【完結】振られてばかりの幼馴染を寝取って絶対に幸せにします

りちょ

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9話※

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「あ"……ッッ!う"、うあ…ッ!」


仰向けになった夏樹の脚を抱えて、ぐりぐりと腰を押し付ける。
昨日散々可愛がった前立腺を、また探し出して何度もぐりゅぐりゅと押し潰した。

限界まで脚を開かせているせいで、とろとろ先走りをこぼす夏樹の性器も全部丸見えだった。
身長相応のサイズで、僕のよりは小さいけど充分立派なサイズだ。ガチガチに勃起するそれはオスの象徴のくせして、ナカの刺激に喜んでだらだら涎を垂らしてはいるけど。

ゆっくり、ねちっこく腰を動かして、弱いところをじっくりいたぶる。
まだ若干身体は重くて思いっきり腰を振りにくい分、丁寧に膨れたしこりを探し出して、むぎゅーっと押しつぶすのを繰り返した。


「あ"…あ"ーー…ッ♡ァ……♡かえで、かえで…ッ♡」

「なに……そんなに良いんだ。かわいい…」

「あぐッ!?、~~~~~~ッッ!!♡」


前立腺を強く圧迫したまま、腰を押し付けてぐりぐりぐりッと亀頭で強くこねくり回す。
じわじわ追い詰めていくような攻め方から一転して、身体の奥の奥に快感を強制的に叩き込むように弱いところを押し潰して根本から揺さぶった。
夏樹は声も出さずに仰け反って、手足をだらんと放ったままガクガク身体を震えさせて達した。

腹に散った精液を塗り広げるように撫でて、それから臍の下を手のひらで軽く押した。
多分この辺まで、僕のが入ってるんじゃないのかなって位置だ。


「やめ……ッッ!あっ!♡それだめッッ!押すなって……ッ!ひっ、ぐぅう"ッあ"………♡」

「これ別に気持ちよく無いでしょ…すごいね、訳わかんなくなっちゃった?」

「ぐぅ……ッ!あ…♡あ"……………♡」


優しく手のひらで腹を圧迫して、解放してとゆったり繰り返す。それから手を上に上にすべらせて、散々しゃぶられて赤く腫れた乳首をきゅうっと摘んで引っ張った。
どうやらちょっと乱暴にされるくらいが夏樹は好きみたいで、特にここは強く刺激してあげると悦んだ。
指を擦り合わせるようにくりくり捏ねると、たまらなそうに身体を反らせる。

夏樹は身体が柔らかいらしく、脚もぱかんと開いたまま思いっきり腰も胸も反らせるんだからすごい。前から運動神経は良かったけど、こんな特技があるのは知らなかった。


「ひぎ……ッ!ぅう"…イ…ッイッぐ……ッッ♡んんん"~~ッッ♡」

「は……すご、またイってる…」

「はぁっ、はーっ、うう"……………ッ!んんん"……ッッ♡」


夏樹が僕の首に腕を回して、また強引にキスをしてきた。
もしかしてキスも好きなのかもしれない。夏樹に合わせて舌を絡めたり吸ったりすると、きゅんきゅん締め付けてくる。

可愛いなと思った。あー本当に可愛い。
こんな時も甘えてくるのが、健気で可愛い。
夏樹の好きにキスをさせた。何度も舌を絡めて吸われて甘噛みされて、呼吸ごと奪い尽くすくらいの激しいキスをされる。頭がふわふわして気持ちいい。夏樹が僕の後頭部に手を回して、くしゃくしゃに髪を掻き乱していく。

なんだかんだ僕もキスが好きみたいで、こうされると簡単に考えが飛んでしまう。ぐちゃぐちゃに脳みそが溶けて、目の前のあったかくて柔らかいところしか分からなくなって、ただそれが欲しくなって乱暴に腰を振った。

夏樹の脚を抱えて、上から押しつぶすように強引に奥まで捩じ込む。誰にも暴かれてないところを、夏樹のもっともっと大切なところまで、征服したかった。


「んむ、ん"ッッッ!?んぐぅううッッッ♡!!」


夏樹が潰れた苦しそうな声を出す。
さっきよりも余裕のない声。どっちかって言うと汚ない部類に入る可愛くない声がすっごくクる。こんな下品な声出すようには見えないから、かわいくってたまらない。

前立腺を狙っているときはゆっくりゆっくり、丁寧に腰を動かしてやれていたが、もうそんな余裕は無くなってまた好き勝手にガツガツ奥を穿った。
夏樹の身体がずれて逃げないよう、覆い被さって頭を抱えて、自分の中に納め切ってガンガン突いた。


「ふぐッぅうう"ッッ!!♡、あ"っあ"ッ♡しぬ、しぬ"ッ!♡」

「あは、かわいそ……そんなイイんだ、僕のが…!」


多少無理な耐性も、夏樹は身体が柔らかいから耐えられそうだった。苦しげに喘ぐ口を塞いで、くちゅくちゅ音を立ててキスをする。フーフー荒いお互いの呼吸だけが響いて聞こえた。

ふと、自分ってこんな、動物みたいなセックスが好きなタイプなんだと思った。なんだか笑ってしまう。
こんなの趣味じゃないと思ってた。
オカズにしてたAVだって割と優しいラブラブコンセプトが多かったのに。

…あー、でもそっか。優しく甘く抱いてたら、こいつは手に入らないのか。
自分の状況を思い出してしまって、苦しくなって余計に激しく腰を振った。


「はーっ、なつき、出すね…なつき、なつき…!!」


「お"…………ぅ、う"………ッッ♡♡あ"ー………………………………♡♡」


ごちゅっと音が鳴るくらい奥に突き立てて射精する。昨日の今日なのに思ったよりしっかりどぷどぷと出た。全部夏樹の中にぶちまけて、覚えさせるように、奥に埋めたまま射精が終わるまで軽く揺さぶって全部出し切った。

僕は熱があったとはいえ少し前まで眠っていたから、昨日より元気だった。
ぐったり倒れて動かない夏樹の頬を軽くぺちぺち叩くと、ハッとしたような顔をする。かわいい。


「……ね、きもちかった?」


昨日は聞けなかったことが何度か聞けた。ぜえぜえ息を切らしながらの、カッコ悪い聞き方だけど。
ぽーーっとした顔をしていた夏樹に、少しずついつもの調子が戻ってくるところが見えた。2人分のよだれでベタベタになった口元をもたもた拭いながら、溶けた声で夏樹が言う。


「きもちい…、もう他、考えられなくなるくらい……」


まだぼんやりしたままの瞳に、真っ直ぐ見据えられる。快感に流されて意思がないようにも、僕に甘えて縋っているようにも、どっちにも見えた。
さっきまでいっぱいに夏樹で満たされていたのに、急にぎゅうっと胸が痛んだ。

じゃあもうそのまま、僕のこと選んでくれればいいのに。言わないけど、そう思った。
言えないのはやっぱり僕が臆病で、ギリギリ親友の座に座ったままでいたかったからだった。
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