、間違いない!一発ツモです!」
「こっちにも宝石あった!」
「私も大当たりです!やっぱり宝石屋で確定でしょう!」
うっひょーーーーー!正真正銘、お宝ゲットだぜーーーーー!
「これは一大事です。緊急招集をかけます!」
「みんな掃除してるけど呼ぶの?」
「宝石屋を発見したのですから、掃除してる場合じゃないですよね!」
ハムちゃん通信で、お宝を発見したことを伝えた。緊急招集のパターンもいくつか決めてあったので、これはお宝発見報告だってすぐに気付くハズです。
それと召喚獣達にはボクの居場所がわかるので、呼び寄せる時にどの建物にいるかって説明までしなくても大丈夫なのだ。
緊急招集をかけて数分後に、全員がボク達のいる建物に飛び込んで来た。
「ここか!」
「あ、いた!!」
「突然ハムちゃん達がチュウチュウ言いながら踊り始めてビックリしたし!」
「アレはお宝発見ダンスだ!でも本当に緊急招集レベルなんだろな?」
「掃除よりも優先順位が高いって事なんだろ?」
「一体何を見つけたんだろね~!」
大掃除班だけじゃなく、3班の二人もいるようだ。
「ホッホッホ。みなさん来ましたね」
「大掃除よりも大事な物がここにある!」
「そうだ!皆さん雀士ですし盲牌してもらいましょうか!」
「あ、それいいかも!」
当然ながらレオナねえ達は、頭に『?』を浮かべている。
「盲牌って麻雀のアレか?」
「えええええ!?こんな場所で麻雀するの!?」
みんなにルールを説明する。
「えーとですね~、その辺の台に積もった埃の中に手を入れて、盲牌だけで中にあるモノを当てて下さい!」
「なるほど、そういうことか!」
「面白そう!やってみようよ」
「みんな手袋持ってきた?」
「ない」
しょうがないのでポリエチレンの手袋を再召喚し、全員に手渡した。
「はじめ!」
プリンお姉ちゃんの掛け声で、全員一斉に埃の中に手を突っ込んだ。
「何かあるぞ?」
「すごく小さいけど、これで合ってるのかな・・・」
「なんか硬いのがあった」
「・・・石?何だろ?」
そんな中、シーラお姉ちゃんが何かに気付いたようで、目が大きくなった。
「もしかしてこれ・・・、宝石じゃない!?」
「「なにッ!?」」
気付かれてしまったので、答え合わせすることにした。
「はいそこまで!見て確認していいですよ♪」
全員が埃の中から手を引き抜き、手の中の物を確認した。
「マジで宝石じゃねえか!!」
「わあああああ~~~~~~~~~~!」
「ナナ、部屋を明るくしてくれ!」
「はいはーい!」
光魔法で室内がすごく明るくなった。
「嘘だろ・・・」
「もしかして並んでいる台の全てに宝石が埋まってるの!?」
「すごい!宝石屋さんだ!!」
「向こうも宝石まみれだったけど、コレは・・・」
「あっちのはエロビデオ!こっちは本物の宝石だよ!」
「凄すぎるわ!宝の山じゃないの!!」
もう誰もが目をキラキラさせて大興奮です!
いつも宝石集めしてたけど、アレは正確に言うと魔石でビデオテープだ。
こっちのが本家の宝石で、まあお金みたいなもんですからね~。
「これ一つでいくらくらいの価値があるんだ?」
「そりゃあピンキリじゃない?すごく小さくてもメッチャ高かったりするし」
「しかも古代の宝石屋だ。今では手に入らない希少な宝石がいくつも眠っているに違いない。おそらく本命は店の奥にある」
「そうか!普通入り口に高級品は置かないよね~」
「これどうする?全部かき集めて持ってく?」
シーラお姉ちゃんがパッと振り返った。
「掃除するわよ!これ以上無い程ピカピカに!!」
「「な、なんだってーーーーーーーーーー!?」」
シーラお姉ちゃんの目は血走っていた。
どうやら宝石大好きクールビューティーだったようだ。
「エーーーーーーーーーー!掃除しなくても持ってけばいいじゃん」
「何アホなこと言ってるのよ!美しい店内に綺麗に並べられた宝石を観賞しているだけで一日中幸せな気分になれるでしょ?もちろんお宝は山分けなのはわかってる。でも此処なら盗まれる事も無いし、売るまでは観賞用として飾っておいてもいいと思うのよ。紅茶を飲みながら優雅に宝石を愛でるの。なんて素敵なのかしら♪」
うおおおお、シーラお姉ちゃんのセリフが止まらねえ!
これはガチなやつです!逆らっちゃいけません。
ちなみにホニャ毛にもコーヒーや紅茶を振舞ったんだけど、シーラお姉ちゃんが紅茶の虜になりました。お風呂上がりに優雅に一杯飲むのを楽しみにしています。
「気持ちはわかります。私も武器を観賞している時が一番幸せですから」
「私も魔法屋にいると幸せだからわかるよ」
「まあな。アタシも一日中エロビデオを見てると幸せだから、あの店を完璧に仕上げるつもりだし」
「「エロビデオと一緒にすんじゃねえ!!」」
当然ながら全員からツッコミが入った。
たしかに同じ観賞ではあるけど、エロビデオは優雅じゃないです!
でもまた大掃除ラッシュですか?ボクはもう嫌ですよ。
「まあどっちみち、すべての宝石を手に入れるのに店を綺麗にした方がいいのは間違いないから大掃除するのは構わん。でもアタシはエロビデオ屋を完璧に仕上げる使命があるから向こうを優先するぞ!」
「順番に一つずつ大掃除すればいいんじゃない?」
「ホニャ毛が」
「「なにィ!?」」
タマねえによる追加の一言で流れが変わった。
「でも宝石屋では掃除機が使えないから、少しくらいなら手伝ってあげるよ」
「あ~そっか、小さい宝石とか吸い込まれちゃうもんね」
「うわ、宝石屋の掃除すげー面倒くせえな!」
「しょうがないよ。お宝のためなんだからがんばろ!」
「やるしかねーだろ!」
というわけで、エロビデオ屋さんの大掃除が終わったら、続けて宝石屋さんの大掃除をすることに決定しました。
ボク達はすでに3軒やってるのでホニャ毛と悪そうなお兄さんがメインですが、掃除機が使えないので手伝ってあげるしかなさそうです。
いつになったら大掃除地獄から解放されるのか・・・。
なんと埃の中から、キラキラと輝く宝石が出てきたのです!
「凄いのツモった」
「ボクのは満貫でタマねえのは跳満くらい?プリンお姉ちゃんなんか役満だよ!」
「いえ、大きさは役満って感じですが、宝石の質の方が重要ですね。むしろ小さな宝石の方が価値のある宝石かもしれません」
「宝石の値段なんか知らない」
「ボクも全然わかんない。店の中も少し暗いし」
「とりあえず他の台も調べてみましょう!」
最初は長いテーブルかと思ったんだけど、中を触るとなんか変な形をしていて、正体を知った今だからわかるんだけど、宝石を飾るための台だったんだね~。
でもまだ宝石屋と確定したわけじゃないので、それぞれ違う台に積もった埃に手を突っ込んで盲牌してみる。
「この硬さ・・・、そしてこの大きさ・・・、間違いない!一発ツモです!」
「こっちにも宝石あった!」
「私も大当たりです!やっぱり宝石屋で確定でしょう!」
うっひょーーーーー!正真正銘、お宝ゲットだぜーーーーー!
「これは一大事です。緊急招集をかけます!」
「みんな掃除してるけど呼ぶの?」
「宝石屋を発見したのですから、掃除してる場合じゃないですよね!」
ハムちゃん通信で、お宝を発見したことを伝えた。緊急招集のパターンもいくつか決めてあったので、これはお宝発見報告だってすぐに気付くハズです。
それと召喚獣達にはボクの居場所がわかるので、呼び寄せる時にどの建物にいるかって説明までしなくても大丈夫なのだ。
緊急招集をかけて数分後に、全員がボク達のいる建物に飛び込んで来た。
「ここか!」
「あ、いた!!」
「突然ハムちゃん達がチュウチュウ言いながら踊り始めてビックリしたし!」
「アレはお宝発見ダンスだ!でも本当に緊急招集レベルなんだろな?」
「掃除よりも優先順位が高いって事なんだろ?」
「一体何を見つけたんだろね~!」
大掃除班だけじゃなく、3班の二人もいるようだ。
「ホッホッホ。みなさん来ましたね」
「大掃除よりも大事な物がここにある!」
「そうだ!皆さん雀士ですし盲牌してもらいましょうか!」
「あ、それいいかも!」
当然ながらレオナねえ達は、頭に『?』を浮かべている。
「盲牌って麻雀のアレか?」
「えええええ!?こんな場所で麻雀するの!?」
みんなにルールを説明する。
「えーとですね~、その辺の台に積もった埃の中に手を入れて、盲牌だけで中にあるモノを当てて下さい!」
「なるほど、そういうことか!」
「面白そう!やってみようよ」
「みんな手袋持ってきた?」
「ない」
しょうがないのでポリエチレンの手袋を再召喚し、全員に手渡した。
「はじめ!」
プリンお姉ちゃんの掛け声で、全員一斉に埃の中に手を突っ込んだ。
「何かあるぞ?」
「すごく小さいけど、これで合ってるのかな・・・」
「なんか硬いのがあった」
「・・・石?何だろ?」
そんな中、シーラお姉ちゃんが何かに気付いたようで、目が大きくなった。
「もしかしてこれ・・・、宝石じゃない!?」
「「なにッ!?」」
気付かれてしまったので、答え合わせすることにした。
「はいそこまで!見て確認していいですよ♪」
全員が埃の中から手を引き抜き、手の中の物を確認した。
「マジで宝石じゃねえか!!」
「わあああああ~~~~~~~~~~!」
「ナナ、部屋を明るくしてくれ!」
「はいはーい!」
光魔法で室内がすごく明るくなった。
「嘘だろ・・・」
「もしかして並んでいる台の全てに宝石が埋まってるの!?」
「すごい!宝石屋さんだ!!」
「向こうも宝石まみれだったけど、コレは・・・」
「あっちのはエロビデオ!こっちは本物の宝石だよ!」
「凄すぎるわ!宝の山じゃないの!!」
もう誰もが目をキラキラさせて大興奮です!
いつも宝石集めしてたけど、アレは正確に言うと魔石でビデオテープだ。
こっちのが本家の宝石で、まあお金みたいなもんですからね~。
「これ一つでいくらくらいの価値があるんだ?」
「そりゃあピンキリじゃない?すごく小さくてもメッチャ高かったりするし」
「しかも古代の宝石屋だ。今では手に入らない希少な宝石がいくつも眠っているに違いない。おそらく本命は店の奥にある」
「そうか!普通入り口に高級品は置かないよね~」
「これどうする?全部かき集めて持ってく?」
シーラお姉ちゃんがパッと振り返った。
「掃除するわよ!これ以上無い程ピカピカに!!」
「「な、なんだってーーーーーーーーーー!?」」
シーラお姉ちゃんの目は血走っていた。
どうやら宝石大好きクールビューティーだったようだ。
「エーーーーーーーーーー!掃除しなくても持ってけばいいじゃん」
「何アホなこと言ってるのよ!美しい店内に綺麗に並べられた宝石を観賞しているだけで一日中幸せな気分になれるでしょ?もちろんお宝は山分けなのはわかってる。でも此処なら盗まれる事も無いし、売るまでは観賞用として飾っておいてもいいと思うのよ。紅茶を飲みながら優雅に宝石を愛でるの。なんて素敵なのかしら♪」
うおおおお、シーラお姉ちゃんのセリフが止まらねえ!
これはガチなやつです!逆らっちゃいけません。
ちなみにホニャ毛にもコーヒーや紅茶を振舞ったんだけど、シーラお姉ちゃんが紅茶の虜になりました。お風呂上がりに優雅に一杯飲むのを楽しみにしています。
「気持ちはわかります。私も武器を観賞している時が一番幸せですから」
「私も魔法屋にいると幸せだからわかるよ」
「まあな。アタシも一日中エロビデオを見てると幸せだから、あの店を完璧に仕上げるつもりだし」
「「エロビデオと一緒にすんじゃねえ!!」」
当然ながら全員からツッコミが入った。
たしかに同じ観賞ではあるけど、エロビデオは優雅じゃないです!
でもまた大掃除ラッシュですか?ボクはもう嫌ですよ。
「まあどっちみち、すべての宝石を手に入れるのに店を綺麗にした方がいいのは間違いないから大掃除するのは構わん。でもアタシはエロビデオ屋を完璧に仕上げる使命があるから向こうを優先するぞ!」
「順番に一つずつ大掃除すればいいんじゃない?」
「ホニャ毛が」
「「なにィ!?」」
タマねえによる追加の一言で流れが変わった。
「でも宝石屋では掃除機が使えないから、少しくらいなら手伝ってあげるよ」
「あ~そっか、小さい宝石とか吸い込まれちゃうもんね」
「うわ、宝石屋の掃除すげー面倒くせえな!」
「しょうがないよ。お宝のためなんだからがんばろ!」
「やるしかねーだろ!」
というわけで、エロビデオ屋さんの大掃除が終わったら、続けて宝石屋さんの大掃除をすることに決定しました。
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