モィ バリーブィ~サイリスタ帝国に抗う者たち~

ЕСБの革命

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第13章 イタリア5つ星戦線。

第156話 無事に当選後の突入を開始する。

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俺は今日はグラッテさんの選挙事務所で休み、これから俺は少し寝る事にした。
とにかくグラッテさんが当選してサイリスタ帝国の聖職者を取り締まる方向へ進んでくれればありがたかったからだ。
そう思いながら俺は少し休みながら暫く休んだ。

そして翌朝…
俺は目を覚めたらグラッテさんが凄く嬉しい顔で報告していたから何かあると俺は感じた。

「なぁ、グラッテさん。何か嬉しい事があった。」

「あぁ、俺はようやくイタリア大統領選で当選して凄く嬉しかった。これで連中を討伐できると…。」

「そうか。それは凄く良い話だと思うな。」

俺はその話を聞いて少し安心した。
ようやく、グラッテさんがイタリア大統領選に当選した情報を聞いた事でこれからイタリアの政治が激変し、世界をよくする方向へ進むと思うと少し嬉しかった。
そしてグラッテさんが当然したから潜入しやすくなった。
故にこれからローマ市国に突入する準備を始めた。

「グラッテさん。これからローマ市国に突入するけど大丈夫かいな。」

「あぁ、私なら大丈夫だ。これからローマ市国に突入する準備は整っている。そして奴らはその中にいる事も私は分かっているから非常に大丈夫だ。」

「そうか。これからローマ市国の中心部に突入して奴らの襲撃を防ぐ訳だな。」

「その通りだ。そうする事で奴らの闇を暴かれるからな。」

ローマ市国の中心部はもちろん、バルカンだ。
故にその奥に何かあると俺は知っていた。
俺はその話を聞いて非常に良い状況だと判断した以上、彼らの闇がこんなに深くて非常部危ない状況なのかはっきりとしてきた。
だから連中がどれだけ物事を隠そうとしてもその闇を暴くのが俺の仕事だと思うとそれが俺の使命にもなると感じた。

故に俺ができる事は非常に考えながらこれから俺は連中を討伐する方法を考えた。

「で、連中はどうやって突入すると思うんだ。グラッテさん。」

「そうだな。連中は何か物に化けて潜んでくる可能性があるからそれを防ぐ為にも連中がどれだけの闇を暴いて奴らの行動を防ぐか考えねばならない。だとするなら連中はローマ市国にとって非常に大事なものを隠蔽する可能性が非常に高いと俺は思うぞ。」

「了解。」

俺は連中がどうやって侵入するのか大体、想像できていたが、まさかそれが理由じゃないかと思うと確かにそれは非常に合致していると思った。
何故なら奴らは重要な書類などにそっくり化けて侵入するのは奴らの常習手段だと俺は感じたからだ。
故に奴らが何かに近いものに化けてばれない様に逃げる手法をオリバーの事務所で同じような行為をしていたことがはっきりとわかったからだ。

現に書物に化けて書物を奪い取ろうとしている状況に俺は非常にぞっとしたし、それが理由で書物が奪われかけた経緯があるから尚更だ。
ましてや奴らは人間としての箍が外れてしまった状況で生きてきている為、彼らは非常におかしな状況に生きている様に俺は感じた。

「だから、その編の捜査をやろうと俺は思うぞ。そうしないと奴らが何かを利用して追い詰める可能性がとことんあるから尚更だと感じるぞ。」

「そうか。ありがとう。信雄殿。」

「いえいえ。俺はそれだけを支持しているだけだから大層なことをしておらんから大丈夫ですって。」

「そういう事ね。連中がそうやって化けて追い込ませる手法をやっている事は非常にやってはいけない事だと私は思うよ。だから、連中を守る事はわが息子や娘たちを守る上でも非常に大事だと思うんだ。」

「へぇ~。グラッテさんは息子や娘がいるんだ。」

「えぇ。私には12歳の長女と8歳の長男がいるんだ。8歳の長男は凄く立派で情報に対して非常に優れた思考を持っているから私は彼を政治家でなく自由記者になってくれると非常にありがたいと思っているの。」

「そうか。つまり、グラッテさんの息子を自由記者にして危険な場所でも情報をとれる人間であってほしい事は俺もよくわかる。俺もロシアのモスクワ大学の教授になったし、結婚はしていないがクリアーナ達が強くなりたい気持ちで聖職者を倒したい気持ちがあるからそれはよくわかる。」

「そうだな。で、信雄殿はザギトワを見てもわかる通り、君は本当に女の子が好きなんだな。」

「あぁ、俺は強い女の子に育て上げたい事情があるから尚更だからな。」

「そうか。やはり君のその強さは女性を強くさせたい思いがあるから連中にとっては厄介かもしれんな。」

「あぁ、そうだな。」

「そうやねん。信っち。あんたがそういう気分でおるから非常に強くなっておるんだ。」

「ありがとう。ザギトワ。」

「いえ、毎度。おおきに。」

俺が女の子を強くしたい思いがあるのはやはり既存の資本主義社会に対する不信感があると俺は感じるだろう。
資本主義社会では同調圧力が蔓延しやすい。
特に男性は金で転ぶことが非常に多く、ゲイといわれる男性は特にそれが強く表れるので迫害の対象になったのは当然だった。

だから奴らが嫌われる理由が非常に真っ当だと感じたのはそこにあると思いながら俺はローマ市国に到着し、これから突入する準備を行った。

「おぉ。グラッテさんではありませんか。で、その2人は。」

「あぁ、彼らは信雄さんとザギトワさんです。」

「へぇ~。君が信雄さんとザギトワさんか。では、君たちはここで死んでもらわねばなりませんね。」

俺は警備員の状況を見てまさかじゃないが、奴らの手駒じゃないかと感じた。
何故なら俺達を見たら突如、攻撃の対象になっている事がはっきりしたからだ。

故に俺は警備員が何故、こんなことをするのか知らなければ非常に危ないと感じた。
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