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第9章 ロンドンの闇…、

第117話 人間の顔をしない。

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俺は連中が人間から外れた行いをしている事、本に化けて書物を盗もうとした罪で完全に人間の規範から外れた行為をしていた事を理解し俺はある事を決意した。
それは絶対に彼を殺して庶民を救う事が非常に大事だと感じたからだ。
同時に殺しは善ではない。
むしろ、そういう報いが来ることを俺は解っている。
それでも聖職者には人間的な面を見せたら逆に殺される事を理解しているので絶対に彼を倒さなければならないと思った。

「おい。もうお前は本当に殺すから観念しろよな。この外道悪魔崇拝主義者が。」

「ひぇ~。私はこれで本当に殺されるのか。君は本当に酷い奴だよ。」

俺は彼らがその言葉を聞いて本当にこれで良いのかと疑念を抱いた以上、彼らに手を抜いたら間違いなく俺が殺される事を解っている以上、絶対に俺はここで連中に負けたらだめだと感じた。
だから、俺は連中の弱みを利用して言論で攻撃した。

「酷い奴。お前みたいな聖職者の手先が良くそのような事を大きな声で言えるな。だから死んでしまうが良いぞ。」

聖職者は常人とは明らかに違う。
そんな悪魔崇拝で殺人や悪事をやっているような連中を野放しにすれば世界が崩壊するとみられるのは当然だと思った。
だから、俺は連中の下道ぶりを知り、連中をスタンガンで焼き殺さない彼らの罪は次萎えないと感じた。

「ほう。私を邪魔するなら私の魔術で死んでもらうからな。『FEUER』」

いきなり、炎魔法を発動したのかよ。
しかもドイツ語で発動しやがった。

その様子を見た瞬間、俺は間違いなく連中はこの事務所を燃やして資料を完全に破壊する気だと思うと非常に危険だと感じ、迎撃態勢を整えようと思った。
だからマリナに俺はある魔法を頼み、彼女にこの事件を解決しようと思った。

「なぁ、マリナ。連中を違う世界にもって行ける魔法を発動できるか。」

「うん。大丈夫だよ。信雄さん。私なら確実に魔法を発動して連中を別の場所に移動できるから。」

「了解。だからこそ、お前にそれ頼むから頑張ってくれ。」

「了解。信雄さん。彼らを移動しないと逆に危ないからね。」

さすがは、マリナ。
君は連中の危険性や本質を解っている。
それはドルガバ教会で首をとられた経緯があるから逆に彼らに対して容赦しない行動がとれるのだろうと思った。
だから俺は連中の危険性を理解しながらも、マリナが奴らを別次元に飛ばす魔法を発動し、彼らを追い込ませようとした。

「連中どもよ。これで観念して白状するんだな。『Пространственно- времення рейнкарнация』。」

「なっ。何。俺をこんな状況で追い込ませるとはどういう事だ。」

ついに時空転移魔法を発動したか。
時空転生魔法と違うのはこの世界でしか別の場所に移動できない事。
つまり、転生魔法を用いなければ連中はフランス・パリでのあの事件は起こせない事がはっきりとわかった。

だから俺はマリナが本気で連中をここで討伐しなければ間違いなくこの事務所にある本が燃え、やがてはここが全てなくなる可能性があったから至急で奴らを罰の場所に転移して連中から逃れようとしていた。
それはオリバーが生きていた証拠が完全になくなる事を意味する。

故に連中をいかに排除させて、この資料を守る事を決意した。
だからこそ、俺は出来るだけマリナの転移魔法をいかに遂行させる事を専念させるために彼女を守らせることだった。

「ぐっ。私達をこんな目に遭わせて後で酷い思いをするからな。だから後で観念しろよ。」

「観念するのはあんた達だよ。あんた達がこうやって燃やすなら一瞬で火を消す魔法を発動する。『Песчаная буря』。」

そう、いいながらマリナは砂嵐をばらまいで日の拡大を一瞬で抑える事に成功した。
砂嵐ながら土煙の影響で火を消せる利点が非常に大きいのは知っている。
だから、俺はそれで消せるなら間違いなく安心した。

そして、連中の行動を見れば間違いなく世界征服を行おうとする意図にかならず、情報戦を用いて来る上、連中がそれだけ情報を欲する状況を見ると間違いなく連中の危険性をつくづく感じる要因になった。
だから俺は連中がこの資料を奪う事を理解しながらもここで絶対に止めないと危ないと感じた。

それ故に俺はこの砂嵐で書物を守りながら俺は連中が別次元に飛ばされるまで待つことにした。

「くそ~。私を別次元に飛ばすな~。飛ばしたら私たちの野望が潰える。」

「潰えるって。お前が言う言葉か。お前はそうやって人の情を利用して追い込ませようとする部分があるのによくそんな事が言えるんだね。」

お前達の方が明らかに情がないくせに何を偉そうに言えるんだ。
俺は連中に最後の言葉を語り、連中を攻撃するタイミングを計りこれですべてを終わらせる準備を行った。

「さぁ、マリナ。お前の魔法で連中を別の世界に追い込め。」

「えぇ。勿論です。信雄さん。」

俺は連中をこれで閉じ込める状況になり、別の場所に移れば連中は安心して侵略をできない状況になり一先ず安心すると感じた。
だからこそ、俺はこれから連中が別の世界に移る前に絶対にこの事務所から消さなければならなかった。
それは俺の為でもあり、この事務所の為でもあるからだ。

そして連中が別の場所に移動し、この場を事なきをえた。
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