モィ バリーブィ～サイリスタ帝国に抗う者たち～

第13章 イタリア5つ星戦線。

第163話 手術人形は悪魔崇拝。

「さぁ、これから君達はこの人形で痛い目に遭ってもらいますね。」

俺は連中が手術人形を用いて相手を攻撃する様子見ると殺意をもの凄く湧いた。
そして連中がどれだけ悪魔崇拝を行っているかわかる事だが、この人形から見ても奴らは非常に外道や輩だなと俺は感じた。
だから俺は連中の攻撃を見て連中の非道ぶりに怒りがわいてきた。

「くっ。やはり連中は手術して追い込ませる手法をするとはさすがは外道な輩だな、」

「そうそう。でも君達はこれで痛い目に遭って酷い目に遭えればそれだけで良いですからね。」

奴の目は本当に殺意が充満しているし、人間的な感覚なんて存在しない。
だから俺は奴らがその人形を利用して間違いなく俺達を殺す為の技だと解っている以上、ベネティクト13世からどうやってあの人形を奪うのか非常に考えていた。
あの人形を奪えば間違いなく俺達の攻撃を防げるから尚更だ。

「なぁ、ザギトワ。お前はあの人形を奪う事が出来るか。」

「わからんで。やが、私は連中があの手術人形を利用して私達を攻撃するから気を付けんといかんで。」

「あぁ、そうだな。俺もそれは少し思っている。だから連中をそうやって追い込ませる必要があるから尚更だな。」

「やな。」

「あぁ、ありがとう。ザギトワ。」

流石だ。
ザギトワ。
お前は十分に成長したから凄く嬉しくなってきた。

俺はあの手術人形を利用しておれたちを攻撃する事が解っている以上、奴の攻撃を避けねばならなかった。
出ないと俺が逆に殺される事を理解しているからだ。
だから俺はあの手術人形をどうやって奪うのか考えた。

「グラッテさん。」

「大丈夫だ。私は奴らがあの手術人形を用いて攻撃する事が解っているからそれを中心にして攻撃すればよいから
な。」

グラッテさんはさすが奴らの攻撃と非人道ぶりを理解している。
そして、俺は連中がその手術人形を用いて攻撃する事を解っている以上、俺は連中から手術人形を奪って連中を倒す以外になかった。

しかし、ベネティクト13世は既に俺たちの攻撃を読んでおり非常に余裕ある。
まるで俺達の攻撃が効いていないか様に…、

「では、最初は腕から切り落とそうか。」

俺は奴の攻撃を見てまるで人間としての非人道ぶりが良くわかる行動だと改めて感じた。
やはり奴は俺の弱点を解っている。
だから、腕を切り落として魔法を封じる可能性を予測して腕を切り落とすんだ。

俺はベネティクト13世があまりにも卑劣で残虐な行為をしている事を考えると彼らが当然ながら、非難する権利が必要だと感じた。
だから俺は連中をどうやって倒すのか考える必要があると思った。
ベネティクト13世は間違いなくオペティアンという手術人種で、間違いなく俺達の弱みを利用して追い詰める手法をやってくる可能性が大いにある。

そうでなければ俺達が彼らによって潰される可能性は間違いなく低いと読んだから尚更だった。
故に連中がどれだけの悪行を働き人間としての箍が外れた行為を行っているのか考える必要があると思うと少し恐れていた。

「さぁ、まずは左腕から切り落としましょうね。」

「ぐっ。」

やはり奴は俺の左腕から切り落とす行為に走ったか。
しかし、あの連中はまるで人間的な良心が非常に欠如している。
寧ろ、良心が欠如しているからこそそういう悪行に染まるのは当然だと俺は思った。
しかし、それでもあれでやられると思うと逆に俺達が殺される可能性があると感じた。

だから俺は左腕が切断されそうな状況でもここで乗り切れる魔法を上手く利用すれば間違いなくそれを阻止できると思った。

「痛って～な。でも俺は魔法を上手く具現化すれば、治療は十分に可能だ。それに行き過ぎた科学は魔法と区別つかないから尚更そう思うな。」

連中は間違いなく科学と魔法を絡めて攻撃している状況が良くわかる。
故に連中は魔法と科学を多用している。
特に呪術系は間違いなく高いと俺は感じた。

しかし、魔法は契約でもなんでもない。
俺が具現化した能力をいかに調整するか。
そして科学を利用すれば魔法と区別がつかなくなるそれは俺もわかっているから尚更だと理解した。

「ほう。で、お前はそんな人形で俺を落とせると思うなよ。」

「左腕切り落とされたくせに良く平気な顔をしているな。」

「残念。俺はお前に切り落とされる前に両腕に特別な魔法を利用してどちらでも切り離されたら独自に操作できる魔法を発動した。そこを間違えるなよ。クズ聖職者が。」

俺は連中がこんなにクズな輩が非常に多い事を知ると凄く恐怖を感じ、連中対策の能力をしなければ間違いなく倒せない事を理解していた。
だから俺は両腕が切り離されても間違いなく動かせる魔法を発動した。

「おい。あんた。なんで左腕が切り離さているのに動かせるんだ。」

「動かせる?それは俺が相手を操る魔法を既に発動しているからだよ。つまり、俺の腕が切り離されてもそれを挽回できる魔法を利用すれば非常に問題ない訳だ。」

「ひっ。ひぇ～。今日の私は解散します～。」

俺は連中が俺の腕が動く事に恐怖を感じ、それが原因で逃亡。
そして逃げた後、手術人形は消えて非常に安心した。
恐らく、魔法が途絶えた影響で魔法が解けたと感じていた。

そして俺は左腕をザギトワ達に接合協力を行った後、独自の治療魔法で回復させ、それで完治した。
俺は確かに凄いがこれで元に戻せる要因は逆に凄かった。
俺はようやく治癒魔法と傀儡術を取得したのだと。