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第185話 過去最強クラスの大当たり!
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意外と住み心地の良いログハウスに一泊し、一早く眠りについていたリリカちゃんに、目覚めのぺろぺろをされながら起床した。
そして森の中からログハウス裏まで引っ張って来た小川で顔を洗い、ポットの中の水を満タンにしてから家に戻る。
「クーヤくんおはよ!ポットに水を補充して来てくれたのね~!ありがとう」
「クリスお姉ちゃんおはよー!朝のコーヒーはボクも大好きなのですよ!」
「今思い出したんだけど、クーヤ、昨日アイテム召喚するの忘れてる」
タマねえのその言葉に、朝から大ショックを受けた。
「完全に忘れてたーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」
まあでも、少しずつ時間が遅くなって最近は寝る前召喚になってたんで、ここらで一旦仕切り直すのも悪くないかもしれん。
「みんな揃ってないけど、起きるのを待ってたらその分損しちゃうから、今やっちゃうね!」
そこにいたメンバーは、ボクとタマねえとリリカちゃんとクリスお姉ちゃんだけだったんだけど、まあ今回はいいでしょうってことで床の上に座った。
「せっかくの家族旅行なんだし、良い物をお願いします!アイテム召喚!」
ヴォン
朝だったのもあり、光によるダメージも最小限だった。
「おっ?おおおおおおおおおおおおおおおおおお!?赤い袋が出た!!」
「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
「何か良い物が入ってそう!?」
「もしかして新しいコーヒーとか?」
ショタの興奮気味な報告に、みんなの期待も高まった。
綺麗な袋や箱が出ると、ほとんど食べ物や嗜好品が入ってるのですよ!
よく見るとこの赤い袋、サンタさんとトナカイの絵が描いてあるな。
もしかして、クリスマスに子供に買ってあげるようなヤツじゃないの!?
だとしたらメチャメチャ期待出来るぞコレ!!
「じゃあ開けてみます!!」
シール一枚貼り付けてあるだけだったので、袋が破けないよう丁寧に剥がした。
そして上から袋の中を覗いてみる。
「きっつあああああああああああ!!お菓子の詰め合わせだーーーーーーー!!」
「「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」」
こいつはやべえぞ!合計1000円分以上のお菓子が詰まった超大物だ!!
えーと・・・、これはこのままストックするのがベストかな?
毎回お菓子の袋を開ける手間はあるけど、それがまた楽しかったりするしね。
「ストック!」
召喚獣リストの文字化けを『サンタの袋』に書き変える。『お菓子の詰め合わせ』にすると、今後また似たようなモノが出た時に困るかもしれないので。
「サンタの袋召喚!」
無限化されたアイテムが目の前に出現した。
「これはヤバいですよ!もしかしたら今までで一番の大当たりかもしれない!!中の物は全部包装されてるから、床にぶち撒けるね!」
袋を逆さまにすると、中のお菓子がドドドドっと床に散らばった。
「わあああああああああああああ!ぜんぶかわいくてきれい!!」
「すごくワクワクするわね!コーヒーじゃなかったけど、お菓子にも興味あるわ!」
「クーヤ!この中にチョコはある?」
「えーと・・・、あっ、チョコあった!チョコスナックもあるよ!」
「チョコスナック?よくわからないけど食べてみていい?」
「みんな好きなのを取っていいよ!どうせ何回でも呼び出せるんだから」
「「やったーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」」
お菓子の箱の開け方や、『ポテチ』や『キャラメルポポーン』みたいなスナック菓子の袋は、ギザギザ部分から裂いてもいいし、前後に引っ張って開けるのも可能だってことをみんなに教えていく。
箱のお菓子でも中に袋が入ってるのばかりだから、最初に袋の開け方を教えるのが重要だったりするんですよね~。
そして実食。
パリッ!
「えっ!?甘いのかと思ったらしょっぱかったーーー!でも美味しいかも!!」
ああそっか!確かにこの街にあるお菓子って、甘い物ばかりだった気がする。
ポテチにハマったら、もう一生抜け出せなくなりますぞ?
「クーヤ!このチョコスナック?メチャメチャ美味しい!!」
「リリカのも、サクサクでしょっぱくておいしーーーーーーーーーーー!!」
わかります。『たぬきのマーチ』も『うまま棒』も、ファンの支持率が非常に高い伝説のお菓子ですからね!
ちなみにボクは、当然のように『キャベツ魔王』を食べてます。
これ作った人天才だろ!!キャベツの味なんか一切しないけどな!
実は最初、一つ一つストックして単品ごとに呼び出せるようにしようか迷ったんだけど、こういうのはお楽しみ袋だから良いんじゃないかと考え直し、結局いつものように一纏めでストックした。
一番好きなのだけ食べ続けるより、残ってるお菓子も全部食べ尽くしていくやり方の方が楽しいと思ったんだよね。不人気だけ残った時は再召喚すりゃいいだけだし。
そして一通り味見した後、半端に残ってる状態だったけど召喚し直して、今度は1周目に食べられなかったお菓子を味見していく。
ボクはどの商品も食べたことがあるからいいんだけど、初体験メンバーは、一通り味見したいだろうからね~。
「たぬきのマーチ、すごくおいしいいいいいいいいいいいい!」
「だよね!!あと、小さな箱が6個セットになってるヤツも全部美味しかった!」
「ああ、それって6箱とも中に入ってるお菓子が違うんだよねー。超お得!」
「私も甘いお菓子を一つ貰っていいかしら?」
「これすごく美味しかった!食べてみて!」
「どれどれ・・・、まあ!本当に美味しいわね~これ」
そんな感じで早起き勢が大騒ぎしていると、他の人達もパラパラと起きて来て、当然のようにお菓子大会に加わった。
「朝からアイテム召喚で大当たりを引き当てて盛り上がってるとか、お前らきたねーぞ!!しかしこのポテチってヤツ、メチャクチャ美味えな!!」
「しょっぱいお菓子って、コーヒーにすごく合うのよ!」
「きのこの王、美味し過ぎない!?」
「たけのこ姫もすごく美味しいよ!これは派閥が分かれるかも!?」
「っていうか全部美味しくない??こんだけ種類があって、それが全部美味しいなんて凄すぎるよ!!」
「お母さんね~、次から次へと目移りしちゃって大変なのよ~!」
今日も昨日みたいに海の幸を捕獲して帰るのを予想してたんだけど、アイテム召喚が炸裂したせいで、思ってたのと全然違った盛り上がり方をしてしまいました!
しかしまさか、慣れ親しんだ日本のお菓子がゴッソリ出てくれるとは!!
これはもう、家に帰ってからもしばらくの間大好評でしょうね!
そして森の中からログハウス裏まで引っ張って来た小川で顔を洗い、ポットの中の水を満タンにしてから家に戻る。
「クーヤくんおはよ!ポットに水を補充して来てくれたのね~!ありがとう」
「クリスお姉ちゃんおはよー!朝のコーヒーはボクも大好きなのですよ!」
「今思い出したんだけど、クーヤ、昨日アイテム召喚するの忘れてる」
タマねえのその言葉に、朝から大ショックを受けた。
「完全に忘れてたーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」
まあでも、少しずつ時間が遅くなって最近は寝る前召喚になってたんで、ここらで一旦仕切り直すのも悪くないかもしれん。
「みんな揃ってないけど、起きるのを待ってたらその分損しちゃうから、今やっちゃうね!」
そこにいたメンバーは、ボクとタマねえとリリカちゃんとクリスお姉ちゃんだけだったんだけど、まあ今回はいいでしょうってことで床の上に座った。
「せっかくの家族旅行なんだし、良い物をお願いします!アイテム召喚!」
ヴォン
朝だったのもあり、光によるダメージも最小限だった。
「おっ?おおおおおおおおおおおおおおおおおお!?赤い袋が出た!!」
「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
「何か良い物が入ってそう!?」
「もしかして新しいコーヒーとか?」
ショタの興奮気味な報告に、みんなの期待も高まった。
綺麗な袋や箱が出ると、ほとんど食べ物や嗜好品が入ってるのですよ!
よく見るとこの赤い袋、サンタさんとトナカイの絵が描いてあるな。
もしかして、クリスマスに子供に買ってあげるようなヤツじゃないの!?
だとしたらメチャメチャ期待出来るぞコレ!!
「じゃあ開けてみます!!」
シール一枚貼り付けてあるだけだったので、袋が破けないよう丁寧に剥がした。
そして上から袋の中を覗いてみる。
「きっつあああああああああああ!!お菓子の詰め合わせだーーーーーーー!!」
「「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」」
こいつはやべえぞ!合計1000円分以上のお菓子が詰まった超大物だ!!
えーと・・・、これはこのままストックするのがベストかな?
毎回お菓子の袋を開ける手間はあるけど、それがまた楽しかったりするしね。
「ストック!」
召喚獣リストの文字化けを『サンタの袋』に書き変える。『お菓子の詰め合わせ』にすると、今後また似たようなモノが出た時に困るかもしれないので。
「サンタの袋召喚!」
無限化されたアイテムが目の前に出現した。
「これはヤバいですよ!もしかしたら今までで一番の大当たりかもしれない!!中の物は全部包装されてるから、床にぶち撒けるね!」
袋を逆さまにすると、中のお菓子がドドドドっと床に散らばった。
「わあああああああああああああ!ぜんぶかわいくてきれい!!」
「すごくワクワクするわね!コーヒーじゃなかったけど、お菓子にも興味あるわ!」
「クーヤ!この中にチョコはある?」
「えーと・・・、あっ、チョコあった!チョコスナックもあるよ!」
「チョコスナック?よくわからないけど食べてみていい?」
「みんな好きなのを取っていいよ!どうせ何回でも呼び出せるんだから」
「「やったーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」」
お菓子の箱の開け方や、『ポテチ』や『キャラメルポポーン』みたいなスナック菓子の袋は、ギザギザ部分から裂いてもいいし、前後に引っ張って開けるのも可能だってことをみんなに教えていく。
箱のお菓子でも中に袋が入ってるのばかりだから、最初に袋の開け方を教えるのが重要だったりするんですよね~。
そして実食。
パリッ!
「えっ!?甘いのかと思ったらしょっぱかったーーー!でも美味しいかも!!」
ああそっか!確かにこの街にあるお菓子って、甘い物ばかりだった気がする。
ポテチにハマったら、もう一生抜け出せなくなりますぞ?
「クーヤ!このチョコスナック?メチャメチャ美味しい!!」
「リリカのも、サクサクでしょっぱくておいしーーーーーーーーーーー!!」
わかります。『たぬきのマーチ』も『うまま棒』も、ファンの支持率が非常に高い伝説のお菓子ですからね!
ちなみにボクは、当然のように『キャベツ魔王』を食べてます。
これ作った人天才だろ!!キャベツの味なんか一切しないけどな!
実は最初、一つ一つストックして単品ごとに呼び出せるようにしようか迷ったんだけど、こういうのはお楽しみ袋だから良いんじゃないかと考え直し、結局いつものように一纏めでストックした。
一番好きなのだけ食べ続けるより、残ってるお菓子も全部食べ尽くしていくやり方の方が楽しいと思ったんだよね。不人気だけ残った時は再召喚すりゃいいだけだし。
そして一通り味見した後、半端に残ってる状態だったけど召喚し直して、今度は1周目に食べられなかったお菓子を味見していく。
ボクはどの商品も食べたことがあるからいいんだけど、初体験メンバーは、一通り味見したいだろうからね~。
「たぬきのマーチ、すごくおいしいいいいいいいいいいいい!」
「だよね!!あと、小さな箱が6個セットになってるヤツも全部美味しかった!」
「ああ、それって6箱とも中に入ってるお菓子が違うんだよねー。超お得!」
「私も甘いお菓子を一つ貰っていいかしら?」
「これすごく美味しかった!食べてみて!」
「どれどれ・・・、まあ!本当に美味しいわね~これ」
そんな感じで早起き勢が大騒ぎしていると、他の人達もパラパラと起きて来て、当然のようにお菓子大会に加わった。
「朝からアイテム召喚で大当たりを引き当てて盛り上がってるとか、お前らきたねーぞ!!しかしこのポテチってヤツ、メチャクチャ美味えな!!」
「しょっぱいお菓子って、コーヒーにすごく合うのよ!」
「きのこの王、美味し過ぎない!?」
「たけのこ姫もすごく美味しいよ!これは派閥が分かれるかも!?」
「っていうか全部美味しくない??こんだけ種類があって、それが全部美味しいなんて凄すぎるよ!!」
「お母さんね~、次から次へと目移りしちゃって大変なのよ~!」
今日も昨日みたいに海の幸を捕獲して帰るのを予想してたんだけど、アイテム召喚が炸裂したせいで、思ってたのと全然違った盛り上がり方をしてしまいました!
しかしまさか、慣れ親しんだ日本のお菓子がゴッソリ出てくれるとは!!
これはもう、家に帰ってからもしばらくの間大好評でしょうね!
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