140 / 186
肆章 氷雪の国・スノーメイル
三話、旅には変わりねえからな!
しおりを挟む
「それで、どうするんだ?俺達と合流って言う目的は果たしたんだろ?」
「ん?此処でも色々見て回る予定だぜ!せんせー達との合流が最優先だったけど、旅の途中ってのは変わってないからさ!」
「そうか。なら明日にでも俺が案内してやる!美味い店連れてってやるよ」
マジで!?さっすがせんせー、分かってんな!今、俺とせんせーとレオンが食卓に座って話してて、風華とマキアとヴィクトールは昼飯を作ってる。有り難え。
「にしてもお前達、色々厄介事に首突っ込んでたみたいだな。ステンリアじゃ暴動止めて、エンジームでは未確認の超大型魔獣の討伐…んでアーティオンじゃイーブルギルドと乱闘な」
「俺も吃驚だよ。もっと平和なもんだと思ってたし」
「普通もっと平和なんだよ」
せんせーが呆れた様に俺を見てきた。何だ、俺達だって行くとこ行くとこで問題起こって不思議なんだかんな!
「何回か新聞で見てヴィクトールは頭抱えてたぜ。まあ俺は笑ってたけど」
「何で」
「真逆他の国でもお前はトラブルメーカーかって思ってな!」
「失礼だな!!」
せんせーは悪びれずに笑いながら、置いてある果物に興味津々のレオンを撫でた。
「レオンはどっから来たんだ?」
「んー、森の奥!ニンゲンからは、自然の国って呼ばれてる場所じゃ!」
「それはまた珍しいな。俺達もまだ行った事が無い国だ。彼処は人との関わりを絶ってる国だからな」
へー…自然の国なあ…てか何気にレオンの故郷の話初めて聞いたな。そんなに珍しいとこなんか。
「ライハは此処で特段やりたい事あるか?」
「俺って言うか、風華と精霊を会わせてやりたくてさ。此処に氷の精霊のセルシウスが居る筈なんだよ。予想だったけど、ちゃんと気配するからさ」
「精霊探しか!良いじゃないか!だが、一ヶ月滞在出来るか分からんからな。早めに済ませておけよ」
「了解」
まあ、契約出来るかは風華に掛かってる。でも大丈夫だろうな。風華は優しいし精霊が大好きだから、彼奴等もちゃんと汲み取ってくれる筈だ!
「じゃあ、飯食ったら久し振りに稽古つけてやるよ!」
「マジか!!よっしゃ、成長した俺を見て腰を抜かせ」
「オレサマもやる!」
「嗚呼、レオンもちゃんと見てやるよ」
レオンが御使って事も話したからな。せんせーも張り切ってるらしい。俺も楽しみだ。久し振りのせんせーとの鍛錬だからな!鬼畜だけど、褒めるの上手いんだこの人。
「因みに夜飯は俺等が作る当番だから其処も手伝えよ?フウカ達はやってんだ」
「分かってんよ」
「頑張るのじゃ!」
よっしゃ!やる気出てきたぜ!風華の飯食ってせんせーと鍛錬して…最高の時間じゃねえか!
「ん?此処でも色々見て回る予定だぜ!せんせー達との合流が最優先だったけど、旅の途中ってのは変わってないからさ!」
「そうか。なら明日にでも俺が案内してやる!美味い店連れてってやるよ」
マジで!?さっすがせんせー、分かってんな!今、俺とせんせーとレオンが食卓に座って話してて、風華とマキアとヴィクトールは昼飯を作ってる。有り難え。
「にしてもお前達、色々厄介事に首突っ込んでたみたいだな。ステンリアじゃ暴動止めて、エンジームでは未確認の超大型魔獣の討伐…んでアーティオンじゃイーブルギルドと乱闘な」
「俺も吃驚だよ。もっと平和なもんだと思ってたし」
「普通もっと平和なんだよ」
せんせーが呆れた様に俺を見てきた。何だ、俺達だって行くとこ行くとこで問題起こって不思議なんだかんな!
「何回か新聞で見てヴィクトールは頭抱えてたぜ。まあ俺は笑ってたけど」
「何で」
「真逆他の国でもお前はトラブルメーカーかって思ってな!」
「失礼だな!!」
せんせーは悪びれずに笑いながら、置いてある果物に興味津々のレオンを撫でた。
「レオンはどっから来たんだ?」
「んー、森の奥!ニンゲンからは、自然の国って呼ばれてる場所じゃ!」
「それはまた珍しいな。俺達もまだ行った事が無い国だ。彼処は人との関わりを絶ってる国だからな」
へー…自然の国なあ…てか何気にレオンの故郷の話初めて聞いたな。そんなに珍しいとこなんか。
「ライハは此処で特段やりたい事あるか?」
「俺って言うか、風華と精霊を会わせてやりたくてさ。此処に氷の精霊のセルシウスが居る筈なんだよ。予想だったけど、ちゃんと気配するからさ」
「精霊探しか!良いじゃないか!だが、一ヶ月滞在出来るか分からんからな。早めに済ませておけよ」
「了解」
まあ、契約出来るかは風華に掛かってる。でも大丈夫だろうな。風華は優しいし精霊が大好きだから、彼奴等もちゃんと汲み取ってくれる筈だ!
「じゃあ、飯食ったら久し振りに稽古つけてやるよ!」
「マジか!!よっしゃ、成長した俺を見て腰を抜かせ」
「オレサマもやる!」
「嗚呼、レオンもちゃんと見てやるよ」
レオンが御使って事も話したからな。せんせーも張り切ってるらしい。俺も楽しみだ。久し振りのせんせーとの鍛錬だからな!鬼畜だけど、褒めるの上手いんだこの人。
「因みに夜飯は俺等が作る当番だから其処も手伝えよ?フウカ達はやってんだ」
「分かってんよ」
「頑張るのじゃ!」
よっしゃ!やる気出てきたぜ!風華の飯食ってせんせーと鍛錬して…最高の時間じゃねえか!
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
51
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる