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第4章 サッカースタジアムの闇…。

第41話 聖職者がいない…、

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俺はサッカーを利用して男色枕営業をしている聖職者どもを探していた。
そして奴らの扉の居場所を突き止め、これから俺はこの扉を確認しようと感じた。
当然、扉周辺には軍人により厳重警備されている実情を知った俺は、これからその扉に侵入する為に奴ら軍人と対決する事にした。

当然ながら彼がこの扉を軍人が厳重警備するのは彼らを守る為、そしてここで男色小児性愛という枕営業を行う為ににいるのだと俺はつくづく実感した。
だとしたら、連中はどうやってここに連れ込むのか大体、想像できるよな。

だから、俺はこの軍人達にある警告を流して、戦闘準備態勢を整えた。
ここで気を抜いたら俺が逆に殺される事がはっきりと分かるから余計に…、

「お前達の下劣な上層部である聖職者が男色小児性愛を行う為にこんな茶番な行いをするとはとんだ外道だな。」

「勿論だ。だが、奴らを奇襲しようとするオマエの方が外道だが…、」

「あぁ、その外道は褒め言葉として受け取っておくぞ。」

「まぁ、俺達がその外道な聖職者を支えた事実は変わりない。けど、お前を殺さなければ逆に俺達が殺されるからここで討伐するしかないんだ。だから済まないね。」

なる程。
奴らは本来なら俺を殺したくないが、連中から支給される金によって操作されていることは確かだな。

「なる程。だから、お前達はロボット人間と言われるんだよ。それしか言えないのはやっぱり金で雇われたからそのような事が言えるし、自分で行けない事だと解っても金で思考停止するんだろ?」

俺は連中の正気は、聖職者の影響で既に失われている状態だと分かった以上、これが本当の意味で正しい事なのか非常に疑問視しながら奴らを討伐する準備を始めた。
そして、俺は彼らが恐怖をしている感情を得ていたが、決して俺は容赦しなかった。
何故なら、彼らが元が善人でもお金の為に聖職者の悪事に加担した時点で既に悪になるし、結果悪には変わりないから…。

「だったら、お前達をここで討伐して見せるからな。」

だから俺はこの事件を問い詰める為にやはり、ここで連中を討伐しなければ、間違いなく彼らに殺されると感じた。
当然、彼らが仮に善人だとしても、聖職者によって恐喝紛いで報告されるかもしれないと思うと結果的に俺の生命が危うくなる。
だから俺は、ここで連中を撲殺するしかないと感じた。
いくら善人でも彼らに洗脳された以上、正気に戻る事はない身体。

だから、済まない。お前達…、

俺はお前達がいくら善人でも聖職者に恐喝されるなら結果悪になるから撲殺するしかないと。

「けど、お前を殺せば俺達は高額な報酬が得られるから、絶対に殺して見せる。だから、お前はここで最期だ。」

「ほう。そうなんだ。でも、お前達はそんなちょろい武器で甘いんだよ。」

俺は連中の動きを見ながら裏でシステマを発動する準備をしていた。

そして奴の腕をとらえシステマを発動し…、

グキッ!!

ボキッ!!

バキッ!!

俺は1人の軍人を撲殺した罪悪感を持ちながらも俺は1人殺害する事に成功した。

「うっ。俺を殺すなよ。」

「殺すなって言っても俺は無駄だ。どの道、連中に恐喝紛いで報告する奴など、俺は信用できないのだ。」

俺はこの2人の軍人を殺害するのは非常に抵抗感がある。
しかし、ここで殺さなければ逆に抹殺されると思うと少し恐怖を感じる様になった。

彼らを殺すのは良くないし、殺しは悪だ。
けど、彼らを生かせば間違いなく連中が恐喝まがいしてでも報告してくるから絶対にここで逃す訳にはいかなかった。
彼らも俺も悪には変わりないんだから…、

だから俺は、絶対に彼らを殺すしかスベトラーナやクリアーナを生かす方法がないと感じていた。
その為に俺はどんなに悪事に手を染めてもこの国や聖職者の腐敗を追求しなければならないと感じた。
だから、お前達がいくら人柄良くても本当に済まない。
俺は死んで詫びるような状況で済まなかった。

「これで終わりだ。」

「止めろぉぉぉぉぉぉぉぉ。」

だが、俺はこの状況を見ても容赦なく彼を撲殺を始めた。

グキッ!!

ボキッ!!

バキッ!!

―――済まない。お前達をサイリスタ帝国に恐喝される恐怖があったから殺害したが、彼らは金よりも相手の命を差し出す方法が非常に効率よいと案じたのでそれを警戒した。

つまり金よりも命を引き換えにする方が実は相手を転ばすのには非常に有効である。
何故なら、命を差し出せば必然的に殺されるのを恐れる為に、情報を漏らすからだ。

だから俺は、彼らが聖職者に命を差し出し、恐喝紛いで情報を得ているのだと俺は少しずつ理解した。
そしてその観客席に向かうと彼らの姿が居なかった。

―――何でいないんだよ。

俺は少し恐怖を感じながら、これから本当にどうなっているのか驚愕した。

奴らはどうやって逃げたんだ。
まさか、ここから脱出できる方法など、どこにあるのだ。
俺はそれに疑問視を抱きながら彼らがどうやって亡命したのか考える事にした。
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