モィ バリーブィ～サイリスタ帝国に抗う者たち～

第7章 動く聖職者達

第64話 聖職者本部に向かう

俺は彼女達を癒す為に昨日、ザギトワ達のおへそを掃除していた。
俺が今、出来る事はまさにそれだけしかないと感じた。
彼女達のおへそが掃除されると彼女達のおヘソが凄く元気よくなって凄く嬉しい状況に俺は非常に嬉しかった。
俺はその感謝を与えた事で彼女達が元気になると、思い、俺はこれからサイリスタ帝国の闇を書いておきこれからレポート内容を記述し、ベッドに入って就寝した。

それから今日。
つまり、ザギトワ達がおヘソ掃除をしてから翌日、俺は彼女達の様子を確認しようとしていた。

彼女達の身体を冷やさないようにお臍付近には透けるレースを着用させ、お腹がいつでも見える様にしながら彼女達のお臍にお祈りして、彼女達を守らせようと感じた。
その上で、お祈りが終わった後、彼女達のお腹に毛布を掛けて彼女達を温めながら、彼女達の健康を良くしようとした。
彼女達のお腹は見える状態にしながらもヘソを冷やすのは身体に良くないと俺は感じたからだ。
一番は手足が冷やすとだめだが、お臍も冷やすと身体の調子が悪くなることがはっきりしているからだ。
だから、俺は彼女達をゆっくり休ませ、起きるまで俺は1人で考えていた。

―――お前達。こうやって無事に寝ていると俺の気持ちが凄く楽なんだな。だから、お前達が寝ている最中、俺は1人でオッタピア中央教会に行くからな。

俺はこれから聖職者がいるオッタピア中央教会本部を彼女達やオズワルド達がいる事を確認しながら、これから俺は1人でオッタピア中央教会に向かった。

済まない皆共。

皆があそこに行くと連中の非道な行為から危険な目に遭いかねない。
彼らに殺される危険性が高いから俺は警戒しているのだ。
だから、俺はこれからあの中央教会から何か不吉な臭いが強く感じ、彼らが何かを行おうしているのが明白だからだ。
これからあの教会の向こうへ行かねば何か危ない雰囲気を感じる…。
だからこそ、彼女達を連れて行く訳にはいかない。

それ故に俺は彼女達に迷惑を掛けないと誓い、これから俺はオッタピア中央教会へと向かった。
しかし、オッタピアの街に出るといつもとは違う雰囲気を感じた。
何故なら、いつもと違い、兵士や警備員が非常に少ない身体。
しかし、市民は普通に生活している。

―――どうやら、人はいるし、洗脳された人は見ないようだ。

俺は庶民が洗脳された人が少ない事は非常に嬉しいと感じた。
しかし、俺はこの雰囲気を読み取るとこれから奴らが何かの儀式をやるのではないかと感じた。

―――まさかではないが、奴らは向こうの世界に行こうとするのか?

俺は、この不気味な雰囲気に警戒しながらこれからオッタピア中央教会へと向かった。
奴らは移動空間を利用して向こうの世界へ行こうとしているのだろうか…。
俺はその恐怖を目の当たりにしながら、早く向かわないとこの世界にも悪影響を与えるとすら感じた。

それから、オッタピア中央教会付近に到着した俺は、既におかしい点が直ぐに解った。
どうやら警備員や兵士が門番を始め、殆どいない状況に俺は唖然としたからだ。
まさかではないが、奴らの警備員が殆どいない事はここには誰もいない事かもしれない。

だから俺は向こうの世界を繋ぐ技術が既に有しているなら俺は教会内にこの世界と俺達が本来いる世界に繋がっているゲートがあるんじゃないかと耳を疑った。

もし、そうならパリ2街区での第銃撃事件でフランス政府が自作自演テロを引き起こした事にはオカマルク大統領も関与している事は間違いない。
彼がもしかするとこのサイリスタ帝国聖職者の傀儡だったら間違いなく、ああいうテロ事件を引き起こせる要因に繋がると俺は読んでいるからだ。

だからこそ俺は、彼らの異様な行動に違和感を持ちながら、これからオッタピア中央教会の奥の扉を開けて、これから内部を調べようとした。
すると、俺はオッタピア中央教会の内部を開け、中を見てみた。

―――うぅ、確かに凄い邪気を感じてくる。まるで人間じゃない邪気を感じてくるほど、非常に怖い雰囲気が感じられる。ただ、内部は非常に近代的な教会だとすれば奴らの先進技術は俺達の居る世界より遥かに進んでいるのは間違いないな。

俺はこの近代的な内部の奥にある邪気を感じ取るとどうやら、この向こうに俺がいる世界に繋がる扉が本当にあるようだと感じ、その扉の向こうに行けば間違いなく俺はあの事件現場に戻れると感じた。
そして教会の2階に上った俺は、上から教会中央の様子を見て、俺は愕然とした。

―――何だ。聖職者が次々と向こうの世界に行くとはどういう事だ…。

俺はその話に恐怖を感じ得ながらもこの先の境界には何かあると思うと非常に危険性を感じ、これが本当に向こうの世界を侵略行為だと感じた。

―――やばいな。戻らねば。

俺は奴らのヤバさを感じここから引き返した。
これをこれから彼女達に報告しないといけない事例だから…。
俺はここにいたら殺されると思いながらこれからホテルに戻る準備を始めた。