モモ
5年前、村の川岸に流れ着いた少年・モモ。
身元がわからないまま、老夫婦に拾われて健やかに暮らしていた。
ある日、同じ川岸に流れ着いたひとつの遺体。それは盗賊集団「鬼」の一味の証を持っていた。
それを見たモモは村を出る決意をする。
たとえ自分が死のうとも。
桃太郎をモチーフにした、やさしさの物語。
身元がわからないまま、老夫婦に拾われて健やかに暮らしていた。
ある日、同じ川岸に流れ着いたひとつの遺体。それは盗賊集団「鬼」の一味の証を持っていた。
それを見たモモは村を出る決意をする。
たとえ自分が死のうとも。
桃太郎をモチーフにした、やさしさの物語。
目次
感想
あなたにおすすめの小説
【超短編読み切り】「正直お豊の幸福」
糺ノ杜 胡瓜堂
歴史・時代
江戸時代、下級武士の出身から驚異の出世を遂げて、勘定奉行・南町奉行まで昇り詰めた秀才、根岸鎮衛(ねぎしやすもり)が30年余にわたって書き記した随筆「耳嚢」
その「巻之二」に掲載されているお話を原話として、軽く小説風にした読み切りの超短編小説です。
「正直に加護ある事 附 豪家其気性の事」というお話が元ネタとなっています。
当時「けころ(蹴転)」と呼ばれた最下級の娼婦が、その正直さゆえに幸せになるお話です。
おなじはちすに
桂葉
BL
日本の時代物BLです。背景は中世あたりですが確定はしていません。過去持ちの青年僧侶(攻)と、人懐っこい系青年忍者(受)の心の交流と恋の話。降りしきる雪の旅路、一人の僧侶が、追われて倒れていた忍びの青年を助ける。彼の心に今も住み続けるのは――? シリアスめですが、ハピエンです。
ある日、家に帰ったら。
詠月日和
ライト文芸
「……不法侵入だ」
「わいが言うのもなんやけど、自分、ずれてるって言われん?」
ぽてりと重たそうなまあるい頭につぶらな瞳。
ある日家に帰ったら、ぬいぐるみみたいな『ペンギン』に出迎えられた。
ぺたぺたと足音を立てながら家中を歩き回る。よく食べてよく寝て、私が出掛けている間にテレビを夢中で見ては電気代を底上げする。
20歳をきっかけに一人暮らしを始めたはずの私の生活に、この意味のわからない生き物は現れた。
世界を救うわけでもなく、異世界に迷い込むわけでもなく、特別な使命を課せられたわけでもなく、未知の生物とただ同居してるだけの毎日。
特に何があるわけでもないけれど、話し相手がいるだけで毎日が少しだけ生きやすい気がする。
間違いなく不思議で、でも確かに生活に溶け込んだ今の私の日常について。
ゴヨウジン
ありふじ
キャラ文芸
各宿場町に設置された、民間の用心棒を雇うことができる『棒貸屋』
主人公・モモンガは用心棒でありながら、酒に女に金と私欲に溺れる日々を過ごしていた。
江戸では正体不明の『辻斬り狩り』なる者が出没し、モモンガはその容疑をかけられてしまう。
二人の花嫁
糺ノ杜 胡瓜堂
歴史・時代
江戸時代、下級武士の家柄から驚異の出世を遂げて、勘定奉行・南町奉行まで昇り詰めた秀才、根岸鎮衛(ねぎしやすもり)が30年余にわたって書き記した随筆「耳嚢」
その「巻之七」に二部構成で掲載されている短いお話を、軽く小説風にした二幕構成の超短編小説です。
第一幕が「女の一心群を出し事」
第二幕が「了簡をもつて悪名を除幸ひある事」
が元ネタとなっています。
江戸の大店の道楽息子、伊之助が長崎で妻をつくり、彼女を捨てて江戸へと戻ってくるところから始まるお話。
おめでたいハッピーエンドなお話です。
日本酒バー「はなやぎ」のおみちびき
山いい奈
ライト文芸
小柳世都が切り盛りする大阪の日本酒バー「はなやぎ」。
世都はときおり、サービスでタロットカードでお客さまを占い、悩みを聞いたり、ほんの少し背中を押したりする。
恋愛体質のお客さま、未来の姑と巧く行かないお客さま、辞令が出て転職を悩むお客さま、などなど。
店員の坂道龍平、そしてご常連の高階さんに見守られ、世都は今日も奮闘する。
世都と龍平の関係は。
高階さんの思惑は。
そして家族とは。
優しく、暖かく、そして少し切ない物語。
シリウスの本音を君に
くろのあずさ
ライト文芸
間山孝太。俺はお前が大っ嫌いだ!
たとえ直接お前にもう言えないとしても、この気持ちだけは変わらない。
百合に対する気持ちほどに。
間山孝太が嫌いでライバル視し、百合に想いを寄せる彼の思いの先には――?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる