上 下
99 / 252
第8章 フランス戦線…。

第97話 首無し彼女たちと休憩する。

しおりを挟む
俺は、聖職者を倒して一安心した。
しかし、ソルカ、クリアーナ、ザギトワが聖職者の外道行為で首と胴体が離れ離れになってしまい、俺は彼女達の首を元に戻そうと思った。
そして彼女達はデュラハン化しているせいなのか俺は彼女達の生命の不思議さについても非常に気になっているところだった。

それから俺達は、カレーの宿に到着し宿泊した。
そして、これから俺とマリナはソルカ、クリアーナ、マリナの首と胴体の接続魔術の準備を始めた。
彼女達の首を元に戻さないと何か危ない状況が生まれるから尚更だ。

「なぁ、マリナ。彼女達の首を元に戻せる準備ができるか。」

「あぁ、私ならこれ位の治癒は朝飯前だ。だからまず、ザギトワから治す。信雄殿はソルカとクリアーナを別室で待たせるんだ。」

「了解。俺はそれまで我慢するから大丈夫だ。」

「当然だな。私も接続魔術は非常に準備が必要だから胴体があると妨害される恐れがある。だから、信雄殿に任せるからな。」

「あぁ、わかった。ではどうぞお願いします。」

「おぉ、私から治さんといかんからな。」

「いや、ザギトワ。お前が先に治療すれば跡が治療が楽だから先にやるだけだよ。」

「はっ…、はい…。」

どうやら、彼女達を治療する魔法をマリナが持っていて非常にありがたいと思った。
彼女達の首が治す準備をすると非常に嬉しい顔で安心できるからだ。
だから俺はこれからザギトワが治癒を終わるまでクリアーナとソルカの胴体だけでこれから何かしようと思った。

そして、クリアーナとソルカの胴体と共に俺の部屋に戻った後、これからソルカとクリアーナの胴体をじっくり観察する準備をした。
確かに彼女達の首はないが、デュラハン化した影響からか首がなくても非常に生きて行ける不思議さを感じる。
首はないのに胴体はまるで生きている不思議な感触。
お腹やお尻は特に生命力が大きくあふれる良さは何を意味するだろうか?
俺はそう思いながら、彼女の体を確かめて彼女達の胴体の構造を調べようとした。

「なぁ、クリアーナ。お前のお腹を触って大丈夫か?」

彼女達の首はマリナが管理しているから、喋れないのは当然として彼女たちの首を見ると確かに、凄く生命力はあるが、喋る機能は持っていない事に気づく。

しかし、クリアーナの胴体のお腹を弄ると、確かに彼女の腸の音が凄く干渉が良く、優しい感じで俺は凄く生命力の強さに感心した。

―――クリアーナ。お前の体は確かに凄いが、これでも本当に大丈夫なんだろうか。

俺はクリアーナの胴体だけこんな状態でも俺は彼女の体が非常に大丈夫な気がして凄く安心した。
彼女がこうして生命力が強いと感じると俺は非常に嬉しくなってしまう。
だから、彼女が好きになるのだと…。
そして、改めておへそを見ると浅くて底が見えるおへそに凄く俺は可愛くて綺麗な形をしていると思うと、手入れされている綺麗なおヘソ故に俺は惚れてしまった。

「なぁ、クリアーナ。お前のへそをなでるが大丈夫か?」

といいながら話しても聞こえない彼女の体を見て何をすればよいのかわからなかったのでおへそを弄った。

すると…、

「いや。くすぐったい。」

「どうした。クリアーナ。」

「誰かが、私のおへそを弄ってすごくくすぐったい気分が高揚するよ。」

「そうか。つまり、おへそを弄って高揚感が増すわけだな。」

「そうだよ。でも、くすぐったいから非常に嫌な思いをするのは何でなの~。」

「さぁ、何でなの~。といわれても。」

マリナの部屋で俺がクリアーナのおへそを弄ってすごくくすぐったいと騒ぐ声がしてくる。
俺は隣の部屋で彼女達が凄く高揚感を持ちながら、これで本当に良いかと思うと凄くやばい事をしたなと思い、少しだけ罪悪感を感じた。

「クリアーナ。大丈夫だよ。お前のおへそを大事にしてやるから。」

と俺はクリアーナを抱き、安心させた。
そして彼女の首がないのに体温は寧ろ温かく、死後硬直がないから首無しで生きている人間がいると少し生命の不思議さを感じる事も暫しあった。

しかし、俺はクリアーナの胴体を抱くと彼女の胸が非常に柔らかく、温もりが来ている事に気づく。
こんなにきれいな体をしていると凄く生命力があって優しくしたい身体をしたくなると俺は凄く嬉しくなる。
俺は彼女達の体を大事にしたかったんだと気づいた。
そして、これからソルカの体を弄る準備をした。
ソルカの身体も非常に良さそうな状態に俺は凄く感激するからな。

すると、誰かが俺の部屋にめがけて走っており…、

「おし。私の首輪が取れた状態で元の状態に戻ったで…。」

「ザギトワ。お前は元に戻ったんだな。」

「そらそうや。首を見てみ…。」

俺は彼女の首をよく見て彼女の首の跡をよく見てみた。

「確かに、ザギトワの首の傷が一切ない状態で元に戻って安心した。」

「せやろ。私も首に傷がなくて凄く助かっとるんや。」

「あぁ。そうだな。」

改めてマリナの治癒魔法の凄さに俺は感激した。
彼女の治療魔法は凄く高く、技術もある。
さすがは彼女の治療魔法技術の凄さに俺は何か感動するものがあった。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

どうぞ二人の愛を貫いてください。悪役令嬢の私は一抜けしますね。

kana
恋愛
私の目の前でブルブルと震えている、愛らく庇護欲をそそる令嬢の名前を呼んだ瞬間、頭の中でパチパチと火花が散ったかと思えば、突然前世の記憶が流れ込んできた。 前世で読んだ小説の登場人物に転生しちゃっていることに気付いたメイジェーン。 やばい!やばい!やばい! 確かに私の婚約者である王太子と親しすぎる男爵令嬢に物申したところで問題にはならないだろう。 だが!小説の中で悪役令嬢である私はここのままで行くと断罪されてしまう。 前世の記憶を思い出したことで冷静になると、私の努力も認めない、見向きもしない、笑顔も見せない、そして不貞を犯す⋯⋯そんな婚約者なら要らないよね! うんうん! 要らない!要らない! さっさと婚約解消して2人を応援するよ! だから私に遠慮なく愛を貫いてくださいね。 ※気を付けているのですが誤字脱字が多いです。長い目で見守ってください。

異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします

Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。 相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。 現在、第三章フェレスト王国エルフ編

【完結】婚約者様の仰られる通りの素晴らしい女性になるため、日々、精進しております!

つくも茄子
ファンタジー
伯爵令嬢のバーバラは幼くして、名門侯爵家の若君と婚約をする。 両家の顔合わせで、バーバラは婚約者に罵倒されてしまう。 どうやら婚約者はバーバラのふくよかな体形(デブ)がお気に召さなかったようだ。 父親である侯爵による「愛の鞭」にも屈しないほどに。 文句をいう婚約者は大変な美少年だ。バーバラも相手の美貌をみて頷けるものがあった。 両親は、この婚約(クソガキ)に難色を示すも、婚約は続行されることに。 帰りの馬車のなかで婚約者を罵りまくる両親。 それでも婚約を辞めることは出来ない。 なにやら複雑な理由がある模様。 幼過ぎる娘に、婚約の何たるかを話すことはないものの、バーバラは察するところがあった。 回避できないのならば、とバーバラは一大決心する。 食べることが大好きな少女は過酷なダイエットで僅か一年でスリム体形を手に入れた。 婚約者は、更なる試練ともいえることを言い放つも、未来の旦那様のため、引いては伯爵家のためにと、バーバラの奮闘が始まった。 連載開始しました。

セリオン共和国再興記 もしくは宇宙刑事が召喚されてしまったので・・・

今卓&
ファンタジー
地球での任務が終わった銀河連合所属の刑事二人は帰途の途中原因不明のワームホールに巻き込まれる、彼が気が付くと可住惑星上に居た。 その頃会議中の皇帝の元へ伯爵から使者が送られる、彼等は捕らえられ教会の地下へと送られた。 皇帝は日課の教会へ向かう途中でタイスと名乗る少女を”宮”へ招待するという、タイスは不安ながらも両親と周囲の反応から招待を断る事はできず”宮”へ向かう事となる。 刑事は離別したパートナーの捜索と惑星の調査の為、巡視艇から下船する事とした、そこで彼は4人の知性体を救出し獣人二人とエルフを連れてエルフの住む土地へ彼等を届ける旅にでる事となる。

異世界TS転生で新たな人生「俺が聖女になるなんて聞いてないよ!」

マロエ
ファンタジー
普通のサラリーマンだった三十歳の男性が、いつも通り残業をこなし帰宅途中に、異世界に転生してしまう。 目を覚ますと、何故か森の中に立っていて、身体も何か違うことに気づく。 近くの水面で姿を確認すると、男性の姿が20代前半~10代後半の美しい女性へと変わっていた。 さらに、異世界の住人たちから「聖女」と呼ばれる存在になってしまい、大混乱。 新たな人生に期待と不安が入り混じりながら、男性は女性として、しかも聖女として異世界を歩み始める。 ※表紙、挿絵はAIで作成したイラストを使用しています。 ※R15の章には☆マークを入れてます。

ガチャと異世界転生  システムの欠陥を偶然発見し成り上がる!

よっしぃ
ファンタジー
偶然神のガチャシステムに欠陥がある事を発見したノーマルアイテムハンター(最底辺の冒険者)ランナル・エクヴァル・元日本人の転生者。 獲得したノーマルアイテムの売却時に、偶然発見したシステムの欠陥でとんでもない事になり、神に報告をするも再現できず否定され、しかも神が公認でそんな事が本当にあれば不正扱いしないからドンドンしていいと言われ、不正もとい欠陥を利用し最高ランクの装備を取得し成り上がり、無双するお話。 俺は西塔 徳仁(さいとう のりひと)、もうすぐ50過ぎのおっさんだ。 単身赴任で家族と離れ遠くで暮らしている。遠すぎて年に数回しか帰省できない。 ぶっちゃけ時間があるからと、ブラウザゲームをやっていたりする。 大抵ガチャがあるんだよな。 幾つかのゲームをしていたら、そのうちの一つのゲームで何やらハズレガチャを上位のアイテムにアップグレードしてくれるイベントがあって、それぞれ1から5までのランクがあり、それを15本投入すれば一度だけ例えばSRだったらSSRのアイテムに変えてくれるという有り難いイベントがあったっけ。 だが俺は運がなかった。 ゲームの話ではないぞ? 現実で、だ。 疲れて帰ってきた俺は体調が悪く、何とか自身が住んでいる社宅に到着したのだが・・・・俺は倒れたらしい。 そのまま救急搬送されたが、恐らく脳梗塞。 そのまま帰らぬ人となったようだ。 で、気が付けば俺は全く知らない場所にいた。 どうやら異世界だ。 魔物が闊歩する世界。魔法がある世界らしく、15歳になれば男は皆武器を手に魔物と祟罠くてはならないらしい。 しかも戦うにあたり、武器や防具は何故かガチャで手に入れるようだ。なんじゃそりゃ。 10歳の頃から生まれ育った村で魔物と戦う術や解体方法を身に着けたが、15になると村を出て、大きな街に向かった。 そこでダンジョンを知り、同じような境遇の面々とチームを組んでダンジョンで活動する。 5年、底辺から抜け出せないまま過ごしてしまった。 残念ながら日本の知識は持ち合わせていたが役に立たなかった。 そんなある日、変化がやってきた。 疲れていた俺は普段しない事をしてしまったのだ。 その結果、俺は信じられない出来事に遭遇、その後神との恐ろしい交渉を行い、最底辺の生活から脱出し、成り上がってく。

チートな転生幼女の無双生活 ~そこまで言うなら無双してあげようじゃないか~

ふゆ
ファンタジー
 私は死んだ。  はずだったんだけど、 「君は時空の帯から落ちてしまったんだ」  神様たちのミスでみんなと同じような輪廻転生ができなくなり、特別に記憶を持ったまま転生させてもらえることになった私、シエル。  なんと幼女になっちゃいました。  まだ転生もしないうちに神様と友達になるし、転生直後から神獣が付いたりと、チート万歳!  エーレスと呼ばれるこの世界で、シエルはどう生きるのか? *不定期更新になります *誤字脱字、ストーリー案があればぜひコメントしてください! *ところどころほのぼのしてます( ^ω^ ) *小説家になろう様にも投稿させていただいています

異世界に召喚されたけど、聖女じゃないから用はない? それじゃあ、好き勝手させてもらいます!

明衣令央
ファンタジー
 糸井織絵は、ある日、オブルリヒト王国が行った聖女召喚の儀に巻き込まれ、異世界ルリアルークへと飛ばされてしまう。  一緒に召喚された、若く美しい女が聖女――織絵は召喚の儀に巻き込まれた年増の豚女として不遇な扱いを受けたが、元スマホケースのハリネズミのぬいぐるみであるサーチートと共に、オブルリヒト王女ユリアナに保護され、聖女の力を開花させる。  だが、オブルリヒト王国の王子ジュニアスは、追い出した織絵にも聖女の可能性があるとして、織絵を連れ戻しに来た。  そして、異世界転移状態から正式に異世界転生した織絵は、若く美しい姿へと生まれ変わる。  この物語は、聖女召喚の儀に巻き込まれ、異世界転移後、新たに転生した一人の元おばさんの聖女が、相棒の元スマホケースのハリネズミと楽しく無双していく、恋と冒険の物語。 2022.9.7 話が少し進みましたので、内容紹介を変更しました。その都度変更していきます。

処理中です...