404 / 420
第404話 王様と王妃様、死す
しおりを挟む
村を駆け回り、空にマシンガンをぶっ放していたおじいちゃんでしたが、まったく魔力が無くならないことに気付いて魔法を撃つのを止めた。
近寄っても大丈夫そうになったので、アルペジーラがおじいちゃんに群がった。
さっきまで死にかけていたのに、復活と同時に雄叫びをあげて大暴れしたのですから、そりゃ気になりますよね~。
チュウチュウチュウチュウ質問責めされています。
「テキトーに通訳お願いします」
返事が無いのでお姫様を見ると、すでにいなくなっていた。
あーそっか!一番気にしていたのはお姫様だったもんな。
あの輪の中で怒涛の質問責めをしているに違いない。
しょうがないので、落ち着くまで待つことにした。
「おじいちゃん、何て言ってた?」
『んとねー!若い頃よりも今の方が絶好調だって!』
「身体の悪いとこが全部治ったってことですな。参考になりますね~」
『うん!でも死んだ時は痛かったって言ってた』
「一番痛くないようにしたんだけど、血が出てたもんなあ・・・」
魔石を砕くのが確実だし一番痛くなさそうだから、カブトくんに魔石を狙うよう指示したんだけど、痛いものは痛いですよね。
でも即死しないともっと苦しむだろうし、他に選択肢が無いのです。
痛いけど、そこは我慢してもらうしかないでしょう。
おじいちゃんから詳しく話を聞いた王様と王妃様が、ボクの前まで歩いて来た。
『チュウ!』
『チュウ!』
お姫様を見た。
『さあ早く!スパッと!って言ってるよ!』
「怖いとかそういうのは無いんかい!!」
アルペジーラってみんな恐怖心が薄いのだろうか?
痛いとかよりも、元気になった結果だけを重視してる感じだよね。
まあでも、怖がってる子に攻撃するよりは全然いいか。
王様と王妃様以外のアルペジーラに避難してもらった。
「じゃあ、ちょっとチクっとしますからね~」
あまり恐怖心を煽らないよう、注射器を持った看護師さんのように優しく声を掛けてから、カブトムシ2体を大空に飛ばした。
ターーーーーーーーーーン!
魔石を撃ち抜かれた王様と王妃様が倒れ、地面に2体分の血溜まりができた。
「・・・言うほどチクっとか?」
「ズバーーーン!って感じだったよね」
外野は黙っておれ!
「ストック!」
倒れていたアルペジーラと共に血溜まりも消えた。
召喚獣リストの文字を『王様』『王妃様』に変更する。
「王様と王妃様召喚!」
さっきのおじいちゃんのように、王様と王妃様が復活した。
『『チュウーーーーーーーーーーーーーーー!!』』
一度見ているのに、やっぱりギャラリー達から大歓声があがった。
まあ、もう何回かやればイチイチ驚かなくなると思うけど。
『やったーーーーー!お父様もお母様も仲間になったーーーーー!』
王様達よりも先にお姫様が大喜びした。
『こ、これは・・・!?』
『すごいわ!本当に力が溢れ出て、走りたくなりますわね!』
『走ればいいじゃろ』
『父上!』
『お義父様!』
なんか王族が集まって、感動のドキュメンタリー映画みたいになってますね。
ギャラリー達も目を潤ませて見守っているような感じです。
結局我慢できず、王様と王妃様も村を駆け回り、大満足して戻って来た。
『素晴らしいぞ!左脚の古傷が完治しておるではないか!』
『まるで若きあの頃に戻ったかのようですわ!』
『身体もじゃが、頭の中の靄が消えて全てを思い出したぞ!』
『ホントに!?おじいちゃんボケてたのに!!』
へーーーーー!ボケが治って頭脳明晰になるってのは凄いかも!
『チュウ!』『チュウ!』
ん?2体のアルペジーラが会話に入って来ましたぞ?
『ダメだ。15歳になるまでお前達は村を守るんだ』
『私達は主に仕えるから村を離れることになるわ。これからはあなた達が村を守るの!』
あ~、お姫様が言ってたお兄ちゃん達かな?
突然家族と離れ離れになるのは可哀相だけど、もうどうしようもないしなあ。
「ねえねえ。1年に1回は里帰りできることにしたから、今生の別れって考えなくていいよ?もっと気楽に!」
『『なんと!?』』
「あとね、村を守るためにハムちゃんを1体置いていこうと思ってるんだよね。遠くにいてもボクとなら会話ができるから、何かあった時すぐ助けに来られるし」
『『おおおおおーーーーー!』』
『主殿!それなら儂を村に置いていってくれぬか?』
「え?おじいちゃんを?」
『近くで孫や若者達の成長を見守りたいのじゃ!』
エーーーーー。このおじいちゃん面白いから連れて行きたかったんだけどな。
でも若者達を見守りたいって気持ちには応えてあげたい。
「わかりました!おじいちゃんを村の守護ハムちゃんに任命します!」
『ありがたき幸せですじゃ!』
『『オオオオオオオオオオーーーーーーーーーーーーーーー!!』』
ウム。これでハムちゃん村も安泰ですな!
あとは残りの15歳以上のハムちゃんをスカウトして帰るだけだ。
『ところで主殿!』
「ん?」
『隣の村に儂の古くからの友人がおるのじゃが、仲間にしてもらえんじゃろか?』
・・・はい?
「隣の村だってーーーーーーーーーー!?」
ハムちゃん村ってココ以外にもあったんかい!
「おいクーヤ!今、隣の村って言わなかったか?」
「おじいちゃんにね、隣の村の友人も仲間にしてやってくれって言われたの!」
「うぇえええええ!?」
「ハムちゃん村って他にもあったの!?」
「言われてみると、これで全部ってのは少な過ぎですよね」
「衝撃の事実」
もう少しで任務完了だと思ってたのに、まだ続きがあったとは・・・。
「ねえおじいちゃん、もしかして村ってそこ以外にもあったりする?」
『向こうにずっと行けば、大きな村がいくつもあるぞい』
「マジか・・・」
「何だって?」
「えーと、こっちって東?」
「かな?」
「ずっと東に行くと、大きなハムちゃん村がいくつもあるんだってさ!」
「「な、なんだってーーーーーーーーーー!?」」
少子化問題?ナニソレ美味しいの?
冷静に考えたら、ネズミなんていくらでもいますよね!!
「えーと、うん。おじいちゃんの古い友人って絶対お年寄りだろうから、すぐにでも召喚獣にしないといつ昇天してもおかしくないですよね?」
『その通りですじゃ!急いでお願いしますですじゃ!』
お姉ちゃん達の方を振り返った。
「聞いていましたね?明日は隣のハムちゃん村目指して出発です!」
「マジかよ!休みは二日間の予定だったから、ホニャ毛に伝える必要があるぞ」
「じゃあ明日の朝一番でロコの家に行って、ガイアさんの屋敷にも寄らなきゃダメってことかな?」
「本当に隣の村だけで終わるの!?」
「無限に増えていく予感がします」
「面倒臭いから隣の村だけにしない?」
正直ボクも面倒臭いです!とりあえずおじいちゃんの友人だけは助けますけど、そのまた向こうにある大きな村なんかは落ち着いてからかな・・・。
とりあえず残りのハムちゃんを処刑、いや、召喚獣にスカウトし、合計63体のハムちゃんをゲットして家に帰りました。
専属ハムちゃんを飼い主に返さなきゃいけないし、明日はすごく忙しいですぞ!
近寄っても大丈夫そうになったので、アルペジーラがおじいちゃんに群がった。
さっきまで死にかけていたのに、復活と同時に雄叫びをあげて大暴れしたのですから、そりゃ気になりますよね~。
チュウチュウチュウチュウ質問責めされています。
「テキトーに通訳お願いします」
返事が無いのでお姫様を見ると、すでにいなくなっていた。
あーそっか!一番気にしていたのはお姫様だったもんな。
あの輪の中で怒涛の質問責めをしているに違いない。
しょうがないので、落ち着くまで待つことにした。
「おじいちゃん、何て言ってた?」
『んとねー!若い頃よりも今の方が絶好調だって!』
「身体の悪いとこが全部治ったってことですな。参考になりますね~」
『うん!でも死んだ時は痛かったって言ってた』
「一番痛くないようにしたんだけど、血が出てたもんなあ・・・」
魔石を砕くのが確実だし一番痛くなさそうだから、カブトくんに魔石を狙うよう指示したんだけど、痛いものは痛いですよね。
でも即死しないともっと苦しむだろうし、他に選択肢が無いのです。
痛いけど、そこは我慢してもらうしかないでしょう。
おじいちゃんから詳しく話を聞いた王様と王妃様が、ボクの前まで歩いて来た。
『チュウ!』
『チュウ!』
お姫様を見た。
『さあ早く!スパッと!って言ってるよ!』
「怖いとかそういうのは無いんかい!!」
アルペジーラってみんな恐怖心が薄いのだろうか?
痛いとかよりも、元気になった結果だけを重視してる感じだよね。
まあでも、怖がってる子に攻撃するよりは全然いいか。
王様と王妃様以外のアルペジーラに避難してもらった。
「じゃあ、ちょっとチクっとしますからね~」
あまり恐怖心を煽らないよう、注射器を持った看護師さんのように優しく声を掛けてから、カブトムシ2体を大空に飛ばした。
ターーーーーーーーーーン!
魔石を撃ち抜かれた王様と王妃様が倒れ、地面に2体分の血溜まりができた。
「・・・言うほどチクっとか?」
「ズバーーーン!って感じだったよね」
外野は黙っておれ!
「ストック!」
倒れていたアルペジーラと共に血溜まりも消えた。
召喚獣リストの文字を『王様』『王妃様』に変更する。
「王様と王妃様召喚!」
さっきのおじいちゃんのように、王様と王妃様が復活した。
『『チュウーーーーーーーーーーーーーーー!!』』
一度見ているのに、やっぱりギャラリー達から大歓声があがった。
まあ、もう何回かやればイチイチ驚かなくなると思うけど。
『やったーーーーー!お父様もお母様も仲間になったーーーーー!』
王様達よりも先にお姫様が大喜びした。
『こ、これは・・・!?』
『すごいわ!本当に力が溢れ出て、走りたくなりますわね!』
『走ればいいじゃろ』
『父上!』
『お義父様!』
なんか王族が集まって、感動のドキュメンタリー映画みたいになってますね。
ギャラリー達も目を潤ませて見守っているような感じです。
結局我慢できず、王様と王妃様も村を駆け回り、大満足して戻って来た。
『素晴らしいぞ!左脚の古傷が完治しておるではないか!』
『まるで若きあの頃に戻ったかのようですわ!』
『身体もじゃが、頭の中の靄が消えて全てを思い出したぞ!』
『ホントに!?おじいちゃんボケてたのに!!』
へーーーーー!ボケが治って頭脳明晰になるってのは凄いかも!
『チュウ!』『チュウ!』
ん?2体のアルペジーラが会話に入って来ましたぞ?
『ダメだ。15歳になるまでお前達は村を守るんだ』
『私達は主に仕えるから村を離れることになるわ。これからはあなた達が村を守るの!』
あ~、お姫様が言ってたお兄ちゃん達かな?
突然家族と離れ離れになるのは可哀相だけど、もうどうしようもないしなあ。
「ねえねえ。1年に1回は里帰りできることにしたから、今生の別れって考えなくていいよ?もっと気楽に!」
『『なんと!?』』
「あとね、村を守るためにハムちゃんを1体置いていこうと思ってるんだよね。遠くにいてもボクとなら会話ができるから、何かあった時すぐ助けに来られるし」
『『おおおおおーーーーー!』』
『主殿!それなら儂を村に置いていってくれぬか?』
「え?おじいちゃんを?」
『近くで孫や若者達の成長を見守りたいのじゃ!』
エーーーーー。このおじいちゃん面白いから連れて行きたかったんだけどな。
でも若者達を見守りたいって気持ちには応えてあげたい。
「わかりました!おじいちゃんを村の守護ハムちゃんに任命します!」
『ありがたき幸せですじゃ!』
『『オオオオオオオオオオーーーーーーーーーーーーーーー!!』』
ウム。これでハムちゃん村も安泰ですな!
あとは残りの15歳以上のハムちゃんをスカウトして帰るだけだ。
『ところで主殿!』
「ん?」
『隣の村に儂の古くからの友人がおるのじゃが、仲間にしてもらえんじゃろか?』
・・・はい?
「隣の村だってーーーーーーーーーー!?」
ハムちゃん村ってココ以外にもあったんかい!
「おいクーヤ!今、隣の村って言わなかったか?」
「おじいちゃんにね、隣の村の友人も仲間にしてやってくれって言われたの!」
「うぇえええええ!?」
「ハムちゃん村って他にもあったの!?」
「言われてみると、これで全部ってのは少な過ぎですよね」
「衝撃の事実」
もう少しで任務完了だと思ってたのに、まだ続きがあったとは・・・。
「ねえおじいちゃん、もしかして村ってそこ以外にもあったりする?」
『向こうにずっと行けば、大きな村がいくつもあるぞい』
「マジか・・・」
「何だって?」
「えーと、こっちって東?」
「かな?」
「ずっと東に行くと、大きなハムちゃん村がいくつもあるんだってさ!」
「「な、なんだってーーーーーーーーーー!?」」
少子化問題?ナニソレ美味しいの?
冷静に考えたら、ネズミなんていくらでもいますよね!!
「えーと、うん。おじいちゃんの古い友人って絶対お年寄りだろうから、すぐにでも召喚獣にしないといつ昇天してもおかしくないですよね?」
『その通りですじゃ!急いでお願いしますですじゃ!』
お姉ちゃん達の方を振り返った。
「聞いていましたね?明日は隣のハムちゃん村目指して出発です!」
「マジかよ!休みは二日間の予定だったから、ホニャ毛に伝える必要があるぞ」
「じゃあ明日の朝一番でロコの家に行って、ガイアさんの屋敷にも寄らなきゃダメってことかな?」
「本当に隣の村だけで終わるの!?」
「無限に増えていく予感がします」
「面倒臭いから隣の村だけにしない?」
正直ボクも面倒臭いです!とりあえずおじいちゃんの友人だけは助けますけど、そのまた向こうにある大きな村なんかは落ち着いてからかな・・・。
とりあえず残りのハムちゃんを処刑、いや、召喚獣にスカウトし、合計63体のハムちゃんをゲットして家に帰りました。
専属ハムちゃんを飼い主に返さなきゃいけないし、明日はすごく忙しいですぞ!
122
お気に入りに追加
857
あなたにおすすめの小説
俺だけ毎日チュートリアルで報酬無双だけどもしかしたら世界の敵になったかもしれない
亮亮
ファンタジー
朝起きたら『チュートリアル 起床』という謎の画面が出現。怪訝に思いながらもチュートリアルをクリアしていき、報酬を貰う。そして近い未来、世界が一新する出来事が起こり、主人公・花房 萌(はなぶさ はじめ)の人生の歯車が狂いだす。
不意に開かれるダンジョンへのゲート。その奥には常人では決して踏破できない存在が待ち受け、萌の体は凶刃によって裂かれた。
そしてチュートリアルが発動し、復活。殺される。復活。殺される。気が狂いそうになる輪廻の果て、萌は光明を見出し、存在を継承する事になった。
帰還した後、急速に馴染んでいく新世界。新しい学園への編入。試験。新たなダンジョン。
そして邂逅する謎の組織。
萌の物語が始まる。
赤い流星 ―――ガチャを回したら最強の服が出た。でも永久にコスプレ生活って、地獄か!!
ほむらさん
ファンタジー
ヘルメット、マスク、そして赤い軍服。
幸か不幸か、偶然この服を手に入れたことにより、波乱な人生が幕を開けた。
これは、異世界で赤い流星の衣装を一生涯着続けることになった男の物語。
※服は話の流れで比較的序盤に手に入れますが、しばらくは作業着生活です。
※主人公は凄腕付与魔法使いです。
※多種多様なヒロインが数多く登場します。
※戦って内政してガチャしてラッキースケベしてと、バラエティー豊かな作品です。
☆祝・100万文字達成!皆様に心よりの感謝を!
小説家になろう、カクヨム、ノベルアップ+にも投稿しています。
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
男子高校生だった俺は異世界で幼児になり 訳あり筋肉ムキムキ集団に保護されました。
カヨワイさつき
ファンタジー
高校3年生の神野千明(かみの ちあき)。
今年のメインイベントは受験、
あとはたのしみにしている北海道への修学旅行。
だがそんな彼は飛行機が苦手だった。
電車バスはもちろん、ひどい乗り物酔いをするのだった。今回も飛行機で乗り物酔いをおこしトイレにこもっていたら、いつのまにか気を失った?そして、ちがう場所にいた?!
あれ?身の危険?!でも、夢の中だよな?
急死に一生?と思ったら、筋肉ムキムキのワイルドなイケメンに拾われたチアキ。
さらに、何かがおかしいと思ったら3歳児になっていた?!
変なレアスキルや神具、
八百万(やおよろず)の神の加護。
レアチート盛りだくさん?!
半ばあたりシリアス
後半ざまぁ。
訳あり幼児と訳あり集団たちとの物語。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
北海道、アイヌ語、かっこ良さげな名前
お腹がすいた時に食べたい食べ物など
思いついた名前とかをもじり、
なんとか、名前決めてます。
***
お名前使用してもいいよ💕っていう
心優しい方、教えて下さい🥺
悪役には使わないようにします、たぶん。
ちょっとオネェだったり、
アレ…だったりする程度です😁
すでに、使用オッケーしてくださった心優しい
皆様ありがとうございます😘
読んでくださる方や応援してくださる全てに
めっちゃ感謝を込めて💕
ありがとうございます💞
【完結】実はチートの転生者、無能と言われるのに飽きて実力を解放する
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング1位獲得作品!!】
最強スキル『適応』を与えられた転生者ジャック・ストロングは16歳。
戦士になり、王国に潜む悪を倒すためのユピテル英才学園に入学して3ヶ月がたっていた。
目立たないために実力を隠していたジャックだが、学園長から次のテストで成績がよくないと退学だと脅され、ついに実力を解放していく。
ジャックのライバルとなる個性豊かな生徒たち、実力ある先生たちにも注目!!
彼らのハチャメチャ学園生活から目が離せない!!
※小説家になろう、カクヨム、エブリスタでも投稿中
のほほん異世界暮らし
みなと劉
ファンタジー
異世界に転生するなんて、夢の中の話だと思っていた。
それが、目を覚ましたら見知らぬ森の中、しかも手元にはなぜかしっかりとした地図と、ちょっとした冒険に必要な道具が揃っていたのだ。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
凡人がおまけ召喚されてしまった件
根鳥 泰造
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。
仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。
それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。
異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。
最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。
だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。
祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる