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第426話 エロビデオ探索隊
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ミルラの塔1階層を無事踏破したので、戦闘の疲れを癒すために二日間休むことになりました!
でも今日は街の中にある建物を探索して古代の映写機を入手する予定なので、ダンジョンアタックはしないってだけで、休みとは言えないですね。
ちなみに古代の映写機はいくらでも欲しいので、一つ二つ見つかったところで探索は続行します。
ただレオナねえと悪そうなお兄さんの二人はエロビデオ探索隊なので、ボク達とは別行動することになりそうです。
だってエロビデオって隠してありそうじゃないですか。
正々堂々机の上とかに置いてありそうな映写機と違って、エロビデオ探しは難易度が高いのですよ。いや、人によると思うから、映写機の周辺にエロビデオがいっぱい転がってるケースもあるとは思いますけどね。
とにかく机の引き出しの中とか怪しい場所を全部調べなきゃだから、ボク達よりも大変なハズ。まあ勝手にやってくださいって感じですが!
ただ街の中でも魔物が出るし、古い建物の中を調べるわけなので、一人じゃ危ないということで探索隊をチーム分けしました。
1班【クーヤちゃん】&【タマねえ】&【プリンお姉ちゃん】
2班【リズお姉ちゃん】&【ロコ姉ちゃん】&【ミルクお姉ちゃん】
3班【シーラお姉ちゃん】&【アイリスお姉ちゃん】&【ナナお姉ちゃん】
4班【レオナねえ】&【悪そうなお兄さん】
振り分けはこんな感じです。
それぞれ専属ハムちゃんを連れて歩くので、ボク経由で連絡もとれます。
「調べ終わった家のドアには青いテープを貼るんだ。二度手間は嫌だから忘れずに頼む。アタシとガイアが調べ終わった家には黄色いテープを貼っとくから、黄色いテープが見えたらその家にはもう本当に何も無いって考えていい。そして崩れそうな危険な建物には赤いテープを貼ってくれ。これが一番重要だぞ!」
危険な建物をみんなに知らせるのは重要なのです!
テープが剥がれ落ちないよう、サッと拭いてから貼らなきゃですね。
「こっちも調べ尽くしたと思ったら黄色いテープ貼っとく?」
「いや、半端な探索をされるとエロビデオを見逃してしまう可能性がある。そっちは完全に映写機狙いでいってくれ」
「4班は徹底的に調べ尽くす気ね・・・」
「エロビデオ探しだから私達とは気合が違うのよ!」
「気になる物を見つけたら、それは持ってっていいの?」
「それはオーケーだ。でもお宝はみんなで山分けだからな!」
「了解!」
というわけで、4方向に分かれて探索が始まりました!
神殿方向はシーラお姉ちゃん率いる3班に取られてしまったので、ボク達はその反対側を攻めます。
タマねえとプリンお姉ちゃんと三人で、一番近くの建物のドアの前に立った。
「この辺は街の中心ですから民家って感じの建物ではないですね」
「全部お店なのかな?」
「古代の大都会」
「いや、所詮は島ですから大都会って規模ではないです!」
ゴギッ ギギギ・・・
「少し硬かったですけど開きました」
外から見た感じ崩れそうな建物ではなかったので、中に入ってみた。
「「・・・・・・・・・・・・・・・・・」」
「何屋さんなのかさっぱりわからない」
「大きな台がいっぱい並んでいますが、どれも埃が詰まって中が見えませんね」
「クーヤわかった!ここは埃屋」
「そんなの誰も買わないです!」
三人ともポリエチレンの手袋を装着し、大きな台の中に積もった埃に手を突っ込んでみた。でも埃を掘ってみても何も無い感じ。
「んーーーーー」
「さっぱり分かりませんね。ただ大きな台がいくつも並んでいる感じからいって、ココに食料が沢山並んでいたのではないかと・・・」
「あ、そうかも!これに果物とかいっぱい入ってた予感」
「埃を食べたら甘い可能性がある」
「試さないで下さいね!絶対甘くないですから!」
薄暗かったので店内をライトで照らしながらぐるっと回ってみたけど、本当に埃が詰まった大きな箱がいっぱいあるだけだった。
「食料品店で正解な気がします。だとしたら此処には映写機など無いのでは?」
「果物屋さんに映写機が置いてある可能性は低いです。次行こう!」
「んむ。黄色テープ貼ってもいいくらい」
店の外に出て、ドアを軽く拭いて汚れを落としてから青いテープを貼った。
タマねえの言う通り黄色いテープでもいいくらいだけど青にしときましょう。
続けて隣の建物に入った。
ここも当然ながら埃が凄まじくて、何屋さんなのかわからなかったんだけど、ハンガーらしき物とボロ切れが大量に見つかり、服屋さんだということが判明した。
「服屋さんに映写機ですか・・・、どうなんでしょう?」
「もしかしたらって感じ?」
「食料品店よりは見つかる可能性ある」
服がズラッと並んでいる光景を思い浮かべたけど、映写機が置いてるとしたらカウンターとか奥の部屋じゃないかってことで、そういう場所を探索してみたけど、結局見つからなかった。
「ふ~、まだ2軒目ですけど、そう簡単には見つかりませんね」
「もっと普通の家を探す感じかと思っていたのです。なんかお店の方が見つかりにくいような気がする・・・」
「問題は映写機の値段。一般人が買えるような金額なのか」
「あ、それは結構重要かもしれませんね!高級品なら庶民には手が出ません。民家を探す意味が無くなります」
「魔道具の値段とかさっぱりわからないのです!」
『主《あるじ》~~~~~!』
む!ハムちゃん通信だ!
「ハム助じゃないですか。何かあった?」
タマねえとプリンお姉ちゃんがボクの方を見た。
『とんでもない店を発見したぜ!全員集合!!だって』
「とんでもない店だって!?えーと・・・、お?魔法屋のすぐ近くじゃないですか。わかった、みんな呼ぶね!」
ハム助との通信を切った。
「レオナねえと悪そうなお兄さんがすごい店を発見したそうです!招集をかけるので少々お待ち下さい」
「「おおおおおーーーーーーーーー!」」
というわけで2班と3班に場所を伝え、ボク達もそのとんでもない店に向かって移動を開始。まだ探索を始めてすぐだったから、ぶっちゃけご近所なのです。
ハム助の居場所は、魔法屋さんのすぐナナメにある建物の中だった。
「1班が到着しましたぞーーーーー!」
店内が薄暗かったので、ライトで照らしてみる。
「早かったな」
「武器屋さんの2軒隣の服屋さんにいたのです」
「なるほど。んじゃ他の奴らもすぐ来るな」
レオナねえとそんな会話をしていたら、他の班もすぐにやって来た。
「よし来たな!ナナ、明かりを頼む!」
「はいはーい」
ナナお姉ちゃんが光魔法の呪文を唱えると、室内がすごく明るくなった。
そして視界に入ったモノを見て驚愕した。
なんと、棚に色付きの宝石がいっぱい並んでいたのだ。
うお!カウンターの奥に映写機もいっぱい並んでる!
「これは・・・」
「フハハハハハハハハハ!どうだ、驚いたか!!」
「宝の山じゃない!!」
「あれ?でもその宝石、透明じゃないよ?」
「そう。透明な宝石じゃないんだよ!そしてアタシとガイアでいくつかの宝石を調査したんだ」
「発見した時は正直驚いた。だがしかし俺とレオナの読み通りだった!」
レオナねえの口端が上がった。
「聞いて驚け。おそらくこの宝石全て、エロビデオだ!!」
「「な、なんだってーーーーーーーーーーーーーーー!?」」
嘘でしょ?まさかのエロビデオ屋さん!!
こんな道具があれば、やっぱどこの世界でもそういう店が出現するわけね。
それにしてもエロビデオ探索隊・・・、あんたら半端ねえっスな!
一瞬にしてエロビデオ屋さんを見つけよったわ!
でも今日は街の中にある建物を探索して古代の映写機を入手する予定なので、ダンジョンアタックはしないってだけで、休みとは言えないですね。
ちなみに古代の映写機はいくらでも欲しいので、一つ二つ見つかったところで探索は続行します。
ただレオナねえと悪そうなお兄さんの二人はエロビデオ探索隊なので、ボク達とは別行動することになりそうです。
だってエロビデオって隠してありそうじゃないですか。
正々堂々机の上とかに置いてありそうな映写機と違って、エロビデオ探しは難易度が高いのですよ。いや、人によると思うから、映写機の周辺にエロビデオがいっぱい転がってるケースもあるとは思いますけどね。
とにかく机の引き出しの中とか怪しい場所を全部調べなきゃだから、ボク達よりも大変なハズ。まあ勝手にやってくださいって感じですが!
ただ街の中でも魔物が出るし、古い建物の中を調べるわけなので、一人じゃ危ないということで探索隊をチーム分けしました。
1班【クーヤちゃん】&【タマねえ】&【プリンお姉ちゃん】
2班【リズお姉ちゃん】&【ロコ姉ちゃん】&【ミルクお姉ちゃん】
3班【シーラお姉ちゃん】&【アイリスお姉ちゃん】&【ナナお姉ちゃん】
4班【レオナねえ】&【悪そうなお兄さん】
振り分けはこんな感じです。
それぞれ専属ハムちゃんを連れて歩くので、ボク経由で連絡もとれます。
「調べ終わった家のドアには青いテープを貼るんだ。二度手間は嫌だから忘れずに頼む。アタシとガイアが調べ終わった家には黄色いテープを貼っとくから、黄色いテープが見えたらその家にはもう本当に何も無いって考えていい。そして崩れそうな危険な建物には赤いテープを貼ってくれ。これが一番重要だぞ!」
危険な建物をみんなに知らせるのは重要なのです!
テープが剥がれ落ちないよう、サッと拭いてから貼らなきゃですね。
「こっちも調べ尽くしたと思ったら黄色いテープ貼っとく?」
「いや、半端な探索をされるとエロビデオを見逃してしまう可能性がある。そっちは完全に映写機狙いでいってくれ」
「4班は徹底的に調べ尽くす気ね・・・」
「エロビデオ探しだから私達とは気合が違うのよ!」
「気になる物を見つけたら、それは持ってっていいの?」
「それはオーケーだ。でもお宝はみんなで山分けだからな!」
「了解!」
というわけで、4方向に分かれて探索が始まりました!
神殿方向はシーラお姉ちゃん率いる3班に取られてしまったので、ボク達はその反対側を攻めます。
タマねえとプリンお姉ちゃんと三人で、一番近くの建物のドアの前に立った。
「この辺は街の中心ですから民家って感じの建物ではないですね」
「全部お店なのかな?」
「古代の大都会」
「いや、所詮は島ですから大都会って規模ではないです!」
ゴギッ ギギギ・・・
「少し硬かったですけど開きました」
外から見た感じ崩れそうな建物ではなかったので、中に入ってみた。
「「・・・・・・・・・・・・・・・・・」」
「何屋さんなのかさっぱりわからない」
「大きな台がいっぱい並んでいますが、どれも埃が詰まって中が見えませんね」
「クーヤわかった!ここは埃屋」
「そんなの誰も買わないです!」
三人ともポリエチレンの手袋を装着し、大きな台の中に積もった埃に手を突っ込んでみた。でも埃を掘ってみても何も無い感じ。
「んーーーーー」
「さっぱり分かりませんね。ただ大きな台がいくつも並んでいる感じからいって、ココに食料が沢山並んでいたのではないかと・・・」
「あ、そうかも!これに果物とかいっぱい入ってた予感」
「埃を食べたら甘い可能性がある」
「試さないで下さいね!絶対甘くないですから!」
薄暗かったので店内をライトで照らしながらぐるっと回ってみたけど、本当に埃が詰まった大きな箱がいっぱいあるだけだった。
「食料品店で正解な気がします。だとしたら此処には映写機など無いのでは?」
「果物屋さんに映写機が置いてある可能性は低いです。次行こう!」
「んむ。黄色テープ貼ってもいいくらい」
店の外に出て、ドアを軽く拭いて汚れを落としてから青いテープを貼った。
タマねえの言う通り黄色いテープでもいいくらいだけど青にしときましょう。
続けて隣の建物に入った。
ここも当然ながら埃が凄まじくて、何屋さんなのかわからなかったんだけど、ハンガーらしき物とボロ切れが大量に見つかり、服屋さんだということが判明した。
「服屋さんに映写機ですか・・・、どうなんでしょう?」
「もしかしたらって感じ?」
「食料品店よりは見つかる可能性ある」
服がズラッと並んでいる光景を思い浮かべたけど、映写機が置いてるとしたらカウンターとか奥の部屋じゃないかってことで、そういう場所を探索してみたけど、結局見つからなかった。
「ふ~、まだ2軒目ですけど、そう簡単には見つかりませんね」
「もっと普通の家を探す感じかと思っていたのです。なんかお店の方が見つかりにくいような気がする・・・」
「問題は映写機の値段。一般人が買えるような金額なのか」
「あ、それは結構重要かもしれませんね!高級品なら庶民には手が出ません。民家を探す意味が無くなります」
「魔道具の値段とかさっぱりわからないのです!」
『主《あるじ》~~~~~!』
む!ハムちゃん通信だ!
「ハム助じゃないですか。何かあった?」
タマねえとプリンお姉ちゃんがボクの方を見た。
『とんでもない店を発見したぜ!全員集合!!だって』
「とんでもない店だって!?えーと・・・、お?魔法屋のすぐ近くじゃないですか。わかった、みんな呼ぶね!」
ハム助との通信を切った。
「レオナねえと悪そうなお兄さんがすごい店を発見したそうです!招集をかけるので少々お待ち下さい」
「「おおおおおーーーーーーーーー!」」
というわけで2班と3班に場所を伝え、ボク達もそのとんでもない店に向かって移動を開始。まだ探索を始めてすぐだったから、ぶっちゃけご近所なのです。
ハム助の居場所は、魔法屋さんのすぐナナメにある建物の中だった。
「1班が到着しましたぞーーーーー!」
店内が薄暗かったので、ライトで照らしてみる。
「早かったな」
「武器屋さんの2軒隣の服屋さんにいたのです」
「なるほど。んじゃ他の奴らもすぐ来るな」
レオナねえとそんな会話をしていたら、他の班もすぐにやって来た。
「よし来たな!ナナ、明かりを頼む!」
「はいはーい」
ナナお姉ちゃんが光魔法の呪文を唱えると、室内がすごく明るくなった。
そして視界に入ったモノを見て驚愕した。
なんと、棚に色付きの宝石がいっぱい並んでいたのだ。
うお!カウンターの奥に映写機もいっぱい並んでる!
「これは・・・」
「フハハハハハハハハハ!どうだ、驚いたか!!」
「宝の山じゃない!!」
「あれ?でもその宝石、透明じゃないよ?」
「そう。透明な宝石じゃないんだよ!そしてアタシとガイアでいくつかの宝石を調査したんだ」
「発見した時は正直驚いた。だがしかし俺とレオナの読み通りだった!」
レオナねえの口端が上がった。
「聞いて驚け。おそらくこの宝石全て、エロビデオだ!!」
「「な、なんだってーーーーーーーーーーーーーーー!?」」
嘘でしょ?まさかのエロビデオ屋さん!!
こんな道具があれば、やっぱどこの世界でもそういう店が出現するわけね。
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