モモ
5年前、村の川岸に流れ着いた少年・モモ。
身元がわからないまま、老夫婦に拾われて健やかに暮らしていた。
ある日、同じ川岸に流れ着いたひとつの遺体。それは盗賊集団「鬼」の一味の証を持っていた。
それを見たモモは村を出る決意をする。
たとえ自分が死のうとも。
桃太郎をモチーフにした、やさしさの物語。
身元がわからないまま、老夫婦に拾われて健やかに暮らしていた。
ある日、同じ川岸に流れ着いたひとつの遺体。それは盗賊集団「鬼」の一味の証を持っていた。
それを見たモモは村を出る決意をする。
たとえ自分が死のうとも。
桃太郎をモチーフにした、やさしさの物語。
あなたにおすすめの小説

愛する夫が目の前で別の女性と恋に落ちました。
ましゅぺちーの
恋愛
伯爵令嬢のアンジェは公爵家の嫡男であるアランに嫁いだ。
子はなかなかできなかったが、それでも仲の良い夫婦だった。
――彼女が現れるまでは。
二人が結婚して五年を迎えた記念パーティーでアランは若く美しい令嬢と恋に落ちてしまう。
それからアランは変わり、何かと彼女のことを優先するようになり……
鳥籠の花嫁~夫の留守を待つ私は、愛される日を信じていました
吉乃
恋愛
美しさと華やかさを持ちながらも、「賢くない」と見下されてきたカタリーナ。
格式ある名門貴族の嫡男との結婚は、政略ではないはずだった。
しかし夫はいつも留守、冷たい義家族、心の通わない屋敷。
愛されたいと願うたび、孤独だけが深まっていく。
カタリーナはその寂しさを、二人の幼い息子たちへの愛情で埋めるように生きていた。
それでも、信じていた。
いつか愛される日が来ると──。
ひとりの女性が静かに揺れる心を抱えながら、
家族と愛を見つめ直しながら結婚生活を送る・・・

悪役令嬢の父は売られた喧嘩は徹底的に買うことにした
まるまる⭐️
ファンタジー
「アルテミス! 其方の様な性根の腐った女はこの私に相応しくない!! よって其方との婚約は、今、この場を持って破棄する!!」
王立学園の卒業生達を祝うための祝賀パーティー。娘の晴れ姿を1目見ようと久しぶりに王都に赴いたワシは、公衆の面前で王太子に婚約破棄される愛する娘の姿を見て愕然とした。
大事な娘を守ろうと飛び出したワシは、王太子と対峙するうちに、この婚約破棄の裏に隠れた黒幕の存在に気が付く。
おのれ。ワシの可愛いアルテミスちゃんの今までの血の滲む様な努力を台無しにしおって……。
ワシの怒りに火がついた。
ところが反撃しようとその黒幕を探るうち、その奥には陰謀と更なる黒幕の存在が……。
乗り掛かった船。ここでやめては男が廃る。売られた喧嘩は徹底的に買おうではないか!!
※※ ファンタジーカップ、折角のお祭りです。遅ればせながら参加してみます。
王子を身籠りました
青の雀
恋愛
婚約者である王太子から、毒を盛って殺そうとした冤罪をかけられ収監されるが、その時すでに王太子の子供を身籠っていたセレンティー。
王太子に黙って、出産するも子供の容姿が王家特有の金髪金眼だった。
再び、王太子が毒を盛られ、死にかけた時、我が子と対面するが…というお話。
Destiny −微睡む夢に、重なる想い−【第一部】
冴月希衣@商業BL販売中
恋愛
~Reincarnation~
古(いにしえ)の時代。ただ、そこに在るだけで希望と再生の象徴となった花があった。
「たとえ、この身は滅びようとも、魂に刻んだ想いは決して色褪せない」
朝夕の生の営みによって聖花と崇められた睡蓮。死者に捧げられた清浄な花は思慕と怨嗟を同時に孕み、宿命の糸に絡まった念が連綿と継がれゆく。
「永遠の愛を、あなただけに」
古代エジプトの少年王トゥト・アンク・アメンと彼の妻を起源とする愛執話譚。果てなき業を、再生の象徴・睡蓮が昇華する。
☆.。.*・☆.。.*・☆.。.*・☆.。.*☆.。.*・☆.。.*・☆.。.*☆
◆本文、画像の無断転載禁止◆
Reproducing all or any part of the contents is prohibited without the author's permission.
今日も冷蔵庫に精霊がいます。
すずなり。
ライト文芸
古びた冷蔵庫に宿った、ちいさな命と、さよならの物語。
ぼろアパート「星見荘」に越してきた貧乏大学生・三島圭。
家具も家電も揃っていない生活に、大家さんが譲ってくれたのはどこか懐かしい雰囲気がある古い冷蔵庫だった。
そして、それがすべての始まりだった。
冷蔵庫を開けた瞬間、食パンが震えながら「今日こそ食べてね……!」と訴え、トマトが「あと1日しかもたないよ!」と怒鳴る。
そんなふうに、主人公の目の前には食材に宿った『精霊』たちがいたのだ。
戸惑いながらも、彼らと過ごす不思議な日々。
ふざけたり、喧嘩したり、時々泣いたり。
それでも少しずつ、心はあたたかくなっていった――。
けれどある日…
「ねえ、ぼくらのこと、忘れないでね」
さよならを教えてくれたのは、
冷蔵庫の奥で待っていた、小さな命たちでした。
食べること、忘れないこと、前に進むこと。
心の中にじんわり残る、ちょっと不思議な日常ファンタジー。
※お話はすべて想像の世界です。現実世界となんの関係もありません。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

あやかしさんの古民家カフェで、ほっと一息、しませんか
野生のイエネコ
ライト文芸
一度に婚約者と仕事を失った失意の嬉野あずみは、傷心旅行で訪れた旅館で、猫又の福富と出会う。
あやかしの視えるあずみは、「仕事がないならあやかしの集まるあやかしカフェで働かないか」と猫又に勧誘されて……?
まったりとした時間の流れる古民家カフェで、あやかしたちとほっと一息。美味しいお茶に手作りお菓子。
人間社会と関わるあやかしたちの、不思議な世界を覗いてみませんか?