パーティから追放されたのは神に選ばれし救世主だった。~チートスキルで元のパーティを見返し、全知全能の冒険者になってやる!~

yonechanish

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第123話 訓練

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「せや!」

ペールノエルの掛け声で、騎士団たちは剣を振るった。

ハルトは一人ひとりの動きを見て回る。

「まだまだ遅いぞ!」
「はい!」

騎士団たちも必死だ。

「もっと速く!」
「はい!」

皆んな汗を流しながら、訓練を続ける。

「よし、休憩!」

ハルトが声をかけると、全員がその場にへたり込んだ。

「お疲れ様です」

水の入ったコップを手渡す。

「ありがとうございます」

団員達は嬉しそうだ。

「はい、タオル」

ハルトは手渡していく。

「ありがとうございます」

団員達は次々と感謝の言葉を口にする。

ハルトは思った。

(なんかこいつら可愛いかも)

そんなことを考えていると、聖女リリカが現れた。

「あなた達、何をやっていますの?」

どうやら様子を見に来たらしい。

「これは魔王討伐の為の訓練だ」

ハルトは答えた。

「魔王討伐?」

怪しげな目を向けるリリカ。

「ああ、そうだ」
「魔王復活ですか」
「そうだろ。だから、俺達が鍛えてるんだ」
「なぜ、勇者ではなくて、あなたが?」

リリカは首を傾げる。

「教皇に依頼されたのです。リリカ様」

代わりにペールノエルが答える。

「そうなんですの」
「ああ、そうだ」
「まあいいでしょう。頑張ってくださいまし」
「もちろんだ!」

訓練に精を出すハルトたちだった。
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