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第7章 動く聖職者達
第68話 オッタピア中央教会の闇。
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俺はこれから、オズワルド、ザギトワの3人と共にオッタピア中央教会に向っていた。
オッタピア中央教会を探れば間違いなく彼らの悪行について調べる事が可能だと俺は思っていた。
当然、その教会に向かう最中、街中の様子を観察していた。
何故、観察するかというと彼らの異常さがこの街に現れると俺は感じたからだ。
「なぁ、オズワルド。街にいる住民は普通だが、何かおかしさを感じてこないか…。」
「あぁ、街の住民は誰も問題なく今日も普段通り行動しているから一見、違和感を感じないと思う。しかし、周りをみても軍人や聖職者達が殆どいない事位は解るし、それは普通はあり得ないと俺は感じたからだ。だとすれば、オッタピア中央教会で何か起きているのか分かるかもしれないな。」
「あぁ、そうだな。オズワルド。俺もそう思っているよ。」
住民は普通に生活している上、俺達を知っている市民も多い。
だから、一見すれば誰でも違和感がない様に見える。
しかし、逆に平穏すぎて違和感を感じる。
なので、可笑しいとすれば軍人と聖職者がいない状況を考えると確かにそうなのだと感じた。
だとしたら、奴らは何を企んでいるのか考えた。
「ごもっとも。彼らは間違いなく、オッタピア中央教会で何か起こしているのは間違いない。そして、その中央教会では俺やオズワルドが本来いる世界に向かうゲートが既に開いている状況が出来上がってきているから、何としてもその様子を調べておかねばならないな。」
「あぁ。その通りだよ。オズワルド。」
俺はオズワルドに感謝しながら、彼らはこれで本当に良いのかと疑念を抱いた。
すると、ザギトワが…、
「そうや…。ここを怠ったらあかんで。奴らは何すんのか分からんやつやからな。」
「あぁ、ありがとうな。ザギトワ、オズワルド。俺達であのゲートの奥に行かねばならないとな…。」
「勿論やな。私もあいつらとちゃう事を示せんとあかんと思っとるからな。」
「はは…。本当にザギトワは面白い奴だな。」
俺は彼ら事を信頼しつつ、これからオッタピア中央教会の様子を見てこれからオッタピア中央教会へと向かった。
そして、オッタピア中央教会に到着した俺達はこれから、この教会の警備状況を確認した。
「よし、警備状況を見ても誰もいない。」
「確かに表向きの警備は存在しない。しかし、中にはいるかもしれないな。」
「あぁ、それと、水辺には誰かが非丼でいる場合があるから気を付けろよ。」
当然、彼らは水辺にもいる事を忘れてはならない。
水辺や森林なども警戒しないと逆に不意打ちされる恐れがあるからな。
「成程。確かに水辺には誰かいるかもしれんな。やとしたらオッタピア中央教会には目に見えない警備が張っておると私は思うねん。」
「そうだ。オッタピア中央教会は表向き、警備は希薄でも水辺や塀の上を見ると兵士が潜んでいる可能性があるから気を付けろ。」
「了解。ましてや教会やから誰かが潜んでいる可能性もなき西もあらずな訳か…。」
「その通り。だから、教会の奥を見るとしよう。」
どうやら誰もいなかったようだ。
そう思いながら、俺はこれからオッタピア中央教会に突入した。
すると、誰もいない教会に小さいながらも微かに繋がっている空間があった。
そして俺の予想通り誰もいない状況に最初は唖然としたがどうやら彼らは奥の扉を開いて、兵士や聖職者が全員、奥の世界に行ったことは間違いないと実感した。
つまり、全員が向こうの世界に行ったと思うから、警備が希薄でも平気なのだと感じた。
勿論、それだけじゃないが…、
それは同時に、向こうの世界に行った彼らがフランスで既に暴力や殺戮などを起こす可能性があると感じた。
彼らの悪魔崇拝から非常に危険な臭いが感じられるからだ。
だからこそ、俺はこの扉の奥にはいかないようにしつつも、ある程度、オッタピア中央教会の様子を調べようとした。
その為に彼らに何かおかしいか問わせて、状況を確認しようとした。
「ザギトワ。この教会に何か違和感があるか。」
「うん、誰もおらんのは流石におかしいで…。普通、オッタピア中央教会を見とると誰かおるのは当たり前やが、ここには誰もおらんのは違和感しかないで…。」
「そうか。誰もいない。そして、向こうの世界には何か邪気のある通路を出している。つまり、普通に行けば俺達は殺される。」
「確かに、それはあり得るねん。やから、私も行かん方がええと思っとる。」
誰もいないだと…。
だとすれば、もう彼らが向こうの世界に行ったのは解るな。
けど、いきなり向こうの世界に行かず、俺達は一度、戻ってこれからの計画を考えないと危ないと思った。
「そうだな。とりあえずはひきさがろう。」
「うん。そうやで。私もそうせんと逆に殺される危険性があるっちゅうからな。」
俺は何か危険な臭いを完治したのでここは一先ずホテルに戻る事にした。
このまま、入ったら俺達は何かされると思う可能性があると思いながら、ここを立ち去った。
オッタピア中央教会を探れば間違いなく彼らの悪行について調べる事が可能だと俺は思っていた。
当然、その教会に向かう最中、街中の様子を観察していた。
何故、観察するかというと彼らの異常さがこの街に現れると俺は感じたからだ。
「なぁ、オズワルド。街にいる住民は普通だが、何かおかしさを感じてこないか…。」
「あぁ、街の住民は誰も問題なく今日も普段通り行動しているから一見、違和感を感じないと思う。しかし、周りをみても軍人や聖職者達が殆どいない事位は解るし、それは普通はあり得ないと俺は感じたからだ。だとすれば、オッタピア中央教会で何か起きているのか分かるかもしれないな。」
「あぁ、そうだな。オズワルド。俺もそう思っているよ。」
住民は普通に生活している上、俺達を知っている市民も多い。
だから、一見すれば誰でも違和感がない様に見える。
しかし、逆に平穏すぎて違和感を感じる。
なので、可笑しいとすれば軍人と聖職者がいない状況を考えると確かにそうなのだと感じた。
だとしたら、奴らは何を企んでいるのか考えた。
「ごもっとも。彼らは間違いなく、オッタピア中央教会で何か起こしているのは間違いない。そして、その中央教会では俺やオズワルドが本来いる世界に向かうゲートが既に開いている状況が出来上がってきているから、何としてもその様子を調べておかねばならないな。」
「あぁ。その通りだよ。オズワルド。」
俺はオズワルドに感謝しながら、彼らはこれで本当に良いのかと疑念を抱いた。
すると、ザギトワが…、
「そうや…。ここを怠ったらあかんで。奴らは何すんのか分からんやつやからな。」
「あぁ、ありがとうな。ザギトワ、オズワルド。俺達であのゲートの奥に行かねばならないとな…。」
「勿論やな。私もあいつらとちゃう事を示せんとあかんと思っとるからな。」
「はは…。本当にザギトワは面白い奴だな。」
俺は彼ら事を信頼しつつ、これからオッタピア中央教会の様子を見てこれからオッタピア中央教会へと向かった。
そして、オッタピア中央教会に到着した俺達はこれから、この教会の警備状況を確認した。
「よし、警備状況を見ても誰もいない。」
「確かに表向きの警備は存在しない。しかし、中にはいるかもしれないな。」
「あぁ、それと、水辺には誰かが非丼でいる場合があるから気を付けろよ。」
当然、彼らは水辺にもいる事を忘れてはならない。
水辺や森林なども警戒しないと逆に不意打ちされる恐れがあるからな。
「成程。確かに水辺には誰かいるかもしれんな。やとしたらオッタピア中央教会には目に見えない警備が張っておると私は思うねん。」
「そうだ。オッタピア中央教会は表向き、警備は希薄でも水辺や塀の上を見ると兵士が潜んでいる可能性があるから気を付けろ。」
「了解。ましてや教会やから誰かが潜んでいる可能性もなき西もあらずな訳か…。」
「その通り。だから、教会の奥を見るとしよう。」
どうやら誰もいなかったようだ。
そう思いながら、俺はこれからオッタピア中央教会に突入した。
すると、誰もいない教会に小さいながらも微かに繋がっている空間があった。
そして俺の予想通り誰もいない状況に最初は唖然としたがどうやら彼らは奥の扉を開いて、兵士や聖職者が全員、奥の世界に行ったことは間違いないと実感した。
つまり、全員が向こうの世界に行ったと思うから、警備が希薄でも平気なのだと感じた。
勿論、それだけじゃないが…、
それは同時に、向こうの世界に行った彼らがフランスで既に暴力や殺戮などを起こす可能性があると感じた。
彼らの悪魔崇拝から非常に危険な臭いが感じられるからだ。
だからこそ、俺はこの扉の奥にはいかないようにしつつも、ある程度、オッタピア中央教会の様子を調べようとした。
その為に彼らに何かおかしいか問わせて、状況を確認しようとした。
「ザギトワ。この教会に何か違和感があるか。」
「うん、誰もおらんのは流石におかしいで…。普通、オッタピア中央教会を見とると誰かおるのは当たり前やが、ここには誰もおらんのは違和感しかないで…。」
「そうか。誰もいない。そして、向こうの世界には何か邪気のある通路を出している。つまり、普通に行けば俺達は殺される。」
「確かに、それはあり得るねん。やから、私も行かん方がええと思っとる。」
誰もいないだと…。
だとすれば、もう彼らが向こうの世界に行ったのは解るな。
けど、いきなり向こうの世界に行かず、俺達は一度、戻ってこれからの計画を考えないと危ないと思った。
「そうだな。とりあえずはひきさがろう。」
「うん。そうやで。私もそうせんと逆に殺される危険性があるっちゅうからな。」
俺は何か危険な臭いを完治したのでここは一先ずホテルに戻る事にした。
このまま、入ったら俺達は何かされると思う可能性があると思いながら、ここを立ち去った。
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