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第2章 原作が始まった!
最初にやることが魔物退治ってマジ?
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今日は…
初めての授業!
私達は女子寮と男子寮の間で待ち合わせした。
みんな集まった後、私たちはクラスへと向かった。
ロアも熱が下がって良かった~
あ、でも、クラスに行く前にクラス表を見なくちゃ!
確か、あそこの板に書いてあるんだよね。
もう、沢山の人たちが集まってきてる!
板を見るために、生徒たちの隙間から覗いていると、私とローゼのクラスが一緒だということはわかった。
良かったー!これで、ローゼがどんだけいじめられても、私が助けてあげられる!それ以外には、シリウスとシリウスの婚約者、ミラとミラの婚約者が全員同じ、ロアとセターレが同じ、リギルは…
あっ。
私はリギルの方を見た。
「そんな目で見るなよ!惨めになるだろ!」
「あはは~ごめーん!」
でも、リギルで良かったかも。
これでもしセターレとかだったら、人に囲まれて、喋れなくなって、大変なことになってた!
も陽キャは一人違うクラスに入れられても大丈夫だろ!頑張れ、リギル!友達たくさん作ってね!
「ローゼ、行こう!後、学校ではお姉ちゃんとは呼ばないでね!ややこしくなるから!私のことはローザさんで良いから!」
私はローゼと手を繋ぎながら、教えておいた。
「わかりました!ローザさん!」
ごめんね、ローゼ。こうしないと、私が恥ずかしくなるから。こんな可愛い子にお姉ちゃんなんて呼ばれたら…
私心臓発作起こしちゃうよ!
「レッツゴー!」
私は、のりのりに、クラスへと向かった。
最初の授業が何か聞くまでは。
「最初は、算数です。」
さ、算数…
私が、一番苦手な科目!
授業が始り、私は半分寝ながら、先生のお話を聞いた。
暇。
こういう所で、魔物が現れ…
どっかーん!
えっ!?今の何?
もしかして、
爆発音と共に、天井が落っこちてきた。
「きゃー!」
「うわああー!」
やばい。
とりあえず、ローゼのことを守らないと。
私はポッケからすごい前にもらった結界のお守りを渡した。
「ローザさん、ローゼさん、逃げてください!」
先生の声が聞こえる。
私は
【サイコキネシス】
でローゼを先生がいる場所に連れてった。
そしてにっこり笑い、伝えた。
「私が、倒します。」
1日目から目立つけど、ま、いっか。
「そんなのダメです!って、いない!?」
私は飛び跳ねて、思いっきり大型魔獣に蹴りを入れた。
「ぐうぉぉー!」
一人目の魔獣が倒れる。
「あれは、ローザ様じゃないか!?」
誰かの叫び声が下から聞こえる。
私は三個の魔法陣を作り出した。
一つは炎、もう一つは水、最後は雷。
三匹いるから、一発ずつで倒せるよね?
私は息をすった。
【三重魔法破壊】
「「「ぐうぉぉぉー!」」」
強烈な攻撃に、三匹の魔獣は灰となった。
「ふう。」
空間の中でたくさん魔獣倒す練習しておいて良かった。
『流石ローザ、最強だね。』
「ありがとう。」
アレックは、今でも私の面倒を見てくれている。
大切な相棒。
下を見ると、驚きの光景が見えた。
沢山の人が、拍手してくれていた。
まさか、この悪役令嬢が、拍手される時が来るなんて…
魔獣倒して良かった。
暇つぶしにはなったし。
あ、今更気づいたけど、やっと学校に入学したのに、最初の授業が魔物退治ってマジ?
しかも、大型のやつ!
あー、最悪。
『ローザ、ちょい待って。』
下に降りようとした瞬間、アレックが話しかけてきた。
「なに?」
『が、く、え、ん。』
「あ、」
もう一度、学園を隅々まで見ると、建物が数個だけ破壊されていた。
作り直せってことね。
【メイク ビルディング】
普通に建物を建て直すと、私はやっと、下に降りた。
下に降りてすぐに、沢山の人が私の周りに寄ってきた。
先生までも。
「ローザ様、すごいですね!」
「ローザさん、あの魔法は校長でも使えません。どこで習ったんですか?」
「ローザ様、かっこよかったです!」
「ローザ様…」
「ローザ様…」
こんなに褒められると、照れるなあ。
でも、今はローゼの元へ…
「ローザ!」
【テレポート】
やっば。
ちょうど私がテレポートで消えた瞬間、ロアが近くに寄ってきた。
まっじでごめん。ロア。
許して。
ローゼがいる場所にテレポートすると、私の足元にはうずくまって震えてるローゼがいた。
「ローゼ!?大丈夫!?」
私は急いで床に座った。
ローゼは顔をゆっくりあげた。
ローゼの顔は、真っ青で、恐怖心が詰まっていた。
「おねえ、ちゃん…」
「ローゼ!」
私はローゼのことをギュッと抱きしめながら、頭を撫でた。
完全に忘れてた。
ローゼは、孤児院にいた時、魔物の餌にされそうになったってことを。
「ローゼ、私の部屋に行こう。」
コクコク頷くローゼのことを抱えて、私は自分の部屋へテレポートした。
そのままローゼをベッドの上で寝かせた後、私は後処理へ向かった。
とりあえず、魔物の特徴は言っておいた方がいいよね。
(魔物出現の責任者の場所)
と頭の中で考えながらテレポートすると、なぜか理科室のような場所についた。
な、なんか、怪しい。
わたわたしていると、急にテーブルの後ろから人がバーン!と出てきた。
「ぎゃああ!」
なっにこれ!?
「「「「「ウェルカム!」」」」」
本当に目的地ここであってるのー!?
初めての授業!
私達は女子寮と男子寮の間で待ち合わせした。
みんな集まった後、私たちはクラスへと向かった。
ロアも熱が下がって良かった~
あ、でも、クラスに行く前にクラス表を見なくちゃ!
確か、あそこの板に書いてあるんだよね。
もう、沢山の人たちが集まってきてる!
板を見るために、生徒たちの隙間から覗いていると、私とローゼのクラスが一緒だということはわかった。
良かったー!これで、ローゼがどんだけいじめられても、私が助けてあげられる!それ以外には、シリウスとシリウスの婚約者、ミラとミラの婚約者が全員同じ、ロアとセターレが同じ、リギルは…
あっ。
私はリギルの方を見た。
「そんな目で見るなよ!惨めになるだろ!」
「あはは~ごめーん!」
でも、リギルで良かったかも。
これでもしセターレとかだったら、人に囲まれて、喋れなくなって、大変なことになってた!
も陽キャは一人違うクラスに入れられても大丈夫だろ!頑張れ、リギル!友達たくさん作ってね!
「ローゼ、行こう!後、学校ではお姉ちゃんとは呼ばないでね!ややこしくなるから!私のことはローザさんで良いから!」
私はローゼと手を繋ぎながら、教えておいた。
「わかりました!ローザさん!」
ごめんね、ローゼ。こうしないと、私が恥ずかしくなるから。こんな可愛い子にお姉ちゃんなんて呼ばれたら…
私心臓発作起こしちゃうよ!
「レッツゴー!」
私は、のりのりに、クラスへと向かった。
最初の授業が何か聞くまでは。
「最初は、算数です。」
さ、算数…
私が、一番苦手な科目!
授業が始り、私は半分寝ながら、先生のお話を聞いた。
暇。
こういう所で、魔物が現れ…
どっかーん!
えっ!?今の何?
もしかして、
爆発音と共に、天井が落っこちてきた。
「きゃー!」
「うわああー!」
やばい。
とりあえず、ローゼのことを守らないと。
私はポッケからすごい前にもらった結界のお守りを渡した。
「ローザさん、ローゼさん、逃げてください!」
先生の声が聞こえる。
私は
【サイコキネシス】
でローゼを先生がいる場所に連れてった。
そしてにっこり笑い、伝えた。
「私が、倒します。」
1日目から目立つけど、ま、いっか。
「そんなのダメです!って、いない!?」
私は飛び跳ねて、思いっきり大型魔獣に蹴りを入れた。
「ぐうぉぉー!」
一人目の魔獣が倒れる。
「あれは、ローザ様じゃないか!?」
誰かの叫び声が下から聞こえる。
私は三個の魔法陣を作り出した。
一つは炎、もう一つは水、最後は雷。
三匹いるから、一発ずつで倒せるよね?
私は息をすった。
【三重魔法破壊】
「「「ぐうぉぉぉー!」」」
強烈な攻撃に、三匹の魔獣は灰となった。
「ふう。」
空間の中でたくさん魔獣倒す練習しておいて良かった。
『流石ローザ、最強だね。』
「ありがとう。」
アレックは、今でも私の面倒を見てくれている。
大切な相棒。
下を見ると、驚きの光景が見えた。
沢山の人が、拍手してくれていた。
まさか、この悪役令嬢が、拍手される時が来るなんて…
魔獣倒して良かった。
暇つぶしにはなったし。
あ、今更気づいたけど、やっと学校に入学したのに、最初の授業が魔物退治ってマジ?
しかも、大型のやつ!
あー、最悪。
『ローザ、ちょい待って。』
下に降りようとした瞬間、アレックが話しかけてきた。
「なに?」
『が、く、え、ん。』
「あ、」
もう一度、学園を隅々まで見ると、建物が数個だけ破壊されていた。
作り直せってことね。
【メイク ビルディング】
普通に建物を建て直すと、私はやっと、下に降りた。
下に降りてすぐに、沢山の人が私の周りに寄ってきた。
先生までも。
「ローザ様、すごいですね!」
「ローザさん、あの魔法は校長でも使えません。どこで習ったんですか?」
「ローザ様、かっこよかったです!」
「ローザ様…」
「ローザ様…」
こんなに褒められると、照れるなあ。
でも、今はローゼの元へ…
「ローザ!」
【テレポート】
やっば。
ちょうど私がテレポートで消えた瞬間、ロアが近くに寄ってきた。
まっじでごめん。ロア。
許して。
ローゼがいる場所にテレポートすると、私の足元にはうずくまって震えてるローゼがいた。
「ローゼ!?大丈夫!?」
私は急いで床に座った。
ローゼは顔をゆっくりあげた。
ローゼの顔は、真っ青で、恐怖心が詰まっていた。
「おねえ、ちゃん…」
「ローゼ!」
私はローゼのことをギュッと抱きしめながら、頭を撫でた。
完全に忘れてた。
ローゼは、孤児院にいた時、魔物の餌にされそうになったってことを。
「ローゼ、私の部屋に行こう。」
コクコク頷くローゼのことを抱えて、私は自分の部屋へテレポートした。
そのままローゼをベッドの上で寝かせた後、私は後処理へ向かった。
とりあえず、魔物の特徴は言っておいた方がいいよね。
(魔物出現の責任者の場所)
と頭の中で考えながらテレポートすると、なぜか理科室のような場所についた。
な、なんか、怪しい。
わたわたしていると、急にテーブルの後ろから人がバーン!と出てきた。
「ぎゃああ!」
なっにこれ!?
「「「「「ウェルカム!」」」」」
本当に目的地ここであってるのー!?
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