上 下
126 / 252
第9章 ロンドンの闇…、

第124話 オリバー事務所の書類を整理(地下倉庫編)。

しおりを挟む
俺はオズの命令でこれからオリバーの地下事務所まで同行した。
恐らく、重要な事務所だから金庫的な厳重保管されている地下事務所が存在すると俺は思っている。
それ故に、俺はオズに同行してオリバーの地下事務所まで歩いて行った。
それから俺はオリバーの地下事務所に到着後、これから連中に見つからない様に地下倉庫で書類整理を始めた。

「オズ。これは確か、奥の方にしまうんだよな。」

「その通りだ。信雄殿。重要な書類程、奥の方にしまうのは情報戦の上で非常に大事なことだと思うからな。」

俺は連中に見つかったら非常にやばいと思いつつ、これからオズと共にこれらの書類を一気に整理を始めた。
あの連中の行動を見れば非常に危ない事が誰でもわかるからだ。
だから、俺はひたすら書類整理を行った。

そして書類整理が大分、進みこれから確認を始めようとした。

「なぁ、オズ。これで書類は全て整理されたよな。」

「あぁ、重要な書類は全て整理されたから部屋にある書類はそこまで重要な書類じゃないからこれで一先ず、終わった。」

「だな。で、オズはこの部屋にどれだけ重要な書類が多くあるのか解っているんだろうな。」

「あぁ、僕だって君に言われなくてもわかっている。連中の悪魔崇拝ぶりを見ているとこの書類は下手に外気に出させるわけにはいかないからな。」

そういう事か…、
連中はあまりにも悪魔崇拝ぶりを見ると非常に危ないのは明白だった故に、これから連中に見つからない状況を考察しながら俺はこの部屋に密閉する状況が生まれると思った。

「了解。なら、それで良い。俺はそれ以前にもっとやらねばならない事が沢山あるから、ここで少し考えこんでも良いか?」

「あぁ。だからここでじっくり考えこんだ方が良い。どの道、電気は点灯するし、情報は簡単に洩れない様に工夫されているから大丈夫だ。」

「そうだな。この金庫は銀行の金庫を利用して作られたようだし、居ぬきじゃなくても非常に堅牢で頑丈に作られている事がはっきりして助かった。」

「当然だ。僕たちは銀行金庫の設計図を利用して作ったから非常に行率良く情報を取れるから非常に助かっているんだ。」

「成程。確かに銀行の金庫なら電気が点灯できる上、電波を遮る事が出来る。パソコンやスマホも持ち込まなければ安心して議論が出来るな。」

「さすが、信雄殿。君は良く解っているな。」

俺は彼らがどこまで酷い行動しているのか理解しながらも連中を処罰しなければ間違いなく殺される事が理解されているから余計に気をつけねばならないと思っていた。

それ故に俺は連中にこれらの書類が流出されたら間違いなく殺される可能性や世界征服される恐れがあったので絶対に彼らに漏らす訳にはいかなかった。

だから俺はオズの手伝いをしながら書類整理を淡々と進め、全部が整理を終えると部屋に重要な書類が地下金庫に移動した事で一先ず安心した。

「で、信雄殿。僕とここでオリバーの事を語っても良いか?」

「あぁ、良いとも。お前と俺だけでこの金庫内できっちりと語らないといけないから余計にだ。」

「そうだね。信雄殿。君ならオリバーの情報をしっかりと話せるから大丈夫だ。」

俺はオズの意見でこれからオリバーの件のついて聞く事にし、これから彼の取材能力について聞こうとした。

「で、オリバーは英国王室の闇の件以外に取り上げた資料はあるのか?」

「あぁ、勿論あるよ。僕は既にこの中から多くの資料を調べているから非常に重要な情報だと解っているからね。」

「成程。つまり、オリバーはそれだけ偉大な記者だったわけだな。」

「当然。あの人の力で闇は様々な状況が暴かれて非常に助かったからな。」

俺はオズがオリバーに関連する資料が沢山ある事を語りつつ、疑問視しながら俺はオズの言う通り、資料を見て確認する事にした。

「ほら。これが、オリバーが調べた資料の一部だ。この中にはサイリスタ帝国の聖職者が新しい世界の創成法という記事が書かれている。おそらく、連中をこの資料を奪って新しい世界を利用して世界征服を使用としていた点は間違いない。」

「そうだな。この資料を読んでみるから少し確認する。」

「了解。君にもこれを読んで理解してほしかったから尚更だ。」

俺はそう思いながらこれから連中が書いた資料を確認しながらこれから俺は連中がどうして新しい世界を作ろうとしているのか資料で確認した。

―――新しい世界を創成する法王としてとある崇拝と隕石を複合して結合させる事で惑星を創成できる。そして新しい惑星を創成させた後、そこに新世界とこの世界をつなぐ道を作り出す。それが出来るのはとある崇拝が必要だが、その崇拝をすると圧倒的な能力を得られる代わりに悪魔崇拝に陥り、非人道的な行動に出る危険性も出てくる。
俺はこの資料を読んで何か疑問視しながらもこんな資料に何かあると思いながら次の資料を読んだ。

―――新しい惑星世界では地球と同じ成分を創成させ、更に地球と新しい惑星を結合させる事により転生と錯覚させて、地球侵略を行える。

俺はこの資料を読んで彼らの目的が地球侵略だと思うと少しぞっとした。
まさか、彼らは惑星の創成をやっていたとは思いもしなかったからだ。
そしてあの世界は彼らが惑星創成によって作られた星だとはっきりした。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

「元」面倒くさがりの異世界無双

空里
ファンタジー
死んでもっと努力すればと後悔していた俺は妖精みたいなやつに転生させられた。話しているうちに名前を忘れてしまったことに気付き、その妖精みたいなやつに名付けられた。 「カイ=マールス」と。 よく分からないまま取りあえず強くなれとのことで訓練を始めるのだった。

最強幼女は惰眠を求む! 〜神々のお節介で幼女になったが、悠々自適な自堕落ライフを送りたい〜

フウ
ファンタジー
※30話あたりで、タイトルにあるお節介があります。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー これは、最強な幼女が気の赴くままに自堕落ライフを手に入を手に入れる物語。 「……そこまでテンプレ守らなくていいんだよ!?」 絶叫から始まる異世界暗躍! レッツ裏世界の頂点へ!! 異世界に召喚されながらも神様達の思い込みから巻き込まれた事が発覚、お詫びにユニークスキルを授けて貰ったのだが… 「このスキル、チートすぎじゃないですか?」 ちょろ神様が力を込めすぎた結果ユニークスキルは、神の域へ昇格していた!! これは、そんな公式チートスキルを駆使し異世界で成り上が……らない!? 「圧倒的な力で復讐を成し遂げる?メンド臭いんで結構です。 そんな事なら怠惰に毎日を過ごす為に金の力で裏から世界を支配します!」 そんな唐突に発想が飛躍した主人公が裏から世界を牛耳る物語です。 ※やっぱり成り上がってるじゃねぇか。 と思われたそこの方……そこは見なかった事にした下さい。 この小説は「小説家になろう」 「カクヨム」でも公開しております。 上記サイトでは完結済みです。 上記サイトでの総PV1000万越え!

傷モノ令嬢は冷徹辺境伯に溺愛される

中山紡希
恋愛
父の再婚後、絶世の美女と名高きアイリーンは意地悪な継母と義妹に虐げられる日々を送っていた。 実は、彼女の目元にはある事件をキッカケに痛々しい傷ができてしまった。 それ以来「傷モノ」として扱われ、屋敷に軟禁されて過ごしてきた。 ある日、ひょんなことから仮面舞踏会に参加することに。 目元の傷を隠して参加するアイリーンだが、義妹のソニアによって仮面が剥がされてしまう。 すると、なぜか冷徹辺境伯と呼ばれているエドガーが跪まずき、アイリーンに「結婚してください」と求婚する。 抜群の容姿の良さで社交界で人気のあるエドガーだが、実はある重要な秘密を抱えていて……? 傷モノになったアイリーンが冷徹辺境伯のエドガーに たっぷり愛され甘やかされるお話。 このお話は書き終えていますので、最後までお楽しみ頂けます。 修正をしながら順次更新していきます。 また、この作品は全年齢ですが、私の他の作品はRシーンありのものがあります。 もし御覧頂けた際にはご注意ください。 ※注意※他サイトにも別名義で投稿しています。

チート生産魔法使いによる復讐譚 ~国に散々尽くしてきたのに処分されました。今後は敵対国で存分に腕を振るいます~

クロン
ファンタジー
俺は異世界の一般兵であるリーズという少年に転生した。 だが元々の身体の持ち主の心が生きていたので、俺はずっと彼の視点から世界を見続けることしかできなかった。 リーズは俺の転生特典である生産魔術【クラフター】のチートを持っていて、かつ聖人のような人間だった。 だが……その性格を逆手にとられて、同僚や上司に散々利用された。 あげく罠にはめられて精神が壊れて死んでしまった。 そして身体の所有権が俺に移る。 リーズをはめた者たちは盗んだ手柄で昇進し、そいつらのせいで帝国は暴虐非道で最低な存在となった。 よくも俺と一心同体だったリーズをやってくれたな。 お前たちがリーズを絞って得た繁栄は全部ぶっ壊してやるよ。 お前らが歯牙にもかけないような小国の配下になって、クラフターの力を存分に使わせてもらう! 味方の物資を万全にして、更にドーピングや全兵士にプレートアーマーの配布など……。 絶望的な国力差をチート生産魔術で全てを覆すのだ! そして俺を利用した奴らに復讐を遂げる!

ハズレ職業の料理人で始まった俺のVR冒険記、気づけば最強アタッカーに!ついでに、女の子とVチューバー始めました

カティア
ファンタジー
 疲れ切った現実から逃れるため、VRMMORPG「アナザーワールド・オンライン」に没頭する俺。自由度の高いこのゲームで憧れの料理人を選んだものの、気づけばゲーム内でも完全に負け組。戦闘職ではないこの料理人は、ゲームの中で目立つこともなく、ただ地味に日々を過ごしていた。  そんなある日、フレンドの誘いで参加したレベル上げ中に、運悪く出現したネームドモンスター「猛き猪」に遭遇。通常、戦うには3パーティ18人が必要な強敵で、俺たちのパーティはわずか6人。絶望的な状況で、肝心のアタッカーたちは早々に強制ログアウトし、残されたのは熊型獣人のタンク役クマサンとヒーラーのミコトさん、そして料理人の俺だけ。  逃げるよう促されるも、フレンドを見捨てられず、死を覚悟で猛き猪に包丁を振るうことに。すると、驚くべきことに料理スキルが猛き猪に通用し、しかも与えるダメージは並のアタッカーを遥かに超えていた。これを機に、負け組だった俺の新たな冒険が始まる。  猛き猪との戦いを経て、俺はクマサンとミコトさんと共にギルドを結成。さらに、ある出来事をきっかけにクマサンの正体を知り、その秘密に触れる。そして、クマサンとミコトさんと共にVチューバー活動を始めることになり、ゲーム内外で奇跡の連続が繰り広げられる。  リアルでは無職、ゲームでは負け組職業だった俺が、リアルでもゲームでも自らの力で奇跡を起こす――そんな物語がここに始まる。

悪意か、善意か、破滅か

野村にれ
恋愛
婚約者が別の令嬢に恋をして、婚約を破棄されたエルム・フォンターナ伯爵令嬢。 婚約者とその想い人が自殺を図ったことで、美談とされて、 悪意に晒されたエルムと、家族も一緒に爵位を返上してアジェル王国を去った。 その後、アジェル王国では、徐々に異変が起こり始める。

収容所生まれの転生幼女は、囚人達と楽しく暮らしたい

三園 七詩
ファンタジー
旧題:収容所生まれの転生幼女は囚人達に溺愛されてますので幸せです 無実の罪で幽閉されたメアリーから生まれた子供は不幸な生い立ちにも関わらず囚人達に溺愛されて幸せに過ごしていた…そんなある時ふとした拍子に前世の記憶を思い出す! 無実の罪で不幸な最後を迎えた母の為!優しくしてくれた囚人達の為に自分頑張ります!

メサイア

渡邉 幻月
ファンタジー
幻想が現実になる日。あるいは世界が転生する日。 三度目の核が落ちたあの日、天使が天使であることを止めた。 そして、人は神にさえ抗う術を得る。 リアルが崩壊したあとにあったのは、ファンタジーな日常だった。 世界のこの有り様は、神の気紛れか魔王の戯れか。 世界は、どこへ向かうのか。 人は、かつての世界を取り戻せるのか。今や、夢物語となった、世界を。 ※エブリスタ様、小説家になろう様で投稿中の作品です

処理中です...